JPH0465585A - 人工皮革の表面仕上げ方法 - Google Patents
人工皮革の表面仕上げ方法Info
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- JPH0465585A JPH0465585A JP2175516A JP17551690A JPH0465585A JP H0465585 A JPH0465585 A JP H0465585A JP 2175516 A JP2175516 A JP 2175516A JP 17551690 A JP17551690 A JP 17551690A JP H0465585 A JPH0465585 A JP H0465585A
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Landscapes
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、人工皮革の表面仕上げ方法に係り、更に詳し
くは艷斑筋のない良好なる表面を形成し得る艶消し仕上
げ方法に関する。
くは艷斑筋のない良好なる表面を形成し得る艶消し仕上
げ方法に関する。
（従来の技術）
従来、その表面がポリウレタンエラストマー等の高分子
弾性体からなる人工皮革の表面仕上げをする方法として
、ポリウレタンエラストマーを主成分とする艷出剤に、
シリカゲル艷消剤を添加したのち、攪拌混合した液を、
グラビアコーター等で人工皮革の表面に塗工する方法が
知られている。
弾性体からなる人工皮革の表面仕上げをする方法として
、ポリウレタンエラストマーを主成分とする艷出剤に、
シリカゲル艷消剤を添加したのち、攪拌混合した液を、
グラビアコーター等で人工皮革の表面に塗工する方法が
知られている。
しかしながらこの方法は混合後時間が経過すると共に混
合液中のシリカゲル艷消剤が分離、凝集する傾向を示し
、人工皮革の表面に艷消筋が発生するといった問題点が
あった。
合液中のシリカゲル艷消剤が分離、凝集する傾向を示し
、人工皮革の表面に艷消筋が発生するといった問題点が
あった。
（発明が解決しようとする課！ｌり
本発明者等は、上述の問題点に鑑み鋭意研究した結果、
シリカゲル艷消剤を特定の組成の溶剤にあらかじめ分散
させた液をポリウレタンエラストマーを主成分とする溶
液に添加混合することにより、シリカゲル艶消剤の分離
、凝集を効果的に防ぐことができるのを見出し本発明を
完成した。
シリカゲル艷消剤を特定の組成の溶剤にあらかじめ分散
させた液をポリウレタンエラストマーを主成分とする溶
液に添加混合することにより、シリカゲル艶消剤の分離
、凝集を効果的に防ぐことができるのを見出し本発明を
完成した。
本発明の目的は、艶斑筋のない良好なる表面を有する人
工皮革の表面仕上げ方法を捷供するにある。
工皮革の表面仕上げ方法を捷供するにある。
（課題を解決するための手段）
上述の目的は、液状のポリウレタンエラストマーによる
人工皮革の表面仕上げ処理に際し、表面仕上げ剤として
ポリウレタンエラストマーを主成分とする溶液（Ａ）
とジメチルホルムアミドを６０重量％以上゛含有する
溶剤にシリカゲル艷消剤を分散せしめた分散液（Ｂ）
との混合液を使用することを特徴とする人工皮革の表
面仕上げ方法によって達成される。
人工皮革の表面仕上げ処理に際し、表面仕上げ剤として
ポリウレタンエラストマーを主成分とする溶液（Ａ）
とジメチルホルムアミドを６０重量％以上゛含有する
溶剤にシリカゲル艷消剤を分散せしめた分散液（Ｂ）
との混合液を使用することを特徴とする人工皮革の表
面仕上げ方法によって達成される。
本発明において、ポリウレタンエラストマーを主成分と
する溶液（Ａ、） とは、ポリウレタンエラストマー
あるいはポリウレタンエラストマーとポリカーボネート
とのブレンドポリマー等のポリウレタンエラストマーを
主体とする重合体を溶剤で溶解した溶液である。上記重
合体は、通常ジメチルホルムアミド（ＤＭＦ）に溶解さ
れ、好ましくは１５〜２０重量％の溶液とされる。
する溶液（Ａ、） とは、ポリウレタンエラストマー
あるいはポリウレタンエラストマーとポリカーボネート
とのブレンドポリマー等のポリウレタンエラストマーを
主体とする重合体を溶剤で溶解した溶液である。上記重
合体は、通常ジメチルホルムアミド（ＤＭＦ）に溶解さ
れ、好ましくは１５〜２０重量％の溶液とされる。
本発明に用いられるシリカゲル艷消剖とはシリカゲルの
微粉末よりなり、艶消し効果を奏するものである。一般
にシリカゲル艷消剤は、粉末状態ではなく溶剤に分散さ
せた状態で保存され、通常後工程での溶剤の除去を容易
にする理由から、メチルエチルケトン（ＭＥＫ）やアセ
トンといった揮発性のよい溶削を主成分とする液に分散
されている。これらの分散液中のＤＭＦの含有量器ヨ３
０重置％程度である。
微粉末よりなり、艶消し効果を奏するものである。一般
にシリカゲル艷消剤は、粉末状態ではなく溶剤に分散さ
せた状態で保存され、通常後工程での溶剤の除去を容易
にする理由から、メチルエチルケトン（ＭＥＫ）やアセ
トンといった揮発性のよい溶削を主成分とする液に分散
されている。これらの分散液中のＤＭＦの含有量器ヨ３
０重置％程度である。
本発明の方法では、ポリウレタンエラストマーを主成分
とする溶液（＾）に添加混合するシリカゲル艶消剤は、
−Ｊｌに使用されている溶剤に分散させたものを用いる
のではなく、少なくともＤＭＦを６０重量％、好ましく
は８０重量％以上含有したＤＭＦを主成分とする溶剤に
均一に分散させたものを用いる。ＤＭＦの含有率が６０
重量％より小さい場合にはシリカゲル艷消剖が分離、凝
集傾向を示す、上記分散液（Ｂ）におけるシリカゲル艷
消剤の固形分の割合は通常１．５〜１１重量％である。
とする溶液（＾）に添加混合するシリカゲル艶消剤は、
−Ｊｌに使用されている溶剤に分散させたものを用いる
のではなく、少なくともＤＭＦを６０重量％、好ましく
は８０重量％以上含有したＤＭＦを主成分とする溶剤に
均一に分散させたものを用いる。ＤＭＦの含有率が６０
重量％より小さい場合にはシリカゲル艷消剖が分離、凝
集傾向を示す、上記分散液（Ｂ）におけるシリカゲル艷
消剤の固形分の割合は通常１．５〜１１重量％である。
本発明に用いる表面仕上げ荊は、上記ポリウレタンエラ
ストマーを主成分とする溶液（Ａ） とシリカゲル艶
消剤の分散液（Ｂ） との混合液である。溶液（Ａ）
と分散液（Ｂ）の混合割合は、溶液（Ａ）の固形分
１００重量部に対し、シリカゲル艷消剖が、好ましくは
５〜６０重量部、更に好ましくは１０〜４０重量部とな
るような割合である。
ストマーを主成分とする溶液（Ａ） とシリカゲル艶
消剤の分散液（Ｂ） との混合液である。溶液（Ａ）
と分散液（Ｂ）の混合割合は、溶液（Ａ）の固形分
１００重量部に対し、シリカゲル艷消剖が、好ましくは
５〜６０重量部、更に好ましくは１０〜４０重量部とな
るような割合である。
本発明の方法で人工皮革の艶消し表面仕上げするには、
上記表面仕上げ剤を人工皮革の表面にグラビアコーター
等で塗布し乾燥すればよい。
上記表面仕上げ剤を人工皮革の表面にグラビアコーター
等で塗布し乾燥すればよい。
（発明の効果）
本発明の方法によれば、艷消剤の分離、凝集を未然に防
ぐことができ、合成皮革表面の艶消し仕上げの際、従来
見られていた艷斑筋は全く発生せず、極めて良好な表面
仕上げができ、品質の安定が確保され、作業効率が格段
に向上する。
ぐことができ、合成皮革表面の艶消し仕上げの際、従来
見られていた艷斑筋は全く発生せず、極めて良好な表面
仕上げができ、品質の安定が確保され、作業効率が格段
に向上する。
以下、実施例により本発明を詳述する。なお実施例中の
表面外観の評価は下記の基準で行った。
表面外観の評価は下記の基準で行った。
また実施例中の「部」及び「％」とは特に断りのない限
り「重量部」及び「重量％」を意味する。
り「重量部」及び「重量％」を意味する。
（表面外観の評価〉
得られた人工皮革表面の艷斑筋の発生状態を目視により
観察し、以下の基準に従って評価した。
観察し、以下の基準に従って評価した。
◎：艷斑筋の発生が認められなかった。
○：艷斑筋の発生がほとんどみられなかった。
△：艷斑筋の発生が若干みられた。
×：艶斑筋の発生が多くみられた。
（実施例１）
固形分が１５％、ＤＭＦ ２６％、その他の溶剤５９％
のシリカゲル艶消剤（商品名：ＫＭＴ−３、大日精化社
製）１００部にＤＭＦを６２０部加え、撹拌混合し用意
した。この分散液の溶剤中のＤ Ｍ 、Ｆの含有量は約
９２％であった０次にポリウレタンエラストマー溶液（
商品名：ＣＬ−４８、大日精化社製、固形分２１％）１
００部に、先に用意したシリカゲル艷消剤分散液を１５
０部加え撹拌混合した。この液のシリカゲル艷消剤の固
形分量はポリウレタンエラストマー固形分量の約１５％
であった。この液をグラビアコーターにて湿式銀面層を
有する人工皮革の表面に２０ｇ ／ ｍ ”塗布した後
、乾燥して艷消し表面仕上げを施した人工皮革を得た。
のシリカゲル艶消剤（商品名：ＫＭＴ−３、大日精化社
製）１００部にＤＭＦを６２０部加え、撹拌混合し用意
した。この分散液の溶剤中のＤ Ｍ 、Ｆの含有量は約
９２％であった０次にポリウレタンエラストマー溶液（
商品名：ＣＬ−４８、大日精化社製、固形分２１％）１
００部に、先に用意したシリカゲル艷消剤分散液を１５
０部加え撹拌混合した。この液のシリカゲル艷消剤の固
形分量はポリウレタンエラストマー固形分量の約１５％
であった。この液をグラビアコーターにて湿式銀面層を
有する人工皮革の表面に２０ｇ ／ ｍ ”塗布した後
、乾燥して艷消し表面仕上げを施した人工皮革を得た。
結果は第１表の通りであった・
（実施例２）
実施例１で用いたのと同様のシリカゲル艷消剤を１００
部にＤＭＦを１１０部加え、撹拌混合し用意した。この
分散液の溶剤中のＤＭＦ含有量は約７０％であった。次
に実施例１で用いたのと同様のポリウレタンエラストマ
ー溶液１００部に、先に用意したシリカゲル艶消剤分散
液を４５部加え撹拌混合した。この液のシリカゲル艶消
剤の固形分量はポリウレタンエラストマー固形分量の約
１５％であった。以下、実施例と同様にして人工皮革を
得た。結果は第１表の通りであった。
部にＤＭＦを１１０部加え、撹拌混合し用意した。この
分散液の溶剤中のＤＭＦ含有量は約７０％であった。次
に実施例１で用いたのと同様のポリウレタンエラストマ
ー溶液１００部に、先に用意したシリカゲル艶消剤分散
液を４５部加え撹拌混合した。この液のシリカゲル艶消
剤の固形分量はポリウレタンエラストマー固形分量の約
１５％であった。以下、実施例と同様にして人工皮革を
得た。結果は第１表の通りであった。
（比較例１）
実施例１で用いたのと同様のシリカゲル艶消剤１００部
にＤＭＦを４０部加え、撹拌混合し用意した。この分散
液の溶剤中のＤＭＦ含有量は約５３％であった０次に、
実施例１で用いたのと同様のポリウレタンエラストマー
溶液１００部に、先に用意したシリカゲル艶消剤分散液
を３０部加え撹拌混合した。この液のシリカゲル艶消剤
の固形分量はポリウレタンエラストマー固形分量の約１
５％であった。
にＤＭＦを４０部加え、撹拌混合し用意した。この分散
液の溶剤中のＤＭＦ含有量は約５３％であった０次に、
実施例１で用いたのと同様のポリウレタンエラストマー
溶液１００部に、先に用意したシリカゲル艶消剤分散液
を３０部加え撹拌混合した。この液のシリカゲル艶消剤
の固形分量はポリウレタンエラストマー固形分量の約１
５％であった。
以下、実施例１と同様にして人工皮革を得た。
結果は第１表の通りであった。
（比較例２）
実施例１で用いたのと同様のポリウレタンエラストマー
溶液１００部に、実施例１で用いたシリカゲル艶消剤Ｋ
ＭＴ−３（ｆｉ荊中のＤＭＦは約３１％）を２０部を加
え撹拌混合した。この液のシリカゲル艶消剤の固形分量
はポリウレタンエラストマー固形分量の約１４％であっ
た。
溶液１００部に、実施例１で用いたシリカゲル艶消剤Ｋ
ＭＴ−３（ｆｉ荊中のＤＭＦは約３１％）を２０部を加
え撹拌混合した。この液のシリカゲル艶消剤の固形分量
はポリウレタンエラストマー固形分量の約１４％であっ
た。
以下、実施例１と同様にして人工皮革を得た。
結果は第１表の通りであった。
第１表
Claims (1)
- 液状ポリウレタンエラストマーによる人工皮革の表面仕
上げ処理に際し、表面仕上げ剤としてポリウレタンエラ
ストマーを主成分とする溶液（Ａ）とジメチルホルムア
ミドを６０重量％以上含有する溶剤にシリカゲル艶消剤
を分散せしめた分散液（Ｂ）との混合液を使用すること
を特徴とする人工皮革の表面仕上げ方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2175516A JPH0465585A (ja) | 1990-07-02 | 1990-07-02 | 人工皮革の表面仕上げ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2175516A JPH0465585A (ja) | 1990-07-02 | 1990-07-02 | 人工皮革の表面仕上げ方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0465585A true JPH0465585A (ja) | 1992-03-02 |
Family
ID=15997423
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2175516A Pending JPH0465585A (ja) | 1990-07-02 | 1990-07-02 | 人工皮革の表面仕上げ方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0465585A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003079901A (ja) * | 2001-09-14 | 2003-03-18 | Heiwa Corp | ソレノイド駆動回路を有する遊技装置、および、ソレノイドの駆動制御方法 |
| KR20030034773A (ko) * | 2001-10-24 | 2003-05-09 | 최순자 | 합성피혁의 입체무늬 성형방법 |
| CN104328691A (zh) * | 2014-10-27 | 2015-02-04 | 安徽安利合成革股份有限公司 | 高物性高固功能性沙发家具革 |
| CN105239415A (zh) * | 2015-08-26 | 2016-01-13 | 安徽冠宜箱包有限公司 | 一种自带清香的人造皮革箱包及其制备方法 |
-
1990
- 1990-07-02 JP JP2175516A patent/JPH0465585A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003079901A (ja) * | 2001-09-14 | 2003-03-18 | Heiwa Corp | ソレノイド駆動回路を有する遊技装置、および、ソレノイドの駆動制御方法 |
| KR20030034773A (ko) * | 2001-10-24 | 2003-05-09 | 최순자 | 합성피혁의 입체무늬 성형방법 |
| CN104328691A (zh) * | 2014-10-27 | 2015-02-04 | 安徽安利合成革股份有限公司 | 高物性高固功能性沙发家具革 |
| CN105239415A (zh) * | 2015-08-26 | 2016-01-13 | 安徽冠宜箱包有限公司 | 一种自带清香的人造皮革箱包及其制备方法 |
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