JPH0466348A - ガス発生器用フィルタ - Google Patents

ガス発生器用フィルタ

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Publication number
JPH0466348A
JPH0466348A JP2177271A JP17727190A JPH0466348A JP H0466348 A JPH0466348 A JP H0466348A JP 2177271 A JP2177271 A JP 2177271A JP 17727190 A JP17727190 A JP 17727190A JP H0466348 A JPH0466348 A JP H0466348A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
gas
container body
wire diameter
metal
Prior art date
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Pending
Application number
JP2177271A
Other languages
English (en)
Inventor
Midori Sakamoto
坂元 緑
Noriaki Nakajima
中島 紀昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP2177271A priority Critical patent/JPH0466348A/ja
Publication of JPH0466348A publication Critical patent/JPH0466348A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、エアバッグに用いられて好適なガス発生器用
フィルタに関する。
(従来技術及びその問題点〕 エアバッグ用ガス発生器に供されるフィルタとして編状
とされた金網のプレス成形品が用いられることは例えば
アメリカ合衆国特許第3904221号明細書、特開昭
5−66634号公報、特開平1−172047号公報
により従来より知られている。この種のフィルタとして
細い金属線で編まれた網を用いた利点としては所望の形
状にプレス可能なため組立てが容易であること通密度に
成形できることである。
そして、上記の適密度とは、ガス冷却効果、残渣捕集効
果(フィルトレージョン効果)と濾過抵抗との関係で設
計されるものであり、−船釣にはフィルトレージョン効
果は、表面積に依存するため同一重量では線径の細い方
が有効である。また、高密度にすると濾過抵抗が大きく
なり、ガス発生器の設計上好ましくない。例えば、ガス
発生室近傍に配置する場合には燃焼ガスと多量の残渣が
通過するため低密度のフィルタが要求される。ここで言
う密度とは、フィルタ体積に対する金属部の体積パーセ
ントをいう。
ところで、前記した線径の細い一本の金属線で編まれた
網を低密度(30%以下)で成形すると、形状保持性が
悪く、実用上問題があった。すなわち低密度の場合は、
発生したガスの圧力によりプレス成形体が圧縮され、密
度がばらつき、再現性のあるフィルトレージョン効果を
得ることに問題があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、上記した問題点を解決し、線径の細い金属線
を用いても発生ガス圧に耐えられるとともにフィルトレ
ージョン効果の大きいガス発生器用フィルタの提供を目
的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るガス発生器用フィルタは、前記の目的を達
成するために、線径0.1a+++〜0.35mの金属
線条を少なくとも二本引揃えて編組し、該編組された構
造体を所望の形状に圧縮成形して構成したことをその特
徴とするものである。
〔作用〕
本発明に係るガス発生器用フィルタは、細い金属線条を
少なくとも二本引揃えて編組したものを所望の形状にプ
レス成形したので、−本の編組に比べ編組単位の形状保
持力が大きく、しかも線径が細いので低密度の成形体で
も発生ガス圧によって変形することがなく、また、引揃
え線間の間隙が狭いので引揃え線内に残渣が捕集される
ようになる。
[実施例] 本発明の実施例を図面に基いて説明する。
1.1′はそれぞれ線径0.1 =0.35mの金属線
条であり、これら金属線径1,1′を引揃えて編組して
!i!2が形成し、該網体2を所望の形状例えば円筒状
に巻いて圧縮成形してフィルタ3を構成する。
そして、前記のように構成されたフィルタ3をエアバッ
グに適用した一例を第2図に示す。第2図において5は
下部容体であって、該下部容体5に上部容体6が螺着等
の手段によって一体的に固設され、これら上部容体5と
下部容体6にて容器Aが構成される。
7は、前記した容器A内において上端を上部容体6と所
定の間隙を設けてガス流入路8となして下部容体5に立
設された内筒であって、該内筒7で実質的に仕切られた
ガス発生管9を形成し、該ガス発生室9内にガス発生剤
10.】帆10.・・・・・・を挿入するとともに点火
機構11を配設しである。
12は、前記した内筒7の外側において、前記内筒7と
所定の間隔を隔てて同心的に上部容体6と一体的として
垂設された筒状隔壁で、該筒状隔壁12の下端と下部容
体1の底部との間に所要間隙のガスの流出路13が設け
られ、前記した内筒7と上記筒状隔壁12とで実質上仕
切られた濾過室14が構成される。
従って、ガス発生室9内においてガス発生剤10゜10
、10.・・・・・・を点火機構11によって分解させ
て高温の燃焼ガスを発生させれば、該ガスは、内筒7と
上部容体6との間隙のガス流入路8を通って濾過室14
内を下方に流れ、筒状隔壁工2と下部容体5との間隙で
あるガス流出路13を通って流れることとなる。
前記したフィルタ3は濾過室14内に装着され、該フィ
ルタ3を通過する高温の燃焼ガスを冷却させるとともに
該高温の燃焼ガス中に含まれる金属又は金属酸化物を捕
集するものである。
15は、容器Aの側壁に設けられたガスの流出口となる
開口部であり、該開口部15にも前述したフィルタ3を
装着しである。そして16は前記した流出口となる開口
部に設けられたフィルタ3の保持具であり、Bは折畳ま
れて容器Aに取着されたエアバッグである。
本実施例は、上記のように構成されているので、ガス発
生室9内のガス発生剤10.10.10.・・・・・・
が点火機構11の作動により高温で分解され燃焼ガスを
急速に発生し、該ガスは、ガス発生室9を形成する内筒
7と上部容体6との間隙のガス流入路8よりフィルタ3
で形成される濾過室14を上方より下方に向けて流れ、
前記フィルタ3内を通過することで冷却されると同時に
ガス発生剤10.10.10゜・・・・・・が高温で分
解されたときに発生する金属又は金属酸化物を捕集する
ものである。そして、固体残渣等が捕集されたガスは円
筒状隔壁12と下部容体5とで形成されるガス流出路1
3を通り、更に容器Aの側壁の開口部15に設けられる
フィルタ3によって更に微粒子を濾過して前記開口部1
5より噴出しエアバッグBを急速番こ膨張させるもので
ある。
前記したように、ガス発生剤10.10.10.・・・
・・・が高温で分解されるときに発生するガスは濾過室
14内に装着されるフィルタ3を通過するとき冷却され
、該フィルタ3によって高温ガス中に含まれる金属ある
いは金属酸化物等の固体残渣を捕集するものであるが、
従来においては、前記のフィルタが線径の細い0.1〜
0.35aoφの一本の金属線条を編組して形成した金
網をプレス成形したものを用いた場合、低密度(30%
以下)成形体(フィルタ)は発生したガスの圧力によっ
て圧縮され形状を保持しにくいため、前記の圧縮によっ
て密度がばらつき、再現性のあるフィルトレージョン効
果が得ることができなかった。また、形状保持性をアッ
プさせるために、線径の太い(0,35+rm+φ以上
)の−本編組成形体を用いた場合は、成形性が困難にな
るとともに、表面積が減少し、フィルトレージョン効果
が悪くなった。しかし、本実施例においては、線径が0
.1−0.35−の金属線条を少なくとも2本引揃えて
S組して形成した金網を所望の形状に圧縮成形した成形
体をフィルタ3として用いているので、フィルタ3は編
組単位の強度が増大し堅固となるので発生ガスの圧力に
対して形状の保持力が大きく、しかも線径が細く低密度
の成形体(フィルタ)であっても変形することがなく、
安定した濾過効果が得られる。そして前記したように低
密度のフィルタ3が使用可能となることより濾過抵抗が
小さくできるので、ガス発生器の低圧設計が可能となり
、ガス発生器の軽量化が図れるものである。
そして、前記した線径は0.1〜0.3−が特によく、
密度は10%〜30%が濾過抵抗が小さくてよく、フィ
ルトレージョン効果を考慮すると15%〜25%が特に
よい。
また、実験の結果によると、前記した固体残渣の捕集状
況は少なくとも2本以上引揃えた線間に多く捕集されて
いる。
前記した固体残渣等が捕集されたガスは円筒隔壁12と
下部容体5とで形成されるガス流出路13を通り、更に
容器Aの側壁の開口部15より噴出してエアバッグBを
象、速に膨張させるものであるが、前記した開口部15
に設けられるフィルタ3は前述した濾過室14内に装着
されるフィルタと同様の構成を有するものであるが、上
記開口部15を通過するガスは残渣通過量も少ないので
高密度(60%〜80%)のものを使用するものである
以上述べたように、本実施例によるときは、濾過室14
に装着するフィルタ3を低密度に形成することができ、
しかも線径が細い金属線条で構成されていながら発生ガ
スの圧力に対して形状保持力が大きいものであり、この
形状保持力が大であることより変形することがないので
、濾過効果が安定するものである。また、多数本の引揃
え編組による金網の製造は、工程が短縮することができ
るのでコストダウンが可能である。
〔発明の効果〕
本発明に係るガス発生器用フィルタは、線径0.1〜0
.35HII11の金属線条を少なくとも二本引揃え&
W組し、咳曙組された構造体を所望の形状に圧縮成形し
て構成したので、編組の形状保持力が大きく線径が細く
低密度のフィルタであっても発生ガスの圧力によって変
形することがなく安定した濾過効果が得られるものであ
り、更に低密度のフィルタが使用可能となるので、濾過
抵抗を小さくすることができるので、ガス発生器の低圧
設計が可能となり、軽量化が図れるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に使用される金属製網を説明する正面図
、第2図はガス発生器の断面図、第3図は従来の金属製
網の正面図である。 A:容 器    B:エアバング 3:フィルタ    9:ガス発生室 ]4:濾過室 特許出願人  旭化成工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 線径0.1mm〜0.35mmの金属線条を少なくとも
    二本引揃えて編組し、該編組された構造体を所望の形状
    に圧縮成形して構成したことを特徴とするガス発生器用
    フィルタ。
JP2177271A 1990-07-06 1990-07-06 ガス発生器用フィルタ Pending JPH0466348A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5340150A (en) * 1990-07-16 1994-08-23 Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha Inflator for air bag
US5849054A (en) * 1995-10-31 1998-12-15 Nippon Reinz Co., Ltd. Filter for an inflator
US6840977B1 (en) * 1999-07-14 2005-01-11 Daicel Chemical Industries, Ltd. Coolant for air-bag gas generator and production method therefor
CN1329230C (zh) * 2002-12-09 2007-08-01 大赛璐化学工业株式会社 用于气囊的气体发生器
CN104118389A (zh) * 2013-04-23 2014-10-29 襄阳市樊卫达机械有限责任公司 汽车安全气囊发生器过滤网
US11628830B2 (en) * 2019-12-06 2023-04-18 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Automated valet parking system

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