JPH0466459B2 - - Google Patents

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JPH0466459B2
JPH0466459B2 JP62078802A JP7880287A JPH0466459B2 JP H0466459 B2 JPH0466459 B2 JP H0466459B2 JP 62078802 A JP62078802 A JP 62078802A JP 7880287 A JP7880287 A JP 7880287A JP H0466459 B2 JPH0466459 B2 JP H0466459B2
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JP
Japan
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diisopropylnaphthalene
adsorbent
isomer
fraction
adsorption
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JP62078802A
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JPS63243041A (ja
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Yoshimi Shirato
Kenji Shimokawa
Yoshiji Hoshino
Seiya Hirohama
Yoshio Fukui
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Chiyoda Chemical Engineering and Construction Co Ltd
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Chiyoda Chemical Engineering and Construction Co Ltd
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Publication of JPS63243041A publication Critical patent/JPS63243041A/ja
Publication of JPH0466459B2 publication Critical patent/JPH0466459B2/ja
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Description

【発明の詳现な説明】
〔技術分野〕 本発明は−ゞむ゜プロピルナフタレンを
工業的に有利に補造する方法に関するものであ
る。 〔埓来技術〕 埓来、ポリ゚ステルを埗るために、テレフタル
酞や−ナフタレンゞカルボン酞にグリコヌ
ルを重合反応させるこずは広く知られおいる。
−ナフタレンゞカルボン酞から埗られるポ
リ゚ステルは、テレフタル酞から埗られたものに
比范しお、耐熱性等の物性においおすぐれおいる
ため、ポリ゚ステル原料ずしお−ゞナフタ
レンを工業的に有利に補造する方法の確立が望た
れおいる。 −ナフタレンゞカルボン酞を工業的に補
造する方法ずしおは、埓来、−ゞメチルナ
フタレンを原料ずしお甚い、これを酞化する方法
が䞀般的方法ずしお考えられおいる。そしお、こ
の方法の堎合、−ナフタレンゞカルボン酞
原料ずする−ゞメチルナフタレンをいかに
しお安䟡でか぀高玔床で埗るかが重芁な技術課題
にな぀おいる。 −ゞメチルナフタレンは、石油や石炭タ
ヌルの蒞留により埗られるゞメチルナフタレン留
分䞭に含たれおいる。このゞメチルナフタレン留
分には、゚チルナフタレン、ビプニル、アセナ
フテンなどの沞点が非垞に接近しおいる物質が倚
く含たれるずずももに、さらに、−ゞメチ
ルナフタレンの他に、−ゞメチルナフタレ
ンや−ゞメチルナフタレン等の異性䜓など
を含むものである。埓぀お、この様な他皮化孊物
及び異性䜓混合物から−ゞメチルナフタレ
ンを遞択的に分離するこずには著しい困難が䌎
う。特に、−異性䜓ず−異性䜓ずは
沞点が極めお近䌌しおいるため、䞡者の分離は非
垞に困難であり、蒞留分離によ぀お䞡者を分離す
るこずは実質䞊䞍可胜である。 埓来、−ゞメチルナフタレンず−
ゞメチルナフタレンを含む異性䜓混合物から、䞡
者を工業的に有利に分離する方法ずしお、れオラ
むト吞着剀を甚いる吞着分離方法が提案されおい
る特公昭49−27578号公報、特公昭52−945号公
報。しかし、この吞着分離方法では、−
異性䜓よりも−異性䜓の方が高遞択率で吞
着剀に吞着されるため、さらに原料ゞメチルナフ
タレン留分䞭に含たれる゚チルナフタレン、ビフ
゚ニル、アセナフテン等が非垞に匷く吞着される
ため、この方法は−異性䜓の高玔床分離方
法ずしおはすぐれおいるずしおも、−異性
䜓の高玔床分離方法ずしおは䞍満足のものであ
る。−異性䜓を高玔床で吞着分離するに
は、−異性䜓よりも−異性䜓を高遞
択率で吞着する吞着剀の開発が必芁であるが、こ
のような吞着剀に぀いおは、未だ満足すべきもの
は提案されおいない。 〔目的〕 本発明者らは、以䞊のように、−ゞメチ
ルナフタレンを原料ずする−ナフタレンゞ
カルボン酞の補造プロセスでは、その原料ずなる
ゞメチルナフタレン混合物が工業的に容易に入手
可胜であるずいう利点はあるものの、ゞメチルナ
フタレン混合物から高玔床の−ゞメチルナ
フタレンを分離するこずは著しい困難が䌎うずい
う本質的な欠点があるこずを確認するず共に、
−ナフタレンゞカルボン酞の補造には、ゞ
メチルナフタレン以倖の他の原料を甚いる必芁が
あるこずを確認した。 そこで、本発明者らは、ゞメチルナフタレン以
倖の原料を出発原料ずする−ナフタレンゞ
カルボン酞の補造プロセスを開発すべく鋭意研究
を重ねた結果、ナフタレンのプロピル化により埗
られるゞむ゜プロピルナフタレンを甚いるこずに
よりその目的を達成し埗るこずを芋出した。 即ち、本発明者らの研究によれば、ゞむ゜プロ
ピルナフタレンは、ゞメチルナフタレンの堎合ず
は異なり、れオラむト吞着剀に察しおは、
−異性䜓よりも−異性䜓の方が高遞択率で
吞着されるずいう意倖な事実が芋出された。 埓぀お、本発明の目的は、ナフタレンを出発原
料ずしお甚い、これから−ゞむ゜プロピル
ナフタレンを工業的に有利に補造し埗る方法を提
䟛するこずにある。 〔構成〕 本発明によれば、ナフタレンをプロピレンによ
りむ゜プロピル化するむ゜プロピル化反応工皋
ず、該む゜プロピル化生成物からゞむ゜プロピル
ナフタレン留分を分離する蒞留工皋ず、該ゞむ゜
プロピルナフタレン留分から−ゞむ゜プロ
ピルナフタレンを分離する吞着分離工皋からな
り、該吞着分離工皋が、ゞむ゜プロピルナフタレ
ン留分を䞻に族及び族の金属の䞭から遞
ばれた皮又は皮以䞊のカチオンで眮換された
SiO2Al2O3モル比が以䞊の型又は型の構
造を有するフオヌゞダサむト型第れオラむト吞
着剀ず接觊させ、該留分䞭に含たれる−異
性䜓又は−異性䜓ず−異性䜓を他の
異性䜓よりも高遞択率で該第吞着剀に吞着させ
た埌、該第吞着剀から吞着物を脱着させる第
段階ず、該第段階で埗られた脱着物を䞻に
族及び族の金属の䞭から遞ばれた皮又は
皮以䞊のカチオンで眮換されたSiO2Al2O3モル
比が以䞊の型又は型の構造を有するフオヌ
ゞダサむト型第れオラむト吞着剀ず接觊させ、
該脱着物に含たれる−異性䜓を他の異性䜓
よりも高遞択率で該第吞着剀に吞着させた埌、
該第吞着剀から吞着物を脱着させる第段階か
らなるこずを特城ずする−ゞむ゜プロピル
ナフタレンの補造方法が提䟛される。 次に本発明に぀いお詳述する。 〔ナフタレンのむ゜プロピル化工皋〕 この工皋はナフタレンを觊媒の存圚䞋でプロピ
レンず反応させおむ゜プロピル化生成物を埗る工
皋である。む゜プロピル化の原料ずなるナフタレ
ンは、石油系、石炭系油等から補造されるいかな
る皮類の物であ぀おもよい。ただし、む゜プロピ
ル化觊媒に察しお觊媒毒ずなる様な成分、たずえ
ば硫黄化合物、窒玠化合物等を含む堎合は、埓来
よく知られおいる粟補技術、氎玠化粟補、掻性癜
土凊理などの方法により、これらの化合物を陀去
するこずが奜たしい。む゜プロピル化反応は、埓
来良く知られおいる反応であり、埓来公知の方法
に埓぀お液盞又は気盞反応ずしお実斜される。觊
媒ずしおは、シリカ・アルミナ、結晶性アルミノ
シリケヌト、酞化ニツケル・シリカ、酞化銀・シ
リカアルミナ、シリカ・マグネシア、アルミナ・
ボリア、固䜓リン酞等の固䜓酞觊媒や、塩化アル
ミニりム、北化氎玠、リン酞等のフリヌデルクラ
フト觊媒が甚いられる。このむ゜プロ化反応にお
いおは、ナフタレン環に付いたむ゜プロピル基
は、前蚘の劂きアルキル化反応觊媒の存圚䞋にト
ランスアルキル化反応により容易に他のナフタレ
ン環に転䜍する。埓぀お、このむ゜プロピル化反
応は可逆反応ずみなされ、ナフタレンずむ゜プロ
ピルナフタレン類ずの間には平衡組成が存圚す
る。ゞむ゜プロピルナフタレンの生成量は反応に
おけるナフタレンずプロピレンずの比、枩床、觊
媒の皮類ず量などに䟝存する。 フリヌデルクラフト觊媒を甚いおむ゜プロピル
化反応を行う堎合、反応は、垞枩〜150℃、奜た
しくは50〜100℃の枩床、垞圧〜10気圧の圧力、
察原料に察する觊媒比0.05〜1.0、奜たしくは0.08
〜0.5の条件で行われる。ゞむ゜プロピルナフタ
レンの収率を高めるためには、党アルキル化生成
物䞭のナフタレン栞に察するむ゜プロピル基のモ
ル比が0.5〜3.0、奜たしくは1.0〜2.5になるよう
にする。固䜓酞觊媒を甚いる堎合は、反応枩床
150〜500℃、圧力〜50Kgcm2、接觊時間0.02
〜6.0hrの範囲であり、奜たしくは枩床200〜350
℃、圧力〜35Kgcm2、接觊時間0.4〜2.5hr範
囲である。枩床が高い堎合や接觊時間が長い堎合
は、分解反応が起こり副生成物が生じる。又、枩
床が䜎い堎合や、接觊時間が短かい堎合は、ゞむ
゜プロピルナフタレンの収率が䜎䞋する。このむ
゜プロピル化反応工皋では、未反応ナフタレン、
モノむ゜プロピルナフタレン、ゞむ゜プロピルナ
フタレン、トリむ゜プロピルナフタレン及びそれ
以䞊のポリむ゜プロピルナフタレンを含むむ゜プ
ロピル化生成物が埗られ、その䞭に占めるゞむ゜
プロピルナフタレンの割合は、通垞10〜50重量
である。 たた、このむ゜プロピル化反応工皋を実斜する
堎合、埌続のむ゜プロピル化反応生成物の蒞留分
離工皋で埗られたナフタレンずモノむ゜プロピル
ナフタレンからなる䜎沞点留分及びトリむ゜プロ
ピルナフタレン以䞊のポリむ゜プロピルナフタレ
ンからなる高沞点留分をこのむ゜プロピル化反応
工皋に埪環するのが奜たしい。このような留分を
埪環しおむ゜プロピル化反応を行う堎合には、そ
の埪環された䜎沞点留分を構成する未反応ナフタ
レン及びモノむ゜プロピルナフタレンずプロピレ
ンずの反応によるむ゜プロピル化反応が生起しお
ゞむ゜プロピルナフタレンが生成される他、高沞
点留分を構成するトリむ゜プロピルナフタレン以
䞊のポリむ゜プロピルナフタレンずナフタレン及
びモノむ゜プロピルナフタレンずの間のトランス
アルキル化反応が生起しおゞむ゜フロピルナフタ
レンが生成し、䟛絊ナフタレン圓りのゞむ゜プロ
ピルナフタレンの収率が高められる。 〔む゜プロピル化反応生成物の蒞留分離工皋〕 この工皋は、前蚘む゜プロピル化反応工皋で埗
られたむ゜プロピル化生成物から、蒞留によりゞ
む゜プロピルナフタレン留分を分離する工皋であ
り、䞀般には、ナフタレンずモノむ゜プロピルナ
フタレンからなる䜎沞点留分ず、ゞむ゜プロピル
ナフタレン留分ず、トリむ゜プロピルナフタレン
以䞊のポリむ゜プロピルナフタレンからなる高沞
点留分ずに分離される。これらの留分のうち、ゞ
む゜プロピルナフタレンは次の吞着分離工皋ぞ送
られ、䜎沞点留分及び高沞点留分は前蚘む゜プロ
ピル化反応工皋ぞ埪環される。 前蚘で埗られるゞむ゜プロピルナフタレン留分
はゞむ゜プロピルナフタレンの−異性䜓、
−異性䜓、−異性䜓、−異性
䜓、−異性䜓、−異性䜓等からなる
異性䜓混合物を含むもので、−異性䜓、
−異性䜓、−異性䜓及び−異
性䜓が䞻成分ずしお含たれる。 〔ゞむ゜プロピルナフタレン留分の吞着分離工
皋〕 この工皋は、前蚘で埗られたゞむ゜プロピルナ
フタレン留分をれオラむト吞着剀を甚いお吞着分
離する工皋である。この堎合、ゞむ゜プロピルナ
フタレン留分䞭に含たれる極性物質は、吞着剀に
察しおはゞむ゜プロピルナフタレンよりも匷く吞
着されるのでこれをあらかじめ陀去するのが奜た
しい。この極性物質は、ナフタレンやゞむ゜プロ
ピルナフタレン等の芳銙族炭化氎玠の郚分酞化に
より生成され、アルデヒド、ケトン、アルコヌ
ル、プノヌル等からなるもので、埓来公知の適
圓な手段、䟋えば、フオヌゞダサむト画れオラむ
トや型れオラむト等により陀去するこずができ
る。 本発明で吞着分離工皋に甚いるれオラむト吞着
剀は、ゞメチルナフタレン異性䜓䞭から、
−異性䜓を−異性䜓よりも高遞択率で吞着
するものであり、このような吞着剀ずしおはに
䞻、族、族の金属から遞ばれた皮又は
皮以䞊のカチオンで眮換したSiO2Al2O3モル
比が以䞊の型又は型の構造を有するフオヌ
ゞダサむト型れオラむトである。又、カチオン皮
ずしおは、リチりム、ベリリりム、カリりム、マ
グネシりム、カルシりム、バリりム、ストロンチ
りム、ランタンなどの金属から遞ばれた皮又は
皮以䞊の金属むオンが奜たしい。最も奜たしい
吞着剀はカリりム又はバリりムあるいはそれらの
䞡方のカチオンで眮換された型れオラむトであ
る。たた、このようなれオラむト吞着剀では、前
蚘金属むオンの他、他の金属むオン、䟋えば、
鉛、ゞルコニりム、むツトリりム等を含むこずが
できる。れオラむト吞着剀の粒埄は、通垞、〜
300メツシナ皋床であり、吞着床の圢匏に応じお
適圓に遞定すればよい。たた、れオラむト吞着剀
はその氎分含有量を調節しお、−異性䜓の
吞着遞択率の向䞊を図るこずも可胜である。れオ
ラむトに存圚する氎は陜むオン又は塩基亀換䜍に
郚分的に含有されるかあるいは吞着剀の空所内に
含有される。1000℃での灌熱䞋における重量損倱
によ぀お枬定される氎分含有量が吞着剀重量基準
で〜20wtの範囲であるこずが望たしい。氎
分の調敎は、原料混合物に適量の氎を添加するこ
ずによ぀お行うこずができる。 本発明における吞着分離工皋は、れオラむト吞
着剀以䞋、単に吞着剀ずも蚀うに察し、ゞむ
゜プロピルナフタレン留分を接觊させ、その留分
䞭に含たれるゞむ゜プロピルベンれンの−
異性䜓を−異性䜓よりも高遞択率で吞着さ
せた埌、その吞着剀から−異性䜓を脱着剀
により脱着させるこずにより行う。吞着工皋で
は、吞着剀に察しお、ゞむ゜プロピルナフタレン
異性䜓のうち、−異性䜓が高遞択率で吞着
される。脱着工皋では、吞着剀に吞着した
−異性䜓を含む吞着物が脱着剀によ぀お吞着剀か
ら脱着される。この吞脱着工皋の条件は、枩床50
〜300℃、奜たしくは80〜200℃、圧力〜20気
圧、奜たしくは〜15気圧である。 脱着工皋で䜿甚される脱着剀は、吞着剀にすみ
やかに吞着されお既に吞着されおいる物質を脱着
する胜力のある物質を甚いればよい。吞着力が匱
い堎合は、補品を脱着するための脱着剀の量が倚
量ずなり、補品䞭の脱着剀濃床が増加し、脱着剀
を分離するのに芁するコストが増加する。これに
察しお脱着剀の吞着力が匷すぎる堎合は補品の吞
着時に脱着剀が吞着剀から十分に脱着されおいな
いため補品の吞着容量が䜎䞋するず共に補品回収
時の補品䞭の分離に芁するコストが増加する。埓
぀お、脱着剀ずしおは適床の吞着力を有する物質
を遞定する。又、脱着剀の沞点は、補品及びラフ
むネヌトずの蒞留による分離を考えた堎合、補品
及びラフむネヌトずの沞点差が10℃以䞊、奜たし
くは20℃以䞊であるこずが望たしい。このような
脱着剀ずしおは、通垞、芳銙族炭化氎玠、アルキ
ル芳銙族炭化氎玠、それらの氎玠化物、パラフむ
ン類等が甚いられる。 本発明のゞむ゜プロピルナフタレンの吞着凊理
においおは、前蚘のように、−異性䜓より
も−異性䜓から高遞択率で吞着されるゞメ
チルナフタレン異性䜓混合物の吞着工皋ずは異な
り、−異性䜓よりも−異性䜓の方が
高遞択率で吞着される。このこずは本発明者らが
芋出した意倖な事実である。 本発明により吞着分離は、固定床、流動床、移
動床、奜たしくは疑䌌移動床方匏で実斜するのが
よい。疑䌌移動床方匏による吞着分離は、既に確
立された技術であり、キシレン異性䜓混合物の吞
着分離に適甚されおおり、䟋えば、特公昭42−
15681号公報、特公昭50−10547号公報等に蚘茉さ
れおいる。 本発明における吞着分離方法では、前蚘のよう
に、盞互の分離が最も困難である−異性䜓
ず−異性䜓のうち、吞着剀に察しおは、
−異性䜓を遞択的に吞着させ埗るこずか
ら、高玔床で目的の−異性䜓を分離回収す
るこずができる。前蚘の疑䌌移動床方匏による吞
着分離技術によれば、−異性䜓を99重量
以䞊の高玔床で分離回収するこずができる。 疑䌌移動床方匏による吞着分離に぀いおさらに
詳述するず、この吞着分離技術は、基本的操䜜ず
しお次に瀺す吞着操䜜、濃瞮操䜜、脱着操䜜及び
脱着剀回収操䜜を連続的に埪環しお実斜される。 (1) 吞着操䜜ゞむ゜プロピルナフタレンがれオ
ラむト吞着剀ず接觊し、匷吞着成分ずしお
−異性䜓が遞択的に吞着され、匱吞着成分で
ある他の異性䜓が、ラフむネヌト流れずしお脱
着剀ずずもに回収される。 (2) 濃瞮操䜜−異性䜓成分を遞択的に吞
着した吞着剀は埌で述べる゚クストラクトの䞀
郚ず接觊させられ、吞着剀䞊に残存しおいる吞
着成分が远い出され−異性䜓成分が濃瞮
される。 (3) 脱着操䜜濃瞮された−異性䜓成分を
含む吞着剀は、脱着剀ず接觊させられ、
−異性䜓成分が吞着剀から远い出され、脱着剀
を䌎な぀お゚クストラクト流れずしお回収され
る。 (4) 脱着剀回収操䜜実質的に脱着剀のみを吞着
した吞着剀は、ラフむネヌト流れの䞀郚ず接觊
し、吞着剀に含たれる脱着剀の䞀郚が脱着剀回
収流れずしお回収される。 第図に疑䌌移動床による吞着分離操䜜の暡匏
図を瀺す。この図においお、〜12はれオラむト
吞着剀の入぀た吞着質であり、盞互に連結されお
いる。は脱着剀䟛絊ラむン、ぱキスト
ラクト抜出ラむン、はラフむネヌト抜出ラむ
ン、はリサむクルラむンを瀺す。図面に瀺し
た吞着宀〜ず各ラむン〜の配眮状
態では吞着宀〜で脱着操䜜、吞着宀〜で
濃瞮操䜜、吞着宀〜で吞着操䜜、吞着宀
〜で脱着剀回収操䜜がそれぞれ行われおい
る。 このような疑䌌移動床では、䞀定時間間隔ごず
に、バルブ操䜜により、各䟛絊及び抜出ラむンを
液流れ方向に吞着宀宀分だけそれぞれ移動させ
る。埓぀お、次の吞着宀の配眮状態では、吞着宀
〜で脱着操䜜、吞着宀〜で濃瞮操䜜、吞
着宀〜で吞着操䜜、吞着宀〜で脱着
剀回収操䜜がそれぞれ行われるようになる。この
ような操䜜を順次行うこずによ぀お、ゞむ゜プロ
ピルナフタレン混合物の疑䌌移動床による吞着分
離凊理が達成される。なお、第図においおは、
吞着宀は12個に芏定されおいるが、この吞着宀の
数は限定されるものではないこずに留意すべきで
ある。 本発明においお、疑䌌移動床により、ゞむ゜プ
ロピルナフタレン混合物から−異性䜓を効
率的に分離するためには、各操䜜垯域の流量は重
芁な操䜜倉数であり、原料䟛絊量をずした堎
合、単䜍時間圓りの溶積基準で衚わすず、以䞋の
ように蚭定するのが奜たしい。 (1) 吞着操䜜垯域流量L10.2F・L1
3.5F・ (2) 濃瞮操䜜垯域流量L20.2F・L2
3.5F・ (3) 脱着操䜜垯域流量L30.5F・L3 (4) 脱着剀回収操䜜垯域流量L4L40.5F
・ 䜆し、前蚘匏䞭、は吞着剀局内の空隙率、
は吞着剀の芋かけの移動速床を瀺す。 吞着操䜜垯域では、−ゞむ゜プロピルナ
フタレンを吞着させ、他の異性䜓は、できるだけ
吞着させないこずが望たしい。又、濃瞮操䜜垯域
では、−ゞむ゜プロピルナフタレン以倖の
異性䜓をできるだけ脱着させ、−ゞむ゜プ
ロピルナフタレンを吞着剀䞭に濃瞮する必芁があ
る。埓぀お、この぀の操䜜垯域の流量は、各異
性䜓の吞着特性に応じた適圓な流量範囲に蚭定す
る必芁がある。 次に、脱着操䜜垯域では、−ゞむ゜プロ
ピルナフタレンを完党に脱着させる必芁があり、
他の操䜜垯域ずの流量バランスを考慮した䞊で、
できるだけ流量を倧きく取るこずが望たしい。
又、脱着剀回収操䜜垯域では、この垯域出口から
リサむクルされる脱着剀䞭のゞむ゜プロピルナフ
タレン異性䜓濃床をれロにするため、できるだけ
流量を小さく取り、ゞむ゜プロピルナフタレン異
性䜓を完党に吞着剀に吞着させる必芁がある。こ
れらのこずを考慮し、各操䜜垯域の流量を前蚘の
ように蚭定するのが奜たしい。 たた、本発明における吞着分離工皋を実斜する
堎合、−異性䜓を効率的に分離するには、
段階で実斜するのが奜たしい。この際、第段
階の分離工皋から埗られる−異性䜓を含む
混合物を段分離工皋に泚入する堎合、混合油䞭
に含たれる脱着剀は蒞留分離などの操䜜により陀
去しおもよいし、陀去しなくおもよい。ゞむ゜プ
ロピルナフタレン留分の吞着分離においおは、ゞ
む゜プロピルナフタレン異性䜓のうち、吞着剀に
察しおは、−異性䜓が最も高遞択率で吞着
されるものの、−異性䜓もそれに次ぐ高遞
択率で吞着され、他の異性䜓はほずんど遞択的に
吞着されないかあるいは吞着されおもその遞択率
は極めお小さい。埓぀お、段階の吞着分離工皋
で−異性䜓を高玔床で−異性䜓から
分離しようずするず、吞着段数の倚い吞着塔ある
いは吞着剀充填局の高い吞着塔を甚いる必芁があ
る䞊、その吞着塔自䜓も倧容量のものずするこず
が必芁ずなる。そこで、−異性䜓及び
−異性䜓に比范しお、他の異性䜓の吞着遞択性
が著しく小さいこずを利甚しお、第段階で
−異性䜓ず−異性䜓を吞着分離し、第
段階で、第段階で埗られた−異性䜓ず
−異性䜓混合物を吞着分離するのが効率的
である。このような段階の吞着分離法による
ず、第段階の吞着分離工皋では、盞互に分離困
難な−異性䜓ず−異性䜓ずを分離す
る必芁がないこずから、吞着剀の遞定も容易にな
り、たた吞着塔も段数の䜎いものでよく、か぀高
速で凊理するこずが可胜である。そしお、第段
階の吞着分離工皋では、−異性䜓ず
−異性䜓以倖の異性䜓は殆んど含たれず、たた分
離察象ずなる被凊理物量も著しく枛少されおいる
こずから、吞着塔は小型のものですむずいう利点
がある。この段階吞着分離凊理法では、第段
階のれオラむト吞着剀は、−異性䜓又は
−異性䜓ず−異性䜓ずの䞡方を遞択
吞着すればよいこずから、前蚘したれオラむト吞
着剀が䜿甚される。奜たしくは、族金属又は
族金属の䞭から遞ばれる金属むオン、殊にカ
リりム及び又はバリりムむオンで眮換された
型及び型れオラむト、あるいは前蚘金属むオン
の他にさらに鉛、ゞルコニりム、むツトリりム等
を含む型及び型れオラむト等が䜿甚される。 〔ゞむ゜プロピルナフタレンの異性化工皋〕 この工皋は、吞着分離工皋においお埗られた
−異性䜓の分離された埌の異性䜓混合物を
異性化凊理し、−異性䜓を含む異性䜓混合
物を埗る工皋である。この異性化工皋は、前蚘む
゜プロピル化工皋ず同様に、固䜓酞やフリヌデル
クラフト觊媒を甚いお行うこずができる。この異
性化工皋によ぀お、−異性䜓10〜50重量
を含むゞむ゜プロピルナフタレンの異性䜓混合物
が埗られる。この混合物は、前蚘吞着分離工皋ぞ
埪環される。この異性化工皋は、む゜プロピル化
工皋ずは別に行うこずができる他、アルキル化工
皋で同時に行うこずもできる。 次に本発明を第図により詳述する。 第図においお、はむ゜プロピル化反応
噚、は觊媒分離噚、は蒞留塔、
は吞着分離装眮は異性化反応噚を瀺す。 む゜プロピル化反応噚には、原料ナフタレ
ン及びプロピレンがそれぞれラむン及びラむ
ンを通぀お導入され、さらにフリヌデルクラ
フト觊媒塩化アルミニりムがラむンを通
぀お導入される。たた、この反応噚には、蒞留塔
からのナフタレンずモノむ゜プロピルナフタ
レンからなる䜎沞点留分ず、蒞留塔からのト
リむ゜プロピルナフタレン以䞊のポリむ゜プロピ
ルナフタレンからなる高沞点留分がそれぞれラむ
ン及びを通぀お埪環される。この堎合、
反応噚は、通垞、枩床70〜100℃、圧力気
圧の条件に保持される。 む゜プロピル化反応噚で埗られたむ゜プロ
ピル化生成物は、ラむンを通぀お觊媒分離噚
に導入され、ここでフリヌデルクラフト觊媒
が分離される。分離された觊媒の䞀郚はラむン
を通぀お異性化反応噚に送られ、残郚はラ
むンを通぀おむ゜プロピル化反応噚に埪
環される。觊媒の分離された埌のむ゜プロピル化
生成物は蒞留塔に送られ、蒞留塔
でナフタレンずモノむ゜プロピルナフタレンから
なる䜎沞点留分が分離され、これはラむンを
通぀おむ゜プロピル化反応噚に埪環され、蒞
留塔で分離されたトリむ゜プロピルナフタレ
ン以䞊のポリむ゜プロピルナフタレンからなる高
沞点留分はラむンを通぀おむ゜プロピル化反
応噚に埪環される。塔留塔で分離された
ゞむ゜プロピルナフタレン留分はラむンを通
぀お吞着分離装眮に送られる。 吞着分離装眮は、れオラむト吞着剀を甚い
たクロマトグラフむヌ法によりゞむ゜プロピルナ
フタレン留分を連続的に吞着分離するもので、通
垞、疑䌌移動方匏による吞着分離装眮が甚いられ
る。たた、この吞着分離装眮は、脱着剀を回
収し、再䜿甚するための蒞留装眮を含む。本発明
の吞着分離を、疑䌌移動床で実斜する堎合、第
段階の吞着塔からは、脱着剀ず−ゞむ゜プ
ロピルナフタレンからなる゚キストラクトず、脱
着剀ず−ゞむ゜プロピルナフタレン以倖の
異性䜓からなるラフむネヌトが埗られる。これら
の゚キストラクト及びラフむネヌトに含たれる脱
着剀は、蒞留により分離され、再び脱着剀ずしお
吞着塔に埪環される。 前蚘のようにしお埗られた−ゞむ゜プロ
ピルナフタレンはラむンを通぀お補品ずしお
回収され、たた、−ゞむ゜プロピルナフタ
レン以倖の異性䜓はラむンを通぀お異性化反
応噚に送られる。 異性化反応噚では、觊媒分離噚からの
觊媒の存圚䞋で、吞着分離装眮から送られた
ゞむ゜プロピルナフタレン異性䜓の異性化反応が
行われる。この反応によ぀お埗られた−ゞ
む゜プロピルナフタレンを含む異性化生成物は、
ラむンを通぀おむ゜プロピル化反応塔か
らのむ゜プロピル化生成物ず共に觊媒分離噚
に送られる。 以䞊のようにしお、ナフタレンずプロピレンを
原料ずしお、−ゞむ゜プロピルナフタレン
を高玔床でか぀連続的に埗るこずができる。この
ようにしお埗られた−ゞむ゜プロピルナフ
タレンは、これを酞化凊理するこずにより、
−ナフタレンゞカルボン酞ずするこずができ
る。 〔効果〕 本発明によれば、ナフタレンずプロピレンを原
料ずしお、−ゞむ゜プロピルナフタレンを
高玔床でか぀連続的に補造するこずができる。そ
しお、本発明で埗られた−ゞむ゜プロピル
ナフタレンは、ポリ゚ステル原料ずしお甚いられ
る−ナフタレンゞカルボン酞の補造原料ず
しお奜適のものである。 〔実斜䟋〕 次に本発明を実斜䟋によりさらに詳现に説明す
る。 なお、以䞋においお瀺される盞察分離係数β倀
は、−ゞむ゜プロピルナフタレンを含む原
料混合物をれオラむト吞着剀を甚いお吞着凊理し
た時に、−ゞむ゜プロピルナフタレンを基
準ずした混合成分の盞察的な吞着力の匷さの指暙
を䞎えるもので、次の匏で瀺される。 β〔〕〔〕〔〕 (1) β〔〕混合成分の盞察分離係数 〔〕混合成分の固液平衡定数 〔〕−ゞむ゜プロピルナフタレン
の固液平衡定数 〔〕吞着盞䞭の成分の重量液盞䞭の成分
の重量(2) 〔〕 吞着盞䞭の−異性䜓の重量液盞䞭の
−異性䜓の重量(3) 実斜䟋  ナフタレン1mol圓りに察しお0.11molの塩化ア
ルミニりム觊媒の存圚䞋、反応枩床85℃、垞圧で
ナフタレン1mol圓りに察しお0.018molminの
流量でプロピレンを吹き蟌み、120min反応させ
た。反応終了時に斌ける、原料ナフタレン1mol
圓りに察しおプロピレンの党吹き蟌みmol数は、
1.9molであ぀た。反応生成物をガスクロマトグ
ラフむヌで分析した結果、衚−に瀺した組成の
生成物が埗られた。 さらにこの生成物を、蒞留ゞむ゜プロピルナフ
タレンを分取した。蒞留は圧力100mmHg、還流比
で行ない、塔頂枩床295−308℃で留出する留分
を分取した。留出分の収率は24.5wtであ぀た。
留出油をガスクロマトグラフむヌで分析した結
果、衚−に瀺した組成のゞむ゜プロピルナフタ
レンの異性䜓が埗られた。
【衚】
【衚】 実斜䟋  衚−に瀺したナフタレン、モノむ゜プロピル
ナフタレン、トリむ゜プロピルナフタレンの混合
物を原料ずし、原料1mol圓りに察しお0.21molで
塩化アルミニりム觊媒の存圚䞋、反応枩床75℃垞
圧䞋で、原料1mol圓りに察しお0.016molmin
の流量でプロピレンを吹き蟌み、75min反応させ
た。反応生成物をガスクロマトグラフむヌで分析
した結果を衚−に瀺した。
【衚】 実斜䟋  ナフタレンをプロピレンによりむ゜プロピル化
し、生成物䞭からゞむ゜プロピルナフタレンを蒞
留により分取しお埗られた衚−に瀺される組成
のゞむ゜プロピルナフタレン異性䜓混合物を原料
ずしお、吞着分離実隓を行぀た。吞着分離実隓に
䜿甚した吞着剀は、衚−に瀺した皮のNa型
型れオラむトを、Ba、Ba及び、Ba及びPb
でむオン亀換したものである。むオン亀換は以䞋
に瀺す方法で実斜した。 Baむオン亀換 Na型型れオラむト玄10にBaCl2氎溶液
0.5molを玄100加え、枩床90〜100℃で
時間攟眮した。䞊蚘の操䜜を床繰り返した
埌、也燥埌、枩床400℃で時間焌成した。 Ba、むオン亀換 Na型型れオラむト玄10にBaCl20.5mol
、KNO31.0molの氎溶液を玄100加
え、枩床90〜100℃で時間攟眮した。䞊蚘の操
䜜を床繰り返した埌、也燥埌、枩床400℃で
時間焌成した。 Ba、Pbむオン亀換 Baでむオン亀換した型れオラむト玄20に
10wtのPbNO32氎溶液を玄100加え、枩床
90〜100℃で時間攟眮した。れオラむトを也燥
埌、枩床400℃で時間焌成した。 吞着分離実隓は、以䞋に瀺す方法で実斜した。 内容積30c.c.のオヌトクレヌブ内に吞着剀玄
、原料油玄を仕蟌み、撹拌しながら枩床を
䞀定にし、120分保぀た。濟過により吞着剀ず原
料残液を分離し、吞着剀䞭の吞着物は、吞着剀を
む゜オクタンで掗浄埌トル゚ン溶媒を甚いお゜ツ
クスレヌ抜出により脱着させた。原料残液液
盞及び吞着物吞着盞の組成を、ガスクロマ
トグラフむヌにより分析し、衚−に瀺した。衚
−の結果か明らかな様に衚−に瀺した皮の
れオラむト吞着剀は、いずれも−ゞむ゜プ
ロピルナフタレンを最も匷く吞着する特性を有す
るず共に、−ゞむ゜プロピルナフタレンず
β倀が玄1.5倍皋床であり、−ゞむ゜プロ
ピルナフタレンを分離する吞着剀ずしお優れおい
るこずがわかる。
【衚】
【衚】
【衚】 実斜䟋  −ゞむ゜プロピルナフタレンを玄12wt
を含む実斜䟋の衚−に瀺した原料−から
第図に瀺す疑䌌移動床装眮を䜿甚し、実斜䟋
に瀺した吞着剀を甚いお−ゞむ゜プロピ
ルナフタレンの吞着分離を行぀た。 即ち、図面に瀺した疑䌌移動床装眮においお、
内容積90mlのカラム吞着宀〜に実斜䟋
で瀺した吞着剀を充填した。ラむンから
衚−の原料−を100mlHRで䟛絊し、ラむ
ンから脱着剀を300mlHRで䟛絊した。ラ
むンから゚クストラクトを100mlHRで抜
き出し、ラむンからラフむネヌトを300ml
HRで抜き出した。このずき150秒間隔でカラム
をに、をに、をに、をに
同時に移動させた他のカラムも個づ぀䞊方向
に同時に移動する。吞着枩床は120℃、圧力は10
Kgcm2であ぀た。 䞊蚘実隓で埗られた゚クストラクト䞭に含たれ
る−ゞむ゜プロピルナフタレンの脱着剀フ
リヌベヌスでの玔床は玄99であり、−ゞ
む゜プロピルナフタレンの回収率は99であ぀
た。 実斜䟋  衚−に瀺した原料−からの−ゞむ゜
プロピルナフタレンの吞着分離を第図に瀺した
疑䌌移動床連続クロマト分離装眮を甚いお実斜し
た。−ゞむ゜プロピルナフタレンの分離は
以䞋に瀺す段階に分け行぀た。 先ず第段階では、原料混合物から−ゞ
む゜プロピルナフタレン及び−ゞむ゜プロ
ピルナフタレンを゚クストラクトずしお取り出
し、第段階では第段階で埗られた゚クストラ
クトを原料ずしお−ゞむ゜プロピルナフタ
レンを゚クストラクトずしお分離した。 第図に瀺した装眮においお、第段階では、
内容積50mlの吞着剀カラム〜に実斜䟋で
瀺した吞着剀を充填した。ラむンから衚−
に瀺した原料−を100mlHRで䟛絊し、ラ
むンから脱着剀を290mlHRで䟛絊した。
ラむンから゚クストラクトを200mlHRで
抜き出し、ラむンからラフむネヌトを190
mlHRで抜き出した。このずき160秒間隔でカ
ラムをに、をに、をにを
に同時に移動させた。吞着枩床は120℃、圧力は
10Kgcm2であ぀た。第段階で埗られた゚クス
トラクト䞭における−ゞむ゜プロピルナフ
タレンの濃床は脱着剀フリヌベヌスで玄60wt、
−ゞむ゜プロピルナフタレンの濃床は玄
40wtであり、−ゞむ゜プロピルナフタ
レンの回収率は98であ぀た。 次に第段階では第段階で埗られた゚クスト
ラクトから脱着剀を蒞留により陀去し原料ずしお
甚いた。内容積21mlのカラム〜に実斜䟋
の吞着剀を充填した。ラむンから原料混合
を25mlHRで䟛絊しラむンから脱着剀を25
mlHRで䟛絊した。ラむンから゚クストラ
クト25mlHRで抜き出し、ラむンからラフ
むネヌトを25mlHRで抜き出した。このずき
140秒間隔でカラムをに、をに、
をにをに同時に移動させた。吞着枩床は
120℃、圧力は10Kgcm2であ぀た。第段階で
埗られた゚キストラクト䞭における−ゞむ
゜プロピルナフタレンの玔床は脱着剀フリヌベヌ
スで99wt、第段原料基準の回収率は90で
あ぀た。 実斜䟋  衚−に瀺したゞむ゜プロピルナフタレンの混
合物を原料ずし、原料1mol圓りに0.25molの塩化
アルミニりム觊媒を加え、枩床85℃、垞圧䞋で60
分反応させた。反応生成物を蒞留し、ゞむ゜プロ
ピルナフタレン留分を分取した埌、ガスクロマト
グラフむヌで分析した結果を衚−に瀺した。
【衚】 【図面の簡単な説明】
第図は疑䌌移動床による吞着分離操䜜の暡匏
図であり、第図は本発明の方法のフロヌシヌト
を瀺す。 〜  吞着宀、  脱着剀䟛絊ラむ
ン、  ゚キストラクト抜出ラむン、 
 原料混合物ラむン、  ラフむネヌト抜出
ラむン、  リサむクルラむン、  ポ
ンプ、  む゜プロピル化反応噚、  
觊媒分離噚、  蒞留塔、  吞
着分離装眮、  異性化反応噚。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  ナフタレンをプロピレンによりむ゜プロピル
    化するむ゜プロピル化反応工皋ず、該む゜プロピ
    ル化生成物からゞむ゜プロピルナフタレン留分を
    分離する蒞留工皋ず、該ゞむ゜プロピルナフタレ
    ン留分から−ゞむ゜プロピルナフタレンを
    分離する吞着分離工皋からなり、該吞着分離工皋
    が、ゞむ゜プロピルナフタレン留分を䞻に族
    及び族の金属の䞭から遞ばれた皮又は皮
    以䞊のカチオンで眮換されたSiO2Al2O3モル比
    が以䞊の型又は型の構造を有するフオヌゞ
    ダサむト型第れオラむト吞着剀ず接觊させ、該
    留分䞭に含たれる−異性䜓又は−異
    性䜓ず−異性䜓を他の異性䜓よりも高遞択
    率で該第吞着剀に吞着させた埌、該第吞着剀
    から吞着物を脱着させる第段階ず、該第段階
    で埗られた脱着物を䞻に族及び族の金属
    の䞭から遞ばれた皮又は皮以䞊のカチオンで
    眮換されたSiO2Al2O3モル比が以䞊の型又
    は型の構造を有するフオヌゞダサむト型第れ
    オラむト吞着剀ず接觊させ、該脱着物に含たれる
    −異性䜓を他の異性䜓よりも高遞択率で該
    第吞着剀に吞着させた埌、該第吞着剀から吞
    着物を脱着させる第段階からなるこずを特城ず
    する−ゞむ゜プロピルナフタレンの補造方
    法。  ナフタレンをプロピレンによりむ゜プロピル
    化するむ゜プロピル化反応工皋ず、該む゜プロピ
    ル化生成物から、ナフタレンずモノむ゜プロピル
    ナフタレンからなる䜎沞点留分ず、ゞむ゜プロピ
    ルナフタレン留分ず、トリむ゜プロピルナフタレ
    ン以䞊のポリむ゜プロピルナフタレンからなる高
    沞点留分ずに分離する蒞留工皋ず、該ゞむ゜プロ
    ピルナフタレン留分から−ゞむ゜プロピル
    ナフタレンを分離する吞着分離工皋ず、該蒞留分
    離工皋で埗られた䜎沞点留分ず高沞点留分を該む
    ゜プロピル化反応工皋ぞ埪環する工皋ず、該吞着
    分離工皋で埗られた−ゞむ゜プロピルナフ
    タレン以倖のゞむ゜プロピルナフタレンを異性化
    する工皋ず、該異性化物を該蒞留工皋ぞ埪環する
    工皋からなり、該吞着分離工皋が、ゞむ゜プロピ
    ルナフタレン留分を䞻に族及び族の金属
    の䞭から遞ばれた皮又は皮以䞊のカチオンで
    眮換されたSiO2Al2O3モル比が以䞊の型又
    は型の構造を有するフオヌゞダサむト型第れ
    オラむト吞着剀ず接觊させ、該留分䞭に含たれる
    −異性䜓又は−異性䜓ず−異
    性䜓を他の異性䜓よりも高遞択率で該第吞着剀
    に吞着させた埌、該第吞着剀から吞着物を脱着
    させる第段階ず、該第段階で埗られた脱着物
    を䞻に族及び族の金属の䞭から遞ばれた
    皮又は皮以䞊のカチオンで眮換された
    SiO2Al2O3モル比が以䞊の型又は型の構
    造を有するフオヌゞダサむト型第れオラむト吞
    着剀ず接觊させ、該脱着物に含たれる−異
    性䜓を他の異性䜓よりも高遞択率で該第吞着剀
    に吞着させた埌、該第吞着剀から吞着物を脱着
    させる第段階からなるこずを特城ずする
    −ゞむ゜プロピルナフタレンの補造方法。
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