JPH04671A - 電子辞書の検索方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、英和、和英又は漢字等の単語及び熟語をメモ
リ内に格納した辞書部を有し、キーボード等の入力手段
から文字列を入力して、バッファメモリに一時記憶し、
前記辞書部の中から指定された単語の意味等を液晶素子
（ＬＣＤ）等の表示素子に表示する電子辞書の検索方式
に関する。

（ロ）従来の技術 一般に電子辞書においては、例えば漢字辞書をメモリ部
に格納しておき、入力手段としてのキーボードからかな
入力により検索する場合、前記漢字の読みを入力して漢
字をシーケンシャルに検索する。

ところが熟語を検索するときに車に漢字辞書を単語と同
様にシーケンシャルに読むとその検索に時間を要し、検
索作業が遅くなってしまう。又熟語の存在するスタート
アドレスと最終アドレスを予め持っておく方法があるが
、これもスタートと最終の距離が大きい場合は検索に時
間を要する。

（ハ）発明が解決しようとする課題 前述の従来例では、すべての熟語のアドレスを持たせる
と、検索は早くなる一方メモリの記憶存置が膨大となっ
てしまい、辞書自体が非常に高価になる欠点がある。

次に熟語の存在するスタートアドレスと最終アドレスを
予め持っておく方法は、この場合も前記スタートアドレ
スと最終アドレスの距離が大きい場合、検索は遅い欠点
があった。そこで本発明は、上記欠点を除去した新規な
電子辞書の検索方式を提供するものである。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明は、文字列を入力する入力手段、前記入力手段か
らのデータが格納されるバッファメモリ及び辞書部を有
するメモリ部、前記入力部からの入力データ及び前記メ
モリ部から読出したデータを処理する情報処理部、前記
情報処理部からの出力を表示する表示部を備えた電子辞
書において、前記メモリ部内の辞書部を複数のブロック
に分割し、前記各ブロックにフラグをたてておき、前記
入力手段から入力した文字列に対応して単語又は文字を
前記表示部に表示し、前記入力手段から該単語又は文字
の指定に応じてそれらの熟語をブロック情報格納部から
検索して前記表示部に表示する構成である。

（＊）作用 本発明の電子辞書の検索方式では、キーボード等の入力
手段により入力した文字列に係わるデータによりメモリ
部内の辞書を所定の熟語毎にブロック情報として、メモ
リ部内に格納しておき、前記文字列に対応して指定され
た単語又は文字に関する熟語を能率良く検索できる。

くべ）実施例 図面に従って本発明を説明すると、第１図は本発明の電
子辞書の検索方式を説明するためのブロック図、第２図
〜第４区は同方式を説明するためのブローチルート、第
５図〜第７図は同方式を説明するためのメモリ部内の各
テーブルの内容図、第８図は同方式を説明するためのブ
ロック情報テーブルのデータ構造図を示す。

図面において、（１）は入力手段としてのキーボード、
（２）は入力部、（３）は情報処理部（ＣＰＵ）、（４
）は表示制御部、（５）は表示部、（６）はブロック情
報部（７）、漢字辞書（８）、熟語辞書（９）、漢字コ
ード部（１０）、漢字辞書内の漢字コード部（１１）、
ブロック情報部（１２）、ブロックアドレステーブル（
１３）、ブロック番号（ＮＯ）部（１４）、表示テーブ
ル（１５）を有するメモリ部で、該メモリ部の中で漢字
辞書、熟語辞書、ブロック情報部及びブロックアドレス
テーブルはいずれもＲＯＭ（り一ド・オンリ・メモリ）
又はＦＤ（フロッピーディスク）内に固定ファイルとし
て格納してあり、その他はＲＡＭ（ランダムアクセスメ
モリ）等の書込み／読出し可能な内部メモリとしてのバ
ッファメモリで構成されている。

次に本発明の検索方式における電子辞書の操作について
説明すると、先ずキーボード（１）から検索したい単語
を含む語句、漢字の読みを「かな」キー又は「アルファ
ベットキー」によるキーイン後、「変換、キーの押下で
所定の漢字が表示部（５）に表示される。そこで前記表
示部（５）に表示された漢字の中の所望の漢字にカーソ
ルを移動させて指定し、′実行」キーを押下すると、漢
字フード（ＫＣＯＤＥ）にて漢字辞書（８）を検索する
。

そこで前記漢字辞書（８）の漢字を読込み、該当漢字が
なければ「該当漢字なし、を表示部に表示する。

一方前記該当漢字があれば、漢字辞書（８）内の漢字コ
ード（ＫＣＤ）が漢字コード部（１０）の漢字コード（
ＫＣＯＤＥ）であるか否かを判別し、前記ＫＣＤがＫＣ
ＯＤＥであれば、漢字辞書内ブロック情報部（１２）に
格納された漢字辞書内のブロック情報（ＫＢＬＫ）をブ
ロック情報部（７）にブロック情報（ＢＬＫ）として、
「実行、キーの押下で格納する。（第３図） 次にブロック検索時に、■＝０、とおいてＩ〉２４が成
立するか否かの判別を行い、■≦２４であれば前記ブロ
ック情報（ＢＬＫ）の１番目のビットが“０”又は′１
”に応じて次のステップに進む。この場合″０”ならば
ＯＦＦとして漸増（＋１のクリメント）させ、“１”な
らばＯＮとしてブロック番号（ＢＮＯ）を工となしくＢ
ＮＯ−Ｉ）、ブロック番号（ＢＮＯ）の中の１番目を検
索する。

これは、ブロック番号（ＢＮＯ）でブロックアドレステ
ーブル（１３）内のアドレス（置）を検索して、熟語辞
書（９）の読込アドレス（ＪＪ）を読込み、その中で漢
字辞書内の漢字コード（ＫＣＤ）が存在するかを検索し
、ＫＣＤがある表示用のアドレス（ＨＯＪＩ）として表
示テーブル（１５）に格納すると共に表示部（５）に表
示する。

第５図には、漢字辞書のデータ構造を示してあり、ＫＣ
Ｄは２バイト、ＫＢＬＫは３バイトを設定してあり、漢
字フード（ＫＣＤ）に対して熟語ブロック情報（ＫＢＬ
Ｋ）が対応させである。

第６図は熟語辞書のデータ構造を示し、読み、例えば「
かんじ、に対して表記用として「漢字。

を、′じたい、に対して１字体」を格納しである。それ
らにアドレスが３０００．５０００を設定して各々ブロ
ック１、ブロック２にブロック分けしである。第７図は
ブロックアドレステーブルのデータ構造で、前述のブロ
ック番号１・・・・・・・・・１６に対して、３０００
Ｈ１５０００Ｈ，・・・・・・・・・２１０００Ｈが設
定されている。

第８図はブロック情報部のデータ構造を示し、１ブロツ
クを３バイトにしてあり、各ブロックは’１０００１０
００」、’ｏｏｏｏｏｏｏｏ」’００１０００００」の
如く構成されており、１バイト目は第１及び第５ブロツ
ク、３バイト目は第１９ブロツクにフラグがたっている
ので、これらが表示テーブルに格納される。

その−例として「漢字」が表示部（５）に表示されてい
る場合、カーソルで「字」を指定して熟語検索を行うと
１字」を含む熟語として「字体ヨ、「文字１等が検索さ
れ、前述のように表示部（５）に表示される。

前述の検索は、先ずかな又はアルファベット入力による
キーインか、画数、部首で検索された漢字の中の１文字
を指定するとき、その熟語は前記ブロック分けしたブロ
ック情報部（１２）内のブロックインデックスの３バト
で判別してその中の８ビツトのフラグの有無により、ブ
ロック検索が可能である。

（ト）発明の効果 本発明の電子辞書の検索方式によれば、漢字辞書の検索
時、漢字の読みによる音訓、画数又は部首で検索された
漢字の中の１つを指定して熟語が能率良く検索できるの
で、本発明方式は電子辞書に用いるとその効果は極めて
大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の電子辞書の検索方式を説明するための
ブロック図、第２図〜第４図は同方式のフローチャート
、第５図〜第８図は同方式を説明するためのデータ構造
図を示す。 （１）・・・キーボード、　（３）・・・情報処理部、
　（５）・・・表示部、　（６）・・・メモリ、　（７
）・・・ブロック情報部、　（８）・・・漢字辞書、　
（１０）・・・ブロックアドレステーブル、　（１４）
・・・ブロック番号部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）文字列を入力する入力手段、前記入力手段からの
   データが格納されるバッファメモリ及び辞書部を有する
   メモリ部、前記入力部からの入力データ及び前記メモリ
   部から読出したデータを処理する情報処理部、前記情報
   処理部からの出力を表示する表示部を備えた電子辞書に
   おいて、前記メモリ部内の辞書部を複数のブロックに分
   割し、前記各ブロックにフラグをたてておき、前記入力
   手段から入力した文字列に対応して単語又は文字を前記
   表示部に表示し、該単語又は文字上にカーソルを設定し
   て指定し、該指定により前記辞書部に格納された単語又
   は漢字等の文字を検索し、該当単語又は文字のブロック
   情報が格納されたブロック情報部により熟語又は関連情
   報を検索し、前記表示部に表示することを特徴とした電
   子辞書の検索方式。