JPH0463473B2 - - Google Patents

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JPH0463473B2
JPH0463473B2 JP57182426A JP18242682A JPH0463473B2 JP H0463473 B2 JPH0463473 B2 JP H0463473B2 JP 57182426 A JP57182426 A JP 57182426A JP 18242682 A JP18242682 A JP 18242682A JP H0463473 B2 JPH0463473 B2 JP H0463473B2
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JP
Japan
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mode
key
signal
data
program
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JP57182426A
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JPS5972630A (ja
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Daiki Nabeshima
Yasuhiro Tai
Koichi Fujita
Masaoki Takai
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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Publication date
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Publication of JPH0463473B2 publication Critical patent/JPH0463473B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/10Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel

Description

【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕 この発明は例えばCD(光学式コンパクトデイス
ク)方式のDAD(デジタルオーデイオデイスク)
用に好適するデイスクレコード原盤記録装置に係
り、特にそのサブコード信号発生装置の改良に関
する。 〔発明の技術的背景とその問題点〕 近時、音響機器の分野では可及的に高忠実度記
録再生化を図るためにPCM(パルスコードモジユ
レーシヨン)技術を利用したデジタル記録再生方
式が採用されつつある。 つまり、これはデジタルオーデイオ化と称され
ているもので、オーデイオ特性が記録媒体の特性
に依存することなく、在来のアナログ記録再生方
式によるものに比して格段に優れたものとするこ
とが原理的に確立されているからである。 この場合、記録媒体としてデイスク(円盤)を
対象とするものはDADシステムと称されており、
その記録再生方式についても光学式、静電式およ
び機械といつたものが提案されているが、いずれ
の方式を採用さる場合であつてもそれを具現する
デイスクレコード原盤記録装置としては在来のそ
れにみられない種々の高度の機能や性能等を満足
し得るものであることが要求されている。 すなわち、今、CD方式を例にとるとこの種の
DAD用デイスクレコード原盤記録装置は通常の
デイスクレコード原盤記録装置と同様に末端で使
用されるデイスクレコードを大量に生産するため
の原盤を製作するものであつて、この場合は在来
のカツテイングによるものでなくレーザ光を使用
して光学式になすものであるが、その際、PCM
処理されたメインコード信号となる音楽信号に対
して各種の表示や制御用に供されるサブコード信
号を予めエンコードしてやる必要がある。 ここで、サブコード信号としてはP、Q…Wま
での8種類あるが現状ではP信号およびQ信号の
2種類のものが使用されている。 このうち、P信号は曲中は“0”で曲と曲の間
で“1”となり、且つ曲間がなくて曲が変つても
一定期間“1”となると共に、最終曲の後にある
リードアウト領域では“1”、“0”が交互に繰り
返えされる。 また、Q信号は演奏(再生)されている時点の
曲の番号(TNO:トラツクナンバー)、曲内の細
分を示すインデツクス(X)、曲内の経過時間お
よび第1曲の頭からの絶対時間を表示するのに供
されるものである。 また、このQ信号は第1曲の前にあるリードイ
ンエリア領域において収録曲毎の絶対時間および
最大、最小曲数データ等が含まれるテーブルオブ
コンテンツ(TOC)の記録に供されており、全
体として前述したP信号と併せて収録曲のランダ
ムサーチを容易ならしめるためのものである。 そして、デイスク原盤への記録を行うには、一
般にいわゆるPCMプロセツサとVTR(ビデオテ
ープレコーダ)を用いて音楽信号を予めPCM化
してVTRテープに記録して置き、このVTRテー
プからの再生信号を再びPCMプロセツサにかけ
て所定のデジタル信号(メインコード信号)とし
て導出し、それをエンコーダによりCD方式の如
き信号フオーマツトに変換して原盤記録機のレー
ザ出力を制御するのに供しているものである。 このとき、上述したメインコード信号に対しサ
ブコード信号を同時にエンコードして音楽信号と
共に原盤に記録されるようにしてやらなければな
らない。 このため、従来は音楽ソースの入つている
VTRテープを再生する際、予め曲の始まり時間
を時計で計測したものを原盤記録に先立つてサブ
コード発生器に入力し、記録時に改めてサブコー
ド発生器を駆動することによりサブコード信号を
発生してVTRテープからのメインコード信号に
エンコードしていた。 しかしながら、このようなサブコード信号のエ
ンコードシステムでは、VTRテープに入つてい
る音楽を聴いて曲の始まり時間を計測することが
前提となつているので、実際上エンコードされる
サブコード信号による曲の頭の時間が不正確にな
りがちであると共に、それらの操作が非常に煩雑
であるという重大な欠点を有していた。 〔発明の目的〕 そこで、この発明は以上のような点に鑑みてな
されたもので、予めPCM化されたメインコード
信号にエンコードすべきサブコード信号を正確に
且つ簡単な操作で発生し得るように改良したサブ
コード信号発生装置を提供することを目的として
いる。 〔発明の概要〕 すなわち、この発明によるサブコード信号発生
装置は、予めPCM化されたメインコード信号が
ビデオトラツクに記録されているビデオテープの
オーデイオトラツクの所定位置に前記メインコー
ド信号に対応させた所望のマーキング信号を記録
せしめるマーキングモードを遂行する第1の手段
と、この第1の手段によつてマーキング信号が記
録されたビデオテープを再生して再生マーキング
信号の発生時間を計測せしめるリードモードを遂
行する第2の手段と、この第2の手段による計測
時間データを前記ビデオテープのオーデイオトラ
ツクの先頭部に記録せしめるプログラムセーブモ
ードを遂行する第3の手段と、この第3の手段に
よつて計測時間データが記録されたビデオテープ
を再生して再生計測時間データに基いて前記メイ
ンコード信号に対応させたサブコード信号の発生
に必要なデータを生成記憶せしめるプログラムロ
ードモードを遂行する第4の手段と、この第4の
手段によつて生成記憶されたデータをチエツクせ
しめるプログラムチエツクモードを遂行する第5
の手段と、この第5の手段によつてチエツクされ
たデータに基いて前記メインコード信号に対応す
るサブコード信号を生成送出せしめるカツテイン
グモードを遂行する第6の手段とを具備し、前記
リードモードおよびプログラムチエツクモードの
二つのモードで特定データ入力用のステツプ操作
キーとカーソル移動用のエンター操作キーとを兼
用可能に構成したことを特徴としている。 〔発明の実施例〕 以下図面を参照してこの発明の一実施例として
CD方式に適用する場合につき詳細に説明する。 すなわち、第1図において110は業務用
VTRであり、このVTR110には予めそのビデ
オトラツクに被記録用のメインコード信号となる
音楽信号を所定のフオーマツトでPCM化記録し
ているビデオテープが充填されているものとす
る。 そして、上記VTR110のビデオ出力端T1
PCMプロセツサ111を介してエンコーダ11
2のメインコード信入力端T2に結合されている。
また、113はサブコード信号発生器であり、例
えばマイクロコンピユータ等でなる制御回路11
4と、この制御回路114に種々のコントロール
信号を供給するキーボード115と、上記制御回
路114からの種々の出力信号を表示する表示器
116と、上記制御回路114と前記VTR11
0のオーデイオトラツク記録入力端T3およびオ
ーデイオトラツク再生出力端T4との結合のため
に介在された2つの入出力インターフエイス11
7,118とを有している。 ここで、上記制御回路114は上記キーボード
115からの指令を受けて後述するマーキング信
号を発生するマーキング信号発生部114aおよ
びサブコード信号として生成される種々のデータ
を記録するサブコード信号記憶部114bおよび
前記VTR110からのオーデイオトラツク再生
出力に基いて時間計測をなす時間計測回路部11
4cならびにこの時間計測回路部からの出力に基
いて後述する所定のタイムチヤートを作成するタ
イムチヤート作成部114dとを有し、このタイ
ムチヤート作成部114dで作成されるタイムチ
ヤートに基いて前述したTOC信号やP、Q信号
等のサブコード信号を発生し得るように構成され
ている。 そして、このような制御回路114等を含んで
なるサブコード発生器113のサブコード信号出
力端T5は前記エンコーダ112のサブコード信
号入力端T6に結合されている。 なお、エンコーダ112はメインコード信号に
サブコード信号をエンコードすると共にCD方式
のフオマツトに従つた必要なエンコード処理(例
えばEFM:エイトフオーテイーンモジユレーシ
ヨン)をなす如く構成されているもので、その原
盤記録信号出力端T7が第1図では図示しない原
盤記録機のレーザ光変調部に結合されているもの
とする。 而して、以上の構成においてその動作について
説明すると、先ずマーキング動作をなす必要があ
る。 すなわち、このマーキングは基本的には曲の始
めと終りに付すものであるが、インデツクス
(X)信号を考慮した場合にも曲中の区切りに付
すこともある。 また、デイスクレコードの演奏開始点および終
了点を示すマーキングも必要になる。 そして、これらのマーキングは単一の信号とし
て例えば一定周波数の正弦波信号でもよいが、後
の処理の容易さを考えた場合にはそれぞれ異なつ
た信号を用いた方が望ましい。 このため、実際に用いるマーキング信号として
はアスキコードとして、例えば次のように定義し
たものをFM変調して用いるようにしてやればよ
い。 デイスク演奏開始点 …A デイスク演奏終了点 …B 曲の始め …C 曲の終り …D … … なお、これらのマーキング信号は操作性の便利
のためにサブコード発生器113に付属されたキ
ーボード115のキー操作に応じて制御回路11
4内のマーキング信号発生部114aにより発生
されることになるものである。 そして、マーキング動作はVTR110を再生
状態にして行なうことになるが、この場合ビデオ
テープのオーデイオトラツクに対しては記録状態
(アフレコ)となるようにしておくものとする。 つまり、VTR110を再生してビデオテープ
のビデオトラツクにPCM化記録されている音楽
信号をPCMプロセツサ111を通してモニタ1
19により聴取しながら、キーボード115を操
作して必要なマーキング信号をビデオテープのオ
ーデイオトラツクに記録せしめることによつてマ
ーキング動作がなされるものである。 この場合、キーボード115のキー操作に応じ
で制御回路114内のマーキング信号発生部11
4aから発生される上述したようなアスキコード
を用いてFM変調された各マーキング信号は入出
力インターフエイス117を介してVTR110
のビデオテープにおけるオーデイオトラツクに記
録されることになる。 そして、以上のようにして全てのマーキング動
作が終了すると、VTR110を再び再生状態と
して時間計測を動作をなすことになる。この場合
にはビデオテープのオーデイオトラツクを再生状
態とすることは勿論である。 つまり、VTR110からのオーデイオトラツ
ク再生出力(マーキング信号)を入出力インター
フエイス118を介して制御回路114内の時間
計測回路部114cに読みとり、デイスク演奏開
始点からの各マーキング点間の時間を計測するも
のである。 次に、以上のような時間計測動作が終了する
と、同制御回路114内のタイムチヤート作成部
114dで各マーキングに応じたタイムチヤート
作成動作がなされるようになる。 つまり、ここで作成されたタイムチヤートに基
いてサブコード信号となるTOC信号の生成およ
び同じくP信号またはQ信号発生のための初期デ
ータのセツトがなされると共に、同制御回路11
4内の記憶部に記憶されることになるものであ
る。 この場合、必要に応じて外部よりデータを入力
することも可能である。 以上でサブコード信号の発生のための準備動作
が完了し、次にいよいよ原盤記録動作がなされる
ことになる。 つまり、VTR110を再び再生状態とするも
ので、サブコード発生器113は先ずTOC信号
を操り返し発生せしめる。そして、VTR110
のオーデイオトラツクに予め記録されている演奏
開始のマーキング信号がサブコード発生器113
に入力されると、サブコード発生器113は予め
制御回路114の記憶部114bに記憶されてい
るサブコード信号としてのP信号およびQ信号を
発生せしめる(これは上記TOC信号の発生の場
合も同様である)。 すなわち、VTR110からのビデオ出力は
PCMプロセツサ111を介して所定のデジタル
信号つまりメインコード信号としてエンコーダ1
12に入力されるものであるが、これと同時に必
要なサブコード信号がサブコード発生器113か
ら自動的に発生されてエンコーダ112に入力さ
れることにより、メインコード信号にサブコード
信号がエンコードされることになる。 そして、エンコーダ112はこの後でEFM等
の必要なエンコード処理を施して原盤記録信号を
出力することになるものである。 ところで、以上のようにして正確に且つ簡単な
操作でサブコード信号を発生させてメインコード
信号にエンコードせしめる如くした原盤記録が可
能となるものでそれなりに効果的ではあるが、原
盤記録を行なう毎に上述したような各動作を行な
う必要があるので不便である。 つまり、1巻のビデオテープに対し上述した各
動作のうち最初のマーキング動作を除く各動作を
その都度毎に繰り返し行なわなければ次回以降の
原盤記録をなすことができないからである。 そこで、このような不便さを解消するために
は、前述した第1回目の原盤記録のための各動作
においてサブコード信号を発生させる実質的な最
終動作であるタイムチヤート作成動作で得られる
タイムチヤートデータを予めビデオテープのオー
デイオトラツクにおける先頭部つまり最初のマー
キング信号が記録される部分よりも前の部分(こ
れは必然的にビデオトラツクに記録されるPCM
化音楽信号の記録部よりも前の部分である)に記
録せしめる如くしたタイムチヤートデータ記録動
作を行なつてやればよい。 このようにして、1巻のビデオテープに対しオ
ーデイオトラツクの先頭部に予めタイムチヤート
データを記録して置けば、原盤記録を何回行なう
場合でも改めて前述した各動作を行なうことな
く、タイムチヤートデータを読み取つて直ちに原
盤記録に必要なサブコード信号を発生させること
ができるので、非常に便利である。 なお、上述したマーキング動作において所望の
位置に正確にマーキングを付すことは困難性を伴
うので、ときには誤つた位置にマーキングを付し
てしまう場合もある。また、仮に正確に所望の位
置にマーキングを付すことができたとしても、何
らかの理由によりその位置(特に曲の初めの位置
および終りの位置)を変更した方がよいという場
合もある。 そこで、このような場合には改めてマーキング
動作をやり直すことなく、マーキング位置を修正
し得たら便利である。 次に、このような要請に応じられるマーキング
修正動作について説明すると、先にビデオテープ
におけるオーデイオトラツクの先頭部に記録せし
めたタイムチヤートデータを読み出して表示器1
16に表示させることにより修正してやればよ
い。 この場合、タイムチヤートデータは各マーキン
グ点の計測時間として表示されるので、マーキン
グの時間およびマーキングの種類をキーボード1
15の操作により所望のものに変更してやればよ
く、この修正結果に基いてサブコード信号を発生
せしめるものである。 次に、以上におけるサブコード発生器113の
具体例について説明するが、その前にCD方式の
サブコード(特にP、Q)の実例について説明し
ておくものとする。 フレーム構成 サブコードのフレーム構成は第2図に示すと
おりである。1つのサブコード(副符号)化ブ
ロツクは98の副符号化シンボルを含んでいる。
1ブロツクの繰返し周波数は75Hzである。 最初の2つの副符号化シンボルはS0及びS1
の副符号同期パターンである。 チヤンネルP チヤンネルPは下記符号規則による、楽音片
の開始を示すフラツグビツトである。楽 音
P=0 開始フラツグ P=1 チヤンネルPにおける符号化された開始フラ
ツグの最小長は2秒で符号化された開始フラツ
グの終りは次の楽音片の開始を与える。もし実
際のくぎりが2秒を越えている場合、開始フラ
ツグ長さは現実のくぎり長を与える。 −1 リードイントラツク リードイントラツク中におけるチヤンネル
Pは音楽として符号化されている。楽音の最
初の1片は2〜3秒の開始フラツグに導びか
れる。 −2 リードアウトトラツク リードアウトトラツクは2〜3秒の開始フ
ラツグにより導びかれる。(デイスク上の最
後の楽音片の間に)。開始フラツグの終了は
リードアウトトラツクの始りとなる。チヤン
ネルPはリードアウトトラツクの開始後2〜
3秒零に留まり、次のPは2Hz±2%のリズ
ム(デユーテイ比50±10%)で0と1を切り
換える。チヤンネルPは副符号同期パターン
S0、S1の後にのみ変更出来る。チヤンネル
Pの符号化はチヤンネルQの符号化に対し、
1副符号ブロツク分遅らされる。 チヤンネルQ チヤンネルQの通常のデータ型式は第3図に
示すとおりである。 −1 制御:チヤンネル番号及びプリ・エンフ
アシスON/OFFの為の4フラツグピツトで
MSBから送出される。 0000…プリ・エンフアシスなしの2オーデイ
オチヤンネルを示す。 1000…プリ・エンフアシスなしの4オーデイ
オチヤンネルを示す。 X001…プリ・エンフアシス50/15μsの2又
は4オーデイオチヤンネル。プリ・エンフ
アシスフラツグ(制御ブロツクのビツト
4)は少なくとも2秒の実際のくぎりの間
にのみ変更出来る。 −2 アドレス:データQの為の4制御ビツト
でMSBから送出される。 −3 データQ:72ビツトのデータで常に
MSBが最初に送出される。 −4 CRC:制御、アドレス及びデータQ上
の1組の16ビツトCRCでMSBから送出され
る。デイスク上ではバリテイービツトは反転
されている。残余部は零かどうかチエツクさ
れる。 多項式 P(x)=X16+X12+X5+1 データQに対して次の3つのモードが定めら
れている。 −1 モード1:ADR=1=(0001) モード1は10個の連続した副符号ブロツク
の少なくとも9個を占有する。モード1にお
いては2つの異つたデータ型式が可能であ
る。リードイントラツクの間のデータ型式は
第4図に示す通りである。 デイスク上で音楽及びリードアウトトラツク
の間のデータ型式は第5図に示す通りであ
る。 TNO:音楽番号を2桁のBCDで表現する。 00:リードイントラツク リードイントラツクの終了部分はプログ
ラム領域の開始径である。 01〜99:音楽番号 楽音片は同じ音楽番号を伴うくぎりによ
り先導される。音楽番号ふりは01の値から
始まり1づつ増加する。1つのプログラム
が幾枚かのデイスクに渡り蓄えられている
場合番号ふりは連番で行われる。 AA:リードアウトトラツク リードアウトトラツクはくぎり符号の先
導無しにデイスクの最後の音楽片の終りよ
り始まる。 X:音楽番号の目次を2桁BCDで表現する。 リードイントラツクの期間目次Xは有効で
はない。 00:くぎりの符号化 チヤンネルQにおけるくぎりの符号化は
“今音楽中である”と言う様なくぎり長を
与える。楽音片の最初の1片は2〜3秒
(チヤンネルP参照)のくぎりの符号によ
り先導される。リードアウトトラツクは楽
音として符号化されている。 01〜99:副分割番号 リードアウトトラツクの期間Xは01、楽
音片(TNO=01〜99、X≠00)の中では
Xの最初の値は01となる。Xの値は1づつ
増加する事が出来るのみである。 ZEZ0:これらの8ビツトは零である。 MIN、SEC、FRAME:楽音片における走行
時間は6桁のBCDで表現する。すなわち、
MIN、SEC及びFRAMEは各2桁。音楽の
開始時、時間は零に設定される。時間は音楽
の期間増加し、くぎりの終了時点で値が零と
なり終了する。リードイン及びリードアウト
トラツクの間時間は増加する。分単位は
MINに秒単位はSECに蓄えられる。1秒は
75フレームに副分割される(00から74まで走
行) AMIN、ASEC、AFRAME:デイスクの走行
時間は6桁のBCDで表現される。 AMIN、ASEC及びAFRAMEは各2桁で
ある。ブログラム領域の開始径の位置では、
走行時間は零に設定され、TNOにはデイス
クの最初の音楽の値が入る。分単位は
AMINに、秒単位はASECに蓄えられる。1
秒は75フレームに副分割される(00から74ま
で走行) POINT、PMIN、PSEC、PFRAME:リード
イントラツクの期間、第1表の、中身はこれ
らのロケーシヨン中に蓄えられる。この表の
中身は、リードイン領域(TNO=00)の間
連続的に繰り返される、各々の表の中で項目
は3回繰り返される。 リードイン領域の終了時点ではどの様な
POINT値ででも表の内容を終了させる事が
出来る。PMIN、PSEC及びPFRAMEは
POINTで示す音楽番号開始点を与える。こ
れらの値は音楽の開始位置を1秒の精度をも
つた絶対時間(AMIN、ASEC及び
AFRAME)で与える。音楽の開始位置は新
しい音楽番号の最初の位置でX≠00である。
もしPOINT=AOなら、PMINの値はデイ
スク上の最初のTNOを与え、PSECと
PERAMEは零である。 もしPOINT=A1なら、PMINの値はデイ
スク上の最後のTNOを与え、PSECと
PFRAMEは零である。もしPOINT=A2
ら、PMIN、PSEC及びPFRAMEにより、
リードアウトトラツクの開始位置が与えられ
る。 第1表に1デイスク上に6曲含まれている
場合の符号化の例を与える。
【表】 −2 モード2:ADR=2=(0010) もしモード2が呈示されると、100の連続
した副符号ブロツクの内、少なくとも1つを
占有する。モード2におけるデータ型式は第
6図に示す通りである。 N1〜N13:13桁BCDで表現したデイスクのカ
タログ番号。使用はUPC/EANコード
(BAR符号化)カタログ番号(ナンバー)は
デイスク上では変化しない。UPC/EANコ
ードに基づいて符号化されたカタログ番号が
無い場合、N1〜N13は全て零か又はデイス
クからモード2を削除出来る。 ZERO:これらの12ビツトは零 AFRAME:モード1におけるAFRAMEの継
続(00から74まで走行の2桁BCD)、リード
イン領域の期間(TNO=00)、これら8ビツ
トは零 −3 モード3:ADR=3=(0011) もしモード3が呈示されると、100の連続
したブロツクの内、少なくとも1つを占有す
る。モード3は楽音片に対する独自の番号を
与える為使用される。これはISRC(国際標準
レコードコード)を用いて行われる。ISRC
はDIN−31−621で決められている。もし
ISRコードを使用しない場合モード3は削除
しなければならない。リードイン及びリード
アウトトラツクの期間モード3はデイスク上
に存在しない。ISRコードはTNOが変更さ
れた直後にのみ変更出来る。 モード3におけるデータ型式は第7図に示
す通りである。 ISRCコードの12文字はI1〜I12によつて提
供される。国別コードはI1〜I2により与えら
れ、I3〜I5は所有者コードを与え、I6〜I7は
レコード年度をそしてI8〜I12はレコードの
製造番号である。I1〜I5の文字は第 表に従
う6ビツト型式でコード化されている。I6〜
I12の桁は4ビツトのBCDの数である。
【表】
〔P.INキー201〕
プログラムエリアの始まりに操作されるキーで
ある。 〔M.HEADキー202〕 曲の始まりに操作されるキーである。 〔M.CHANG.キー203〕 曲間なしで、曲が変わるときに操作されるキー
である。 〔INDEXキー204〕 インデツクス(X)をインクリメントするとき
に操作されるキーである。 〔P.OUTキー205〕 プログラムエリアの終りで、リードアウトエリ
アに入るときに操作されるキーである。 〔M.ENDキー206〕 曲の終りに操作されるキーである。 〔VERIFYキー207〕 プログラムセーブモードの際に、セーブしたプ
ログラム情報とサブコード発生器が記憶している
プログラム情報とを比較し、正確に記録されてい
るかどうかを確認するために操作されるキーであ
る。 〔STARTキー208〕 リードモード、プログラムセーブモード、プロ
グラムロードモード、カツテイングモードをそれ
ぞれスタートさせる際に操作されるキーである。 〔STOPキー209〕 リードモード、プログラムセーブモード、プロ
グラムロードモード、カツテイングモードの際に
それぞれ処理を中止してモード指定待ちとすると
きに操作されるキーである。 〔0〜9の数字キー201〜207,210〜2
12〕 リードモードで最初の曲のTNOとQ信号の
mode−2のデータを入力する際およびプログラ
ムチエツク(変更)モードの際に数字を入力する
際に操作されるキーである。 〔STEPキー208〕 リードモードにおいて最初の曲のTNOとQ信
号のmode−2のデータを入力する際およびプロ
グラムチエツク(変更)モードの際に予め書込ん
だプログラム情報を読出してチエツクまたは変更
する際に操作されるキーである。 〔ENTERキー209〕 リードモードにおいて最初の曲のTNOとQ信
号のmode−2のデータを入力する際およびプロ
グラム変更モードの際にカーソル(小数点)を1
文字分だけ右に動かすときに操作されるキーであ
る。 なお、上述した各モードとするための操作につ
いては後述するものとする。 〔MODE表示器301〕 各動作モードを数字およびアルフアベツトで表
示するもので、この際に使用される13種類のアル
フアベツト(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)、(h)、(i)、
(j)、(l)、(p)、(u)、(o)を第10図に示す形
態で表示する。 〔TNO、X、MIN、SEC、A.MIN、A.SEC、
A.FRAME表示器302〜308〕 それぞれリードモード、カツテイングモードお
よびプログラムチエツク(変更)モードの際に、
トラツクナンバー(TNO)、インデツクス(X)
曲時間の分、秒(MIN)、(SEC)、第1曲目の頭
からの絶対時間の分、秒(A.MIN)、(A.SEC)、
同じく絶対フレーム(A.FRAME)を数字で表
示するものである。 〔CATLOG NUMBER表示器302〜308〕 リードモードの際、Q信号のmode−2のカタ
ログナンバーを入力するときに表示するものであ
る。 〔MUSIC表示器LDE3〕 カツテイングモードの際にプログラムエリアに
ある状態で点灯する。 〔LEAD−IN表示器LED4〕 カツテイングモードの際にリードインエリアに
ある状態で点灯する。 〔KEY−MODE表示器LED1,LED2〕 上述した各操作キーのうち上、下段いずれの操
作状態であるかに対応して点灯する。 なお、以上において各動作モードは次のように
定義される。 〔マーキング(MARK.)モード〕 ビデオテープのオーデイオトラツクに曲の頭等
をマーキングするモードである。 〔リード(READ)モード〕 ビデオテープのオーデイオトラツクに記録され
たマーキング信号からサブコード(EFM)信号
を発生する際に必要なデータを作成するモードで
ある。 〔プログラムセーブ(SAVE)モード〕 サブコード(EFM)信号を発生する際に必要
なデータをビデオテープのオーデイオトラツクの
先頭部に記録するモードである。 〔プログラムロード(LOAD)モード〕 プログラムセーブモードでビデオテープのオー
デイオトラツクの先頭部に記録されたデータを読
込むモードである。 〔カツテイング(CUT.)モード〕 サブコード(EFM)信号を発生するモードつ
まり前述したようにメインコード信号にエンコー
ドすべきサブコード信号を発生して、その後に必
要なエンコード処理をエンコーダに行なわせるこ
とにより、原盤記録信号を導出させるモードであ
る。 〔プログラムチエツク(CHECK)(変更)モー
ド〕 サブコード(EFM)信号を発生する際に必要
な曲の頭等の時間をチエツクおよび変更するモー
ドである。 次に、各動作モードの実際についてフローチヤ
ートに基いて説明する。 先ず、第11図に示すように電源ONとするこ
とによりモード指定待ち状態(但し、これは後述
する各動作が終了した場合にも必ず一時的にこの
状態に復帰するようにもなされている)つまりス
タンバイ状態となる。 そして、かかるスタンバイ状態からのモード指
定は1〜6の数字キー202〜206と兼用され
る各モード指定用の操作キーを選択的に操作する
ことによつてなされる。 この場合、MODE表示器301に表示される
数字(キー)1〜6とモード指定の対応関係は次
のようになされている。 1……マーキング(MARK.)モード 2……リード(READ)モード 3……プログラムセーブ(SAVE)モード 4……プログラムロード(LOAD)モード 5……カツテイング(CUT.)モード 6……プログラムチエツク(変更)(CHECK)
モード そして、最初に指定されるのはマーキング
(MARK.)モードであり、続いてマーキングモ
ード時に操作すべきP.IN、M.HEAD、M.
CHANGE、INDEX、P.OUT、M.ENDの各操
作キー201〜206を例えば第12図に示すよ
うな関係のチエツクプログラムに従つて操作する
ことによりマーキング動作がなされる。 なお、曲の終りに操作されるM.ENDキー20
6は、当該キー206が押されて10秒以内にP.
OUTキー205が操作されれば、当該キー20
6の操作をP.OUTキー205の操作と解釈して
P.OUTキー205の操作を無視するようになさ
れているものとする。但し、これはM.ENDキー
とP.OUTキーの操作の間にM.HEADキーやM.
CHANGEキーの操作がある場合には除かれる。 また、M.HEADの前のM.ENDのキーの操作は
省略することができるが、この場合にはM.END
はM.HEADの例えば3秒前にあるものとして処
理されるようになされている。 ここで、M.ENDキー、M.HEADキーを比較的
に早い周期断続的に押した場合には第13図a,
bに示すように前者は継続時間が例えば7秒未満
では最終のものが受けつけられ、後者は断続操作
の全時間が例えば10秒未満であれば最先のものが
受けつけられる。 そして、マーキング動作を終了(中止も含む)
したい場合にはSTOPキー209を操作して上述
したスタンバイ状態とてやればよい。 さらに、P.INの後のM.HEADのキー操作は省
略してもよく、その場合にはP.INの例えば3秒
後にM.HEADがあるものとして処理される如く
なされているものとする。 なお、第11図のフローチヤートにおいて右側
に示すMODE表示器301は各状態でとる表示
形態の実施を示している(以下同様)。 次に、第14図に示すようにリード(READ)
モードに指定されるもので、これはマーキングモ
ードでビデオテープにマーキングしたマーキング
信号を読み出してリードイン情報(TOCデータ)
とプログラム情報を作る動作をなすためのもので
ある。 従つて、これ以前にビデオテープを最初のマー
キング部まで巻き戻しておく必要があることは勿
論である。 そして、最初の曲のTNO(通常は1)を数字キ
ーを操作して入れるものであるが、このTNOの
入れ方は次のようにしてやればよい。 例えばTNOとして“16”を入れる場合には、
先ず数字キー“1”を押し、次にENTERキーを
押し、最後に数字キー“6”を押してやればよい
もので、この間のTNO表示器302の表示形態
は第15図a,b,cに示すようになる。 若し、数字を入れ間違えた場合はENTERキー
209を押してカーソル(小数)点を上位桁に戻
した後、正しい数字キーを押してやればよい。 そして、TNOのデータインプツトが終了した
らば、次にSTEPキー208を操作してカタログ
ナンバーのインプツト可能な状態として、13桁の
カタログナンバーを上記TNOの入れ方と同様な
操作で入れてやる。 このようにしてカタログナンバーのインプツト
が終了したなら、再度STEPキー208を操作し
てやる(なお、カタログナンバーが“0”でよい
なら直ちにSTEPキー208を操作してやればよ
い)ことにより、先にマーキングしたマーキング
データを読み取り可能なモードとしてやる。 このモードは第16図に示されるところであ
り、先ずVTR110をプレイ状態してから
STARTキー208を操作してやればよい。 そして、読込みが終了したならSTOPキー20
9を操作する(中止したい場合も同様)。 なお、この間、読込みエラー表示2Eがなされ
たら、VTR110を巻き戻し、もう一度操作を
やり直してやればよい。 また、マークミスによるシンタツクスエラー表
示2dがなされたら、STOPキー209を操作し
て一旦モード待ち状態としてから後述するプログ
ラム変更モードで訂正するか、もう一度マーキン
グモードとしてマーキグをやり直してやればよ
い。 次に、第17図に示すようにプログラムセーブ
(SAVE)モードとするものであるが、この場合
ビデオテープをマークした部分よりも2分程度以
前の部分までに巻戻して置くものとする。 そして、VTR110をアフレコ状態として
STARTキー208を操作して書込み状態とし、
書込み終了表示がなされたら、ビデオテープを書
込み以前の部分に巻戻してからプレイ状態として
ベリフアイ(VERIFY)モードとしてやる。 これによつて、読込みを行ない読込み終了表示
3Fが出たらVTR110を停止状態とすると共
にSTOPキー209を操作してやる。 この場合、読込みエラー表示3Eがなされた
ら、もう一度始めから操作をやり直してやればよ
い。 次に、第18図に示すようなデータ読込みのた
めのプログラムロード(LOAD)モードとする
場合について説明する。 この場合、予めビデオテープを上記書込み以前
の部分にセツトしてからVTR110をプレイ状
態とすると共にSTARTキー208を操作してや
る。 これによつて、プログラムロードを行なつてロ
ード終了表示がなされたら、VTR110を停止
状態としてSTOPキー209を操作してやる。 なお、この間読込みエラー表示4Eがなされた
ら、もう一度操作をやり直してやればよい。 次に、第19図に示すようなデータチエツクの
ためのプログラムチエツク(CHECK)(変更)
モードとする場合について説明する。 これはデータを確認しながらSTEPキー208
を操作して行なうもので、この間に変更すべき部
分があれば、後述するプログラム変更モードによ
つて行なつてやればよい。 すなわち、このプログラムチエツク
(CHECK)(変更)モードはプログラムデータを
STEPキー208を押す毎に1ステート(1命
令)ずつ表示し、必要に応じてそのプログラムデ
ータを変更するものである。 第20図a〜hは上述のSTEPキー208の操
作によつて表示される各データ毎の表示例を示し
ている。 そして、変更する場合には第21図a,b,c
に示すようにENTERキー209により変更すべ
き部分までカーソル(小数点)を移動させて、変
更すべき数字キーを押してやればよい(図はM.
HEADの時間を3秒遅らす場合としてA.SEC14
秒を11秒に変更する例を示している)。 次に、第22図に示すようなカツテイング
(CUT.)モードとする場合について説明する。 この場合、予めビデオテープをカツテイングす
べき所定の状態にした後VTR110をポーズ状
態に保持しておいて、CUTキー206、
STARTキー208を操作しからVTR110の
ポーズ状態を解除してカツテイングをスタートせ
しめ、カツテイングのためのプログラム終了表示
がなされたらSTOPキー209を操作してやれば
よい。 この場合、先ずSTARTキー208の操作によ
りリードインエリアのデータが出力され、次いで
VTR110よりP.INデータが入るかまたは
STARTキー208の操作によりプログラムエリ
アのデータが出力され、最後にプログラムエリア
のデータが終了したらリードアウトエリアのデー
タが出力されるようになるもので、この間
MODE表示器301の表示形態に応じてMUSIC
表示器LED3、LEAD−IN表示器LED4の表示状
態は第22図中に示したようになる。 なお、第20図においてfはM.CHANG.の2
秒前とM.ENDとM.HEADの間隔が2秒より小さ
いときにでる表示である。同じく、第20図にお
いてhのエラー表示6dはカツテイング時には無
視されるものとするが、それ以外でこの表示2d
がでたときは当該時間にマーキングしたものはシ
ンタツクスエラーであることを示しているので、
前後関係を考慮して訂正してやればよい。 次に、以上のような具体例に施された構成の簡
易化に寄与し得る事項について説明する。 先ず、操作キー200部に関してであるが、操
作キーの幾つかはマーキング(MARK)モード
時に使用される図示上段部に表示を有したP.IN
キー201、M.HEADキー202、M.CHANG
キー203、INDEXキー204、P.OUTキー2
05、M.ENDキー206およびプログラムセー
ブ(SAVE)モード時に使用されるVERIFYキ
ー207が、リードモードおよびプログラムチエ
ツク(CHECK)(変更)モード時に使用される
図示下段部に表示を有した数字キーのうち0〜6
の数字キーに対応的に兼用されると共に、モード
指定時に使用されるキー自体に表示を有した
MARKキー、READキー、SAVEキー、LOAD
キー、CUTキーとに兼用(但し、P.INキー20
1は除かれる)されることにより、全体として必
要となるキー数を大幅に削減してコストの低減な
らびにパネルのスペースフアクタの向上化に寄与
し得るものであつて、かかる三種類の兼用化すな
わち使い分けを確実になさしめるために、図示上
段部および下段部にいずれの側のキーが操作され
た状態であるかのキーモードを対応付けて表示す
るために発光ダイオードLED1,LED2等でなる
KEY MODE表示器が設けられている点である。 そして、モード指定用のキー操作に関してはこ
れらがキー自体に表示を有していると共に、各モ
ードの最初に操作されることになるので、敢えて
これらのキーの操作状態であることを表示するた
めの表示器を当該部分には付設せず、別に表示部
300にMODE表示器301を設けて各モード
の表示と各モード毎における進行状態に応じた表
示がなし得るようにしているが、この場合各モー
ドの表示と各モード毎における進行状態に応じた
表示を同一の表示器でなせるようになされている
点も特徴ある事項の一つである。 つまり、MODE表示器301はそれぞれ7セ
グメント発光ダイオードでなる2桁の表示器で構
成されていて、それの1桁の表示器にモード指定
用キーの操作に応じて対応付けられた数字1〜6
のモード表示をなし、それらの他の1桁は上記1
〜6の各モード毎の進行状態に応じて対応付けら
れたアルフアベツト(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)、
(h)、(i)、(j)、(l)、(p)、(u)、(o)(但し実
際の
表示形態については前述した通りである)の状態
表示をなす如くして各モードおよび各モード毎の
進行状態をそれぞれ表示形態を変えることによ
り、同一の表示器で表示可能なようにしている
が、若しこのような構成を採用しなければモード
数および各モード毎の進行状態数に応じた数だけ
の表示器を設けなければならないのに比して、必
要となる表示器数を大幅に削減してコストの低減
ならびにパネルのスペースフアクタの向上化を寄
与し得るからである。 また、操作キー部200部に関してはSTART
キー208、STOPキー209とそれぞれ対応し
て兼用されるステツプ(STEP)キー、エンター
(ENTRE)キーとがリードモードおよびプログ
ラムチエツク(変更)モードの二つのモードでそ
れぞれ等価的に兼用可能な構成となされている点
が挙げられる。これによつて、リードモードで最
初の曲のTNOとQ信号のmode−2のデータを入
力(訂正も含む)せしめる機能およびプログラム
チエツク(変更)モードで予め書込んだプログラ
ム情報を読出してチエツクまたは変更する機能が
それぞれ同一のキーを用いて合理的になし得るも
のであり、これらのキーをリードモードおよびプ
ログラムチエツク(変更)モードとで各別に設け
るのに比して、必要となるキー数を削減してコス
トの低減ならびにパネルのスペースフアクタの向
上化に寄与し得るものである。 そして、表示部300に関してはそれぞれセグ
メント発光ダイオードでなる図示上段部に表示を
有した各2桁のTNO表示器302、インデツク
ス(X)表示器303、SEC表示器304、A.
MIN表示器305、A.SEC表示器306および
1桁のA.FRAME表示器307とが、図示下段
部に表示を有したN1〜N13のカタログナンバー
表示器に兼用されることにより、全体として必要
となる表示器数を大幅に削減してコストの低減な
らびにパネルのスペースフアクタの向上化に寄与
し得るという点が挙げられる。 この場合、MODE表示器301はリードモー
ドでカタログナンバーの入力(表示)状態である
ことを表示するために兼用することはできない
が、残るプログラム情報表示用の各表示器301
〜307でもつて13桁の表示を必要とするカタロ
グナンバーの表示を過不足なく表示し得るように
なされているということが重要である。 次に同じく具体例に施された各動作モード毎の
操作性の向上化および操作の確実化に寄与し得る
事項について説明する。 先ず、マーキングモード時であるが、曲の終り
に操作されるM.ENDキー206は、当該キー2
06が押されて所定時間例えば10秒以内にP.
OUTキー205が操作されれば当該キー206
の操作をP.OUTキー205の操作と解釈してP.
OUTキー205の操作を無視するようになされ
ている点である。 つまり、P.OUTキー205を操作するという
ことは取りも直さずプログラムエリアが終了して
リードアウトエリアに入るということを指定する
ためであるから、該P.OUTキー205は本来最
後の曲の終りの部分で操作されるべきである。と
ころが、たまたま次曲があるものとしてM.END
キー206を操作してしまつてから所定時間後
(10秒以内)に改めてP.OUTキー205を操作し
たのであるから、それは本来のプログラムエリア
が終了してリードアウトエリアに入るべき時点で
あるM.ENDキー206の操作時をもつてP.OUT
キー205が操作されたものとみなすということ
である。 これによつて改めて操作をやり直す必要がな
く、操作性の簡便化ならびに動作の確実化に寄与
し得るものである。 また、M.HEADの前のM.ENDは所定時間例え
ば3秒前にあるものとして処理するようにするこ
とにより、M.HEADの前のM.ENDのキー操作を
省略可能としてそれだけ操作の簡便化を図つた点
が挙げられる。 そしてM.ENDキー、M.HEADキーを比較的早
い周期で継続的に操作した場合には、前者は継続
間隔が所定時間例えば7秒未満では最終のものが
受けつけられ、後者は継続操作の全時間が所定時
間例えば10秒未満であれば最先のものが受けられ
るようにすることにより、操作の確実化を確保し
た点が挙げられる。 さらに、第1曲のM.HEADはP.INの後の所定
時間例えば3秒後にあるものとして処理するよう
にすることにより、P.INの後のM.HEADのキー
操作を省略可能としてそれだけ操作の簡便化を図
つた点が挙げられる。 また、マーキング信号として採用されたP.IN、
M.HEAD、M.CHANG、INDEX、P.OUT、M.
ENDは前述したように後の処理の容易さを考慮
してそれぞれ異なつた信号として各別にコード化
されたアスキードコーをFM変調して用いるよう
にした点も重要である。 次に、プログラムセーブ(SAVE)モード時に
ベリフアイ(VERIFY)モードとして、セーブ
されたデータのチエツク機能が備えられているこ
とにより、操作の確実性が確保されている点が挙
げられる。 また、プログラムチエツク(CHECK)(変更)
モード時において、STEPキー208を操作する
毎にプログラムされたデータを1ステートずつ表
示してチエツクすることが可能なようになされて
いることにより、操作の確実性が確保されている
点が挙げられる。 そして、かかるチエツク時において変更したい
データがあれば、ENTERキー209により変更
すべき部分までカーソルを移動させて変更すべき
数字キーを操作することにより、プログラムデー
タの変更を簡便になし得るようになされている点
も重要である。 そして、リード(READ)モード時において
マークミスによるシンタツクスエラー表示2dが
できるようになされていることにより、操作の確
実性が確保されている点が挙げられる。 同じくリードモード時の読込みエラー表示2
E、ベリフアイモード時の書込みエラー表示3
E、プログラムロード(LOAD)モード時の読
込みエラー表示4Eがそれぞれ各別にできるよう
になされていることにより、当該各モード時の操
作の確実性を図ることが確保されている点が挙げ
られる。 そして、これらの各エラー特にはシンタツクス
エラーの表示2dがでた場合には、上述したプロ
グラムチエツクモードとしてやることにより、そ
のエラー訂正を容易になせるようになされている
点も重要である。 さらに、カツテイング(CUT.)モード時にお
いて、先ずSTARTキー208の操作によりリー
ドインエリアのデータが出力され、次いてVTR
110よりP.INデータが入るかまたはSTART
キー208の操作によりプログラムエリアのデー
タが出力され、最後にプログラムエリアのデータ
終了したらリードアウトエリアのデータが出力さ
れる如くなされていることにより、操作の簡便化
ならびに確実性化が確保されている点が挙げられ
る。 また、上述した一連の各モードすなわちマーキ
ングモード、リードモード、プログラムセーブモ
ード、プログラムロードモード、カツテイングモ
ードを備えることにより、操作の簡便化ならびに
確実性化はもとより一連の各モードの有機的な結
合によつて高度な機能性を備えたより望ましいサ
ブコード信号発生器を具現し得るという点も重要
である。 なお、この発明は上記し且つ図示した実施例の
みに限定されることなくこの発明の要旨を逸脱し
ない範囲で種々の変形や適用が可能であることは
言う迄もない。 〔発明の効果〕 従つて、以上詳述したようにこの発明によれ
ば、予めPCM化されたメインコード信号にエン
コードすべきサブコード信号を正確に簡単な操作
で発生し得るように改良したサブコード信号発生
装置を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す構成説明
図、第2図乃至第8図は第1図に用いるサブコー
ドの実例を説明するための図、第9図乃至第22
図は第1図の具体例を説明するための図である。 110……VTR、111……PCMプロセツ
サ、112……エンコーダ、113……サブコー
ド信号発生器、114……制御回路、115……
キーボード、116……表示器、117,118
……入出力インターフエイス、114a……マー
キング信号発生部、114b……サブコード信号
記憶部、114c……時間計測回路部、114d
……タイムチヤート作成部、200……操作キー
部、300……表示部、201……P.INキー、
202……M.HEADキー、203……M.
CHANGキー、204……INDEXキー、205
……P.OUTキー、206……M.ENDキー、20
7……VERIFYキー、208……STARTキー、
209……STOPキー、200〜212……数字
キー、202……MARKキー、203…REAキ
ー、204……SAVEキー、205……LOADキ
ー、206……CUT.キー、207……CHECK
キー、208……STEPキー、209……
ENTERキー、301……MODE表示器、30
2……TNO表示器、303……インデツクス
(X)表示器、304……MIN表示器、305…
…SEC表示器、306……A.MIN表示器、30
7……A.SEC表示器、308……A.FRAME表
示器、302〜308……カタログナンバー表示
器、LED1,LED2……KEYMODE表示器、
LED3……MUSIC表示器、LED4……リードイン
表示器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 予めPCM化されたメインコード信号がビデ
    オトラツクに記録されているビデオテープのオー
    デイオトラツクの所定位置に前記メインコード信
    号に対応させた所望のマーキング信号を記録せし
    めるマーキングモードを遂行する第1の手段と、
    この第1の手段によつてマーキング信号が記録さ
    れたビデオテープを再生して再生マーキング信号
    の発生時間を計測せしめるリードモードを遂行す
    る第2の手段と、この第2の手段による計測時間
    データを前記ビデオテープのオーデイオトラツク
    の先頭部に記録せしめるプログラムセーブモード
    を遂行する第3の手段と、この第3の手段によつ
    て計測時間データが記録されたビデオテープを再
    生して再生計測時間データに基いて前記メインコ
    ード信号に対応させたサブコード信号の発生に必
    要なデータを生成記憶せしめるプログラムロード
    モードを遂行する第4の手段と、この第4の手段
    によつて生成記憶されたデータをチエツクせしめ
    るプログラムチエツクモードを遂行する第5の手
    段と、この第5の手段によつてチエツクされたデ
    ータに基いて前記メインコード信号に対応するサ
    ブコード信号を生成送出せしめるカツテイングモ
    ードを遂行する第6の手段とを具備し、前記リー
    ドモードおよびプログラムチエツクモードの二つ
    のモードで特定データ入力用のステツプ操作キー
    とカーソル移動用のエンター操作キーとを兼用可
    能に構成したことを特徴とするサブコード信号発
    生装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101144225B1 (ko) * 2009-05-06 2012-05-10 김탁열 고구마를 이용한 된장, 간장 및 그의 제조방법

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5848279A (ja) * 1981-09-14 1983-03-22 Sony Corp キユ−信号処理装置

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