JPH0464023A - 振動減衰特性値演算装置 - Google Patents

振動減衰特性値演算装置

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JPH0464023A
JPH0464023A JP17559690A JP17559690A JPH0464023A JP H0464023 A JPH0464023 A JP H0464023A JP 17559690 A JP17559690 A JP 17559690A JP 17559690 A JP17559690 A JP 17559690A JP H0464023 A JPH0464023 A JP H0464023A
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JP
Japan
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vibration
data
calculating
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calculation
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JP17559690A
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English (en)
Inventor
Akio Minowa
箕輪 晃男
Takashi Nakanishi
隆 中西
Koji Konishi
小西 康志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIMETSUKUSU KK
Osaka Prefecture
Original Assignee
NIMETSUKUSU KK
Osaka Prefecture
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Publication date
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、各種材料や構造の振動減衰特性に関する値、
具体的には減衰係数比や損失係数等を自動的に演算する
ための振動減衰特性値演算装置に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、製品の軽薄短小化や高速高精度化、さらには宇宙
や海洋等への製品の多様化に伴い、素材並びに構造にお
いてその動的挙動により発生する振動や音響の制御が重
要視されており、各素材や構造の振動減衰特性が注目を
浴びるところとなっている。また、身近な分野でも、洗
濯機やクーラ、冷蔵庫といフた家電機器の低騒音化およ
び低振動化を図り、音環境の快適化を通じて製品の付加
価値を高めるといった開発作業が積極的に進められてお
り、ここでも上記振動減衰特性は非常に重要なファクタ
となっている。
このような振動減衰特性を表わす値としては、粘性減衰
係数Cと臨界減衰係数ccの比である減衰係数比ζ(=
c/cc)、あるいは損失係数η(=2ζ)等が一般に
用いられている。従って、このような振動減衰特性値を
各素材や構造について正確に求めることが、制振機能の
開発を進める上で必要不可欠となる。
従来、上記振動減衰特性値を求める手段としては、被測
定物の振動状態を非接触式の変位センサ等で検出し、そ
の検出結果をレベルレコーダで記録し、この記録結果か
ら振動減衰特性値を算出するといった手法が知られてい
る。上記レベルレコーダは、減衰振動波形を対数変換す
ることにより得られる減衰直線を記録するものであり、
この減衰直線の傾き、すなわち減衰度から、振動減衰特
性値を算出することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記レベルレコーダによる演算では、まずレベルレコー
ダで減衰直線を記録し、次いでこの直線から減衰係数比
ζや損失係数ηを割出す必要があり、振動状態の検出か
ら算出までに手間および時間を多分に要する。
しかも、レベルレコーダの記録速度には限界があるので
、急激に減衰する振動については、高精度の測定を行う
ことは難しい。すなわち、被測定物の減衰係数比ζや損
失係数ηが小さい場合には、振動波形が0に収束するま
でに比較的長い時間を要するので、上記レベルレコーダ
により記録される減衰直線も十分なものが得られ、比較
的精度の高い特性値を算出することができるが、上記減
衰係数比ζや損失係数ηが大きい場合には、振動波形が
短時間で0に収束するので、これにレベルレコーダの記
録動作が追従せず、減衰度が真値よりも小さくなり、正
確な特性値が算出できない不都合がある。
このような問題点に対し、従来は、減衰係数比ζや損失
係数ηが大きい場合には振動波形のビーり値から直接手
計算で特性値を算出するといった対策がなされているが
、このような手計算では算出に長い時間を要し、また算
出値の誤差が大きく、特に、上記損失係数η等が高い場
合にはピーク値の数も少ないので、信頼性の高いデータ
は得られない。
本発明は、このような事情に鑑み、振動センサ等による
検出信号に基づき、振動減衰特性値を短時間で自動的に
高精度で得ることができる演算装置を提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するための手段として、本発明は、被測
定物の振動状態を検出する検出手段と、この検出手段か
ら出力される検出アナログ信号を上記被測定物の変位に
関する一連のデータ群にサンプリングする信号変換手段
と、このサンプリングされたデータを順次記憶する記憶
手段と、この記憶された一連のデータに基づいて上記振
動に関する特性値を算出するとともに、この振動特性値
の減少量の累積値に基づいて上記振動の減衰特性に関す
る値を算出する演算手段と、この演算手段により算出さ
れた振動減衰特性値を表示する表示手段とを備えたもの
である(請求項1)。
また本発明は、上記演算手段として、上記一連のデータ
に基づいて振動のピーク点を算出するピーク点演算手段
と、これらのピーク点から振動の振幅を算出する振幅演
算手段と、算出された振幅の対数の減少量を順次加算し
、その累積値と振幅個数とに基づいて振動減衰特性値を
算出する特性値演算手段とを備えたものである(請求項
2)。
また本発明は、上記演算手段として、上記一連のデータ
に基づいて変位が0となる点を算出するゼロクロス点演
算手段と、これらのゼロクロス点および各データに基づ
いて各半サイクルの振動エネルギーを算出する振動エネ
ルギー演算手段と、これらの振動エネルギーの対数の減
少量を順次加算し、その累積値と半サイクルの個数とに
基づいて振動減衰特性値を算出する特性値演算手段とを
備えたものである(請求項3)。
また本発明は、上記演算手段として、上記一連のデータ
に基づいて変位が0となる点を算出するゼロクロス点演
算手段と、各データ間の位相差を算出する単位位相差演
算手段と、上記ゼロクロス点および位相差に基づいて、
選出されたデータに各々対応する動径を算出する動径演
算手段と、これらの動径の対数の減少量を順次加算し、
その累積値と選出されたデータのサンプリング番号とに
基づいて振動減衰特性値を算出する特性値演算手段とを
備えたものである(請求項4)。
〔作 用〕
まず、請求項1記載の装置によれば、検出手段から出力
されるアナログ信号がディジタル変換され、これにより
得られたデータ群から振動の特性値が算出されるととも
に、各振動特性値の減少量が順次加算され、この累積値
に基づいて各データを加味した振動減衰特性値が算出さ
れる。
具体的に請求項2〜4記載の装置では、上記振動の特性
値として振幅、振動エネルギー、動径をそれぞれ対数変
換したものが算出され、これらの減少量の累積値に基づ
いて振動減衰特性値が算出される。
なお、各装置で行われる算出動作の基盤となる諸原理に
ついては、次の〔実施例〕の項で詳述する。
〔実施例〕
■ 第1実施例 第5図〜第7図は、本発明の第1実施例における損失係
数演算装置を備えた損失係数測定装置の構成を示したも
のである。
この装置は、テーブル50上に設置される基台52を備
え、この基台52上には、互いに直交する4本のリニア
スケールガイド54に沿って4つの走行支持台56が走
行可能に取付けられており、これらの走行支持台56上
に被測定物(ここでは正方形板)58が載置されるよう
になっている。
各走行支持台56は、その上端に点支持部561を有す
るとともに、この点支持部561を介して伝達される振
動を検出するための、圧電型加速度センサ等からなる振
動センサ(図示せず)を有している。
上記基台52上において、被測定物58の1つの角の直
下方となる位置には、被測定物58に向けて音響を放射
するスピーカ60が設けられており、これに対向する角
の直上方となる位置には、非接触型変位センサ等からな
る振動センサ(検出手段)10が配設されている。
第7図に示されるように、各走行支持台56に設けられ
た振動センサは、それぞれチャージアンプ64、さらに
は切換スイッチ66を介してスペクトラムアナライザー
68に接続されている。このスペクトラムアナライザー
68はパーソナルコンピュータ70に接続されており、
このパーソナルコンピュータ70にはプロッタ72やプ
リンタ20(第1図)等の表示装置が接続されている。
上記スピーカ60は、アンプ76を介して発振器78に
接続されており、このスピーカ60から発せられた音響
により被測定物58に振動が発生するとともに、上記音
響の周波数が周波数カウンタ80によりカウントされる
ようになっている。
一方、上記振動センサ10は、アンプ11を介して上記
スペクトラムアナライザー68に接続されるとともに、
1/3オクタ一ブ分析器82を介してレベルレコーダ8
4に接続されており、従来と同様にレベルレコーダ84
による記録も行われるようになっている。
さらに、上記振動センサ10の検出アナログ信号は、上
記アンプ11を介して第1図にも示されるパーソナルコ
ンピュータ70に接続されている。
このパーソナルコンピュータ70は、A/Dコンバータ
(信号変換手段)12、記憶部(記憶手段)14、演算
部(演算手段)16、およびCRT(表示手段)18を
備え、CRT18にはプリンタ20が接続されている。
上記A/Dコンバータ12は、上記検出アナログ信号を
各時刻における被測定物58の変位に関する一連のデー
タ群にサンプリングするものである。記憶部14は、サ
ンプリングされたデータを順次記憶するものであり、演
算部16は、記憶された一連のデータに基づいて上記振
動に関する特性値を順次算出するとともに、この振動特
性値の減少量を加算することにより上記振動の減衰特性
に関する値(ここでは損失係数η)を算出するものであ
る。
具体的に、この演算部16は、第2図に示されるような
ピーク点演算部22、全振幅演算部24、および損失係
数演算部26を備えている。上記ピーク点演算部22は
、記憶された一連のデータに基づいて振動のピーク点、
すなわち変位の極大点および極小点を算出するものであ
り、全振幅演算部24は、相隣接するピーク点同士の差
の絶対値である全振幅を順次算出するものである。損失
係数演算部26は、算出された全振幅の対数の減少量を
順次加算し、この累積値と全振幅の個数とに基づいて損
失係数ηを算出するものであり、その算出原理および具
体的な動作については後に詳述する。
次に、この装置による損失係数ηの測定要領を説明する
まず、被測定物58を4つの走行支持台56上に載置す
る。このとき、被測定物58が等方性をもつ正確な正方
形板であると仮定し、その各辺が自由である条件下での
1次振動モードの節線、すなわち正方形板の中心を通り
、かつ辺に平行な線が走行支持台56による支持位置に
合致するように被測定物58を載置する。そして、上記
振動モードの腹となる箇所、回倒では被測定物58の角
部に振動センサ10を配設する(第6図参照)。
次に、他の腹の付近の箇所(回倒では点G)を軽量ハン
マー等で軽く叩き、このときの振動変位を振動センサ1
0により検出するとともに、その出力をスペクトラムア
ナライザー68を通してパーソナルコンピュータ70の
CRT18上にスペクトル表示し、これによって、ピー
クレベルを示す共振周波数のうち最も低い共振周波数を
確認する。
次いで、上記と同様に軽量ハンマー等で被測定物58を
軽く叩くか、あるいは上記共振周波数の下でスピーカ等
による非接触加振を行いながら、各走行支持台56を適
宜移動させ、その振動センサの出力における前記共振周
波数でのレベルが最小またはノイズレベル以下に下がる
まで位置を調節する。このような操作により、各走行支
持台56による支持位置は、正確に振動モードの節線上
にのることになる。
このような状態で、上記振動センサ10の配設位置と異
なる振動モードの腹の位置、回倒では上記角部に対向す
る角部の直下方となる位置にスピーカ60を配置し、こ
のスピーカ60から音響を発することにより被測定物5
8を加振する。このときの被測定物58の減衰振動は、
上記振動センサ10で検出され、その出力アナログ信号
がA/Dコンバータ12でディジタル変換された後に記
憶部16に入力され、この記憶されたデータ群に基づい
て、演算部16により損失係数ηの演算動作が行われる
次に、この演算動作の内容を説明する。ここでは、まず
上記演算動作の基盤となる原理を説明し、次いで上記原
理を利用した演算の基本方針を説明し、最後に、実際に
実行される演算動作を説明する。
i)原理 ここでは、粘性減衰力が作用する1自由度系の減衰振動
を考える。第8図に示されるような振動モデルにおいて
、ばね係数をに1粘性減衰係数をC1質量を肩、振動変
位を2とすると、その運動方程式は、次式で表される。
渭x + c x + k x = 0     ・・
・(1)ここで、時刻t=0のときの変位および速度を
それぞれIo 、vo SI (t )のラプラス変換
をX (s)とし、上記 (1)式をラプラス変換する
と、m   (s2 X  (s)  −5ho  −
υ0 )+c (sX (s) −x□ ) +&X 
(s) =0これを変形して (* s2+c s+&) X (S) = (m s
+c) x(、+mv(。
従って、 ここで、 ω。=J□(固有円振動釦、cc =2fiI(臨界減
衰係舶、ζ=c/cc  (減衰係数比) とおいて (2)式を変形すると、 この場合の特性方程式は、 *s2+c s+&=o  または S2+2ζω□ 
S+ωo2=0となり、両式の2根は、 この (4)式において、ζ≧1の場合、すなわちc;
i:ccの場合は、実際の運動は時間とともに指数函数
的に減少するものとなり、周期的な運動とはならないの
で、ここではζく1の場合のみを考える0この場合・上
記81.82は虚根となり、上記 (3)式を逆変換す
ることにより次頁の式が得られる。
X=Xo exp  (−ζωot) となり、隣り合う全振幅は一定の比をもって減少する。
この比の対数を6とすると、 この (5)式は、第9図に示されるように、振幅が時
間とともに減少する減衰振動波形を表わしており、q=
ω0V71−C2(減衰固有円振動数)とおくと、π/
qを周期として極大点および極小点が交互に起こること
を示している。これらの極点x1 、12 、・・・、
INのうち、隣り合う極値x  、x   同士の差の
絶対値、すなわち全振幅n   n+1 をp とすると、 p=’n−In+1 となるが、ここで隣り合う全振幅同士の比をとると、 従って、この (7)式と、実際の振動の全振幅とに基
づき、減衰係数比ζを算出することができ、ひいては損
失係数η(=2ζ)を算出することが理論上可能となる
i)演算の基本方針 この実施例では、1番目の全振幅p工の対数をDlとお
き、この値D1と、2番目以降の全振幅の対数りとの差
d(=Dよ−D)を順次加算していき、その累積値S1
および算出された全振幅の個数から損失係数ηを算出す
るようにしている。
具体的に、上記1番目の全振幅p工の対数DIと、N番
目の全振幅p の対数DNとの差d  は、 d、、 =D! −DH = (Dl−Dz) + (Dz −D3 )+・・・
・・・+(DH−1−DN )であり、また前記 (7
)式より DニーD2=D2−D3 =・・・・・・=DN−1−
DN=δであるので、 dN−■= (N−1)δ が得られる。
従って、1番目に求めた差d□から(N−1)番目に求
めた差d  までを加算した累積値Sl = (N (N−1)/2)  ・δ であり、この累積値Sを演算することにより、減衰係数
比ζ、ひいては損失係数η(=2ζ)を求めることがで
きる。
この算出過程を、第10図に示されるような全振幅の番
号Nと対数りとのグラフで説明すると次のようになる。
まず、各対数りの算出結果を順次プロットしていくと、
測定精度が良好な場合には、各データは図に示されるよ
うな直線上に乗る。ここで仮に直線の傾きの値をδとす
ると、N番目の全振幅1)Nの減少量であるd  は、
(N−1)δで表されN−す ることになり、この量を順次加算したものが上記累積値
Sに他ならない。また、N (N−1) /2は上記三
角形TAの領域内に含まれるδの個数に対応している。
結局δは、上記累積値Sを上記領域内のδの個数で除し
たものに等しいと言える。
ii )実際の演算動作 実際の演算動作を第11図のフローチャートに基づいて
説明する。なお、このフローチャートでは、ピーク点が
2つ以上存在することを前提としている。
まず、演算を開始するにあたり、上記算出過程で示した
全振幅のカウント値NPを1に設定するとともに、累積
値Sを0にプリセットする(ステップSl)。次いで、
記憶されたデータ群から、最初のピーク点(極大点また
は極小点)を求め、その変位量をNXIとする(ステッ
プS2)。
このピーク点の算出については、同ピーク点付近の複数
のデータから二次曲線(放物線)を近似的に作成し、こ
の曲線からピーク点を割り出すようにすることが精度上
望ましい。
次いで、次のピーク点があることを確認しくステップS
3でYES)、上記ステップS2と同様にして次のピー
ク点を求め、ここでの変位をNX2とする(ステップS
4)。そして、NX1とNX2との差の絶対値(すなわ
ち全振幅)を対数変換したものをDとおき(ステップS
5)、その後カウント数NPに1を加算する(ステップ
Sa)。
これによりNP=2となるので(ステップS7でYES
) 、DI =Dとおき(ステップSs ) 、NX2
をNXIに置き換える(ステップS9)。
次のピーク点がある場合には(ステップS3でYES)
、さらに次のピーク点を求めて新たにNX2としくステ
ップS4)、上記と同様にステップ35186の動作を
行うが、ここでNP>2となるので(ステップS7でN
o)、(Dz −D)を累積値Sに加算する(ステップ
S 10 )。このような動作を各全振幅について順次
行うことにより、1番目に求められた対数D□と対数り
との差(すなわちDの減少量)が順次加算されていく。
そして、次のピーク点がなくなったところで、その時点
でのカウント数NPおよび累積値Sからηを算出する(
ステップS工、)。具体的に、最終カウント数をNPと
すると、上記 (8)式に基づいて累積値Sから減衰係
数比ζを求め、この減衰係数比ζから損失係数ηを算出
することができる。
この損失係数ηは、第1図に示されるCRT18やプリ
ンタ20を通じて外部にa力表示される(ステップS 
12 )。
■ 第2実施例 この第2実施例における演算装置も、前記第1実施例の
ものと同様に、A/Dコンバータ12、記憶部14、演
算部16、および各表示手段を備えており、演算部16
の構成のみを異にしている。
すなわち、上記演算部16は、第3図に示されるような
ゼロクロス点演算部32、半サイクル面積演算部(振動
エネルギー演算手段)34、および損失係数演算部36
を備えている。上記ゼロクロス演算部32は、記憶部1
4に記憶された一連のデータに基づいて、振動変位がO
となるゼロクロス点を算出するものであり、半サイクル
面積演算部34は、上記ゼロクロス点および各データに
基づいて半サイクルのもつ振動エネルギー、具体的には
半波形面積を順次算出するものである。損失係数演算部
36は、上記振動エネルギーの対数の減少量を順次加算
し、この加算値と半サイクルの個数とに基づいて振動減
衰特性値を算出するものである。
次に、この装置により実行される損失係数ηの演算動作
を、前記第1実施例と同様に説明する。
i)原理 ここでも、粘性減衰力の作用する1自由度系の減衰振動
について考える。既に述べたように、この振動の運動方
程式の解は次式となる。
x=xOerp  (−ζωo  t)この式は、次の
(11)式に変形することができる。
x=xoexp (−ζω0t)sin(ωOf丁(2
1+θo )  =411)なお、この式において00
は初期位相である。
ここで、減衰振動波形はどの点から採用してもよいので
、便宜上初期位相θ0を0とおき、さらに、ζ/4 =
ex、(1=ωQ J 1−ζ2とおくと、上記(11
)式は次式となる。
x=x□ exp (−ac4 t) sin q t
      −(12)この実施例では、各半サイクル
のもつ振動エネルギー、換言すれば、第12図に示され
るような各半サイクルのもつ波形面積SA1 、SA2
 、・・・から損失係数η(=2ζ)を算出することを
目的としている。まず、最初の半サイクルのもつ波形面
積をSA□とすると、 SAI =fIo exp(−αQ t) sin q
 t d t −(13)ここで、積分公式 %式% を用いると、上記(13)式は次式となる。
同様にして、次の半サイクルの面積SA2は、慢 SA2 =f xo exp  (−aqt)tin 
q t d tSA工とSA2の絶対値の比をとると、
SAI l/1sA21=exp (aπ)一般に、隣
り合う半サイクルの面積の絶対値の比は、 5A11−11/ l 5AIll =e!p Cay
r>     −(16]となる。この式の両片を対数
変換すると、α=(1/π) (InISA、−、l−
1nlsA、 l)  −(17)一方、α=ζ/、F
l−=71であるので、ζ=α2/(1+α2)であり
、よって損失係数ηは次式で表される。
η=2ζ=2.5丁7万T7−)・・・(18)従って
、上記(17)式からαを求めることにより、このαに
基づいて(18)式から損失係数ηを算出することがで
きる。
I)演算の基本方針 この実施例では、最初の半サイクルの面積の絶対値l5
AI Iの対数をLA1=SLAとし、この対数SLA
と、2番目以降の半サイクル面積の絶対値1sA2 1
.1sAa  l、・・・、l5ANの対数LA2.L
A3.・・・、LANとの差、すなわちLA2.LA3
.・・・、LANの減少量を求め、これらの累積値TL
Aから損失係数ηを求めるようにしている。
まず、1番目の対数SLAと、n番目の対数LA  と
の差は次式で表される。
5LA−LAIl =(SLA LA2 ) + (LA2  LA3 )
+・・・・・・+(LAIl−1+LAIl)= (n
−1) ayr        −(19)    (
(17)式より)よって、N番目の半サイクルについて
までの加算値TLAは、上記(19)式より、 TLA =(SLA LA2 ) + (SLA LA3)+・
・・+(SLA−LAN)=Σ(n−1)απ −z = (N (N−1)/2)  ・απ   ・・・(
21)ここで、N5T=N (N−1)/2とおくと、
α=TLA/πNST     ・・・(22)この(
22)式を上記(18)式に代入することにより、損失
係数ηを求めることができる。
この演算内容を第13図のグラフを用いて説明する。n
番目の半サイクルに対応する対数LAを上記グラフにプ
ロットしていくと、測定精度が良好な場合には、各デー
タは同図に示されるような直線上に乗る。ここで、仮に
実測の結果から得られるαをα6とすると、各対数LA
、の減少量(SLA−LA  )は(n  1)axπ
で表わされることになり、この量を順次加算したものが
上記累積値TLAに他ならない。また、N5A=N(N
−1)/2は、グラフ中の三角形TAに示される領域内
のα^πの個数に対応している。要約すれば、α9πは
、各対数LA、の減少値の累積値を上記領域内のαAπ
の個数で除したものに等しいと言える。
なお、粘性が線形であり、かつ測定のセットアツプが良
ければ、各プロット点を結ぶ線は理論上直線となるので
、実際に上記プロットを行ったグラフを表示し、各プロ
ット点が直線上にのるか否かを確認することにより、上
記測定のセットアツプや波形データのとり方等の良否を
判断することができる。
iii )実際の演算動作 上記方針に基づく実際の演算動作を第14図のフローチ
ャートに基づいて説明する。なお、ここでは半サイクル
が2個以上存在することを前提に説明を進める。
まず、演算に先立ち、半サイクルのカウント数NWを1
に設定し、累積値TLAを0にプリセットする(ステッ
プ52L)。
次に、1番目のゼロクロス点直前のデータのサンプリン
グ番号を求め、これをSTと設定する(ステップS22
:第12図の左端部分参照)。上記ゼロクロス点につい
ては、相隣接するデータ同士の積を順次求めることによ
り、この積が負になった場合に両データの間にゼロクロ
ス点があることを確認することができる。ここで、第1
5図(a)、(b)に示されるように、単数または複数
のデータがゼロクロス点付近に存在する場合には、装置
の分解能に限界があるため、各データが0とみなされる
ことがあり、この場合にはデータ同士の積が0となって
ゼロクロス点の確認があいまいになるので、上記積がは
じめて0となった時の手前側のデータ、すなわち0とみ
なされるデータ群の直前のデータをゼロクロス点直前の
点とする。
そして、次の半サイクルがあることを確認した後(ステ
ップS 23でYES)、上記ステップS 22と同様
にして次のゼロクロス点直前のデータのサンプリング番
号を求め、これをNEと設定する(ステップ524)。
次に、上記サンプリング番号STのデータとサンプリン
グ番号ST+β1のデータ、およびサンプリング番号N
Eのデータとサンプリング番号NE+β2のデータから
半サイクル前後のゼロクロス点を補間演算により求める
(ステップ525)。
ここで、上記番号ST+β0.NE+β2は、サンプリ
ング番号ST (NE)のデータとその次のデータとの
積が負であるにはST+1 (NE+1)となるが、上
記積が0となる場合には、サンプリング番号ST (N
E)のデータとの積が初めて負となるデータのサンプリ
ング番号となる。例えば、β1=1とし、三角形を用い
た補間演算からゼロクロス点の算出を行うとすると、サ
ンプリング番号STからゼロクロス点までの時間Δt′
は、サンプリング1間隔をΔtとすると次の式で表わさ
れる。
△t’ = (lI I/(lI I+lIb I))
Δ!  ・・・〔23)l          ! ただし、I :サンプリング番号STのデータのもつ変
位量xb :サンプリング番号ST+1のデータのもつ
変位量このようにしてゼロクロス点を求め、半サイクル
の範囲を確定した後、半サイクルの面積を求めてSAと
する(ステップ526)。この面積は、台形公式に基づ
き、半サイクルの領域内のデータを順次足し込むことに
よって得ることができる。さらに、この求めた面積SA
の絶対値の対数をLAとする(ステップ527)。
ここではNW=1であるので(ステップ32BでYES
)、上記LAをSLAと設定しくステップ529)、こ
のSLAの値を前記第13図に示されるグラフにプロッ
トする(ステップS 30 )。上述のように、このグ
ラフは、得られる各データの妥当性を判断する上で有効
であるので、演算処理中または演算後の適時にCRT1
8を通じて外部に出力される。
その後、上記サンプリング番号NEを新たにSTと設定
しくステップ531)、カウント数NWに1を加算した
後(ステップ532)、上記動作を繰り返すが(ステッ
プ523)、2番目以降の半サイクルについては(ステ
ップS 211でNo) 、LAを上記SLAから差し
引いた値、すなわち上記SLAを基準としたLAの減少
量を順次TLAに加算していく(ステップ533)とと
もに、このLAを上記グラフにプロットする(ステップ
534)。このような動作を半サイクルがなくなるまで
繰返すことにより、第13図のグラフには同図に示され
るような直線が形成され、TLAは各LAの減少値を順
次加算した値となる。
そして、半サイクルがなくなった後(ステップS 23
でNO)、最終のカウント値NWから第13図のグラフ
におけるα9πの個数NSTを算出しくステップ535
)、この数NSTと上記累積値TLAとに基づき、前記
(18)式および(22)式を用いて損失係数ηを算出
して出力する(ステップ836゜537)。
■ 第3実施例 この実施例に示される装置も、前記m1実施例のものと
同様に、A/Dコンバータ12、記憶部14、演算部1
6、および各表示手段を備えており、演算部16の構成
のみを異にしている。
すなわち、上記演算部16は、策4図に示されるような
ゼロクロス点演算部42、単位位相差演算部44、動径
演算部46、および損失係数演算部48を備えている。
上記ゼロクロス演算部42は、前記実施例におけるゼロ
クロス演算部36と同等のものであり、単位位相差演算
部44は、ゼロクロス点同士の間隔に基づき、各データ
間の位相差(単位位相差)を算出するものである。動径
演算部46は、全データのうち、選出されたデータに各
々対応する動径を算出するものであり、損失係数演算部
48は、上記動径の対数の減少量を順次加算し、この累
積値と選出されたデータのサンプリング番号とに基づい
て振動減衰特性値を算出するものである。
次に、この装置により実行される損失係数ηの演算動作
を、前記第1実施例と同様に説明する。
i)原理 前述のように、粘性減衰力が作用する1自由度系の運動
方程式は次式で表される。
m:r+ci−1−&z=0     ・++ (1)
いま、ω02= k / jm、ζ=C/CC5CC=
2、rllj−を導入し、さらにy = d x / 
d tとして上記(1)式の位相面軌道を求めると、次
式が得られる。
ここでは、周期的な運動のみを考えるので、ζく1とし
、この条件下で(24)式の積分を行うと、位相面軌道
は y2+2ζωoxy+ωo 212 となり、x−y面では第16図(a)に示されるような
変形らせんとなる。
いま、 r casψ=(L)OxJ 1−C2−(26)rs
inψ=y+ζωo X     =(27)とおき、
新しい座標系(平面極座標系)を考えると、次式 が得られ、位相面軌道は第16図(b)に示されるよう
な対数らせんとなる。
この対数らせんの偏角ψは、その初期値をΦとし、減衰
固有円振動数q=ωoJ「7戸を導入すると、 ψ=−qt+Φ        ・・・(29)といっ
た直線式で表わされる。ここで、α2r /Yr五−=
7]−トオ< ト、上記(26)〜(28)式ハ次のよ
うに表わされる。
rcosψ=qx      −(26)’r+inψ
=y+αqI    ・・・(27)’r=rOexp
(αψ)    ・・・(28)’一方、前記方程式(
1)の解、すなわち減衰自由振動の振動変位Iは、上述
のように X=Xo erp (−ζωot)山(ω0汀七t+6
0)・・・(11)であるが、これは上記と同様にして x=xOUp(−aq t) sin  (q を十θ
0)・・・(30)で表される。
偏角ψの初期値Φは、e=Q、t=Φ/q、およびt=
2π/qの条件と、(261’〜(211)’(29)
、  (30)式より、 Φ=π/2−θ0     ・・・(31)と表わされ
、これを(29)式に代入すると、対数らせんの偏角ψ
は ψ=−Ql+π/2−θ0  ・・・(29)’となり
、これを前記(3G)式に代入すると、変位はx=xo
exp (−aqt) sin (π/2−Cp)  
  −(30)’となる。
次に、東17図(a)に示されるような減衰振動波形に
おいて、任意の時刻1+と、この時刻t5からt′時間
経過した時刻tP:とにおける変位を各々xs、xv、
とじ、この時の対数らせんの偏角および動径を各々ψS
、ψ。、r5.rEとすると、上記(281’式および
(29)’式より、rg /rg =exp (a (
ψS−ψg ) ) =exp Caqt’ )  −
(321ψS−ψE=qt′            
  ・・・(33)が得られ、これから、 a= (ll1r5− In rE) /q t’  
   −(34)が得られる。ここで、上述のように η=2ζ=2八Jフて]7弓    ・・・(18)で
あるので、この(18)式および上記(34)から損失
係数ηが得られる。
また、αは上記(26)’ 、  (341式から、次
のようにも表わされる。
α= (1/q t’ ) In ((zs /xv 
) (cosψE/COIψs ) I −(35)従
って、損失係数ηは、位相面軌道の対数らせんの動径r
または偏角ψを求めれば、これらから算出することが可
能である。
さらに、(32)式において、t’ =HΔt(Δtは
サンプリング1間隔)とおくと、次式が得られる。
r9 / rg =e!p  (a q nΔt) =
 (exp  (αc+Δf) ) ” ・(32)’
次に、各データに対応する動径を求める手法を述べる。
ここでは、減衰振動波形のゼロクロス点に着目して算出
するものを示す。
まず、波形において単調増加の部分について考える。
第17図(a)に示されるように、ゼロクロス点である
時刻tAB(変位はゼロ)の前後の時刻をそれぞれtA
+’BとしくtA=tAB−Δt’)、その変位を、r
A、zB、この時の対数らせんの偏角と動径を各々ψい
、ψB、rA+  rBとする。
また、上記ゼロクロス点の時刻’Allにおける動径と
偏角をそれぞれr 、ψ とすると、偏角ψA8AB 
    AB は、 ψAB= ((1−4++) /2) yr  (++
+=0.1.2.−)  −(36)となる。従って、
時刻tAにおける偏角ψ9および動径rAは、 ψA=((1−4m)/2)π+qΔt’=ψAB+q
Δt′ ・・・(37)rh =Q?A / (−si
n qΔt’ )       −(38)となり、同
様に時刻tBにおける偏角ψ8および動径rBは、サン
プリング1間隔をΔt4するとψ5=((1−4渭)/
2)π+qΔt’ −qΔt=ψAB+qΔt’ −q
Δt=ψい−qΔt     ・・・(39)r9 =
qzB /sin (QΔt−qΔt’ )     
−(4Glとなる。一般に、正波形の半サイクルにおい
て、半サイクルのゼロクロス点直前のサンプル時刻tA
からnΔを時間経過した時刻t (=tA+nΔt)に
おける変位を11この時対数らせんの偏角と動径を各々
ψ 、r とすると、これらn は ψ = ((1−4111) /2) π+qΔt′−
nqΔt=9’ AB + qΔt’ −nqΔt  
         −(41)r  =qx  /si
n  (nqΔt−qΔt’)       ・・・(
42)n で表わされる。
次に、単調減少の部分について考える。第17図(a)
に示されるように、ゼロクロス点の時刻’ GH(変位
はゼロ)の前後のデータのサンプル時刻をそれぞれtG
、tH(to=tGH−Δt’)とし、その変位を”G
 、IHsこの時の対数らせんの偏角と動径を各々ψG
、ψ14+  rQ、rHとする。また、上記ゼロクロ
ス点の時刻tGHにおける偏角と動径をそれぞれψ 、
r とすると、偏GHGW 角ψ6□は、 ψGH=((3−4渭)/2)π (ff=0.1.2
.・・・・・・)  ・・・(43)となる。従って、
時刻t。における偏角ψGおよび動径r。は、 ψc = ((34m) /2) π+qΔt ’ ”
ψGll + qΔt ’  −(44)rG=Q?G
 /Nn QΔt ’       −(45)となり
、同様に時刻tHにおける偏角ψ8および動径rHは、 ψH= ((34m) /2)π+qΔt’ −qΔt
=ψGH+qΔt’ −qΔt=ψa−qΔt    
  −(46)rH=qzH/lin (qΔt’ −
qΔt)=−LqxH/sin (QΔt−qΔt’ 
)      −(47)となる。一般に、負波形の半
サイクルにおいて、半サイクルのゼロクロス点直前のサ
ンプル時刻t。からnΔを時間経過した時刻tIl (
=tG+nΔt)における変位をx 1この時対数らせ
んの偏角と動径を各々ψ 、r とすると、これらはn ψ = ((3−4fl+) /2)π+qΔt’ −
nqΔt=ψGll+qΔc/  n qΔt    
     −(4g)r  =qx  /sin  (
nqΔt’ −qΔt)n =−qx  /sin  (nqΔt−qΔt’)  
     ・・・(49)で表わされる。
ここで、半サイクル中、I く0である一方、nqΔt
−q△t’<πによりgin  (nQΔtqΔt′)
>Oであり、単調増加の部分と同様にr  >Qとなる
一般に、半サイクル毎に動径を求める場合、この動径は
前記(42)、  (49)式とに基づき、次式で求め
ることができる。
r =qlz /sin (nqΔt−qΔt’ ) 
l    −(5G)n i)算出の基本方針 この実施例では、最初に取上げたデータに対応する動径
の絶対値IR11の対数をLR工=SLRとし、この対
数SLRと、上記データの次のデータ以降のデータの動
径の絶対値lR2R31,・・・、IRIll 1、の
対数LR2,LR3゜・・・、LR,との差、すなわち
LR2,LR3,・・・LRの減少量を求め、これらの
累積値TLAから損失係数ηを求めるようにしている。
まず、(32)’式により、 R1l/ l R,I =exp i(m−1) aq
Δel = (exp (aqΔt) )′−’従って
、最初の対数SLRと、N番目の対数LRNとの差は次
式で表される。
5LA−LRN =ln (l Rr l / l RHl )=(N−
1)αqΔt        ((32)’ 式より)
=(N−1) In (lRt l/lR21)= (
N−1) (SLR−LR2)     ・・・(51
)なお、 5LR−LR2=αqΔt  ・・・(52)よって、
N番目のデータについてまでの累積値TLRは、 LR = (SLRLR2) + (SLRLR3)+・・・
+(SLR−LRN)=Σn (SLR−LR2) ?l−+ = (N (N−1) /2) (SLR−LR2)=
 (N (N−1) /2)・αqΔt ・・・(53
)ここで、TNS=N (N−,1)/2、DP=qΔ
tとおくと、 α=TLR/(DP−TNS)    ・・・(54)
が得られ、この(54)式を上記(18)式に代入する
ことにより、損失係数ηを求めることができる。
この演算内容を第18図のグラフを用いて説明する。こ
のグラフでは、最初の半サイクルのピーク点付近のデー
タのサンプリング番号をCSTとし、これを基準に各デ
ータの偏角および動径を求めるとともに、ゼロクロス点
の前後のデータ、すなわち上記(5G)式において分母
が0に近付くデータは誤差が大きいとして演算から除外
するものを示している。
このグラフに、上記1番目のC5TからN番目のデータ
に対応する対数LRをプロットしていくと、各データの
測定精度が良好な場合には同図に示されるような直線に
のる。ここで、仮に実測の結果から得られるαをαいと
すると、各対数LRNの減少量(SLR−LRN)は(
N−1)α^qΔtで表わされることになり、ゼロクロ
ス点の前後の減少量は省いて、この量を順次加算したも
のが上記累積値TLRに他ならない。
これに対し、TNSは、N番目のデータまでの全てのデ
ータについて演算を行った場合には、N==1とN=N
との間に形成される三角形の領域に含まれるαAQΔt
の個数、すなわちN (N−1)/2となって上に記し
たTNSの値と等しくなるが、この実施例では、ゼロク
ロス点付近のデータを演算対象から除外しているので、
上記TNSは、第18図に示される三角形TAの領域お
よび台形TAB、、TAB2.・・・の領域に含まれる
α^qΔtの個数の総和と合致することになる。
具体的に、第18図に示されるグラフを例にとると、最
初の三角形TAに含まれるαAQΔtの数NS□、およ
び次の台形TAB工に含まれる=N(N−1)/2− 
(N−D−4)(N−D−2)/2= (D+1)(2
N−D−2)/2     ・・・(56)また、この
装置でも、粘性が線形であり、かつ測定のセットアツプ
が良ければ、各プロット点を結ぶ線は理論上直線となる
ので、実際に上記プロットを行ったグラフを表示し、各
プロット点が直線上にのるか否かを確認することにより
、データの妥当性を判断することができる。
iii )実際の演算動作 この装置による実際の演算動作を第19図のフローチャ
ートに基づいて説明する。なお、ここでは半サイクルが
2個以上存在することを前提に説明を進めるが、この装
置では半サイクルが1個でも演算が可能である。
まず、演算を行うに先立ち、半サイクルのカウント数N
Wを1に設定し、累積値TLR,TNSをOにプリセッ
トする(ステップ541)。
次に、前記第2実施例と同様にして、1番目のゼロクロ
ス点直前のデータのサンプリング番号を求め、これをS
Tと設定する(ステップS4゜;第18図の左端部分参
照)。そして、次のサンプル値があることを確認した後
(ステップS 43でYES)、上記ステップS 42
と同様にして次のゼロクロス点直前のデータのサンプリ
ング番号を求め、これをNEと設定する(ステップ54
4)。
次に、前記第2実施例と同様にして、サンプリング番号
STのデータとサンプリング番号ST+β1のデータ、
およびサンプリング番号NEのデータとサンプリング番
号NE+β2のデータから半サイクル前後のゼロクロス
点を補開演真により求める(ステップ545)。そして
、サンプリング番号STにmoを加えたものをNSF、
サンプリング番号NEからm2を減じたものをNEFと
しくステップ546)、これらのサンプリング畢号NS
FとNEFとの間の番号に対応するデータのみを演算の
対象として取上げるようにする。すなわち、ゼロクロス
点付近の所定個数のデータは演算対象から除外される。
ただし、最初の半サイクルについては、下記ステップS
5□に示すように、ピーク値に近いデータから演算を開
始するようにする。
なお、上記値m工、m2はサンプリング間隔に応じて適
宜設定すればよい。すなわち、サンプリング間隔が小さ
い場合には、半サイクル1個当たりのデータが多いため
、上記値m□、m2も大きく設定し、逆にサンプリング
間隔が大きい場合には、半サイクル1個当たりのデータ
が少ないので、上記値m工、m2も小さな数に抑えるよ
うにする。
上記最初の半サイクルではNW=1であるので(ステッ
プS4□でYES)、まず、サンプリング番号STのデ
ータとゼロクロス点との間隔をDlとする(ステップ5
48)。このDlの値は、サンプリング1間隔の時間Δ
tを基本単位として表されるものであり、上記時間Δt
の何倍(一般には小数倍)であるかによって表される。
具体的に、このDlは前記(23)式等から算出するこ
とができる。
次いで、ゼロクロス点同士の間隔をNPTとしくステッ
プ549)、このNPTで2πを除したものをDPと設
定する(ステップS so )。このDPは、サンプリ
ング1間隔当りの単位位相差に相当するものであり、前
記(5G)式ではqΔtに相当する。
次に、最初の半サイクルのピーク点付近のサンプリング
番号を求めてC3TとしくステップS5□)このC8T
をそのままLSとして設定する(ステップ552)。そ
して、このLSと前記サンプリング番号STとの差をD
Nとしくステップ853)、このDN、上記D1、およ
びサンプリング番号LSのデータの変位量X(LS)か
ら動径Rを演算する(ステップ554)。ここで、Rは
前記(50)式に基づき次の式で与えられる。
R=lX(LS)/5in((DN−Di)DP)l 
 −(57)なお、この演算では動径同士の比が問題と
なっているので、上記(50)式において単なる係数と
なっているqは(57)式では省略されている。
次に、上記動径Rの対数をLRとしくステップ555)
、この時点でLS=C3Tであるので(ステップS 5
6でYES)上記LRをそのままSLRとして設定する
(ステップ557)。そして、このSLRを第18図に
示されるグラフにプロットしくステップ358)、LS
に1を加算した後(ステップ559)、上記ステップS
 53に戻る(ステップS aOでNo)、その後、ス
テップ353〜S 55の動作を再実行するが、ここで
LS≠C3Tであるのテ(ステップS56でNo)、S
LRとLRとの差をDLRとしくステップS57’)、
このDLRをTLRに加算するとともに(ステップS5
7’)、グラフにLRをプロットする(ステップSss
’)。
このような動作をLSがNEFに到達するまで繰返すこ
とにより(ステップ560)、サンプリング番号C3T
のデータからサンプリング番号NEFのデータについて
のLRの減少量(SLR−LR)が順次TLRに加算さ
れる。
LSがNEFに到達した後(ステップS aOでYES
)は、NEFとC3Tとの差、すなわちサンプリング番
号NEFに対応するデータを1番目のC8Tから数えた
場合の番号をNJとしくステップ561)、このNJか
ら、第18図の三角形TAの領域内におけるαAQΔt
の個数NS1を次式により算出する(ステップSa)。
N5l=NJ (NJ−1) /2  ・・・(58)
そして、このNSをTNSに加算した後(ステップSI
、3)、NEをSTと設定し直しくステップ564)、
半サイクルカウント数NWに1を加えて(ステップ56
6)上記ステップS 43に復帰する。
その後、上記と同様にステップ844〜S 46を実行
するが、ここではNW≧2であるので(ステップS 4
7でNO)、今度はLSとしてNSFを設定する(ステ
ップ866)。これにより、2番目以降の半サイクルで
はサンプリング番号NSFのデータから演算が実行され
ることになる。そして、上記ステップ353〜S55お
よびステップS 57s、  、  ssa′ と同等
の動作(ステップS67〜573)をLSがNEFに到
達するまで行う(ステップ574)ことにより、LRの
減少量が順次TLRに加算される。
LSがNEFに達した後(ステップS 74でYES)
は、第18図に示される台形TAB、の領域におけるα
AQΔtの個数NSの算出動作が行われる。すなわち、
C3Tを基準に数えた最終のデータの番号NJ、および
NEFとNSFの差DJを算出した後(ステップ578
)、これらの値NJ。
DJから前記(56)式に基づいてNS2を算出しくス
テップS?8)、このNS2をTNSに加算する(ステ
ップS as )。そして、上記ステップS64゜S8
6の動作を行い、ステップS 43に復帰する。
以上のような動作をサンプル値がな(なるまで繰返した
後(ステップS 43でNo)、最終のTLRとTNS
、およびDPに基づき、前記(18)式および(54)
式を用いて損失係数ηを算出して出力する(ステップ3
m、578)。
■ 実際の演算結果 従来のレベルレコーダおよび本発明の装置により演算さ
れる損失係数のばらつきを第20図に示す。ここで、本
発明装置には12ビツトの分解能および25KH!のサ
ンプリング周波数をもっA/Dコンバータを用いている
各装置による演算値の「真値」からのばらつきについて
は、次のようにして判断している。
まず、従来のレベルレコーダを用いた装置では、その記
録速度と、振動が0に収束する速度とを比較し、記録速
度が収束速度に追従していないと思われる範囲で誤差が
生じていると判断している。
これに対し、本発明の各実施例装置では、予め設定され
た多数の損失係数に対応する減衰振動波形を計算機によ
りシミュレーションで求めておき、これらの減衰振動波
形に基づいて各実施例装置により損失係数を算出し、こ
の算出した損失係数と予め設定されていた損失係数(真
値)との比較により、真値とのばらつきを割り出してい
る。
この図に示されるように、レベルレコーダによる装置で
は、損失係数ηがある程度大きいと、レベルレコーダに
よる記録速度が振動の収束速度に追従せず、正確な測定
は困難となる。また、第1実施例装置についても、損失
係数ηが10″2以上になると、半サイクルの個数が少
ないために若干の誤差が生じる。これに対し、第2実施
例装置や第3実施例装置によれば、損失係数ηが大きい
場合でも、正確な算出を行うことができる。特に、第1
実施例及び第2実施例では半サイクルの情報値(振幅お
よび振動エネルギー)を元に演算を行っているのに対し
、第3実施例ではサンプリングされた各データの情報値
(動径)に基づいて演算を行うので、半サイクルの個数
が少ない場合でも信頼性の高いデータが得られ、よって
損失係数ηが大きい場合には特に有効である。従って、
求める損失係数ηの大きさに応じて各実施例装置を使い
分けるようにすれば、さらに広範囲に渡フて損失係数η
を正確に算出することが可能となる。
また、各装置において、サンプリング周波数が高く分解
能に優れたA/Dコンバータを用いることにより、高精
度のデータが得られる範囲が拡大されることは必然であ
り、どの実施例装置においても、従来のレベルレコーダ
を用いる手法に比べ、算出データの大幅な精度向上が期
待できる。
しかも、レベルレコーダで演算を行う場合には、このレ
ベルレコーダで減衰直線を記録し、この減衰直線の傾き
から損失係数を割出すといった作業が必要であるが、本
発明装置によれば、振動センサ10の検出信号から損失
係数ηを直接短時間で自動的に算出することができる。
例えば、損失係数の大きいもの、具体的にはη〉1o4
であるようなものを測定対象とした場合、第1実施例装
置および第2実施例装置では約1秒、第3実施例装置で
は約2秒で損失係数ηの算出を完了することができる。
なお、本発明はこのような実施例に限定されるものでな
く、例として次のような態様をとることも可能である。
(1)  前記各実施例では、全て最終的に損失係数η
を演算し、出力するものを示したが、本発明の演算対象
となる振動減衰特性値はこれに限らず、例えば減衰係数
比ζを算出し、出力するようにしてもよい。
(2)  前記第1実施例では、隣り合うピーク点同士
の差の絶対値である全振幅を用いて演算を進めているが
、本発明では、各ピーク点の変位の絶対値である片振幅
を用いても、同様に損失係数等の算出を行うことができ
る。
(3)  前記第3実施例では、その算出精度を高める
ために、ゼロクロス点付近のデータを演算対象から除外
するようにしているが、その他、第21図に示されるよ
うに、変位の絶対値が一定値以下の領域にあるデータを
演算対象から除外するようにしても、同様に演算データ
の精度向上を図ることができる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明は、被測定物の振動状態の検出アナ
ログ信号を時刻と上記被測定物の変位とに関する一連の
データ群にサンプリングし、これらのデータを順次記憶
するとともに、同データに基づいて上記振動に関する特
性値(振幅、振動エネルギー、動径の対数等)を算出し
、この振動特性値の減少量を順次加算することにより上
記振動の減衰特性に関する値を算出して表示するように
したものであるので、従来のようにレベルレコーダ等で
減衰直線を記録し、その記録結果から損失係数を割出す
ものに比べ、より直接的に、また迅速かつ自動的に損失
係数を算出することができ、演算処理時間の短縮化を図
ることができる。また、演算結果の精度の向上を図るこ
とができ、特に振動エネルギーや動径の対数をもとに演
算する装置では、損失係数が大きい場合でも該損失係数
を高精度で算出することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の損失係数演算装置の構成図、第2図は
第1実施例装置における演算部の構成図、第3図は第2
実施例装置における演算部の構成図、第4図は第3実施
例装置における演算部の構成図、第5図は上記第1実施
例装置を備えた測定装置の測定部を示す側面図、第6図
は同測定部を示す平面図、第7図は上記測定装置の回路
構成図、第8図は第1実施例における演算装置の基盤と
なる原理を説明するための減衰振動モデルを示す説明図
、第9図は減衰振動波形の一例を示す図、第10図は上
記演算装置の演算の基本方針を説明するためのグラフ、
第11図は同演算装置において実際に行われる演算動作
を示すフローチャート、第12図は第2実施例における
演算装置の基盤となる原理を説明するためのグラフ、第
13図は同演算装置において出力される半サイクルの個
数と面積対数の関係を示すグラフ、第14図は同演算装
置において実際に行われる演算動作を示すフローチャー
h、第15図(a)〜(C)はゼロクロス点付近の各デ
ータの分布例を示す図、第16図(a)(b)は第3実
施例における演算装置の基板となる原理を説明するため
のらせん図、第17図は同演算装置の演算の基本方針を
説明するためのグラフ、第18図は同演算装置において
出力される各データに対応する動径の対数に関するグラ
フ、第19図は同演算装置において実際に行われる演算
動作を示すフローチャート、第20図は各実施例装置お
よび従来装置による精度を比較するグラフ、第21図は
第3実施例装置の変形例を説明するためのグラフである
。 10・・・振動センサ(検出手段)、12・・・A/D
コンバータ(信号変換手段)、14・・・記憶部、16
・・・演算部、18・・・CRT (表示手段)、20
・・・プリンタ(表示手段)、22・・・ピーク点演算
部、24・・・全振幅演算部、26・・・損失係数演算
部(振動減衰特性値演算手段)、32・・・ゼロクロス
点演算部、34・・・半サイクル面積演算部(振動エネ
ルギー演算部)、36・・・損失係数演算部、42・・
・ゼロクロス点演算部、44・・・単位位相差演算部、
46・・・動径演算部、48・・・損失係数演算部、7
0・・・パーソナルコンピュータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、被測定物の振動状態を検出する検出手段と、この検
    出手段から出力される検出アナログ信号を上記被測定物
    の変位に関する一連のデータ群にサンプリングする信号
    変換手段と、このサンプリングされたデータを順次記憶
    する記憶手段と、この記憶された一連のデータに基づい
    て上記振動に関する特性値を算出するとともに、この振
    動特性値の減少量の累積値に基づいて上記振動の減衰特
    性に関する値を算出する演算手段と、この演算手段によ
    り算出された振動減衰特性値を表示する表示手段とを備
    えたことを特徴とする振動減衰特性値演算装置。 2、上記演算手段は、上記一連のデータに基づいて振動
    のピーク点を算出するピーク点演算手段と、これらのピ
    ーク点から振動の振幅を算出する振幅演算手段と、算出
    された振幅の対数の減少量を順次加算し、その累積値と
    振幅個数とに基づいて振動減衰特性値を算出する特性値
    演算手段とを備えていることを特徴とする請求項1記載
    の振動減衰特性値演算装置。 3、上記演算手段は、上記一連のデータに基づいて変位
    が0となる点を算出するゼロクロス点演算手段と、これ
    らのゼロクロス点および各データに基づいて各半サイク
    ルの振動エネルギーを算出する振動エネルギー演算手段
    と、これらの振動エネルギーの対数の減少量を順次加算
    し、その累積値と半サイクルの個数とに基づいて振動減
    衰特性値を算出する特性値演算手段とを備えていること
    を特徴とする請求項1記載の振動減衰特性値演算装置。 4、上記演算手段は、上記一連のデータに基づいて変位
    が0となる点を算出するゼロクロス点演算手段と、各デ
    ータ間の位相差を算出する単位位相差演算手段と、上記
    ゼロクロス点および位相差に基づいて、選出されたデー
    タに各々対応する動径を算出する動径演算手段と、これ
    らの動径の対数の減少量を順次加算し、その累積値と選
    出されたデータのサンプリング番号とに基づいて振動減
    衰特性値を算出する特性値演算手段とを備えていること
    を特徴とする請求項1記載の振動減衰特性値演算装置。
JP17559690A 1990-07-02 1990-07-02 振動減衰特性値演算装置 Pending JPH0464023A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014016193A (ja) * 2012-07-06 2014-01-30 Taida Electronic Ind Co Ltd 連続シフト変換を用いた信号解析システムおよび信号解析方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014016193A (ja) * 2012-07-06 2014-01-30 Taida Electronic Ind Co Ltd 連続シフト変換を用いた信号解析システムおよび信号解析方法

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