JPH0463124A - 固体粒子同志の固着方法 - Google Patents
固体粒子同志の固着方法Info
- Publication number
- JPH0463124A JPH0463124A JP2171684A JP17168490A JPH0463124A JP H0463124 A JPH0463124 A JP H0463124A JP 2171684 A JP2171684 A JP 2171684A JP 17168490 A JP17168490 A JP 17168490A JP H0463124 A JPH0463124 A JP H0463124A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- particles
- grain
- mother
- child
- rotating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000007787 solid Substances 0.000 title claims abstract description 47
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 13
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims description 91
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 16
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 13
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 13
- 239000010419 fine particle Substances 0.000 claims description 12
- 229910001111 Fine metal Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 238000002156 mixing Methods 0.000 abstract description 9
- 238000013019 agitation Methods 0.000 abstract 1
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 3
- 239000002923 metal particle Substances 0.000 description 3
- GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N Titan oxide Chemical compound O=[Ti]=O GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N Zirconium dioxide Chemical compound O=[Zr]=O MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 2
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 description 1
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 description 1
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000011067 equilibration Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 230000003116 impacting effect Effects 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 238000007781 pre-processing Methods 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 239000004408 titanium dioxide Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Glanulating (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、自動車、産業機械、宇宙機器などに使用する
構造部品の成形用原料として、該原料に多機能又は傾斜
型機能をもたせるための固体粒子同志の固着方法に関す
るものである。
構造部品の成形用原料として、該原料に多機能又は傾斜
型機能をもたせるための固体粒子同志の固着方法に関す
るものである。
[従来の技術]
従来の固体粒子表面への金属の延展固着方法として、特
開昭62−250942号公報をあげることができる(
第7図参照)。
開昭62−250942号公報をあげることができる(
第7図参照)。
この固着方法は、衝撃式打撃手段を用いて行なうように
したものであり、この罰撃式打撃手段はケーシング部内
に回転軸すにより高速回転する回転盤Cを設け、この回
転盤Cの外周に多数の衝撃ピンdt設け、前記衝撃ピン
dの最外周軌道面に沿い、カつそれに対して一定の空間
に置いて周設された衝突リングeからなる。
したものであり、この罰撃式打撃手段はケーシング部内
に回転軸すにより高速回転する回転盤Cを設け、この回
転盤Cの外周に多数の衝撃ピンdt設け、前記衝撃ピン
dの最外周軌道面に沿い、カつそれに対して一定の空間
に置いて周設された衝突リングeからなる。
なお、fは開閉弁、qは衝撃室、hは循環回路で必る。
そして、開閉弁fを閉じた状態で回転盤Cを回転させる
と、この回転盤Cの回転に伴って気流が生じ、この気流
の遠心力に基づくファン効果によって衝撃室q、循環回
路りを巡って自己循環の流れか形成される。
と、この回転盤Cの回転に伴って気流が生じ、この気流
の遠心力に基づくファン効果によって衝撃室q、循環回
路りを巡って自己循環の流れか形成される。
一方、核となる固体粒子(母粒子)と金属微粒子(子粒
子)をミキナーiに所定配合比で投入し、ここで強力な
混合を行なって、予め母粒子の表面に子粒子が付着させ
、この子粒子を付着させた母粒子を−・旦貯槽し、計量
フィーダに、ホラパフを経て前記衝撃式粉砕機の気流循
環サイクル中に投入する。
子)をミキナーiに所定配合比で投入し、ここで強力な
混合を行なって、予め母粒子の表面に子粒子が付着させ
、この子粒子を付着させた母粒子を−・旦貯槽し、計量
フィーダに、ホラパフを経て前記衝撃式粉砕機の気流循
環サイクル中に投入する。
投入された子粒子付着の母粒子は、衝撃ピンdによって
打撃作用を受け、さらに衝突リングeに衝突して母粒子
の表面に子粒子が圧縮作用を受ける。
打撃作用を受け、さらに衝突リングeに衝突して母粒子
の表面に子粒子が圧縮作用を受ける。
次いて、該母粒子は循環カスとともに循環回路りを循環
して再び衝撃室qに戻り、再度打撃作用を受ける。
して再び衝撃室qに戻り、再度打撃作用を受ける。
このような衝撃作用が何回も繰り返されるうちに、子粒
子は母粒子の表面へ固着される。
子は母粒子の表面へ固着される。
以上の固着が終了すると、開閉弁fを開き、固着化され
た固体粒子(製品)を排出する。
た固体粒子(製品)を排出する。
排出された固体粒子は、排ff1機pの吸引力によって
、サイクロンm、パックフィルタnに誘導された後、補
集される。
、サイクロンm、パックフィルタnに誘導された後、補
集される。
F発明が解決しようとする課題]
しかしながら、前記衝撃式打撃手段の回転盤Cの周速度
は、機械的強度上からあまり大きくとれない為、母粒子
にその周速度以上の打撃力を加えることができない。こ
のため、母粒子の延展化及び母粒子に対する子粒子の固
着度は十分とは言えない。勿論打撃回数を増やせばある
程度は解決されるが、それだけ時間を要することとなる
。
は、機械的強度上からあまり大きくとれない為、母粒子
にその周速度以上の打撃力を加えることができない。こ
のため、母粒子の延展化及び母粒子に対する子粒子の固
着度は十分とは言えない。勿論打撃回数を増やせばある
程度は解決されるが、それだけ時間を要することとなる
。
また、前記した衝撃式打撃手段は、混合作用が大きくな
いので、該混合によって発揮される子粒子の母粒子への
付着が充分期待できないことから、前処理としてのミキ
サーが別途必要となる。
いので、該混合によって発揮される子粒子の母粒子への
付着が充分期待できないことから、前処理としてのミキ
サーが別途必要となる。
ざらに、1つの気流循環サイクルであるため、1回当た
りの処理量が小さい。
りの処理量が小さい。
本発明は、上記のような従来技術の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、粒子同志の対向衝突と強力な撹拌・混
合によって箸しく延展化されかつ均質度の高い製品を得
るとともに前処理機を不要とし、ざらに処理量を著しく
向上することがてきる固体粒子同志の固着方法を提供す
ることを目的とする。
れたものであり、粒子同志の対向衝突と強力な撹拌・混
合によって箸しく延展化されかつ均質度の高い製品を得
るとともに前処理機を不要とし、ざらに処理量を著しく
向上することがてきる固体粒子同志の固着方法を提供す
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記目的を達成するために、本発明の固体粒子同志の固
着方法は、母材となる固体粒子と金属固体微粒子を、2
つの円形部が並列した筒状ケーシングの円形部内に外周
に複数個の羽根を具備しかつ同一方向に高速回転する一
対の回転ローラを設けた2軸型高速回転固着機に上方か
ら供給して、前記両粒子を高速回転する回転ロータとと
もに回転する羽根により高速周回させ、該高速周回の交
流部おいて対向衝突及び混合・撹拌して前記固体粒子を
延展化するとともに該体粒子の表面に金属固体微粒子を
固着したのち、これを下方から排出するようにしたこと
である。
着方法は、母材となる固体粒子と金属固体微粒子を、2
つの円形部が並列した筒状ケーシングの円形部内に外周
に複数個の羽根を具備しかつ同一方向に高速回転する一
対の回転ローラを設けた2軸型高速回転固着機に上方か
ら供給して、前記両粒子を高速回転する回転ロータとと
もに回転する羽根により高速周回させ、該高速周回の交
流部おいて対向衝突及び混合・撹拌して前記固体粒子を
延展化するとともに該体粒子の表面に金属固体微粒子を
固着したのち、これを下方から排出するようにしたこと
である。
なお、母材はステンレス、ナイロン、アクリル樹脂等で
あり、金属固体微粒子としてはジルコニア、二酸化チタ
ン、鉄粉、アルミナ等であり、これらを一種類又は複数
種類使用することができる。
あり、金属固体微粒子としてはジルコニア、二酸化チタ
ン、鉄粉、アルミナ等であり、これらを一種類又は複数
種類使用することができる。
[作用]
母材となる固体粒子と金属固体微粒子とを2軸型高速回
転固着機のケーシング内に投入する。
転固着機のケーシング内に投入する。
次いで、投入された両粒子は、同一方向に高速回転する
両回転ロータとともに回転する羽根によって回転ロータ
の外周と円形部の間にそれぞれ発生する渦流(循環気流
)にそれぞれ巻き込まれて高速周回する。そして両粒子
を含む両渦流は両回転ロータの中央で交わる。この交流
部において、粒子同志が激しく対向衝突・摩擦し、この
衝突力によって母材の固体粒子が延展化されるとともに
、この衝突によるメカノケミカル現象により母材となる
固体粒子の表面に金属固体微粒子か強固に固着される。
両回転ロータとともに回転する羽根によって回転ロータ
の外周と円形部の間にそれぞれ発生する渦流(循環気流
)にそれぞれ巻き込まれて高速周回する。そして両粒子
を含む両渦流は両回転ロータの中央で交わる。この交流
部において、粒子同志が激しく対向衝突・摩擦し、この
衝突力によって母材の固体粒子が延展化されるとともに
、この衝突によるメカノケミカル現象により母材となる
固体粒子の表面に金属固体微粒子か強固に固着される。
このときの衝突力はほぼ倍加されるため、固体粒子は延
展化および固着度がさらに高まるとともに、この交流部
では渦流同志の衝突によって乱流状態となるため、前記
両粒子は強力に撹拌・混合されることとなって、母材と
なる固体粒子の表面に金属固体微粒子がムラなく確実に
付着する。
展化および固着度がさらに高まるとともに、この交流部
では渦流同志の衝突によって乱流状態となるため、前記
両粒子は強力に撹拌・混合されることとなって、母材と
なる固体粒子の表面に金属固体微粒子がムラなく確実に
付着する。
前記延展とは、偏平な形状の固体粒子が衝突によって変
形して丸味を帯びること、また固体粒子かへこみやあば
た状のみぞを有する場合、このみぞに金属固体微粒子か
固着した状態で固体粒子が包み込むことをいう。
形して丸味を帯びること、また固体粒子かへこみやあば
た状のみぞを有する場合、このみぞに金属固体微粒子か
固着した状態で固体粒子が包み込むことをいう。
次いて、この交流部で衝突及び撹拌・混合された粒子は
、何れかの回転ロータに巻き込まれ、それぞれの渦流に
乗って一周した後、再び粒子同志の衝突及び撹拌・混合
が行われるのである。
、何れかの回転ロータに巻き込まれ、それぞれの渦流に
乗って一周した後、再び粒子同志の衝突及び撹拌・混合
が行われるのである。
このような衡突及び撹拌・混合を繰り返し一定時間処理
すると、母材である固体粒子は、延展化されて丸味を帯
びたものとなるとともに母材となる固体粒子の全表面に
金属固体微粒子が固着されるのである。
すると、母材である固体粒子は、延展化されて丸味を帯
びたものとなるとともに母材となる固体粒子の全表面に
金属固体微粒子が固着されるのである。
金属固体微粒子が固着された固体粒子は該固着機の下方
から排出される。
から排出される。
[実施例]
以下、本発明の固着方法に用いる装置の実施例を図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
第1図〜第2図において、母材となる固体粒子(母粒子
という)をピン1から定量フィーダ2にて、また母材の
表面に被着する金属固体微粒子(子粒子という)をピン
3から定量フィーダ4にてそれぞれ所定の?J合で切り
出し、供給シュート5を経て2軸型高速回転固着機6に
投入する。ここで所定時間処理した後、製品を排風機9
の吸引力により排出シュート7を経て集塵機8にて捕集
し、製品ピン10に貯蔵する。
という)をピン1から定量フィーダ2にて、また母材の
表面に被着する金属固体微粒子(子粒子という)をピン
3から定量フィーダ4にてそれぞれ所定の?J合で切り
出し、供給シュート5を経て2軸型高速回転固着機6に
投入する。ここで所定時間処理した後、製品を排風機9
の吸引力により排出シュート7を経て集塵機8にて捕集
し、製品ピン10に貯蔵する。
前記2軸型高速回転固着機6の詳細を述へると、次のよ
ってある。
ってある。
11は筒状ケーシングで、その断面は2つの円形部12
.13が連通する如く並列したひようたん形であり、そ
の中央部の上下にそれぞれ供給口14および排出口15
を設ける。
.13が連通する如く並列したひようたん形であり、そ
の中央部の上下にそれぞれ供給口14および排出口15
を設ける。
16.17はそれぞれ円形部12.13に配設した回転
ロータで、外周に複数個の羽根18,19が設けられ、
軸20.21.により高速回転するようになっている。
ロータで、外周に複数個の羽根18,19が設けられ、
軸20.21.により高速回転するようになっている。
22は円形部12.13と回転ロータ16.17の間の
隙間である。
隙間である。
23は供給口14を塞ぐ着脱自在の上栓体で、この上栓
体に円形部12.13に突出する内向きの凸部32aを
形成する。凸部23aは両側部か円形部12.13の円
弧と同一円弧面24.25であり、頂部が平面26であ
る。
体に円形部12.13に突出する内向きの凸部32aを
形成する。凸部23aは両側部か円形部12.13の円
弧と同一円弧面24.25であり、頂部が平面26であ
る。
このようにしてなる上栓体23は、供給シート5の壁の
後方を利用して固定し、@脱するようになっている。
後方を利用して固定し、@脱するようになっている。
27は排出口15を塞ぐ着脱自在の下栓体で、この下栓
体に円形部12.13内に突出する内向きの凸部27a
を形成する。凸部27aは前記上栓体23と同様に両側
部が円形部12.13の円弧と同一円弧面28.29で
あり、頂部が平面30である。
体に円形部12.13内に突出する内向きの凸部27a
を形成する。凸部27aは前記上栓体23と同様に両側
部が円形部12.13の円弧と同一円弧面28.29で
あり、頂部が平面30である。
このようにしてなる下栓体27は、該下栓体に固定した
レバー31をケーシング11に固定したブラケット32
にピン33を介して支承され、該ピン33を支点として
回動するようになっている。
レバー31をケーシング11に固定したブラケット32
にピン33を介して支承され、該ピン33を支点として
回動するようになっている。
34は加熱又は冷却ジャケットであり、必要により設け
ることができる。
ることができる。
次に実施例の作用を説明する。
下栓体27を閉じたまま、上栓体23を取り出して供給
口14を開く(第3図参照)。
口14を開く(第3図参照)。
この状態から、前記した如く、母材となる固体粒子(母
粒子)と金属固体微粒子(子粒子)を供給口14を経て
一定量ケーシング11内に投入した後、上栓体23を嵌
めて供給口14を閉じる。
粒子)と金属固体微粒子(子粒子)を供給口14を経て
一定量ケーシング11内に投入した後、上栓体23を嵌
めて供給口14を閉じる。
次いで、両回転ロータ16,17を同一方向に高速回転
させる。
させる。
この回転ロータ16,17とともに回転する羽根18.
19によって回転ロータ16の外周と円形部12の間に
第1渦流35及び回転ロータ17の外周と円形部13の
間に第2渦流36が発生する。
19によって回転ロータ16の外周と円形部12の間に
第1渦流35及び回転ロータ17の外周と円形部13の
間に第2渦流36が発生する。
両渦流35.36の発生によって、投入された両粒子は
前記両渦流にそれぞれ巻き込まれて高速周回する。そし
て両粒子を含む両渦流は両回転ロータ16.17の中央
で交わり、この交流部37において、粒子同志が激しく
対向衝突・摩擦する。
前記両渦流にそれぞれ巻き込まれて高速周回する。そし
て両粒子を含む両渦流は両回転ロータ16.17の中央
で交わり、この交流部37において、粒子同志が激しく
対向衝突・摩擦する。
そして、このときの衝突力はほぼ倍加されるため、母粒
子の延展化がさらに高まるとともに、この衝突によるメ
カノケミカル現象により母粒子の表面に子粒子が一層強
く固着されるとともに、交流部37では渦流同志の衝突
によって乱流状態となるため、前記両粒子は強力に撹拌
・混合されることとなって、母粒子の表面に子粒子が確
実に付着する。
子の延展化がさらに高まるとともに、この衝突によるメ
カノケミカル現象により母粒子の表面に子粒子が一層強
く固着されるとともに、交流部37では渦流同志の衝突
によって乱流状態となるため、前記両粒子は強力に撹拌
・混合されることとなって、母粒子の表面に子粒子が確
実に付着する。
次いで、この交流部37で衝突及び撹拌・混合された両
粒子は、第1渦流35から第2渦流36へ、また第2渦
流36から第1渦流35へと巻き込まれ、それぞれの渦
流35.36kmのって一周した後、再び粒子同志の衝
突及び撹拌・混合が行われるのである。
粒子は、第1渦流35から第2渦流36へ、また第2渦
流36から第1渦流35へと巻き込まれ、それぞれの渦
流35.36kmのって一周した後、再び粒子同志の衝
突及び撹拌・混合が行われるのである。
このような衝突及び撹拌・混合を繰り返すことによって
、母粒子表面の延展化と母粒子の表面に子粒子が逐次付
着するのである。
、母粒子表面の延展化と母粒子の表面に子粒子が逐次付
着するのである。
一定時間処理して母粒子の全表面に子粒子が固着される
と、下栓体27を回動して排出口15を開くとともに回
転ロータ16.17を逆方向に低速回転させて製品を排
出する(第4図参照)。これで−回の固着処理を終える
。
と、下栓体27を回動して排出口15を開くとともに回
転ロータ16.17を逆方向に低速回転させて製品を排
出する(第4図参照)。これで−回の固着処理を終える
。
なお、前記実施例では、向回転ロータ16,17の直径
を同一としたが、例えば回転ロータ16の直径に対して
回転ロータ17のそれを小径とするとともに、該回転ロ
ータ17の回転数を増速することにより、粒子の保有空
間が広くなり、これによって1回当りの処理量を大きく
することかできる。
を同一としたが、例えば回転ロータ16の直径に対して
回転ロータ17のそれを小径とするとともに、該回転ロ
ータ17の回転数を増速することにより、粒子の保有空
間が広くなり、これによって1回当りの処理量を大きく
することかできる。
第5図は他の実施例を示し、上栓体23の凸部23aの
円弧面25及び下栓体27の凸部27aの円弧面28を
斜めに切り落として切落部38゜39を形成したもので
ある。
円弧面25及び下栓体27の凸部27aの円弧面28を
斜めに切り落として切落部38゜39を形成したもので
ある。
これによって交流部37の空間が広くなり、それだけ粒
子の撹拌・混合効果が増すとともに両粒子の衝突点が偏
よることから、渦流への子粒子の巻き込みが確実に行わ
れる。この場合、切落部38.39と回転ロータ16,
17の回転方向は図示に限定されるものではなく、逆回
転させてもよい。
子の撹拌・混合効果が増すとともに両粒子の衝突点が偏
よることから、渦流への子粒子の巻き込みが確実に行わ
れる。この場合、切落部38.39と回転ロータ16,
17の回転方向は図示に限定されるものではなく、逆回
転させてもよい。
ざらに、第6図は他の実施例を示し、この場合、上栓体
23の凸部23aの円弧面24.25を斜めに切り落し
て直線面40.41となし、両面により略V字形とした
ものである。同様に、下栓体27の凸部27aの円弧面
28.29を切り落して直線面42.43となし、両面
により略V字形としたものである。この場合も交流部3
7の空間がさらに広くなる。
23の凸部23aの円弧面24.25を斜めに切り落し
て直線面40.41となし、両面により略V字形とした
ものである。同様に、下栓体27の凸部27aの円弧面
28.29を切り落して直線面42.43となし、両面
により略V字形としたものである。この場合も交流部3
7の空間がさらに広くなる。
「発明の効果]
本発明は、以上のように構成されるので、以下に記載さ
れるような効果を奏する。
れるような効果を奏する。
母材となる固体粒子と金属固体微粒子を、2つの円形部
が並列した筒状ケーシングの円形部内に外周に複数個の
羽根を具備しかつ同一方向に高速回転する一対の回転ロ
ーラを設けた2軸型高速回転固着機に上方から供給して
、前記両粒子を高速回転する回転ロータとともに回転す
る羽根により高速周回させ、該高速周回の交流部おいて
対向衝突及び混合・撹拌するようにしたから、固体粒子
は延展化されて丸味を帯びるとともに該交流部における
強力な撹拌・混合作用により金属固体微粒子の固体粒子
の表面への固着がムラなく確実に行われる。このことに
よって前処理機を用いること無く、極めて均質度の高い
製品をjmることができ、かつ1回当たりの処理量も大
巾に増大する。
が並列した筒状ケーシングの円形部内に外周に複数個の
羽根を具備しかつ同一方向に高速回転する一対の回転ロ
ーラを設けた2軸型高速回転固着機に上方から供給して
、前記両粒子を高速回転する回転ロータとともに回転す
る羽根により高速周回させ、該高速周回の交流部おいて
対向衝突及び混合・撹拌するようにしたから、固体粒子
は延展化されて丸味を帯びるとともに該交流部における
強力な撹拌・混合作用により金属固体微粒子の固体粒子
の表面への固着がムラなく確実に行われる。このことに
よって前処理機を用いること無く、極めて均質度の高い
製品をjmることができ、かつ1回当たりの処理量も大
巾に増大する。
また、粒子同志の衝突により固着するものであるから、
固着機は従来のものに比べて、磨耗が極めて少なく長寿
命となる。
固着機は従来のものに比べて、磨耗が極めて少なく長寿
命となる。
第1図は本発明の固体粒子同志の固着方法の一実施例に
係る固着装置を示す全体概略図、第2図は同実施例に係
る固着機を示す縦断面図、第3図は同実施例に係る固着
機への投入状態を示す縦断面図、第4図は同実施例に係
る固着機からの排出状態を示す縦断面図、第5図〜第6
図は本発明の他の実施例に係る固着機の縦断面図、第7
図は従来例を示す概略図である。 6・・・・・・2軸型高速回転固着機
係る固着装置を示す全体概略図、第2図は同実施例に係
る固着機を示す縦断面図、第3図は同実施例に係る固着
機への投入状態を示す縦断面図、第4図は同実施例に係
る固着機からの排出状態を示す縦断面図、第5図〜第6
図は本発明の他の実施例に係る固着機の縦断面図、第7
図は従来例を示す概略図である。 6・・・・・・2軸型高速回転固着機
Claims (1)
- (1)母材となる固体粒子と金属固体微粒子を、2つの
円形部が並列した筒状ケーシングの円形部内に外周に複
数個の羽根を具備しかつ同一方向に高速回転する一対の
回転ローラを設けた2軸型高速回転固着機に上方から供
給して、前記両粒子を高速回転する回転ロータとともに
回転する羽根により高速周回させ、該高速周回の交流部
おいて対向衝突及び混合・撹拌して前記固体粒子を延展
化するとともに該体粒子の表面に金属固体微粒子を固着
したのち、これを下方から排出するようにしたことを特
徴とする固体粒子同志の固着方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2171684A JPH0463124A (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 固体粒子同志の固着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2171684A JPH0463124A (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 固体粒子同志の固着方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0463124A true JPH0463124A (ja) | 1992-02-28 |
Family
ID=15927780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2171684A Pending JPH0463124A (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 固体粒子同志の固着方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0463124A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003034726A (ja) * | 2001-07-24 | 2003-02-07 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 導電性樹脂粒子の製造方法 |
WO2015019955A1 (ja) * | 2013-08-07 | 2015-02-12 | 三井金属鉱業株式会社 | 複合銅粒子及びその製造方法 |
WO2015019959A1 (ja) * | 2013-08-07 | 2015-02-12 | 三井金属鉱業株式会社 | 複合銅粒子及びその製造方法 |
CN110978314A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-04-10 | 宁波志胜科技有限公司 | 一种高性能聚合物合金制备混炼设备 |
-
1990
- 1990-06-29 JP JP2171684A patent/JPH0463124A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003034726A (ja) * | 2001-07-24 | 2003-02-07 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 導電性樹脂粒子の製造方法 |
WO2015019955A1 (ja) * | 2013-08-07 | 2015-02-12 | 三井金属鉱業株式会社 | 複合銅粒子及びその製造方法 |
WO2015019959A1 (ja) * | 2013-08-07 | 2015-02-12 | 三井金属鉱業株式会社 | 複合銅粒子及びその製造方法 |
JP2015034309A (ja) * | 2013-08-07 | 2015-02-19 | 三井金属鉱業株式会社 | 複合銅粒子及びその製造方法 |
JP2015034310A (ja) * | 2013-08-07 | 2015-02-19 | 三井金属鉱業株式会社 | 複合銅粒子及びその製造方法 |
CN110978314A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-04-10 | 宁波志胜科技有限公司 | 一种高性能聚合物合金制备混炼设备 |
CN110978314B (zh) * | 2019-12-31 | 2021-08-31 | 宁波志胜科技有限公司 | 一种高性能聚合物合金制备混炼设备 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0224659B1 (en) | Method of improving quality of surface of solid particles and apparatus thereof | |
JP3261125B1 (ja) | 摩砕機 | |
EP0421980A2 (en) | Particulate material treating apparatus | |
JP2002526246A (ja) | 流し込み可能な製品を製造するための装置、及びこの装置を使用するための方法 | |
WO2006001126A1 (ja) | 粉砕装置 | |
JP2003071262A (ja) | 分散装置 | |
US6863429B2 (en) | Dough mixer with metering device | |
JPH0463124A (ja) | 固体粒子同志の固着方法 | |
JPH0510970B2 (ja) | ||
US5373999A (en) | Grinding and mixing device | |
JP3073717B2 (ja) | 回転レトルト炉及びそれによる熱処理方法 | |
JPS62221434A (ja) | 微小固体粒子の球形化処理方法 | |
US3527419A (en) | Apparatus for grinding | |
JP2006231312A (ja) | 粉体改質装置 | |
JPH0622668B2 (ja) | 固体粒子の形状調製方法 | |
US3787034A (en) | Device for continuous mixing of powdered materials | |
JP2918679B2 (ja) | 乾式媒体ミル | |
JPH026860A (ja) | 連続流通攪拌装置 | |
EP0487310A1 (en) | Mixing device and mixing method | |
CN107696269A (zh) | 一种陶瓷加工用多功能定量混料机 | |
JPH02261536A (ja) | 粉体の表面改質装置 | |
CN2267090Y (zh) | 具有v形螺旋叶片的滚筒装置 | |
KR900001366B1 (ko) | 고체입자의 표면개질 방법과 그 장치 | |
RU77180U1 (ru) | Устройство для измельчения, классификации и окатывания порошкообразных материалов | |
JPH0225481Y2 (ja) |