JPH0468118B2 - - Google Patents

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JPH0468118B2
JPH0468118B2 JP16753186A JP16753186A JPH0468118B2 JP H0468118 B2 JPH0468118 B2 JP H0468118B2 JP 16753186 A JP16753186 A JP 16753186A JP 16753186 A JP16753186 A JP 16753186A JP H0468118 B2 JPH0468118 B2 JP H0468118B2
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JP
Japan
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nozzle
pressure water
ultra
injection device
universal bearing
Prior art date
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JP16753186A
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English (en)
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JPS6328598A (ja
Inventor
Katsuyuki Kakihara
Hisashi Kimoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamura Corp
Original Assignee
Tamura Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、ワークに対して超高圧水を噴射し
て、その超高水圧によりワークの切削、溝削り等
を行う超高圧水噴射装置に関するものである。
(従来の技術) 従来の超高圧水噴射装置は、実開昭57−81100
号公報および特開昭60−183059号公報に示される
ように、ノズルを偏心回転させることにより、ワ
ークに対しノズルを移動させ、このノズルから噴
射される超高圧水によつてワークを加工するよう
にしている。
また、特開昭60−183058号公報に示されるよう
に、回転駆動軸にベアリングを傾斜状に嵌着し、
このベアリングを介してノズルを傾斜状に設け、
前記軸を回動することによつてノズルが正面から
見て円運動を行うようにした高圧水噴射洗浄ガン
がある。
(発明が解決しようとする問題点) ここで問題となるのは、前記ノズルに超高圧水
を供給する高圧給水ホースがノズルとともに動く
ことである。
この高圧給水ホースの接続部分にはノズルとと
もに振動することによる疲労が作用しやすいの
で、ノズルの偏心量が小さい場合はあまり問題が
生じないけれども、ノズルを大きく動かしたい要
求に応じてノズルの偏心量を大きくした場合は、
前記高圧給水ホースの接続部分の動きも大きくな
り、そのホース接続部分が疲労によつて損傷しや
すくなるおそれがある。特に、この種の超高圧水
噴射装置で扱われる水圧は1000Kg/cm2以上もの超
高圧であるから、前記疲労によつてホース接続部
分の材料が劣化すると前記超高圧によつてその疲
労部分が突然破損する危険性もある。
また、ノズルを直接的に偏心回転するので、ノ
ズルは決められた径で円運動を行うのみであり、
ノズルの運動径を調整したりノズルを円運動以外
の運動軌跡で動かすことができない。
以上の問題点は、回転駆動軸に対しノズルを傾
斜状に設けた前記高圧水噴射洗浄ガンについても
言えることである。
本発明の目的は、ノズルの動きを大きくする場
合でも高圧給水ホースの接続部分の動きは小さく
できるようにし、そのホース接続部分の疲労を少
なくすることと、ノズルの運動径を調整したりノ
ズルを円運動以外の運動軌跡で動かすことができ
るようにすることにある。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 第1番目の本発明は、ワークWに沿つてノズル
12を移動自在に設け、このノズル12から噴射
される超高圧水によつてワークWを加工する超高
圧水噴射装置において、先端に前記ノズル12を
設けてなる直状の導水軸11の一箇所を自在軸受
支点部13によつて回動自在に支持し、また前記
導水軸11の他の箇所にこの導水軸11とほぼ直
交する面内で移動する作動部14を接続し、そし
て前記導水軸11であつて前記ノズル12よりも
前記自在軸受支点部13に近い部分にフレキシブ
ルの高圧給水ホース22を接続したものである。
第2番目の本発明は、第1番目の本発明の主要
部を共通の主要部とする発明であり、導水軸11
に自在軸受支点部13において高圧給水ホース2
2を接続したものである。
(作用) 本発明は、導水軸11が作動部14によつて導
水軸11とほぼ直交する面内で動かされると、そ
の導水軸11は自在軸受支点部13を中心として
運動する。そしてノズル12よりもこの自在軸受
支点部13に近い部分または自在軸受支点部13
において導水軸11に高圧給水ホース22が接続
されているから、ノズル12の動きが大きい場合
でも高圧給水ホース22の接続部分の動きは小さ
くなる。また作動部14の運動径を変えるのみで
ノズル12の運動径が調整されるし、作動部14
を任意の形状に駆動するとノズル12は円運動以
外の運動軌跡で動かされる。
(実施例) 以下、本発明を図面に示される種々の実施例を
参照して説明する。
第1図および第2図は本発明の第1実施例を示
し、直状の導水軸11の先端にノズル12を設
け、前記導水軸11の中間部を自在軸受支点部1
3によつて回動自在に支持し、前記導水軸11の
基端にこの導水軸11とほぼ直交する面内で移動
する作動部14を接続する。このように自在軸受
支点部13はノズル12と作動部14との間に配
置されている。
前記導水軸11にはノズル側から導水孔21が
穿設されている。この導水軸11であつて前記ノ
ズル12よりも前記自在軸受支点部13に近い部
分にフレキシブルの高圧給水ホース22を接続金
具23を介して接続し、外部の図示しない超高圧
水発生源を前記ホース22を経て前記導水孔21
に連通する。
前記ノズル12は、ノズルホルダ31を介して
前記導水軸11の先端に設けられ、内部の極細の
噴射孔32が前記導水孔21に連通されている。
前記自在軸受支点部13は、球面軸受であり、
ベース41上に取付板42を介して軸受本体43
を固定し、この軸受本体43の内部に一対の球受
リング44を嵌着し、この一対の球受リング44
の凹球面間に、前記導水軸11にスペーサ45を
介し分割して嵌着された球面体46を回動自在に
保持したものである。
前記作動部14は、偏心量の調整が可能の偏心
回転部材であり、前記ベース41上に取付板51
を介して軸受保持部52を固定し、この軸受保持
部52の内部にベアリング53によつて回転体5
4を回転自在に保持し、この回転体54の半径方
向に穿設された長穴55の決められた位置に前記
作動部14を嵌着する。この作動部14は、内部
に回動自在に嵌着された球面体56を介して前記
導水軸11に動きを伝える。
前記作動部14は、前記回転体54と一体の部
材に取付けられたねじ穴部材61およびナツト6
2とそれぞれ螺合するボルト63によつて前記長
穴55内の決められた位置に固定されている。前
記ボルト63は、前記作動部14と一体の部材6
4から穿設された板部材65に挿入され、ボルト
63とこの板部材65との関係は、ボルト63の
頭部66とボルト63に一体のストツパ67とに
よつて軸方向一体かつ回転自在である。そうし
て、前記ナツト62を緩めて前記ボルト63を回
動すると、前記ねじ穴部材61との螺合によりボ
ルト63が軸方向に移動し、このボルト63とと
もに前記作動部14が前記長穴55内で回転体5
4の半径方向に移動し、回転体54の中心からの
作動部14の偏心量が調整される。この調整後に
前記ナツト62を前記ねじ穴部材61側に締付け
て前記作動部14を調整された位置に固定する。
前記回転体54の中心軸上には回転軸71が一
体的に取付けられ、この回転軸71にはキー72
を介しプーリ73が嵌着され、このプーリ73と
第2図に示されるモータ74の出力軸プーリ75
とに無端ベルト76が巻掛けられ、このベルト7
6等を介して前記回転軸71にモータ74の回転
駆動が与えられる。
そうして、前記回転軸71によつて前記回転体
54が回転されると、この回転体54の偏心位置
にある作動部14はその偏心量を半径とする円運
動を行ない、この作動部14によつて前記導水軸
11の一端が円運動されると、この導水軸11は
自在軸受支点部13を支点としてすりこぎ運動
し、先端のノズル12はワークWに沿つて円運動
する。そして前記高圧給水ホース22より導水軸
11内を経てノズル12から噴射される1000Kg/
cm2以上もの超高圧水がワークWに当り、ワークを
切断したりワーク表面に溝削り加工を行つたりす
る。
そのとき、ノズル12よりもこの自在軸受支点
部13に近い部分において導水軸11に高圧給水
ホース22が接続されているから、ノズル12の
動きに比べ高圧給水ホース22の接続部分の動き
は小さくなる。
また前記ボルト63によつて前記作動部14の
運動径を変えるのみでノズル12の運動径が調整
される。
さらに、作動部14を導水軸11とほぼ直交す
るX軸−Y軸の2次元移動機構によつて任意の形
状に駆動すると、ノズル12を円運動以外の運動
軌跡でも動かすことができる。
なお、前記導水軸11は鋼管の内部に導水チユ
ーブを嵌着した2重構造のものでも良い。
第3図は本発明の第2実施例を示し、作動部1
4をノズル12自在軸受支点部13との間に配置
した点、フレキシブル高圧給水ホース22を導水
軸11の反ノズル端に接続した点、そして回転体
54の筒状部54aに螺着した2個のボルト63
によつて長穴55内の作動部14を回転体54の
偏心位置に固定する点が、第1図および第2図に
示された第1実施例と基本的に異なるが、その他
の構造は第1実施例と同様であるから、同一符号
を付してその説明は省略する。なお、81はベア
リング、82はホースカバーである。
第4図は本発明の第3実施例を示し、これは第
1図に示された第1実施例とほとんど同様のもの
であるが、前記自在軸受支点部13において前記
導水軸11にフレキシブルの高圧供給ホース22
を接続した点が異なる。このホース22は、前記
軸受本体43の一部に穿設された切欠部91を経
て内部に引込まれ、このホース22の接続金具2
3は、前記スペーサ45を介し前記導水軸11に
ねじ込まれている。
このように、自在軸受支点部13の内部で導水
軸11に高圧給水ホース22が接続されているか
ら、ノズル作動時におけるこの高圧給水ホース2
2の接続部分の動きはさらに一層小さくなる。
また、この第4図のものは、第1図のものに比
べ自在軸受支点部13が作動部14側に接近され
ている。したがつて、支点部13中心−作動部1
4中心間の距離と、支点部13中心−ノズル12
先端間の距離との比率で、前記作動部14の動き
が拡大されてノズル12の先端に現われるから、
作動部14は僅かな偏心量でノズル12を非常に
大きく動かすことができる。
第5図は本発明の第4実施例を示し、第3図の
第2実施例と同様に作動部14をノズル12と自
在軸受支点部13との間に配置するとともに、第
4図の第3実施例と同様に前記自在軸受支点部1
3の内部にて前記導水軸11に高圧給水ホース2
2を接続したものである。第3図および第4図と
同様の部分には同一符号を付してその説明を省略
する。
〔発明の効果〕
本発明によれば、先端にノズルを設けてなる直
状の導水軸の一箇所を自在軸受支点部によつて回
動自在に支持し、前記導水軸の他の箇所にこの導
水軸とほぼ直交する面内で移動する作動部を接続
し、前記導水軸であつて前記ノズルよりも前記自
在軸受支点部に近い部分に、または自在軸受支点
部においてフレキシブルの高圧給水ホースを接続
したから、ノズルの動きを大きくする場合でも高
圧給水ホースの接続部分の動きは小さくできるた
め、そのホース接続部分の長期の振動による疲労
を少なくすることができ、ホース接続部分が超高
圧下で疲労によつて破損するおそれを少なくする
ことができる。また駆動部の移動調整が容易であ
るからノズルの運動径を容易に調整できるし、ま
た駆動部を2次元的に移動制御することによりノ
ズルを円運動以外の運動軌跡で動かすことが可能
であり、ノズルからの放水軌跡を自由な形状に設
定することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の超高圧水噴射装置の第1実施
例を示す断面図、第2図はその平面図、第3図は
その第2実施例を示す断面図、第4図はその第3
実施例を示す断面図、第5図はその第4実施例を
示す断面図である。 11……導水軸、12……ノズル、13……自
在軸受支点部、14……作動部、22……高圧給
水ホース、W……ワーク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ワークに沿つてノズルを移動自在に設け、こ
    のノズルから噴射される超高圧水によつてワーク
    を加工する超高圧水噴射装置において、先端に前
    記ノズルを設けてなる直状の導水軸の一箇所を自
    在軸受支点部によつて回動自在に支持し、前記導
    水軸の他の箇所にこの導水軸とほぼ直交する面内
    で移動する作動部を接続し、前記導水軸であつて
    前記ノズルよりも前記自在軸受支点部に近い部分
    にフレキシブルの高圧給水ホースを接続したこと
    を特徴とする超高圧水噴射装置。 2 作動部を、偏心量の調整が可能の偏心回転部
    材で形成したことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の超高圧水噴射装置。 3 自在軸受支点部をノズルと作動部との間に配
    置したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の超高圧水噴射装置。 4 作動部をノズルと自在軸受支点部との間に配
    置したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の超高圧水噴射装置。 5 ワークに沿つてノズルを移動自在に設け、こ
    のノズルから噴射される超高圧水によつてワーク
    を加工する超高圧水噴射装置において、先端に前
    記ノズルを設けてなる直状の導水軸の一箇所を自
    在軸受支点部によつて回動自在に支持し、前記導
    水軸の他の箇所にこの導水軸とほぼ直交する面内
    で移動する作動部を接続し、前記導水軸に前記自
    在軸受支点部においてフレキシブルの高圧給水ホ
    ースを接続したことを特徴とする超高圧水噴射装
    置。 6 作動部を、偏心量の調整が可能の偏心回転部
    材で形成したことを特徴とする特許請求の範囲第
    5項記載の超高圧水噴射装置。 7 自在軸受支点部をノズルと作動部との間に配
    置したことを特徴とする特許請求の範囲第5項記
    載の超高圧水噴射装置。 8 作動部をノズルと自在軸受支点部との間に配
    置したことを特徴とする特許請求の範囲第5項記
    載の超高圧水噴射装置。
JP16753186A 1986-07-16 1986-07-16 超高圧水噴射装置 Granted JPS6328598A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16753186A JPS6328598A (ja) 1986-07-16 1986-07-16 超高圧水噴射装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP16753186A JPS6328598A (ja) 1986-07-16 1986-07-16 超高圧水噴射装置

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Publication Number Publication Date
JPS6328598A JPS6328598A (ja) 1988-02-06
JPH0468118B2 true JPH0468118B2 (ja) 1992-10-30

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ID=15851422

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JP16753186A Granted JPS6328598A (ja) 1986-07-16 1986-07-16 超高圧水噴射装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994027784A1 (fr) * 1993-05-23 1994-12-08 Uragami Fukashi Dispositif de traitement de surface

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2507296Y2 (ja) * 1992-07-08 1996-08-14 川崎重工業株式会社 偏心回転式ウォ―タ―ジェットノズルヘッド

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WO1994027784A1 (fr) * 1993-05-23 1994-12-08 Uragami Fukashi Dispositif de traitement de surface

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JPS6328598A (ja) 1988-02-06

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