JPH0462976A - 加速度センサの製造方法 - Google Patents

加速度センサの製造方法

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JPH0462976A
JPH0462976A JP17363990A JP17363990A JPH0462976A JP H0462976 A JPH0462976 A JP H0462976A JP 17363990 A JP17363990 A JP 17363990A JP 17363990 A JP17363990 A JP 17363990A JP H0462976 A JPH0462976 A JP H0462976A
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JP
Japan
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amorphous silicon
silicon film
acceleration sensor
laser annealing
strain gauge
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JP17363990A
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English (en)
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Yutaka Shimou
霜烏 裕
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Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカンチレバー型の加速度センサの製造方法に関
するものである。
〔従来の技術〕
片持支持カンチレバー型の加速度センサは、機械的歪に
よる電気抵抗の変化所謂ピエゾ抵抗効果を利用したもの
で、ピエゾ抵抗効果を奏する歪ゲージを片持支持のカン
チレバー(起歪体)に付設し、カンチレバーの変動を電
気抵抗の変化として検知し、この抵抗値変化に基づいて
加速度を検出するものである。具体的には金属箔や単結
晶体を歪ゲージとしてカンチレバーに装着する接着型、
半導体ウェハーをカンチレバーとして、表面に歪ゲージ
を拡散によって形成する拡散型、更にはカンチレバーの
表面に直接半導体薄膜による歪ゲージを形成する半導体
型等が知られている。
前記のカンチレバー型の加速度センサに於いで、接着型
は接着の際の接着剤の厚みの相違その他の接着の均一性
の点から信頼性に欠けると共に、特に金属箔を用いた場
合の検出感度が極めて小さい。
また拡散型はカンチレバー自体が弾力性に欠は折損し易
い、このため半導体型が最も使い易いものとして注目さ
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
半導体型の加速度センサは、特開平1−248066号
に示されている。これはプラズマCVD法(以下p−c
vo法)番こよって起歪体の表面(絶縁膜が施されてい
る)に薄膜ポリシリコンを形成するものである。
しかし起歪体の表面に直接ポリシリコン膜をPCVD法
で形成する場合膜形成基板たる起歪体を550℃まで加
熱する必要があり、起歪体には前記温度に充分耐え得る
ものを使用する必要がある。
そこで本発明者は後述するように起歪体の表面に一旦ア
モルファスシリコン膜を形成し、その後レーザーアニー
ルによってポリ化する手段を発明し、起歪体の温度上限
を低下せしめることを実現したが、前記のレーザーアニ
ールに際して、アモルファスシリコン膜生成時に侵入し
た水素がシリコン膜より突沸し、膜表面を荒らしてしま
うと云う新たな問題点が生じた。
そこで本発明は更に前記の発明手段に於いて、水素の除
去手法を含めた起歪体への半導体歪ゲージの製造方法を
提案したものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る加速度センサの製造方法は、片持支持よし
たカンチレバー型加速度センサの製造に於いて、カンチ
レバーとなる起歪体の表面にシランガスを用いたP−C
VD法によってアモルファスシリコン膜を形成した後、
レーザーアニールによってポリシリコン化して、歪ゲー
ジを形成したことを特徴とするものである。
また本発明方法は、前記の製造方法において、レーザー
アニール時のシリコン膜よりの水素の突沸を防止するた
め、レーザーアニール前に所定の水素抜き用の熱処理を
行ったり、アモルファスシリコン膜形成に際して、水素
混入防止用のドーピングガスを混入したり、或いは基板
を300°(:以−にとしてアモルファスシリコン膜を
形成したり、更にはレーザーアニールに隙してアモルフ
ァスシリコンを微結晶化することを特徴とするものであ
る。
〔作用〕
アモルファスシリ:1ン膜をシランガスを用いたP−C
VD法によって形成する場合は、基板温度が150〜3
50℃で良<、且つアモルファスシリコン膜のポリ化は
基板温度に関係のないレーザーアニールで行うことがで
き、半導体歪ゲージの形成の低温化が達成される。
また前記のレーザーアニールに於ける水素の突沸の防止
手段として、レーザーアニール前に所定時間熱処理を行
うとアモルファスシリコン膜内の水素は活性化して自然
に抜け、またアモルファスシリコン膜を形成するに際し
て・不純物を混入せしめると前記アモルファスシリコン
膜への水素の混入が防止され、またアモルファスシリコ
ン膜形成時に基板温度を350℃で行うとシリコン膜内
への水素の侵入が少なく、またポリ化に際してシリコン
膜が微結晶化するようにレーザーアニールを行うと、水
素突沸による表面の荒れが防止される。
〔実施例〕
次に本発明の実施例について説明する。
〈第一実施例〉 カンチレバーとなる起歪体(基板)1には銅合金、ニッ
ケル基合金、ステンレススチール等の優良バネ材を用い
、当該基板1の表面にP−CVD法によって酸化シリコ
ン(SiOz)の絶縁層2を形成する(絶縁膜形成工程
I)。面この場合の基板温度は200〜250℃で実施
できる。次にシラン(SiL)ガスを用いたP−CVD
法によって絶縁層2の上面にアモルファスシリコン膜3
を形成する(シリコン膜形成工程■)。このときの基板
温度は150〜200℃程度で実施する。次に基板1を
電気炉に入れ450℃。
1時間の熱処理を行って水素抜きを実施する。次に歪ゲ
ージ4を形成せんとする個所にエキシマレーザ−を照射
してレーザーアニールを行い、前記アモルファスシリコ
ンの薄膜3の一部をポリシリコン4′に変化せしめる(
レーザーアニール工程■)。
歪ゲージ4の形成個所は、従前のカンチレバー片の加速
度センサのものと同様にアクティブゲージとダミーゲー
ジを設けるもので、所定の形成位置に対応してパターニ
ングを行う(歪ゲージ形成工程■)。而る後常法通りの
電極形成工程V並びに保護膜形成工程■を行うものであ
る。電極形成工程Vは常法通りにアルミニウム(^C)
の真空蒸着(基板温度150〜200’C)及びパター
ニングを行い、歪ゲージ4(アクティブゲージ及びダミ
ーゲージ)を電極5でフルブリッジに持続するものであ
る。
また保護膜形成工程■は、常法通りシラン(Sil14
)とアンモニア(NI+3)と窒素(N2)の反応ガス
を用いたP−CVD法により窒化シリコン(SiNx)
膜(保護膜)6を形成するものである(この時の基板温
度200〜250℃)。
前記手法で製出したカンチレバーは第2図に示すように
片持支持体7に装着すると共に、カンチレバーに重り8
に付設し且つ所定のリード線を接続し、加速度センサと
して使用するものである。
く第二実施例〉 第二実施例は第3図に示すように第一実施例に於けるシ
リコン膜形成工程■を不純物混入シリコン膜形成工程■
′とし、且つ熱処理工程を実施しないものである。即ち
アモルファスシリコン膜3′を形成するに際して、シラ
ンガスの他に水素混入防止用のドーピングガスとしてジ
ボラン(B2111.)ガスを混入してP−CVD法を
実施したもので、シリコン膜2中にボロン(B)が不純
物として混入するため、シランガス中の水素のシリコン
膜3′への侵入が阻止されるもので、次にレーザーアニ
ール工程■を実施したとしても水素の突沸が生じないも
のである。尚以下の工程は第一実施例と同様である。
〈第三実施例〉 第三実施例もシリコン膜形成工程に工夫を施したもので
、P−CVD法でアモルファスシリコン膜を形成するに
際して、少なくとも基板温度を350℃以上として実施
したものである。基板温度を350℃以上としてシラン
ガスを用いたP−CVD法によるアモルファスシリコン
膜2を形成すると、シリコン膜中への水素の侵入が少な
くなる。これによってレーザーアニール工程■に於ける
水素の突沸が生じない。
〈第四実施例〉 第四実施例も第一実施例の熱処理を行わずにレーザーア
ニール工程■の実施によってポリシリコン4がより微結
晶化するように予め所定のアモルファスシリコン膜を形
成しておくものである。即ちシリコン膜形成工程■で、
P−CVD法実施に際して水素ガスのフロー量を多くし
、且つRFパワを大きくしてシリコン膜を形成すると、
レーザーアニールによる結晶化に際して結晶が微細化し
、表面の荒れが防止できる。
〔発明の効果〕
本発明は以上の通り、半導体歪ゲージを備えた加速度セ
ンサの製造する場合、半導体歪ゲージの形成を、−且P
−CVD法によるアモルファスシリコン膜を形成した後
レーザーアニールによってポリシリコンとする手段で行
ったもので、半導体形成基板となる起歪体の温度限界を
低下せしめ、起歪体の材質の選択範囲を広くすることが
できたものである。また特に前記手段を採用する際に、
レーザーアニール時の水素突沸を防止することで、歪ゲ
ージの表面の荒れを防止し、信頼性の高い加速度センサ
を提供することができたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は第一実施例である加速度センサの製造工程を示
すもので、第2図は同使用状態を示し、第3図は第二実
施例の製造工程の一部を示すものである。 起歪体(基板) 絶縁膜 3′−アモルファスシリコン膜 歪ゲージ ポリシリコン膜 電極 保護膜 片持支持体 重り 特 許 出 願 人 11木梢機株式会社

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)片持支持としたカンチレバー型加速度センサの製
    造に於いて、カンチレバーとなる起歪体の表面にシラン
    ガスを用いたプラズマCVD法によってアモルファスシ
    リコン膜を形成した後、レーザーアニールによって前記
    アモルファスシリコン膜をポリシリコン化して、歪ゲー
    ジを形成したことを特徴とする加速度センサの製造方法
  2. (2)請求項第1項記載の加速度センサの製造方法に於
    いて、レーザーアニールの前に水素抜き用の熱処理を行
    うことを特徴とする加速度センサの製造方法。
  3. (3)請求項第1項記載の加速度センサの製造方法に於
    いて、アモルファスシリコン膜を形成する際、水素混入
    防止用のドーピングガスを混入してなることを特徴とす
    る加速度センサの製造方法。
  4. (4)請求項第1項記載の加速度センサの製造方法に於
    いて、アモルファスシリコン膜を形成する際、起歪体を
    300℃以上の高温で行うことを特徴とする加速度セン
    サの製造方法。
  5. (5)請求項第1項記載の加速度センサの製造方法に於
    いて、レーザーアニールに際して、アモルファスシリコ
    ンを微結晶化せしめることを特徴とする加速度センサの
    製造方法。
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