JPH04686Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH04686Y2 JPH04686Y2 JP1984197597U JP19759784U JPH04686Y2 JP H04686 Y2 JPH04686 Y2 JP H04686Y2 JP 1984197597 U JP1984197597 U JP 1984197597U JP 19759784 U JP19759784 U JP 19759784U JP H04686 Y2 JPH04686 Y2 JP H04686Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- push button
- sealed space
- elastic cap
- electric reel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 2
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は電動リールに関するものである。
(従来の技術及びその解決しようとする問題点)
従来、此種の電動リールはスイツチのON.
OFFを操作する押ボタン部分を、一枚の軟質プ
ラスチツク等で形成した弾性キヤツプでカバーす
ることによりこのスイツチに水密性を付与してい
る。
OFFを操作する押ボタン部分を、一枚の軟質プ
ラスチツク等で形成した弾性キヤツプでカバーす
ることによりこのスイツチに水密性を付与してい
る。
ところが、長期の使用によつて発生する微細な
割れや切れの存在に気づかず使い続ける場合が
応々にしてあり、その場合にスイツチ内に雨水が
浸入して漏電や接触不良を招く不具合があつた。
割れや切れの存在に気づかず使い続ける場合が
応々にしてあり、その場合にスイツチ内に雨水が
浸入して漏電や接触不良を招く不具合があつた。
本考案が解決しようとする問題点は弾性キヤツ
プに発生する割れや切れの存在を使用者に知らせ
て漏電や接触不良等のスイツチ部分の電気的故障
を未然に防ぐことができる電動リールを供するこ
とにある。
プに発生する割れや切れの存在を使用者に知らせ
て漏電や接触不良等のスイツチ部分の電気的故障
を未然に防ぐことができる電動リールを供するこ
とにある。
(問題点を解決する為の手段)
上記問題点を解決する為に講じた技術的手段
は、スイツチのON.OFFを操作する押ボタンを、
表裏面間に密封空間を有する弾性キヤツプで水密
状にカバーすることにある。
は、スイツチのON.OFFを操作する押ボタンを、
表裏面間に密封空間を有する弾性キヤツプで水密
状にカバーすることにある。
(作用)
本考案の技術的手段による作用は割れや切れが
生じた場合に密封空間内に溜水している雨水を押
ボタンの押動作業によつてその割れや切れを利用
して外部へ噴出させる。
生じた場合に密封空間内に溜水している雨水を押
ボタンの押動作業によつてその割れや切れを利用
して外部へ噴出させる。
(実施例)
電動リール本体Aは、伝達機構(図示せず)を
内蔵した左右側枠a3,a3間にスプールa4を介在す
ると共にそのスプールa4内にモーター(図示せ
ず)を内蔵し、このモーターをスイツチa1の押ボ
タンa2の押動によつて回動させて伝達機構、スプ
ールa4を介して釣糸の自動巻取りを行なう従来周
知の構造のものであり、このリール本体Aにおけ
るスイツチa1の押ボタンa2を表裏面間に密封空間
bを有する弾性キヤツプBでカバーする。
内蔵した左右側枠a3,a3間にスプールa4を介在す
ると共にそのスプールa4内にモーター(図示せ
ず)を内蔵し、このモーターをスイツチa1の押ボ
タンa2の押動によつて回動させて伝達機構、スプ
ールa4を介して釣糸の自動巻取りを行なう従来周
知の構造のものであり、このリール本体Aにおけ
るスイツチa1の押ボタンa2を表裏面間に密封空間
bを有する弾性キヤツプBでカバーする。
スイツチa1はバツテリー(図示せず)を係脱自
在とするコネクターa5や、ヒユーズa6等と電気的
に連係すると共に押ボタンa2を出没自在に装備し
てなるもので、このスイツチa1を、押ボタンa2部
分を除いて左右側枠a3,a3の一方に隣接して設け
たボツクスa7内に収容する。
在とするコネクターa5や、ヒユーズa6等と電気的
に連係すると共に押ボタンa2を出没自在に装備し
てなるもので、このスイツチa1を、押ボタンa2部
分を除いて左右側枠a3,a3の一方に隣接して設け
たボツクスa7内に収容する。
また、このスイツチa1は押ボタンa2、その押ボ
タンa2用の案内筒部1、スイツチ本体2からな
り、図示するように外周面に螺子1′を有するそ
の案内筒部1をボツクスa7から突出せしめると共
に内外から締付ナツト3,3を螺合締着して吊持
状に支持する。
タンa2用の案内筒部1、スイツチ本体2からな
り、図示するように外周面に螺子1′を有するそ
の案内筒部1をボツクスa7から突出せしめると共
に内外から締付ナツト3,3を螺合締着して吊持
状に支持する。
弾性キヤツプBはゴム、軟質プラスチツクを用
いて薄肉なキヤツプ状に形成し周縁に縁鍔b1を同
一体に備えた2片の膜体であり、縁鍔b1,b1部分
を重ねた際表裏面間に密封空間bを有するように
形成してなり、図示するように外部の締付ナツト
3でボツクスa7上面に固定される有底筒状のガー
ド4内におけるリング状凹段部4′に、縁鍔b1,
b1部分を押し込み圧入することにより押ボタンa2
を水密状にカバーする。
いて薄肉なキヤツプ状に形成し周縁に縁鍔b1を同
一体に備えた2片の膜体であり、縁鍔b1,b1部分
を重ねた際表裏面間に密封空間bを有するように
形成してなり、図示するように外部の締付ナツト
3でボツクスa7上面に固定される有底筒状のガー
ド4内におけるリング状凹段部4′に、縁鍔b1,
b1部分を押し込み圧入することにより押ボタンa2
を水密状にカバーする。
尚、弾性キャツプBは肉厚内に密封空間bを有
する膜体を利用し、これを上記と同様にリング状
凹段部4′に押し込んで固定しても任意である。
する膜体を利用し、これを上記と同様にリング状
凹段部4′に押し込んで固定しても任意である。
斯る本考案電動リールは弾性キャツプBを介し
て押ボタンa2を押動することによりスイツチa1を
ON.OFFするに際し、密封空間b内から雨水が
噴出した場合には弾性キャツプBの交換にあた
る。
て押ボタンa2を押動することによりスイツチa1を
ON.OFFするに際し、密封空間b内から雨水が
噴出した場合には弾性キャツプBの交換にあた
る。
(考案の効果)
本考案は以上のように構成してなるので、下記
の利点がある。
の利点がある。
弾性キャツプに長期間の使用によつて割れや
切れが発生していても、押ボタンの押動行為に
よつて内部の密封空間内に溜水している雨水が
その割れや切れ等の小〓間を介して外部に噴出
して使用者に知らせるから、スイツチ等の電気
的故障を未然に防止できる。
切れが発生していても、押ボタンの押動行為に
よつて内部の密封空間内に溜水している雨水が
その割れや切れ等の小〓間を介して外部に噴出
して使用者に知らせるから、スイツチ等の電気
的故障を未然に防止できる。
内部に密封空間を形成したので、肉厚もさほ
ど増厚せず、ただ単に肉厚を増厚して傷付きに
くくした場合に比べて押ボタンの押動力が極め
て軽くて済む。
ど増厚せず、ただ単に肉厚を増厚して傷付きに
くくした場合に比べて押ボタンの押動力が極め
て軽くて済む。
依つて、所期の目的を達成できる。
図面は本考案電動リールの実施例を示し、第1
図は正面図、第2図は2−2断面図、第3図は要
部の拡大図である。 尚、図中、A……電動リール本体、a2……押ボ
タン、B……弾性キャツプ、b……密封空間、a1
……スイツチ。
図は正面図、第2図は2−2断面図、第3図は要
部の拡大図である。 尚、図中、A……電動リール本体、a2……押ボ
タン、B……弾性キャツプ、b……密封空間、a1
……スイツチ。
Claims (1)
- スイツチのON.OFFを操作する押ボタンを、
表裏面間に密封空間を有する弾性キヤツプで水密
状にカバーしてなる電動リール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984197597U JPH04686Y2 (ja) | 1984-12-29 | 1984-12-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984197597U JPH04686Y2 (ja) | 1984-12-29 | 1984-12-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61118256U JPS61118256U (ja) | 1986-07-25 |
JPH04686Y2 true JPH04686Y2 (ja) | 1992-01-10 |
Family
ID=30755976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984197597U Expired JPH04686Y2 (ja) | 1984-12-29 | 1984-12-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04686Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0741347Y2 (ja) * | 1987-12-16 | 1995-09-27 | ダイワ精工株式会社 | 魚釣用電動リール |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4715963U (ja) * | 1971-03-24 | 1972-10-24 | ||
JPS5390879U (ja) * | 1976-12-25 | 1978-07-25 |
-
1984
- 1984-12-29 JP JP1984197597U patent/JPH04686Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61118256U (ja) | 1986-07-25 |
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