JPH0465812A - モールドコイルの製造方法 - Google Patents

モールドコイルの製造方法

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JPH0465812A
JPH0465812A JP17730290A JP17730290A JPH0465812A JP H0465812 A JPH0465812 A JP H0465812A JP 17730290 A JP17730290 A JP 17730290A JP 17730290 A JP17730290 A JP 17730290A JP H0465812 A JPH0465812 A JP H0465812A
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JP
Japan
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unit
coil
coils
winding
group
Prior art date
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JP17730290A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Ito
善博 伊藤
Takanori Ichikawa
貴則 市川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明はモールド変圧器等に使用するモールドコイルの
製造方法に関し、特に箔状導体からなる単位コイルを用
いたモールドコイルの製造方法に関する。
(従来の技術) 従来、モールドコイルは電気的ストレスを少なくするた
めに、軸方向に分割した複数個の単位コイルを樹脂でモ
ールドしたもの(特公昭55−30970号公報参照)
が知られている。この場&、これらの単位コイルには平
角導体または箔状導体か用いられているが、容量が大き
くなる程導体占積率の良い箔状導体が用いられている。
このような従来のモールドコイルの製造方法の一例を図
面を用いて説明する。第9図はモールドコイルの要部断
面図を示し、複数個の単位コイル22aないし22fを
直列に接続して図示しない金型内に組み込み、エポキシ
樹脂23を充填し、一体に固めたものである。第10図
はモールド前の単位コイル22の要部断面図である。単
位コイル22はプレスポード等の絶縁筒24の外周にア
ルミ箔状導体25とポリエステルフィルム或いはアラミ
ツド紙等の層間絶縁物26を重ねたものを所要回数分巻
回してなり、その後この単位コイル22の巻き始め部お
よび巻き終り部を他の単位コイル22と接続しながら、
スペーサーを介し軸方向に積み重ねて金型に組み込み、
その後、樹脂23でモールドし一体のモールドコイルを
製造する。
(発明か解決しようとする課題) 上記した従来のモールドコイルの製造方法では、各単位
コイル22aないし22fは、電圧。
容量に応じて巻枠寸法、箔状導体の厚さおよび幅を選択
し、多連巻きで巻回した後、単位コイルの内周側巻き始
め部と他の単位コイルの外周側巻き終り部を接続して、
その後金型内に組み立てる。
このため、渡りリードが単位コイル22aないし22f
間を通る為、単位コイル間の絶縁寸法は渡りリードの厚
さ分多く確保せねばならず、軸方向の寸法が大きくなる
問題かある。しかも各単位コイル22aないし22fの
外周に高強度繊維材料を設ける作業も容易でなかった。
(発明の目的) 本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は
、製造か容易で軸方向寸法も低減できるモールドコイル
を提供することにある。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するために、箔状導体からなる
複数個の単位コイルを軸方向に間隔をおいて配置して樹
脂によりモールドしてなるモールドコイルの製造方法に
おいて、前記複数個の単位コイルは、軸方向の1ヶ置き
の位置に箔状導体を巻回して第1の単位コイル群を形成
し、この第1の単位コイル群の各単位コイルの隣りの位
置に前記第1の単位コイル群の各単位コイルとは巻回方
向を逆にして巻回して第2の単位コイル群を形成し、こ
れら第1および第2の単位コイル群を、隣り合う単位コ
イルの内周側どうし、または外周側どうしを接続してな
ることを特徴とする。
(作用) 本発明のモールドコイルの製造方法によれば、隣り合う
単位コイルが内側側どうしまたは外周側どうして交互に
接続されるので、各単位コイル間には渡りリード線か存
在しない。このため単位コイル間は絶縁的2機械的に最
小寸法でよく軸方向寸法を縮小できる。更に単位コイル
間に渡りリード線が存在しないことにより、各単位コイ
ルの周囲に高強度繊維材料を設けることも容易にてきる
(実施例) 以下本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本発明方法により製造されたモールドコイルの
要部断面図である。このモールドコイルは、高強度繊維
材料に樹脂を含浸し半硬化状態とした繊維強化樹脂層1
の外周に繊維層2を設けて絶縁筒7とし、この絶縁筒7
の外周に箔状導体と層間絶縁物とを重ね合わせて巻回し
てなる単位コイル3aないし3fを形成し、各単位コイ
ル3aないし3f間及び端部には高強度繊維材料4を配
置し、さらに各単位コイル3aないし3fの外周に繊維
層5と繊維強化樹脂層6からなる絶縁筒8を設けて内、
外周絶縁筒7.8間に樹脂を含浸硬化して一体にモール
ド成形したものである。
このモールドコイルの製造方法について詳細に説明する
。第2図は絶縁筒7を示す断面図である。
この絶縁筒7は加熱、加圧装置のある巻回装置を用いて
、ガラステープ、ガラスクロス等の高強度繊維材料に樹
脂を含浸し半硬化状態にしたプリプレグ材料を加熱加圧
しながら巻回して繊維強化樹脂層1を形成した後、この
繊維強化樹脂層1の樹脂に粘着性がある状態のときにそ
の外周にガラス繊維等からなるマット等の繊維材料を巻
回して繊維層2を形成し、これら繊維強化樹脂層1と繊
維層2を一体にして成形してなる。この絶縁筒7の製作
は巻線機に加熱、加圧装置を具備していれば巻線作業工
程で行うことができる。
そして第3図に示すように、この絶縁筒7を巻線機の巻
芯13に取り付けた後、その外周にアルミニウム等の箔
状導体の巻き始め部を固定する。
この場合、複数個の単位コイルが例えば6個で構成され
る場合には、半分にあたる3個の単位コイル3a、3c
、3eを構成する箔状導体の巻き始め部を軸方向の1ヶ
置きの位置に固定する。そしてこれら箔状導体をノーメ
ックス紙、ガラス不織布等の層間絶縁物と共に多連巻き
で巻回して第1の単位コイル群を構成する。次いで、残
りの単位コイル3b、3d、3fを構成する箔状導体の
巻き始め部を第1群の各単位コイル3a、3c、3eの
隣りの位置に固定し、第1群とは巻回方向を逆にして層
間絶縁物と共に多連巻きで巻回して第2の単位コイル群
を構成する。そしてコイル巻き後、全体として第4図に
示すような直列接続された1つのコイルを形成するため
、各単位コイル3aないし3fを隣り合う単位コイルの
内周側または外周側で、内側渡りリード9または外側渡
りリード10を介して接続する。内側渡りリード9と外
側渡りリード10は、それぞれ第5図に示すように、隣
り合う単位コイルの箔状導体11,12の端部に複数個
の切り込みを入れて直角方向に折り曲げることにより渡
りリードlla、12aを形成し、これら渡りリードl
la、12aを重ねて接続部13で接続して形成する。
この接続は例えば次のようにして行う。第1群の各単位
コイルの内周側に位置する巻き始め部に渡りリード11
aを形成しておき、多連巻きで各単位コイルを形成する
。次いて第2群の単位コイルを構成する箔状導体を、そ
の巻き始め部に形成した渡りリード12aを第1群の各
単位コイルの渡りリード11aに重ねて接続部13で接
続する。その後単位コイル間の寸法を保つように渡りリ
ード等を固定した後、第1群の単位コイルの巻回方向と
逆方向に巻芯を回転させて第2群の各単位コイルを巻回
形成する。
そして、各単位コイル3aないし3f間及び端部にガラ
ステープ、ガラスロービイング材等の高強度繊維材料4
(第1図参照)を単位コイルと同じ高さまで巻回する。
次に内周側渡りリード9と同様な方法で外周側渡りリー
ド10の接続を行う。
その後、第6図に示すように別に製作した、内周側か繊
維層5.外周側が繊維強化樹脂層6からなる外周絶縁筒
8を各単位コイル3aないし3bの外周に密着させて取
り付ける。外周絶縁筒8は内周絶縁g?i7と同様の方
法で繊維層5を巻回した後、加熱加圧しながらプリプレ
グ材料を巻回し、繊維強化樹脂層6を形成したものであ
るが、周面の一部に、樹脂注入治具或いはタップ型等を
取り付ける開口部8aか形成しである。
次に、第7図に示すように外周絶縁筒8を締付はバンド
14で固定し、コイルの軸方向両側の位置にゴムンート
等のパツキンを介してフランジ板15.15を取り付け
、樹脂が漏れないようにした後、前記開口部8aを介し
て樹脂を注入し含浸させて加熱硬化させる。硬化後、フ
ランジ板15、締付はバンド14を外し、一体のモール
ドコイルを得る。
尚、フランジ板15.15は両端部に巻回する高強度繊
維材料4によっては巻線工程で予め取り付けておいても
よい。
本実施例のモールドコイルでは、繊維層2の上に直接単
位コイル3aないし3fを巻回するために、各単位コイ
ル3aないし3fを持ち運びする必要がなくなり、巻回
した単位コイル3aないし3fの形状かそのまま保たれ
る。また、各単位コイル3aないし3fか夫々内側渡り
リード9、外側渡りリード10で交互に接続され、単位
コイル間には渡りリードか存在しないので、各単位コイ
ル間の寸法を小さくてきる。例えば箔状導体が1゜OX
 60 nus寸法の場合、同し導体断面積て2C1+
m幅の渡りリードを用いるとすると、3 mmのリード
厚さになる。本実施例のように単位コイルが6個の場合
、単位コイル間の絶縁寸法を同様に確保したとしても、
従来のものより軸方向寸法を3×5=15順小さくてき
る。また、単位コイル3aないし3f間に渡りリードか
ないので、渡りリードがコイル端面に接触しないように
絶縁したり、スペーサーを挿入したりする必要がなくな
り、製造か容易となる。しかも、単位コイル3aないし
3f間に渡りリードがないことにより、この部分に高強
度繊維材料4を巻回することも容易となる。
一方、内周、外周の絶縁筒7.8は繊維強化樹脂層1.
6を有しているので、金型が不要であるため、モールド
後離型するという作業が不要になる。また、この繊維強
化樹脂層1,6のみを型の代用とした場合、繊維強化樹
脂層1.6の界面でクラックや剥離か生じやすいが、本
実施例でては繊維強化樹脂層1.6と繊維層2.5の界
面は繊維が互いに入り組んだ状態で一体になっているた
め、接着強度か強くクラックや剥離か生しにくい。
また、各単位コイル全体も高強度繊維材料4と繊維層2
,5で被われているため、単位コイル全体が繊維強化樹
脂層となり、線膨張率が導体に近くなって発生応力も小
さくなり、強度も向上するので、クラックに対して強い
構造となる。
尚、上記実施例では内、外周ともに金型の代わりに繊維
強化樹脂層を有する絶縁筒を用いた場合について説明し
たか、同一機種で多数のモールドコイルを製作するよう
な場合には、第8図に示すように金型を用いることもて
きる。即ち巻芯13に金型となる内型17とフランジ板
15.15をセットした後、ガラスマット等の繊維層1
8を設け、その後、第1の実施例と同様に第1群および
第2群の順に単位コイル3aないし3fを巻回し、ガラ
スロービイング等の高強度繊維材料19を配し、外側渡
りリード10を接続した後、繊維層20を配設し、その
外側に薄い鉄板等を外型21として被い、繊維層20と
外型21か密着するようにした後、低粘度の樹脂を注入
し含浸させて、加熱硬化させ、フランジ板15.内型1
7.外型21を外して一体のモールドコイルを得る。こ
の場合金型を用いるので、繰り返し型を使用することが
できるという利点がある。勿論、第1の実施例で用いた
内側絶縁筒と第2の実施例の外型を組み合わせることも
可能である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によるモールドコイルの製
造方法は、箔状導体からなる複数個の単位コイルを2回
に別けて夫々逆方向に多連巻きして形成するようにした
ので、単位コイル間に渡りリードが存在しなくなる。こ
れにより、単位コイル間の寸法を縮小でき、しかも単位
コイル間に絶縁補強等の対策を施す必要かないので製造
か容易となるほか、各単位コイルの周囲に高強度繊維材
料を配置することも容易にてきて耐クラツク性の優れた
小形のモールドコイルを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法により製造されたモールドコイルの
要部断面図である。第2図ないし第7図は本発明による
モールドコイルの製造方法を説明する概要図であり、第
2図は内周絶縁筒を示す断面図、第3図は単位コイルを
巻回した状態を示す断面図、第4図は単位コイルの接続
状態を示す概略図、第5図は単位コイル間の接続構成を
示す平面図、第6図は外周絶縁筒を示す断面図、第7図
は樹脂モールド時の状態を示す正面図である。 第8図は本発明の他の実施例を説明する要部断面図であ
る。第9図は従来のモールドコイルの要部断面図、第1
0図は従来のモールドコイルの単位コイルの要部断面図
である。 3.3aないし3f・・・単位コイル。 7.8・・・絶縁筒。 9.10・・・渡りリード。 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 1.6・・・繊維強化樹脂層。 2.5.18.20・・・繊維層。 第 1図 第2図 第6図 第6図 第+m /3 第3 図 第1θ図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)箔状導体からなる複数個の単位コイルを軸方向に
    間隔をおいて配置して樹脂によりモールドしてなるモー
    ルドコイルの製造方法において、前記複数個の単位コイ
    ルは、軸方向の1ケ置きの位置に箔状導体を巻回して第
    1の単位コイル群を形成し、この第1の単位コイル群の
    各単位コイルの隣りの位置に前記第1の単位、コイル群
    の各単位コイルとは巻回方向を逆にして巻回して第2の
    単位コイル群を形成し、これら第1および第2の単位コ
    イル群を、隣り合う単位コイルの内周側どうし、または
    外周側どうしを接続してなることを特徴とするモールド
    コイルの製造方法。
JP17730290A 1990-07-06 1990-07-06 モールドコイルの製造方法 Pending JPH0465812A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006066633A (ja) * 2004-08-26 2006-03-09 Gkn ドライブライン トルクテクノロジー株式会社 電磁石の製造方法及びこの製造方法で作られた電磁石及びこの電磁石を用いたアクチュエータ
JP2008081055A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Honda Motor Co Ltd クラッチ装置

Cited By (3)

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JP2006066633A (ja) * 2004-08-26 2006-03-09 Gkn ドライブライン トルクテクノロジー株式会社 電磁石の製造方法及びこの製造方法で作られた電磁石及びこの電磁石を用いたアクチュエータ
JP4667792B2 (ja) * 2004-08-26 2011-04-13 Gknドライブラインジャパン株式会社 電磁石の製造方法及びこの製造方法で作られた電磁石及びこの電磁石を用いたアクチュエータ
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