JPH0466319B2 - - Google Patents

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JPH0466319B2
JPH0466319B2 JP61141541A JP14154186A JPH0466319B2 JP H0466319 B2 JPH0466319 B2 JP H0466319B2 JP 61141541 A JP61141541 A JP 61141541A JP 14154186 A JP14154186 A JP 14154186A JP H0466319 B2 JPH0466319 B2 JP H0466319B2
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JP
Japan
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alignment sleeve
recess
guide thimble
plate
control rod
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Application number
JP61141541A
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JPS61294397A (ja
Inventor
Furanshisu Uiruson Jon
Kenesu Jaatsuen Robaato
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CBS Corp
Original Assignee
Westinghouse Electric Corp
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Publication date
Application filed by Westinghouse Electric Corp filed Critical Westinghouse Electric Corp
Publication of JPS61294397A publication Critical patent/JPS61294397A/ja
Publication of JPH0466319B2 publication Critical patent/JPH0466319B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C3/00Reactor fuel elements and their assemblies; Selection of substances for use as reactor fuel elements
    • G21C3/30Assemblies of a number of fuel elements in the form of a rigid unit
    • G21C3/32Bundles of parallel pin-, rod-, or tube-shaped fuel elements
    • G21C3/334Assembling, maintenance or repair of the bundles
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 発明の分野 本発明は、一般に、原子炉の再構成可能な燃料
集合体に関し、特に、燃料集合体の再構成を行う
際に上部ノズルの除去及び交換もしくは再装着の
間全ての緩い可脱部分をなくすための整列スリー
ブ捕捉装置を備えた上部ノズルに関するものであ
る。
先行技術の説明 従来の構成による燃料集合体は、その長さに沿
つて隔置された格子により組織化された配列で保
持された多数の燃料棒を備えている。これ等の格
子は、複数の制御棒案内シンブルに取着されてい
る。燃料集合体の両端の上部ノズル及び下部ノズ
ルは、燃料棒の両端よりも上方及び下方に延びる
制御棒案内シンブルに取着されている。制御棒案
内シンブルは、上部ノズル内に設けられた開口
に、燃料集合体の頂端のところで取着されてい
る。
従来の燃料集合体は、冷却材の上向きの流力が
燃料集合体を押し上げて原子炉の上部炉支持板と
接触して損傷することを防止すると共に、炉心に
より生ぜしめられる熱膨張その他による燃料集合
体の長さ変化を許容するために、燃料集合体の押
さえ装置を使用していた。この押さえ装置の例と
しては、米国特許第3770583号、第3814667号及び
第4269661号各明細書、並びに本願と同一出願人
による係属中の米国特許願S.N.673681号(特願
昭60−257911号)、米国特許願S.N.701049号(特
願昭61−27019号)及びロバート・ケー・イエル
エン(Robert K.Gjersten)等の米国特許願(出
願人の事件番号W.E.52631)明細書に見られるも
のがある。また、本願と同一出願人による係属中
の特願昭61−99510号明細書に示されるように、
コイルばねの代りに板ばねを使用することも最近
提案されている。
原子炉の通常運転中に幾つかの燃料棒が時とし
て破損するために、また、破損燃料棒を含む燃料
集合体の交換に関連した多大のコストにより、運
転及び保守コストを可及的に低減すべく燃料集合
体を再構成可能とすることが最近の趨勢となつて
いる。従来の再構成可能な燃料集合体は、個々の
破損燃料棒の除去と交換とを可能にするための構
造上の特徴を備えている。再構成は、着脱自在な
上部ノズルを燃料集合体に設けることによつて可
能となつた。上部ノズルは、前に掲げた先行出願
に例示されたような特別の場合には、ねじ構造に
よつて、各制御棒案内シンブルの上端に機械的に
締着されており、上部ノズルは、中性子吸収液中
に浸漬されている照射済み燃料集合体から遠隔的
に取出すことができる。作業ステーシヨンにおい
て浸漬された照射済み燃料集合体について、破損
燃料棒の除去及び交換を一旦行い、そして燃料集
合体の制御棒案内シンブルに上部ノズルを再取付
けした後、再構成された燃料集合体を炉心内に再
挿入し、その有効寿命の終了まで使用することが
できる。
前述した先行出願による着脱自在な上部ノズル
の構成は、燃料集合体の再構成を容易にするため
の非常に満足な手段であることが分かつている
が、前述の特願昭61−99510号明細書に示された
上部ノズルの構成は、上部ノズルの分解及び交換
(もしくは再装着)のために、可脱部分、即ち、
案内シンブルの上端部にじ止めされた拡大ナツト
を取り扱うことを必要とする(これ等の上端部は
案内シンブル上にねじ止めされた整列スリーブの
形態とすることができる)。そのため、可脱部分
を要すことなく、しかも前記各先行出願の板ばね
及びコイルばねを用いた押さえ装置の全ての望ま
しい特徴を保持するように、上部ノズルを取外し
再装着することを目的とした、上部ノズルの取付
けのための別の試みの必要性がある。
発明の概要 本発明は、前記の必要性を満たすように構成さ
れた着脱自在な上部ノズルのための整列スリーブ
捕捉装置を提供する。本発明は、前述した特願昭
61−99510号明細書に示されるように上部押さえ
板と下部アダプタ板とが摺動可能な相互連結部を
持たない上部ノズル構造に組み込むのに特に適し
ているが、そのように限定されるものではない。
この相互連結部が無い場合、上部押さえ板と下部
アダプタ板とは、燃料集合体の案内シンブルから
上部ノズルを取外して除去した時に分離する。上
部ノズルを案内シンブルにねじ止めにより取着す
るのに整列スリーブを用いた場合、これ等は、上
部ノズルの取外しと同時に、上部押さえ板及び下
部アダプタ板の両方から分離可能となる。本発明
は、上部押さえ板と共に除去されるように整列ス
リーブを上部押さえ板中に捕捉する構成を用いた
ことによつて、上部ノズルの除去及び交換中の緩
い可脱部分が除かれる。
従つて、本発明は、少なくとも1つの制御棒案
内シンブルと、上部ノズルとを有し、前記制御棒
案内シンブルは上端部を含み、前記上部ノズル
は、少なくとも1つの通路を備えた上部押さえ板
と、前記通路を通つて摺動自在にびると共に前記
制御棒案内シンブルの前記上端部に対して着脱自
在とした、少なくとも1つの管状の整列スリーブ
と、前記制御棒案内シンブルの前記上端部上に支
持され、前記上部押さえ板を前記整列スリーブに
沿つて相対運動可能に可撓的に装着する手段とを
含んでい、再構成可能な燃料集合体における整列
スリーブ捕捉装置を提供する。本発明は、(a)前記
上部押さえ板を通ると共に、該上部押さえ板にあ
る前記通路と連通する凹所を画成し、該凹所が、
該凹所及び前記通路を経て軸方向に延びる前記整
列スリーブの上部を取り囲むようになつている。、
凹所画成手段と、(b)前記整列スリーブの上部を取
り囲みむと共に前記凹所の上限を画定する、前記
上部押さえ板上の上限画定手段と、(c)前記整列ス
リーブの上部を取り囲み、前記上限画定手段の下
方に隔置されると共に、前記凹所の下限を画定す
る、前記上部押さえ板上の下限画定手段と、(d)前
記整列スリーブの上部に固着された拡大手段であ
つて、該拡大手段は、前記上限画定手段及び下限
画定手段のそれぞれの内径よりも大きいが該凹所
の内径よりも小さい外径を持つていて、該拡大手
段は、前記上部押さえ板が前記整列スリーブに沿
つて移動する際に前記限上限及び下限の間で前記
整列スリーブと共に前記凹所内において摺動で
き、且つ、前記整列スリーブが前記制御棒案内シ
ンブルの上端部から離脱する際に該整列スリーブ
を前記上部押さえ板に摺動可能な取着状態に保持
する、拡大手段と、を備える、再構成可能な燃料
集合体における整列スリーブ捕捉装置にある。
具体的には、凹所の上限画定手段は上部押さえ
板に形成された肩部であり、この肩は、凹所の大
径部分と通孔の小径部分との間の中間部を形成す
る。また、下限画定手段は、上部押さえ板に取着
されて整列スリーブの上部を囲む保持部材であ
り、保持部材は、整列スリーブが貫いて延びる中
心孔を備えたネツク部を有し、この中心孔は、拡
大手段の外径よりも小さい下限画定手段の内径を
画定する。更に、保持部材は中空本体部を有し、
この本体部の一端は、押さえ板に取着され、他端
は、ネツク部に一体的に結合されている。保持部
材の中空本体部は、凹所の一部を形成している。
拡大手段は、整列スリーブの上部を囲みこれに
取着された軸受リングである。軸受ングは内溝を
有し、整列スリーブに対し軸受リングを強く結合
するために、整列スリーブのある部分が膨出され
て該内溝に嵌合する。整列スリーブの上部は、整
列スリーブの下部に比べて直径方向の寸法が小さ
く、この部分は、軸受リングが着座する整列スリ
ーブ部分間の中間部に、半径方向に延びる段部を
形成する。
本発明のこれ等の利点及びその他の利点は、本
発明の実施例を例示し記載した図面に関する以下
の詳細な説明を読むことにより当業者にとつて一
層明らかとなろう。
発明の詳細な説明 各図において同一の符号は、同一又は同様の部
分を表わすように用いられている。また、以下の
説明において、「前方」、「後方」、「左側」、「右
側」、「上方」又は「下方」等の用語は、説明の便
宜上用いられているに過ぎず、本発明を限定する
用語と解釈すべきではない。
一般的説明 図面特に1図を参照すると、原子炉の燃料集合
体が垂直方向に短縮された形態で、全体として符
号20により図示されている。基本的には、燃料
集合体20は、原子炉の炉心領域(図示せず)に
おいて下部炉心板(図示せず)上に燃料集合体2
0を支持するための下端構造物、即ち下部ノズル
22と、下部ノズル22から上方に長手方向に延
びる多数の案内管、即ち案内シンブル(制御棒案
内シンブル)24とを備えている。また、燃料集
合体20は、案内シンブル24に沿つて軸方向に
隔置された複数の横方向の格子26と、格子26
によつて横方向に隔てられ支持された長い燃料棒
28の組織化された配列とを備えている。また、
燃料集合体20は、中心部の計装管30と、以下
に詳細に説明する本発明に従つて案内シンブル2
4の上端部に取着された上端構造物、即ち上部ノ
ズル32とを備えている。このように各部を配置
して、燃料集合体20は、その各部を損傷させる
ことなく、好都合に取り扱うことの可能な一体的
なユニツトを形成している。
前述したように、燃料集合体20において列状
に配置された燃料棒28は、燃料集合体20の長
さに沿つて隔置された格子26によつて、相互か
ら隔てられた関係に保持されている。各燃料棒2
8は、複数の核燃料ペレツト(図示せず)を含
み、両端は、上部端栓34及び下部端栓36によ
り閉ざされている。核分裂物質からなる燃料ペレ
ツトは、原子炉の反応出力の発生源となる。水又
はホウ酸水溶液のような液体減速・冷却材は、燃
料集合体20中に発生した熱を有用な仕事を行な
わせるために取り出すべく、燃料集合体20の燃
料棒28に沿つて且つ案内シンブル24を通つて
上方に圧送される。
核分裂過程を制御するために、制御棒(図示せ
ず)が燃料集合体20中の所定位置に配設された
案内シンブル24内において往復運動することが
できる。制御棒は、燃料集合体20の上端から案
内シンブル24内に挿入されるので、上部ノズル
32を形成する諸構成要素の配置と、上部ノズル
32を案内シンブル24に結合するための後述す
る諸構成要素の列とは、上部ノズル32の上方か
ら案内シンブル24内に制御棒を挿入する運動を
許容するようになつていることが必要とされる。
上部ノズルの構成要素 第1図〜第3図には、燃料集合体20の案内シ
ンブル上に取付けられる上部ノズル32の一実施
例が図示されている。上部ノズル32は、基本的
に、上部押さえ板38と、下部アダプタ板40
と、これ等の板38,40の間に配設された複数
の管状整列スリーブ42と、板38,40の間に
その外周に沿つて傾斜して延びる複数の板ばね装
置44とを備えている。上部押さえ板38には複
数の通路46が、また、下部アダプタ板40には
複数の通孔48がそれぞれ形成してあり、これ等
の通路46及び通孔48は、燃料集合体20の案
内シンル24のパターンに合つたそれぞれのパタ
ーンで配列されている。
詳細に説明すると、案内シンブル24の上端部
50は、下部アダプタ板40の通孔48を通つて
上方に、その上面52より上方に延びている。数
の下側保持部材54は、案内シンブル24に対す
るアダプタ板40の下向きの摺動運動を制限する
ことにより、案内シンブル24の上端部50がア
ダプタ板40より上方に延びた状態でアダプタ板
40を案内シンブル24上に支持するために、ア
ダプタ板40より下方で案内シンブル24に例え
ばろう付けにより固着されている。1つの案内シ
ンブル24上の各下側保持部材54の外周には、
一連の扇形切欠き(スカロツプ)が形成してあ
り、これ等の扇形切欠きは、それぞれの案内シン
ブル24の回りに群別された燃料棒28の扇形切
欠きと整列されているため、燃料集合体20の再
構成中に燃料棒28を取出して交換することがで
きる。
上部押さえ板38は、ハブ58の配列と、ハブ
58の間に延びてこれ等を互いに結合する帯状部
分60とから成つている。また複数の直立ボス6
2は、それぞれハブ58に一体的に結合され、そ
の上方に延びている。各ボス62の内部には、通
路46のうちの1つが形成されている。また、各
ボス62は、炉心の上部炉心板(図示せず)に形
成された複数の開口(図示せず)のうちの1つに
嵌合する大きさの断面寸法を有している。各ボス
62の内周縁部64は、内部の開口の入口のとこ
ろで上部炉心板の面取りされた縁部と合うよう
に、相補形に面取りされている。この形状の縁部
は、炉心内に燃料集合体20を装荷する間上部炉
心板の対応する開口に対するそれぞれのボス62
の整列及び挿入を容易にするための案内面として
使用される。
各整列スリーブ42は、上部押さえ板38及び
下部アダプタ板40の整列された1対の通路46
及び通孔48の間に延びている。第3図の右側に
示すように、各整列スリーブ42と各案内シンブ
ル24の上端部50とには、該整列スリーブ42
と案内シンブル24とを一緒に結合するためのね
じ部がある。また、再使用可能なロツク装置66
があり、このロツク装置は、結合された整列スリ
ーブ42と案内シンブル24とを一緒にロツクす
るために、整列スリーブ42と案内ンブル24の
上端部50との両方に一体的に結合されている。
再使用可能なロツク装置66は、ロバート・ケ
ー・イエルエン(Robert K.Gjersten)等の前述
の米国特許願(出願人の事件番号W.E.52631)明
細書に開示され記載された発明を構成するもので
あるが、後述する本発明の要旨を理解するために
は必要ではないので、ここで詳述しない。
案内シンブル24及び整列スリーブ42のねじ
部に関しては、案内シンブル24の上端部50が
環状の雄ねじ部分68を備え、整列スリーブ42
が下方の環状雌ねじ部分70を備える。整列スリ
ーブ42は、案内シンブル24に対して上部ノズ
ル32を着脱するために、案内シンブル24の上
端部50の雄ねじ部分68に対し雌ねじ部分70
をねじ締めしたり、ねじ締めを解除したりするよ
うに、通路46に対して相対的に摺動運動可能に
且つ案内シンブル24の上端部50に対し相対的
に回動運動可能に、上部押さえ板38のボス62
の通路46を経て取付けられている。整列スリー
ブ42は中空であるため、それを通る制御棒の挿
入が許容されるだけでなく、案内シンブル24の
上端部50に対するねじ締め及びその解除のため
に整列スリーブ42を両方向に回動させるように
整列スリーブ42を内部から掴む適宜の工具(図
示せず)を整列スリーブ42中に挿入することが
できる。整列スリーブ42は、案内シンブル24
の上端部50にねじ締めされた時、下側の保持部
材54と協働して、下部アダプタ板40をそれ等
の間にクランプする。
更に、上部押さえ板38と下部アダプタ板40
とは、四角形の形状を有し、その外周部に形成さ
れた複数(好ましくは4個)の隅角部72,74
は、互いに向かい合い、垂直に整列している。板
ばね装置(押さえ板を可撓的に装着する手段)4
4は、固定された下部アダプタ板40の上方に可
動の上部押さえ板38を可撓に支持するために、
上部押さえ板38と下部アダプタ板40との間に
介在されている。板ばね装置44は、押さえ板3
8とアダプタ板40とのそれぞれの外周に沿つて
配設され、外周部の隅角部72,74のうち所定
のものの付近で、押さえ板38及びアダプタ板4
0と係合している。板ばね装置44は、前述した
特願昭61−99510号明細書に開示され記載された
発明を構成するものであり、後述する本発明の要
旨を理解するために必要ではないので、これ以上
詳述しない。また、ここでは板ばねの使用が例示
されているが、本発明はコイばねを用いる上部ノ
ズルにおいても容易に実施できる。
整列スリーブ捕捉装置 第3図の左側部分を参照すると、燃料集合体2
0の上部ノズル32には、案内シンブル24の1
つから離脱した時に各整列スリーブ42を上部ノ
ズル32の上部押さえ板38との摺動係合状態に
保持するための本発明による整列スリーブ捕捉装
置76が図示されている。捕捉装置76は、基本
的に、環状の凹所78と、環状の肩部(上限画定
手段)82と、環状の保持部材(下限画定手段)
82と、軸受リング(拡大手段)84とを備えて
いる。
連続した円筒形の内壁86は、ハブ58を通
り、そして上部押さえ板38のボス62の一部を
通つて、ボス62にある通路46の下方において
これと連通する、孔(凹所画成手段)88を画定
している。各案内シンブル24に上部ノズル32
を固着するために用いられる整列スリーブ42
は、孔88と通路46との両方を通り延びてい
る。孔88の内径は通路46の内径よりも大きい
ため、孔88及び通路46を軸方向に通つて延び
る整列スリーブ42の上部90を囲む環状の凹所
78が形成される。
また、通路46の小径部分と孔88の大径部分
との間で上部押さえ板38に中間部を形成する捕
捉装置76の環状肩部(上限画定手段)80は、
整列スリーブ42の上部90を包囲し、環状凹所
78の上限を画成している。環状保持部材82
は、上部押さえ板38にねじ止めによつて連結さ
れ、肩部80の下方に隔てられている。保持部材
82は、カラーの形態であるため、整列スリーブ
42の上部90を囲んでおり、中心孔94(整列
スリーブ42はこの中心孔を通り延びている)を
備えたネツク部92を備えている。ネツク部92
は、環状凹所78の下限を形成している。保持部
材82は、中空本体96も有し、その一方の先端
98には、孔88を形成する上部押さえ板38の
内壁86の雌ねじ付下端部100に連結されるよ
うに、雄ねじが形成されている。保持部材82の
中空本体部98の反対側の先端102は、ネツク
部92に一体的に結合してあり、中空本体部96
は、環状凹所78の下部を画定している。明らか
なように、環状凹所78のそれぞれ上限及び下限
としての環状肩部80と保持部材82との位置
は、互いに逆にすることができる。整列スリーブ
42の捕捉装置76を組立てるには、これ等のう
ちの1つを上部押さえ板38から取外し可能とす
るだけでよい。
最後に、第4図にも示すように、捕捉装置76
の軸受リング(拡大手段)84は、整列スリーブ
42の上部90を囲み、これに取着されている。
軸受リング84は、中心通路104と、この中心
通路に開口する内溝106とを有し、整列スリー
ブ42の上部90の環状部分108は、膨出して
この内溝96に嵌入することにより、整列スリー
ブ42に対して軸受リング84を強く結合する。
整列スリーブ42の上部90はその下端部110
に比べて直径が小さいため、整列スリーブ42の
上部90、下端部110間の中間部に、半径方向
に延びる段部112が形成され、この段部上に
は、軸受リング84も着座する。軸受ング84の
外径は、環状凹所78の内径よりも小さく、環状
肩部80及び保持部材のネツク部92(それぞれ
環状凹所78の上限と下限とを形成する)のそれ
ぞれの内径よりも大きい。そのため、軸受リング
84は、一方では、案内シンブル24の上端部5
0に整列スリーブ42を取着する際に上部押さえ
板38が整列スリーブ42に沿つて移動する間に
環状凹所78中の上限と下限との間において上部
押さえ板38に対し相対的に整列スリーブ42と
共に摺動することができる。他方では、軸受リン
グ84は、案内シンブル24の上端部50から整
列スリーブ42が分離された時に整列スリーブ4
2を押さえ板38に対し摺動自在に取付けられた
状態に保持する。
整列スリーブ42の捕捉装置76を組立てるに
は、板ばね装置44を取付けた上部ノズル32の
下部アダプタ板40を案内シンブル24上に下動
させ、整列スリーブ42を案内シンブル24の上
端部50にねじ止めする。(この最初の組立ては、
作業ステーシヨン又は炉心内ではなく、工場で行
なう)。次に、保持部材82を、取付け済みの整
列スリーブ42に向かつて下方に滑らせ、その
後、軸受リング84を整列スリーブ42上に、段
部112上の休止位置まで挿入する。整列スリー
ブ42に挿入した適宜の工具によつて軸受リング
84を膨出して整列スリーブ42中に嵌入させた
後、上部押さえ板38内に保持部材82をねじ込
むことができる。
第3図に示すように、板ばね装置44は、圧縮
されておらず、軸受リング84は、環状凹所78
の下限(保持部材のネツク部92)と係合してい
る。しかし、燃料集合体20上に上部炉心板(図
示せず)を置くと、上部炉心板は、上部押さえ板
38を押圧し、板ばね装置44を圧縮又は変形さ
せる。そのため、上部押さえ板38は、各整列ス
リーブ42に対して相対的に下向きに滑り、保持
部材80と軸受リング82とは相互から離れるよ
うに移動し、軸受リング82は、環状凹所78の
上限に向かつて変位される。整列スリーブ42の
上部90の上端114は、上部押さえ板38上の
ボス62の上方に、通路46を系て上方に延びて
いる。
明らかなように、環状凹所78の形状によつ
て、整列スリーブ42を案内シンブル24の上端
部50に対してねじ止めしたり、そのねじ止めを
解除したりすることにより、整列スリーブ42を
案内シンブル24の上端部50にそれぞれ取付け
たり取外したりするために、整列スリーブ42を
回動させると同時に軸方向に垂直に移動させるこ
とが許容される。この回動・垂直移動は、整列ス
リーブ42上の軸受リング84が環状凹所78中
に捕捉された状態になつている間に許容される。
燃料集合体20を再構成するために上部ノズル
32を除去するには、上部押さえ板38上に圧力
を加える。これは、適宜の工具(図示せず)によ
つて、又は、上部押さえ板38を経て図示しない
ボルトを挿入してそれを下部アダプタ板40の相
補形のねじ穴(図示せず)にねじ込むことによつ
て行い得る。次に、整列スリーブ42を回動させ
て案内シンブル24とのねじ止めを解除する。工
具を使用する場合には、上部押さえ板38をその
後別に取出すと、整列スリーブ42は、その捕捉
された状態のため、一緒に取出される。次に、下
部アダプタ板40を案内シンブル24から引上げ
る。しかし、ボルトを使用する場合、押さえ板3
8とアダプタ板40とは、一体的なサブユニツト
として引上げることができ、整列スリーブ42は
なおも上部押さえ板38中に保持されている。
本発明をその特定の実施例について以上に説明
したが、本発明は、前述した実施例以外にも、本
発明の精神及び範囲を逸脱したり、本発明の重要
な利点を犠性にすることなく種々変更して実施で
きるので、前述した特定の構成は、単なる例示に
過ぎず、本発明を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の原理に従つて構成された上
部ノズルの整列スリーブ捕捉装置を備えた再構成
可能な燃料集合体を一部破断して示す側面図、第
2図は、第1図の拡大平面図、第3図は、第2図
の3−3線に沿つて燃料集合体上部ノズルを一部
破断して示す部分拡大側面図、第4図は、第3図
の4−4線に沿つて本発明の整列スリーブ捕捉装
置を示す断面図である。 20…燃料集合体、24…制御棒案内シンブ
ル、32…上部ノズル、38…上部押さえ板、4
2…整列スリーブ、44…板ばね装置(可撓的に
装着する手段)、46…上部押さえ板の通路、5
…制御棒案内シンブルの上端部、76…捕捉装
置、78…凹所、80…肩部(上限画定手段)、
82…保持部材(下限画定手段)、84…軸受リ
ング(拡大手段)、88…孔(凹所画成手段)、9
0…整列スリーブの上部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも1つの制御棒案内シンブルと、上
    部ノズルとを有し、前記制御棒案内シンブルは上
    端部を含み、前記上部ノズルは、少なくとも1つ
    の通路を備えた上部押さえ板と、前記通路を通つ
    て摺動自在に延びると共に前記制御棒案内シンブ
    ルの前記上端部に対し着脱自在とした、少なくと
    も1つの管状の整列スリーブと、前記制御棒案内
    シンブルの前記上端部上に支持され、前記上部押
    さえ板を前記整列スリーブに沿つて相対運動可能
    に可撓的に装着する手段とを含んでいる、再構成
    可能な燃料集合体における整列スリーブ捕捉装置
    であつて、 (a) 前記上部押さえ板を通ると共に、該上部押さ
    え板にある前記通路と連通する凹所を画成し、
    該凹所が、該凹所及び前記通路を経て軸方向に
    延びる前記整列スリーブの上部を取り囲むよう
    になつている、凹所画成手段と、 (b) 前記整列スリーブの上部を取り囲みむと共に
    前記凹所の上限を画定する、前記上部押さえ板
    上の上限画定手段と、 (c) 前記整列スリーブの上部を取り囲み、前記上
    限画定手段の下方に隔置されると共に、前記凹
    所の下限を画定する、前記上部押さえ板下の下
    限画定手段と、 (d) 前記整列スリーブの上部に取着された拡大手
    段であつて、該拡大手段は、前記上限画定手段
    及び下限画定手段のそれぞれの内径よりも大き
    いが該凹所の内径よりも小さい外径を有してい
    て、前記上部押さえ板が前記整列スリーブに沿
    つて移動する際に前記上限及び下限の間で前記
    整列スリーブと共に前記凹所内において摺動で
    き、且つ、前記整列スリーブが前記制御棒案内
    シンブルの上端部から離脱する際に該整列スリ
    ーブを前記上部押さえ板に摺動可能な取着状態
    に保持する、拡大手段と、 を備える、再構成可能な燃料集合体における整列
    スリーブ捕捉装置。
JP61141541A 1985-06-19 1986-06-19 燃料集合体における整列スリ−ブ捕捉装置 Granted JPS61294397A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/746,495 US4684502A (en) 1985-06-19 1985-06-19 Top nozzle alignment sleeve capture arrangement in a reconstitutable fuel assembly
US746495 1985-06-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61294397A JPS61294397A (ja) 1986-12-25
JPH0466319B2 true JPH0466319B2 (ja) 1992-10-22

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ID=25001098

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JP61141541A Granted JPS61294397A (ja) 1985-06-19 1986-06-19 燃料集合体における整列スリ−ブ捕捉装置

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JP (1) JPS61294397A (ja)
ES (1) ES8801463A1 (ja)
IT (1) IT1204889B (ja)

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US4684502A (en) 1987-08-04
IT8620750A0 (it) 1986-06-11
JPS61294397A (ja) 1986-12-25
IT1204889B (it) 1989-03-10
ES556213A0 (es) 1988-01-01
ES8801463A1 (es) 1988-01-01

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