JPH046657A - 回転ヘッド装置 - Google Patents

回転ヘッド装置

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Publication number
JPH046657A
JPH046657A JP2106796A JP10679690A JPH046657A JP H046657 A JPH046657 A JP H046657A JP 2106796 A JP2106796 A JP 2106796A JP 10679690 A JP10679690 A JP 10679690A JP H046657 A JPH046657 A JP H046657A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
drums
fixed
gaps
rotating body
Prior art date
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Pending
Application number
JP2106796A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiko Saito
斉藤 健彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH046657A publication Critical patent/JPH046657A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ビデオテープレコーダ(VTR)等の磁気記
録再生装置に用いられる回転ヘット装置に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、一対の固定ドラム間に、記録再生ヘットか備
えられた回転体を配し、この両固定ドラムと回転体の微
少間隙を隔てて対向する面、即ち、両固定ドラムのそれ
ぞれの端面又は回転体の外周側両面に内部空間の空気を
外部へ吐出するポンプアウト型のスパイラルグループを
互いに位相を異にして形成したことより、空気の吐出圧
力の変動が減少されることになり、ドラムに巻回されて
走行するテープ状記録媒体はほぼ均一な状態で浮上し即
ち、均一で安定なエアフィルム形成が可能となり、テー
プ状記録媒体の走行時における振動の軽減化及びヘッド
当たりの安定化等を図ることができるようにしたもので
ある。
(従来の技術] 従来、VTRに用いられる回転ヘッド装置として軸方向
に所定の間隔をおいて対向される上下−対の固定トラム
の間に微少間隙を隔てて回転トラムを配し、この回転ド
ラムに記録再生ヘット°を取付けて固定ドラムよりなる
円筒面より外部へ突出した状態で固定ドラムと同軸の周
りに回転させ、固定ドラムの周面にヘリカル状に巻付け
られて走行する磁気テープの記録、再生を行うようにし
た、0わゆる中トラム回転型の回転ヘッド装置がある。
ところで、この回転ヘット装置において上下の固定ドラ
ムの外周面に磁気テープが巻付いて走行される状態では
、磁気テープは極めて変形性に冨むため、上下の固定ド
ラムの外周面上で−様な接触状態とはならず、場所によ
っては接触状態が大きく変化し、回転ドラムによって回
転される記録再生ヘッドとの間で不安定な接触状態を生
じ従って信号の伝達も不安定になるおそれがある。
そこで、この問題点を解決するために、特開昭59−3
6361号公報に開示されるように、上下一対の固定シ
リンダと磁気ヘッドの取付けた回転部材との間の微少間
隙に臨む固定シリンダの面と回転部材の面の何れか一方
にポンプアウト型のスパイラルグループを設けて内部の
空気を外部へ吐出させて固定シリンダに巻付けられる磁
気テープを固定シリンダの周面に対して浮上させ固定シ
リンダと磁気テープとの固体接触を回避するようにした
回転ヘッド装置が提案されている。
C発明が解決しようとする課題〕 このように、従来提案されている上下一対の固定シリン
ダと回転部材の微少間隙を挟んで対向する対向面の何れ
か一方の面に空気吐出のためのスパイラルグループを形
成して成る回転ヘッド装置においては、空気は第6図に
示すように上下一対の固定シリンダ(21)、 (22
)と回転部材(23)との間の上下の間隙a、bから吐
出されるが、この空気吐出において上下固定シリンダ(
21)、 (22)の両間隙a、bに対向する端面に形
成されたスパイラルグループ(11)、 (12)の溝
の本数に対応した吐出圧変動が生じ、このスパイラルグ
ループ(11)、 (12)が対称的に形成されている
場合は両間隙a、bからの空気吐出圧変動の位相al+
b+が同じになって、空気の吐出圧変動が大きくなり(
a++b+)、このためシリンダに対して磁気テープが
振動することになって、ヘッドの当りが不安定になるお
それがある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、対の固定ド
ラムと回転体との間の2ケ所の間隙から吐出される空気
の圧力変動成分を相殺することにより空気圧力変動を減
少させ、テープ状記録媒体との間に均一で安定したエア
フィルム形成が実現できるようにした回転ヘッド装置を
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明の回転ヘッド装置は
、軸方向に所定間隔をおいて同軸上に配された一対の固
定ドラムと、この固定ドラム間に配され、かつ再固定ド
ラムの外周面より外部へ突出し、固定ドラムと同軸に回
転可能な記録再生ヘッドを有する回転体とからなり、回
転体の外面に対し、一対の固定ト′ラムが微少間隙を隔
てて対向する面を有し、この微少間隙に臨む回転体の両
面又は一対の固定ドラムのそれぞれの端面に、内部空間
の空気を外部へ吐出するポンプアウト型のスパイラルグ
ループを互いに位相を異にして形成したものである。
C作用〕 このように本発明の構成におていは、回転体の回転によ
りこの回転体と一対の固定ドラムとの間の2ケ所の微少
間隙から空気が吐出され、この空気は吐出圧力がスパイ
ラルグループの溝本数に対応して変動状態で吐出される
が、2ケ所の間隙のスパイラルグループは互いに位相を
異にして形成されていることにより、この2ケ所の間隙
から吐出される空気の吐出圧力の変動は互いに相殺され
てこの変動が減少される。
この空気の吐出圧力変動の減少により、ドラムとテープ
状記録媒体との間に均一で安定なエアフィルム形成が実
現できて、記録再生ヘッドの当りが安定化されることに
なる。
〔実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明するに、先
ず第1図〜第4図について第1の実施例を説明する。
本例の回転ヘッド装置は第1図に示す如く、上部固定ド
ラム(1)と下部固定ドラム(2)が固定軸(3)に、
その軸方向に所定間隙をおいて固定されて、この両ドラ
ム(1)、 (2)間の間隙部に位置して回転体(4)
が固定軸(3)に軸受(5)(6)により回転支持され
、この回転体(4)の外周上下面部(4a) (4b)
は上部固定ドラム(1)の外周下面部(1a)と下部固
定ドラム(2)の外周上面部(2a)に微少間隙aとb
を隔てて対向されており、この回転体(4)の外周上下
面部(4a) 、 (4b)の−方の面部、本例におい
ては下部面(4b)に記録再生ヘッド、即ち磁気ヘッド
(7)がその先端を再固定ドラム(1)、 (2)より
成る円筒面より外部へ突出させて固定しである。
この回転体(4)は、固定軸(3)に軸受(5)、 (
6)を介して嵌挿される軸筒部(4c)の外周にマグネ
ット(8)が配され、これと対向して下部固定ドラム(
2)の内周にコイル(9)を固定して構成されるダイレ
クトドライブモータにより回転駆動される。
そして、本例においては上部固定ドラム(1)の外周下
面部(Ia)と下部固定トラム(2)の外周上面部(2
a)にポンプアウト型のスパイラルグループ(11)ト
(12)が形成されており、このスパイラルグループ(
11)と(12)は回転体(4)の回転方向と同方向で
互いに180°ずれた位置に形成しである。
このように構成することにより、磁気ヘッド(7)を取
付けた回転体(4)がダイレクトドライブモータにより
上下部固定ドラム(1)、 (2)に対して外周上下面
部(4a) 、 (4b)と上下部固定ドラム(1)、
 (2)の外周端面部(la) 、 (2a)との間の
微少間隙a、bを隔てて高速で回転すると、流体力学的
な作用によって固定ドラム(1)、 (2)により形成
される内部空間の空気が上記微少間隙a、bを通して外
部へ吐出されるが、回転体(4)の外周上下面部(4a
) 、 (4b)に対向する固定ドラム(1)、 (2
)の外周端面部(la) 、 (2a)にはポンプアウ
ト型のスパイラルグループ(11) 、 (12)が形
成されていることにより空気は多く吐出される。
そして、この空気の吐出においてそれぞれのスパイラル
グループ(11)、 (12)の溝の本数に対応した吐
出圧力変動が生じることになるが、スパイラルグループ
(11)と(12)とは位置の位相が18o°ずれてい
るため第4図に示す如く、間隙a、bから発生する空気
の吐出圧変動成分a、とblの位相が180°ずれるこ
とになって、この吐出圧変動成分a、とblとは相殺さ
れ、空気の吐出圧変動が減少される。
これにより、上下部固定ドラム(1)、 (2)とこの
両ドラム(1)、 (2)に跨って巻回走行されるテー
プ状記録媒体、即ち磁気テープとの間に、より均一で安
定なエアフィルム形成が実現できてテープ振動が軽減さ
れ、磁気ヘッド(7)との当りが安定化されて信号伝達
が一層確実に行なえることになる。
以上説明した一実施例においては上下部固定ドラム(1
)、 (2)にスパイラルグループ(11)、 (12
)を形成しであるが、このスパイラルグループ(11)
 、 (12)を上下部固定ドラム(1)、 (2)間
に配される回転体(4)の外周上下面部(4a)と(4
b)に形成してもよい。
即ち、第5図は他の実施例を示し、上下部固定ドラム(
1)の外周下面部(1a)と下部固定ドラム(2)の外
周上面部(2a)は偏平状に形成し、この下面部(1a
)及び上面部(2a)に微少間隙a及びbを隔てて対向
する回転体(4)の外周上面部(4a)及び外周下面部
(4b)にスパイラルグループ(11)及び(12)を
形成してあり、このスパイラルグループ(11)と(1
2)は前述した一実施例の場合と同様に互いに位置の位
相を180°ずらせて形成しである。
このように構成される本例においても、回転体(4)に
スパイラルグループ(11)、 (12)を形成するこ
とにより、この回転体(4)を回転させると、上下部固
定ドラム(IL (2)との間の間隙a、bからスパイ
ラルグループ(11)、 (12)の溝の本数に対応し
て空気が吐出圧力の変動状態で吐出されるが、スパイラ
ルグループ(11)と(12)とは位置が18o°ずれ
ているため空気の吐出圧変動成分a、とす、とは相殺さ
れて空気の吐出圧変動が減少される。
そして、この作用によ/)磁気テープに対する均一で安
定なエアフィルム形成が実現できてテープ振動が軽減さ
れ、テープとヘットの当りが安定化される。
以上、本発明の詳細な説明したが、本発明はこれらの実
施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱し
ない範囲で種々変更できるものである。
例えば、スパイラルグループの位置を変えるだけではな
く、溝本数、溝ピッチ、溝部とランド部の構成比等も変
えることにより空気の吐出圧変動を更に減少させること
ができる。
また、スパイラルグループを有する面の外周部に更に共
通溝を設けることもできる。
〔発明の効果] 以上のように本発明によれば一対の固定ドラムと記録再
生ヘッドが取付けられた回転体との2ケ所の微少間隙を
介して対向される部面の何れか一方の2部面に内部の空
間の空気を外部へ吐出するポンプアウト型のスパイラル
グループを形成して成る回転ヘッド装置であって、2部
面のスパイラルグループをその位置の位相をずらして形
成することにより、2ケ所の微少間隙から吐出される空
気の溝本数に対応した吐出圧変動が相殺されて減少され
るのでドラムとこれに巻回されて走行するテープ状記録
媒体との間に、より均一で安定なエアフィルム形成が実
現できてテープ状記録媒体の振動が軽減され、記録再生
ヘットの当りが安定化されて信号の伝達が確実に行われ
、特にビデオテープレコーダにおいては高品質の画像の
記録再生が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による回転ヘッド装置の一例の路線的断
面図、第2図は同装置の上部固定ドラムの下面図、第3
図は同装置の下部固定ドラムの上面図、第4図は本発明
の一例の動作説明図、第5図は本発明の他側の動作説明
図、第6図は従来例の動作説明図である。 図中、(1)、 (2)は固定ドラム、(4)は回転体
、(7)は磁気ヘッド、(11)、 (12)はスパイ
ラルグループ、a、bは微少間隙である。 1,2固定トラム 4  丘ローー諷イ本 71叡へ、ト 11.12  スノ\’4うL7)L−7’α、b、@
lグ間槽 第2図 第1図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  軸方向に所定間隔をおいて同軸上に配された一対の固
    定ドラムと、この固定ドラム間に配され、かつ前記両固
    定ドラムの外周面より外部へ突出し、前記固定ドラムと
    同軸に回転可能な記録再生ヘッドを有する回転体とから
    なり、 前記回転体の外面に対し、前記一対の固定ドラムが、微
    少間隙を隔てて対向する面を有し、この微少間隙に臨む
    前記回転体の両面又は前記一対の固定ドラムのそれぞれ
    の端面に、内部空間の空気を外部へ吐出するポンプアウ
    ト型のスパイラルグループを互いに位相を異にして形成
    したことを特徴とする回転ヘッド装置。
JP2106796A 1990-04-23 1990-04-23 回転ヘッド装置 Pending JPH046657A (ja)

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JP2106796A JPH046657A (ja) 1990-04-23 1990-04-23 回転ヘッド装置

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JPH046657A true JPH046657A (ja) 1992-01-10

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