JPH0467837A - 血圧測定用腕帯用空気袋 - Google Patents

血圧測定用腕帯用空気袋

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JPH0467837A
JPH0467837A JP2181969A JP18196990A JPH0467837A JP H0467837 A JPH0467837 A JP H0467837A JP 2181969 A JP2181969 A JP 2181969A JP 18196990 A JP18196990 A JP 18196990A JP H0467837 A JPH0467837 A JP H0467837A
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JP
Japan
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air bag
blood pressure
air
bag
cuff
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JP2181969A
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English (en)
Inventor
Koji Sanaka
佐中 孝二
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Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、血圧測定用腕帯用空気袋に関し、より具体的
には、繰り返し加圧を行っても破れたり空気が漏れるこ
とのない血圧測定用腕帯用空気袋に関する。
[従来の技術] 従来より、非観血方式による血圧測定を行う場合、まず
、腕に腕帯を巻き付けて血液の流れを阻止するように動
脈を圧迫する。
このような腕帯としては、例えば第7図に示すような環
状に形成された血圧測定用の腕帯71が挙げられる。
図において、腕帯71のほぼ中央部73から一端部75
に向って環状掛着帯77が延びており、逆に他端部79
に向って阻血用の空気袋81を内蔵した空気袋外布83
が延びている。
この空気袋外布83の先端近傍には凸状の掛着部材を植
設した掛着用シート87が備えられており、これによっ
て、環状掛着帯77を掛着し得るよう構成されている。
また、空気袋81に空気を注入するため、空気袋外布8
3のほぼ中央部側縁から空気注入用のノズル89が突出
している。
このようにして構成された腕帯71を上腕に装着した状
態を断面で示したのが第8図であり、91は上腕である
上腕91と接触する空気袋外布83の内面には内部に折
り込まれる窪み93が形成されている。
そして腕帯71を測定可能な状態にするため、環状掛着
帯77を掛着用シート87に掛着している。
このような腕帯71に内蔵された前記空気袋81は、展
開すると第9図に示す形状となり、展開形状がほぼ帯状
の扁平体を呈している、そして、展開したときに相対向
する2つの長辺部95と相対向する2つの短辺部97と
を有し、当該長辺部95の一方には空気注入用のノズル
89が固着されている。
空気袋81は、2枚のポリ塩化ビニル製シートを重ね合
せ、上下の金型の間に挟み込んで4つの各辺を高周波溶
着することにより形成される。
なお、このとき長辺部のノズル挿入用部分は溶着しない
状態で残しておき、前記4辺を溶着した後の工程におい
て、ノズルを挿入して同様に上下の金型を用いて高周波
溶着する。
こうして形成された空気袋81は、扁平状を呈し、第9
図に示すように溶着部を構成する長辺部95および短辺
部97が折り返し部分を形成している。
このような空気袋81をx−X線に沿う断面で示した図
が第10図である。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述の空気袋の成形方法によれば、2枚
のシートを重ね合せて4辺を高周波溶着する際に、高周
波溶着用上下金型の平行度や温度等の溶着条件によって
、溶着部の強度、特に繰返し荷重に対する溶着部強度に
バラツキが生じ、強度が弱い部分が形成されることを避
けることができない。
したがって、血圧計用腕帯に用いられる空気袋として何
度も繰り返し加圧される場合に、前述の強度のバラツキ
によって折り返し部分の長辺部95のうち、第1O図に
八で示す部分の強度が弱く、繰り返される加圧に耐え切
れずにこの部分から破れて、空気が漏れ出ることがある
という問題があった。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであって
、繰り返し加圧を行っても破れたり空気が漏れることが
ない血圧測定用腕帯用空気袋を提供することを目的とす
る [課題を解決するための手段] 上記目的を達成する本発明は、管状体からなり、該管状
体が扁平形をなし、その両端部が密封された袋体の軸方
向の両辺には溶着による接合部がなく、該両辺の一方に
は空気注入用のノズルが固着されていることを特徴とす
る、血圧測定用腕帯用空気袋から構成される。
さらに、本発明は、上記血圧測定用腕帯用空気袋を内蔵
してなる血圧測定用腕帯な提供するものである。
[作 用] 本発明に係る血圧測定用腕帯用空気袋は、血圧測定用腕
帯に内蔵されて使用されるが、当該空気袋は、管状体か
らなり、該管状体が扁平形をなし、その両端部が密封さ
れた袋体の軸方向の両辺には溶着による接合部がなく、
該両辺の一方には空気注入用のノズルが固着されている
ことを特徴とする、血圧測定用腕帯用空気袋から構成さ
れる。 よって、この空気袋を内蔵した血圧測定用腕帯
を腕に巻き付けたとき、扁平な袋体の軸方向の両辺には
ノズルの固着部以外に溶着による接合部が存在しないこ
とから、繰返し加圧を行っても従来の空気袋のような溶
着強度のバラツキによる破れや空気漏れといった問題が
生じない。
[実施例] 以下、本発明を図示の実施例に基づき詳細に説明する。
本発明に係る血圧測定用腕帯用空気袋1を展開すると、
第1図に示す形状となり、扁平形をなす管状体を呈して
いる。
そして、その両端部は密閉された短辺部5であり、軸方
向には、2つの長辺部3が存在している。
また、当該長辺部3の一方には空気注入用のノズル7が
固着されている。
このノズル7は、バイブ状を呈し、図示しない血圧計よ
り供給される空気を空気袋1内に注入する機能を果し、
ポリ塩化ビニル等から形成されている。
このような空気袋lの製法を以下、第2図(a)〜(C
)を参照しながら説明する。
まず、第2図(a)に示すように、外径が約76mm、
幅Wが210mmのポリ塩化ビニル製筒状体9を用意す
る。
次に、第2図(b)に示すように、筒状体9の上面中央
部にノズル7を取り付けるための直径8mmの開口11
を打ち抜き形成する。
続いて、第2図(C)に示すように、筒状体9の内部空
間側を介してノズル7を開口11に挿通し、ノズル7の
フランジ部分7aと筒状体9の開口11周縁部をノズル
溶着用熱金型13を用いて溶着する。
さらに、筒状体9の左右両端開口部を高周波溶着して第
1図に示すような短辺部5を形成し、本発明に係る空気
袋1を形成する。
また、第1図に展開して示す本発明に係る空気袋lをI
II −III線に沿う断面で示した図が第3図である
この第3図及び第1図から明らかな通り、密封された袋
体の軸方向の2つの長辺部3のいずれにも溶着あるいは
接着等による接合部が存在せず、長辺部3は、筒状体9
を構成しているシートそのものから構成されているため
、繰り返し加圧を行っても、この部分が破れたり、この
部分から空気が漏れることがない。
次に、本発明に係る血圧測定用腕帯用空気袋の他の実施
例について、第4図(a)〜(d)を参照しながら製法
とともに説明する。
まず、第4図(a)に示すように、縦の長さAが210
mm、横の長さBが244mmの矩形状ポリ塩化ビニル
製シート15を用意するとともに、ノズル7を挿通する
ための開口11を打ち抜き形成する。
次に、第4図(b)に示すように、ノズル7を開口11
に挿通し、ノズル7のフランジ部分と上記シート15の
開口11周縁部を溶着する。
続いて、第4図(C)に示すように、上記シート15を
筒状にして端部17同士を重ね合せ溶着する。
さらに、第4図(d)に示すように得られた筒状体19
の左右の両端開口部を高周波溶着して短辺部5を形成し
、本発明に係る空気袋1を成形する。
この実施例においても、第4図(d)から明らかなよう
に、いずれの長辺部3にも溶着等による接合部が存在し
ないため、繰り返し加圧を行っても、長辺部3が破れた
り、この部分から空気が漏れることがない。
このようにして形成された本発明に係る空気袋1は、血
圧測定用腕帯に内蔵されて使用されることになる。
第5図には、上記空気袋1を内蔵した血圧測定用腕帯2
1を展開した概略下面図を示し、第6図には、第5図の
血圧測定用腕帯21の概略下面図を示す。
血圧測定用腕帯21において、第6図による下面側は装
着時に上腕の方向を向く腕帯内面23であり、第5図に
よる上面側は腕帯内面23の裏面となる腕帯外面25で
ある。
血圧測定用腕帯21のほぼ中央部27aと一端部27b
との間には阻血用の本発明に係る空気袋1が内蔵されて
おり、側縁のほぼ中間部29からは空気袋lに空気を供
給するだめの空気注入用のノズル7が突出している。
さらに、腕帯外面25の一端部27b近傍には、はぼ長
方形の外形形状を有するとともに、凸状の掛着部材を植
設した掛着用シート31が展着されている。
また、腕帯内面23において、中央部27aと一端部2
7bの間は伸縮自在な布からなる布状シート33から構
成され、さらに中央部27aと他端部27cとの間には
、上述の掛着用シート31に掛着するパイル地の布状シ
ート35が設けられている。
特に布状シート35には、好ましくはニット或はジャー
ジ等のメリヤス編みされた布が用いられる。
以上の如く、血圧測定用腕帯21は構成される。
(試験例) 本発明に係る血圧測定用腕帯用空気袋の効果を確認する
ために、本発明の空気袋と従来の空気袋(本明細書の[
従来の技術]の欄で説明した空気袋)との比較試験を行
った。
まず、本発明に係る血圧測定用腕帯用空気袋を腕に見立
てた外径60mm、肉厚約5 m mのポリ塩化ビニル
製円筒部材に巻き付け、さらにこれを腕帯外周布部に見
立てた内径78 m m 、肉厚約5mmのポリ塩化ビ
ニル製円筒部材内に収納し、加圧時間3秒、減圧時間2
秒となるよう空気注入用のソレノイドバルブを設定し、
加圧減圧を繰り返すとともに空気袋の内圧が2 Kgf
/cm2(血圧測定時にかかる最大圧力の5倍)となる
よう、送気管に設けられたレギュレーターを調節し、本
発明に係る空気袋のノズルより空気を注入して空気漏れ
が生じるまでの回数を常温にて比較した。
その結果、従来の空気袋は5品とも200回前後の加圧
減圧操作により高周波融着部(長辺部)が裂けて空気漏
れが生じた。
ところが、本発明に係る空気袋は、5品とも15.00
0回の加圧減圧操作を繰り返しても何ら空気漏れが生じ
ることがなく、空気漏れ防止の効果が高いことを確認す
ることができた。
[発明の効果] 以上、詳述したように、本発明は、管状体からなり、該
管状体が扁平形をなし、その両端部が密封された袋体の
軸方向の両辺には溶着による接合部がなく、該両辺の一
方には空気注入用のノズルが固着されていることを特徴
とする、血圧測定用腕帯用空気袋から構成される。
したがって、加圧を繰り返した際に、ふくらんで最も負
荷がかかりやすい袋体の軸方向の両長辺部には溶着や接
着等による強度の弱い接合部が存在しないため、繰り返
し加圧を行っても、この部分が破れたり、この部分から
空気が漏れることがない。
よって、このような空気袋を内蔵した血圧測定用腕帯は
、使用に際して繰り返して加圧を行っても空気漏れ等の
不良が生じることがなく、長期にわたり安定した精度の
高い血圧測定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る血圧測定用腕帯用空気袋を展開
して示す図、 第2図(a)〜(c)は、第1図に示す空気袋の製造工
程を順を追って段階的に示す図、第3図は、第1図に示
す空気袋をIII −III線に沿う断面で示した図、 第4図(a)〜(d)は、本発明に係る血圧測定用腕帯
用空気袋の他の実施例を製造工程とともに説明した図、 第5図は、第1図に示す空気袋を内蔵した血圧測定用腕
帯を展開した概略下面図、 第6図は、第5図に示す血圧測定用腕帯の概略下面図、 第7図は、従来の血圧測定用腕帯を示す斜視図、 第8図は、第7図に示す従来の血圧測定用腕帯を上腕に
装着した状態を示す断面図、 第9図は、第7図に示す血圧測定用腕帯に内蔵された空
気袋を展開して示す図、 第1O図は、第9図に示す空気袋をx−X線に沿う断面
で示した図である。 (主要部分の符合の説明) ・・・血圧測定用腕帯用空気袋 ・・・長辺部 ・・・短辺部 ・・・ノズル ・・・血圧測定用腕帯

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)管状体からなり、該管状体が扁平形をなし、その
    両端部が密封された袋体の軸方向の両辺には溶着による
    接合部がなく、該両辺の一方には空気注入用のノズルが
    固着されていることを特徴とする、血圧測定用腕帯用空
    気袋。
  2. (2)請求項1記載の血圧測定用腕帯用空気袋を内蔵し
    てなる、血圧測定用腕帯。
JP2181969A 1990-07-09 1990-07-09 血圧測定用腕帯用空気袋 Pending JPH0467837A (ja)

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JP2181969A JPH0467837A (ja) 1990-07-09 1990-07-09 血圧測定用腕帯用空気袋

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10360546A1 (de) * 2003-12-22 2005-07-14 Patent-Treuhand-Gesellschaft für elektrische Glühlampen mbH Leuchtstoff und Lichtquelle mit derartigem Leuchtstoff
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