JPH0464866A

JPH0464866A - 石油給湯機

Info

Publication number: JPH0464866A
Application number: JP2174400A
Authority: JP
Inventors: Tetsuya Ueda; 哲也上田; Harumi Ando; 安藤　治美
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1990-07-03
Filing date: 1990-07-03
Publication date: 1992-02-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、家庭などで使われる石油給湯機に関するもの
である。

（従来の技術）従来のこの種の石油給湯機について、第２図および第３
図により説明する。

第２図は、従来の自然排気形の石油給湯機の側面断面図
で、石油給湯機は、給油装置１に接続されたノズル２か
ら供給される石油をガス化する、加熱器３が鋳込まれた
気化器４を内蔵し、電動機５で駆動されるファン６から
供給される燃焼用空気と混合してバーナヘッド７から吸
き出し燃焼させるバーナ室８と、上記の燃焼用空気とガ
ス化した石油が燃焼する燃焼室９と、上記の燃焼室９の
外周を取り巻いた後、燃焼室９内の上部に配置された複
数枚のフィン１０を貫通するように固定された水管１１
とからなる給湯缶を、外壁板の下部にルーバ１２を形成
した給気口１３と、上記の燃焼室９の上端と排気路１４
で結んだ排気口１５を設けた外装体１６に収容して構成
している。

以上のように構成された石油給湯機の動作を説明する。

ノズル２から供給された石油は、気化器４によってガス
化され、ファン６で供給された燃焼空気とともにバーナ
ヘッド７から吹き出し、燃焼室９内で燃焼する。一方、
水管１１に供給された水は、燃焼室９の外側で予熱され
、燃焼室９内のフィン】０によって効率良く熱交換され
る。

外装体１６の給気口１３から入った外気は、直接ファン
６によってバーナ室８に燃焼空気として供給される。

第３図は、従来の強制給排気形の石油給湯機の側面断面
図で、第２図に示した自然排気形と異なる点は、ファン
６の吸入口６ａに給気筒１７を、燃焼室９の排気路１４
に排気筒１８をそれぞれ接続し。

上記の排気筒１８の先端部に熱交換筒１９を配置しこれ
と給気筒１７を連結した点である。その他は変わりがな
いので、同じ構成部品には同一符号を付して、その説明
を省略する。

このように構成された石油給湯機は、熱交換筒１９で暖
められた外気が燃焼空気として供給されるので、燃焼効
率が向上する。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、第２図に示した自然排気形では、石油給
湯機の周囲温度が低い場合、直接冷気がファン６によっ
て直接バーナ室８へ送られて気化器４の気化能力が低下
するため、加熱器３の容量を大きくする必要があり、そ
のために運転時の電気代がかかり、また、機器のコスト
が高くなるという問題があった。また、第３図に示した
強制給排気形では、気化器４の気化能力は低下しないも
のの吸入空気を排気空気と熱交換させるために給気筒１
７、排気筒１８および熱交換筒１９を設置するため、設
置コストが高くなりまた設置スペースも大きくなるとい
う問題があった。

本発明は上記の問題を解決するもので、低温でも気化能
力が低下せず、小容量の加熱器で運転コストおよび設置
コストの安い石油給湯機を提供するものである。

（課題を解決するための手段）上記の課題を解決するため、本発明は、バーナ室８およ
び燃焼室９と外装体１６の間に吸気路を形成するもので
ある。

（作　用）上記の構成により、石油給湯機の周囲温度が低い場合で
も、吸入された冷気は、バーナ室８および燃焼室９の外
壁から熱を受は温度が」１昇するため、気化器４の加熱
器３が小容量でも気化能力を低下させることがない。

（実施例）本発明の一実施例を第１図により説明する。

第１図は、本発明による石油給湯機の側面断面図で１本
実施例が第２図に示した自然排気形の従来例と異なる点
は、フィン１０．バーナ室８．燃焼室９および排気路１
４の背後の壁面と、外装体１６の内壁面の間を仕切り板
２０で囲んで吸入ダクト２１を形成し、吸入ダクト２１
とともに給気口１３とファン６の吸入口６日を連結する
吸気路２２を形成した点である。その他は従来例と変わ
らないので、同じ構成部品には同一符号を付して、その
説明を省略する。

このように構成された石油給湯機の基本動作は従来例と
変わらないので、その説明を省略するが、本実施例では
、ファン６の吸入外気は、給気口１３から吸気路２２お
よび吸入ダクト２１を通る間に、排気路１４．燃焼室９
およびバーナ室８の外壁から熱を受は温度が上昇するた
め、外気温度が低い場合でも気化器４の気化能力を低下
させない。

（発明の効果）以上説明したように、本発明によれば、自然排気形を採
用しながら、加熱器の容量を小さくすることができるの
で、設備コストおよび運転コストの安い安価な石油給湯
機が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による石油給湯機の側面断面図、第２図
および第３図は従来の石油給湯機を示す側面断面図であ
る。１　・・・給油装置、　２・・ノズル、　３・・・加熱
器、　４　・・・気化器、　５・・・電動機、６　・・
・　ファン、　６ａ・・・吸入口、　７　・・・バーナ
ヘッド、　８　・・・バーナ室、　９　・・・燃焼室、
１０・・・フィン、１１・・・木管、１２・・・ルーバ
、１３・・・給気口、１４・・・排気路、１５・・・排
気口、１６・・・外装体、１７・・・給気筒、熱交換筒、２０１８・・・排気筒、１９・・・仕切り板、　２１・・・吸入ダクト、　２２吸気路。

Claims

【特許請求の範囲】

　石油をガス化する加熱器を有する気化器を内蔵し、上
記のガス化した石油と送風装置から送られて来た燃焼空
気を混合する、バーナヘッドを備えたバーナ室と、上記
の混合ガスを燃やす燃焼室と、上記の燃焼室の上部に配
置した熱交換器を貫通する水管と、これらを囲む、給気
口および排気口を設けた外装体からなる石油給湯機にお
いて、上記のバーナ室および燃焼室の外壁と、上記の外
装体との間に、仕切り板で隔てた上記の給気口から送風
装置に連結する吸気路を形成したことを特徴とする石油
給湯機。