JPH0463098A - キーコントロール付マイクロホン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカラオケ用のマイクロホンに係り、更に詳しく
は演奏曲のキーノート（基調）を調整する機能を備えた
キーコントロール付のマイクロホンに関する。

〔従来の技術及びその課題〕

近年、カラオケミュージックの流行に伴い、これを利用
する人の歌唱力も向上する傾向にあることから、演奏曲
のキーを調整する頻度が高くなってきている。しかしな
がら、従来のカラオケ装置では、キーの調整はその本体
において行う構成であったから、使用者はいちいちカラ
オケ装置まで行って調整するか、或いはスナックなどの
飲食店では客がカラオケ装置の操作に不慣れなため、従
業員がその都度キーの調整を行うことを余儀無くされた
。そのため、これらキーの調整が非常に煩雑なものにな
るという欠点があった。

本発明は上述の問題点を解決するために、キーの調整機
能を備えたマイクロホンを提供することを目的とするも
のである。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は上記の目的を達成するために、二接点スイッチ
のＧＮＤを挟んでキーのＵＰとＤ　ＯＷＮの接点を設け
、それぞれにコンデンサを並列に接〔作 〔実 続してなるキーコントロールスインチと、該コントロー
ルスイッチに接続されるフォトカプラ及びＴＴＬ回路か
らなるキーの調整機構を設ける一方、該調整機構並びに
電源スイッチが接続されたマイクユニットの各々の導線
をそれぞれ同軸ケーブルによりシールドし、更に上記マ
イクユニットの電源スイッチと上記ＧＮＤの０Ｎ１０Ｆ
Ｆスイツチとを連動させるという手段を用いた。

用〕 上述した技術的手段による本発明において、マイクロホ
ンのコントロールスイッチのＵＰまたはＤＯＷＮを選択
すれば、フォトカプラを介してＴＴＬ回路よりキーの上
下を指令する制御信号がカラオケ装置側へ送られる。こ
の際、上記各接点のコンデンサは、リップル吸収用に設
けられる。又、このキーの調整機構とマイクユニットは
それぞれ同軸ケーブルのシールドが行われており、各々
のラインにノイズが乗ることを防止するという作用を奏
する。

施　例〕 以下、本発明の構成を図面に実施例に従って更に具体的
に述べると、第１図において１はマイクロホン本体、２
は導線２ａ・２ｂによりマイクユニット３に接続された
電源スイッチ、また４はキーの調整を行うコントロール
スイッチであって、キーのＵＰとＤＯＷＮの制御に係わ
る導線４ａ・４ｂとＧＮＤ４ｃの三本からなり、導線４
ａ・４ｂを二芯弐の同軸ケーブルの芯線に接続すると共
にＧＮＤ４ｃをシールド線に接続するのである。又、上
記マイクユニット側の導線についても同軸ケーブルに接
続し、これら同軸ケーブル同士をまとめて一本のコード
５とするものである。６はマイクロホン本体１の基端部
に設けられ、上記各導線を接続してなるコネクタである
。

第２図は本発明マイクロホンの回路図の一例であって、
キーのコントロールスイッチ４は中央をＧＮＤとし、選
択的に接続するキーのＵＰとＤＯＷＮの接点Ｕ−ＤとＧ
ＮＤ側接側聞点間れぞれコンデンサ７ａ・７ｂを並列に
接続している。又８は上記コントロールスイッチ４の端
末側に設けられたフォトカプラで、カラオケ装置側とは
ノイズ防止のために電気的に絶縁されている。９はカラ
オケ装置側のフォトカプラ８に接続されたＴＴＬ回路で
あって、カラオケ装置（図示せず）へキーのＵＰ／ＤＯ
ＷＮの信号を出力するものである。一方、上記コントロ
ールスイッチ４のＧＮＤ４ｃにはスイッチ１０が設けら
れ、電源スイッチ２の０Ｎ１０ＦＦと連動する構成とし
ている。

尚、図中１１ａ・ｌｌｂはダイオードを示す。又、上記
キーのコントロールスイッチ４には２０ａｍＡ程度の電
流を流しておく。コンデンセンサ７ａ・７ｂとしては１
０ｐＦ容量ぐらいのセラミックコンデンサを用いるのが
適当である。

而して、上剥の本発明に係るマイクロホンは、その使用
に当たって電源スイッチ２をＯＮにすれば、マイクユニ
ット３に電流が流れると共に、スイッチ１０を介してキ
ーのコントロールスイッチ４へも通電する。そして、演
奏曲のキーを調整する場合、コントロールスイッチ４を
Ｕ側へ操作すれば、キーが例えば半音高くなり、更にこ
の操作を繰返することで半音ずつキーが段階的に高くな
ってゆくのである。一方、コントールスイッチ４を上記
と逆にＤＯＷＮ　ＣＤ）側へ操作すれば、半音ずつキー
が下がるのである。

尚、マイクホンの電源スイッチ２をＯＦＦにすれば、ス
イッチ１０を介してキーのコントロール側への通電も遮
断される。又、上記コントロールスイッチ４は、スライ
ドスインチやシーソスイッチなど、中点を含む二接点形
であれば良い。

〔発明の効果〕

本発明のマイクロホンは、フォトカプラとＴＴＬ回路を
介してカラオケ装置側へキーの調整制御を行うコントロ
ールスイッチを設けたものであるから、使用者はキーの
調整を手元のマイクホンで簡単且つ即座に行うことがで
きる。そのため、使用者や操作に慣れた人がいちいちカ
ラオケ装置の場所まで行くという煩わしさがなくなり、
カラオオケの楽しさを増加させることができるという格
別の効果を奏するものである。

又、キーの調整操作の際、コントロールスイッ４゜ チのスイッチングノイズはコンデンサに吸収される一方
、該コントロールスイッチとマイクユニ。

トの各導線はそれぞれ同軸ケーブルでシールドされてい
るので外側からのノイズの影響もなく、正確且つ安定な
調整制御が簡単な構造で得られるという実用的利点を有
するものである。

この他、本発明ではマイクロホンとカラオケ装置とは、
フォトカブラ及びＴＴＬ回路を介して連動し、電気的に
は絶縁されているため、カラオケ装置側からのノイズの
影響もないのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のマイクロホンの概要を示す正面図、第
２図はその各部の構成を示す回路図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．三接点スイッチのＧＮＤを挟んでキーのＵＰとＤＯ
   ＷＮの接点Ｕ・Ｄを設け、それぞれにコンデンサ７ａ・
   ７ｂを並列に接続してなるキーコントロールスイッチ４
   と、該コントロールスイッチに接続されるフォトカプラ
   ８及びＴＴＬ回路９からなるキーの調整機構を設ける一
   方、該調整機構並びに電源スイッチ２が接続されたマイ
   クユニット３の各々の導線をそれぞれ同軸ケーブルによ
   りシールドし、更に上記マイクユニットの電源スイッチ
   ２と上記ＧＮＤに設けたＯＮ／ＯＦＦスイッチ１０とを
   連動させたことを特徴とするキーコントロール付マイク
   ロホン。