JPH0462849B2 - - Google Patents

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JPH0462849B2
JPH0462849B2 JP63013486A JP1348688A JPH0462849B2 JP H0462849 B2 JPH0462849 B2 JP H0462849B2 JP 63013486 A JP63013486 A JP 63013486A JP 1348688 A JP1348688 A JP 1348688A JP H0462849 B2 JPH0462849 B2 JP H0462849B2
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JP
Japan
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screw
raw material
rotation speed
plastic
coefficient
Prior art date
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Application number
JP63013486A
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English (en)
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JPH01190423A (ja
Inventor
Katsunori Kurumachi
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Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
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Publication date
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Priority to JP1348688A priority Critical patent/JPH01190423A/ja
Publication of JPH01190423A publication Critical patent/JPH01190423A/ja
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〓産業上の利用分野〓 本発明は、スクリユー射出成形装置およびこれ
に用いられるスクリユーの駆動方法に関し、特
に、原料プラスチツクの計量時におけるスクリユ
ーの負荷を軽減すする技術に関する。
〓従来の技術〓 スクリユー射出成形装置における原料プラスチ
ツクの計量は、スクリユーを回転させて、原料プ
ラスチツクを加熱されたバレル内に送り込み、混
練しながら加熱溶融させ、可塑化したプラスチツ
ク原料の前方にける集積によつてスクリユーが所
定距離だけ後退したことを検出することにより行
なわれる。
従来のスクリユー式射出成形装置は、この原料
プラスチツクの計量時、スクリユーの回転数を予
め設定された定格回転数まで急速に高めるように
なされていた。
〓発明が決しようとする題〓 上述した従来のスクリユー式射出成形装置は、
計量開始時にスクリユーの回転数が急激に上昇す
るため、スクリユー自体、あるいはその先端部に
固定されている逆流防止リング、ノズルヘツド等
に多大な負荷が加わり、破損、若しくは破損の要
因となる危険性があつた。
〓課題を解決するための手段〓 本発明のスクリユー式射出成形装置は、スクリ
ユーを駆動するための油圧モータと、該油圧モー
タに圧力油を供給するための油圧ポンプと、 該油圧ポンプと油圧モータとの間に設けられ、
圧力油の流量を調整してスクリユー回転数を制御
するための流量弁と、 該流量弁を制御する流量弁制御装置とを有して
おり、 該流量制御装置は、 シーケンスコントローラーと、 該シーケンスコントローラーとの間で情報、命
令の伝達を行なうプロセスコントローラーと、 該プロセスコントローラーの出力を受け、所定
の演算を行なつて出力する演算機と、該演算器の
行なう演算式の係数値を設定する係数値を設定す
る係数設定器とを具備する計量負荷緩和装置と、 前記演算器の出力を受け、これを増幅し、その
増幅出力で前記スクリユー回転数を制御するため
の流量弁を制御する比例弁アンプとを有してお
り、 前記係数設定器から演算器に与えられる係数値
は、シーケンスコントローラーに制御によつて、
原料プラスチツクの計量開始時から所定期間内に
おいて変化し、これにより、スクリユー回転数が
連続的に、あるいは段階的に、または、これらが
組合わされて増加していき、最終的に定格回転数
に至るようになされている。
また、本発明のスクリユー式射出成形装置にお
けるスクリユーの駆動方法は、 計量開始から時間の経過とともに、スクリユー
回転数を連続的に、あるいは段階的に、またはこ
れらを組合わせて増加していき、最終的に定格回
転数に至らせることを特徴とするものである。
〓作用〓 スクリユー回転数を時間の経過とともに連続的
に、あるいは階段状に、または、両者を組合わせ
た方法で零から徐々に定格スクリユー回転数まで
増速することにより、スクリユー及びその付属部
品に生じる回転による負荷が小さい値から増加す
ることになり、破損を防止することができ、装置
寿命を延長することができる。
また、このような制御は、計量負荷緩和装置を
設け、例えば、係数設定器において、0から1ま
での係数を時間の経過とともに連続的に、あるい
は段階的にまたは両者を組み合わせて変化する値
として設定し、この係数を演算器に入力し、演算
器でプロセスコントローラーから入力されるアナ
ログ入力信号を演算して、比例弁アンプに出力信
号を出力させ、この出力信号によりスクリユー回
転数制御用流量弁(比例弁)を0から定格値まで
徐々に制御することにより達成される。このよう
な制御機構は例えば、シーケンスシヤルタイマ制
御技術を用いて構成でき、十分実用性がある。
〓実施例〓 次に、本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
第1図は本発明のスクリユー式射出成形装置の
一実施例のブロツク図、第2図a,b,cは本実
施例におけるスクリユー回転数制御の例を示す図
である。
本実施例において注目すべき点は、プロセスコ
ントローラー11と比例弁アンプ13との間に、
プラスチツク原料の計量時におけるスクリユー等
の負荷を緩和するための計量負荷緩和装置21が
設けられていることである。その他の構成は従来
と同様であるので簡単に説明する。
プラスチツク原料6は加熱されたバレル1上に
設けられたホツパ5内に充填されている。バレル
1内にはスクリユー2が設けられており、この先
端部には逆流防止リング3、ノズルヘツド4が一
体的に固定されている。プラスチツク原料6の計
量時は、スクリユー2を回転させて、原料プラス
チツク6を加熱されたバレル1内に送り込み、混
練しながら加熱溶融させ、可塑化したプラスチツ
ク原料の前方における集積によつてスクリユーが
所定距離だけ後退したことを、例えばリミツトス
イツチを用いて検出して行なう。この計量が完了
すると、油圧シリンダを用いてスクリユープラン
ジヤ8を前進させ、可塑化したプラスチツク原料
をスプルー20を介して金型19内に射出する。
スクリユー2の回転等の駆動は、油圧モータ9に
よつて行なわれ、この油圧モータ9は油圧ポンプ
14から供給される圧油量により制御され、この
制御を行なうために、電磁弁16、流量弁(比例
弁)15が設けられている。これらの弁の制御機
構として、シーケンスコントローラ10、プロセ
スコントローラ11、計量負荷緩和装置12、比
例弁アンプ13が設けられており、電磁弁16は
シーケンスコントローラ10により直接に制御さ
れ、流量弁15は、結果的に比例弁アンプ13の
出力により制御される。
計量負荷緩和装置12は、計量開始時点から時
間の経過とともに比例弁アンプ13の出力を徐々
に上昇させ、油圧モータ9への圧力油供給を徐々
に増加させ、例えば、スクリユー回転数を第2図
a,b,c,のように変化させていき、最終的に
定格回転数に至らせる。第2図aは時刻t1まで低
速の一定回転を行なわせ、これ以後、定格回転数
まで上昇させて段階的制御を行なう例であり、同
図bは、時刻t2までリニアに回転数を増加させる
例であり、同図cは、時刻t3まではbと同様にリ
ニアに回転数を上昇させ、それ以降、上昇の度合
を制御して、急峻な変化なしに定格回転数に至ら
せるものである。このような制御を達成するため
に、計量負荷緩和装置12は演算器17、係数設
定器18を具備しており、シーケンスコントロー
ラ10の制御により、係数設定器18から演算器
17に与える係数を変化させるようになされてい
る。すなわち、演算器17は、プロセスコントロ
ーラ11からのアナログ出力を入力とし、この入
力アナログ信号に係数設定器18から与えられる
係数を乗算して出力するものであり、係数値を
徐々に、あるいは段階的に変化させることにより
演算器17の出力を変化させることができる。
第3図〜第5図は、それぞれ計量負荷緩和装置
12の具体的構成例を示すブロツク図でである。
第3図の例では、タイマTM1〜TMoを有する
タイマ制御装置群21、異なる値の係数a1〜ao
(例えばa1からaoに至るまで、係数値は段階的に
大きくなる)を出力する係数設定器22が設けら
れている。シーケンスコントローラ10からのデ
ジタル制御信号により、タイマ制御装置21は、
まず、タタイマTM1を動作させ、このタイマ
TM1の満了後に対応する係数設定器22に設定
されている係数a1を演算器17に与える。次に、
タイマTM1の満了信号によりタイマTM2を動作
させ、タイマ満了後に対応する係数設定器22か
ら係数a2を演算器17に与え、タイマTM1を非
動作とする。以上の動作をタイマTMoまでくり
返して行ない、係数を順次更新していく。係数a1
〜aoは、最小0から最大1まで変化し、これに対
応して演算器17の出力は最小0から最大プロセ
スコントローラ11かからの入力アナグ信号まで
変化し、例えば第2図aのような段階的にスクリ
ユー回転数を上昇させることができる。
また、第4図では、シーケンスコントローラ1
0からら与えられるデジタル制御信号が入力され
ることにより、タイマ制御装置23は演算器17
aに対して係数a1を順次送る。タイマ制御装置2
3は、それ自体に演算機能を有しており、係数a1
を次の1式または2式のように演算する。
a1=1−e-t/T ……(1式) 係数a1を2式のように演算する。
a1=t/T ……(2式) ここに、Tはタイム設定器24で設定された設
定時間、tはデジタル制御信号が入力されてから
の時間カウント値である。
一方、演算器17bに与えられる係数a2
“1”に固定されている。タイマ制御装置23は、
また、タイマ接点を持つており、係数a1が1−〓
(〓は固定設定で、設定可能範囲は0〜1である)
の状態になつた時タイマTM5、TM6を制御して
係数a2(a2=0〜1までが設定範囲であり、前述
のように、常時a2=1としておく)を演算器17
に与えるように切換える。演算器17はプロセ
スコントローラ11からのアナログ入力信号に係
数a2を乗算してアナログ出力信号を出力するが、
係数a2は“1”であるので、アナログ入力信号が
そのままアナログ出力信号として出出力される。
切換えが行なわれるまでは、1式または2式で得
た係数a1によりアナログ入力信号に乗算してアナ
ログ出力信号として出力される。以上の様にし
て、例えば、第2図b,cのように、連続的にス
クリユー回転数を増加させることができる。
第5図の場合は、第4図での(1式)、(2式)
の演算結果を、予めデータテーブル25に格納し
ておき、タイマ制御装置23は、データアクセス
装置26を用いてデータテーブル25内の所定の
番地にアクセスし、係数a1,a2を出力させる。
〓発明の効果〓 以上説明したように本発明は、計量時における
スクリユー回転数を経時的に上昇させることによ
り、スクリユーや附属品の負荷を緩和することが
でき、破損を防止し、装置寿命を向上できる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のスクリユー式射出成形装置の
一実施例の構成を示すブロツク図、第2図a,
b,cはそれぞれ本発明のスクリユー駆動方法の
実施例を説明するための図、第3図から第5図
は、それぞれ、計量負荷緩和装置の実施例のブロ
ツク図である。 1……バレル、2……スクリユー、3……逆流
防止リング、4……ノズルヘツド、5……ホツ
パ、6……原料、7……油圧シリンダ、8……ス
クリユープンジヤ、9……油圧モータ、10……
シーケンスコントローラ、11……プロセスコン
トローラ、12……計量負荷緩和装置、13……
比例弁アンプ、14……油圧ポンプ、15……流
量弁、16……電磁弁、17a,17b……演算
器、18……係数設定器、19……金型、20…
…スプルー、21……タイマ制御装置群、22…
…係数設定器、23……タイマ、24……タイム
設定器、25……データテーブル、26……デー
タアクセス装置、TM1〜TM4……タイマ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 スクリユーを回転させて、原料プラスチツク
    を加熱されたバレル内に送り込み、混練しながら
    加熱溶融させ、可塑化したプラスチツク原料の前
    方における集積によつてスクリユーが所定距離だ
    け後退したことを検出し、原料プラスチツクの計
    量を行なうスクリユー式射出成形装置であつて、 前記スクリユーを駆動するための油圧モータ
    と、 該油圧モータに圧力油を供給するための油圧ポ
    ンプと、 該油圧ポンプと油圧モータとの間に設けられ、
    圧力油の流量を調整してスクリユー回転数を制御
    するための流量弁と、 該流量弁を制御する流量弁制御装置とを有して
    おり、 該流量弁制御装置は、 シーケンスコントローラーと、 該シーケンスコントローラーとの間で情報、命
    令の伝達を行なうプロセスコントローラーと、 該プロセスコントローラーの出力を受け、所定
    の演算を行なつて出力する演算器と、該演算器の
    行なう演算式の係数値を設定する係数設定値とを
    具備する計量負荷緩和装置と、 前記演算器の出力を受け、これを増幅し、その
    増幅出力で前記スクリユー回転数を制御するため
    の流量弁を制御する比例弁アンプとを有してお
    り、 前記係数設定器から演算器に与えられる係数値
    は、シーケンスコントローラーの制御によつて、
    原料プラスチツクの計量開始時から所定期間内に
    おいて変化し、これにより、スクリユー回転数が
    連続的に、あるいは段階的に、または、これらが
    組合わされて増加していき、最終的に定格回転数
    に至るようになされているスクリユー式射出成形
    装置。 2 スクリユーを回転させて、原料プラスチツク
    を加熱されたバレル内に送り込み、混練しながら
    加熱溶融させ、可塑化したプラスチツク原料の前
    方における集積によつてスクリユーが所定距離だ
    け後退したことを検出し、原料プラスチツクの計
    量を行なうスクリユー式射出成形装置におけるス
    クリユー駆動方法において、 計量開始から時間の経過とともに、スクリユー
    回転数を連続的に、あるいは段階的に、またはこ
    れらを組合わせて増加していき、最終的に定格回
    転数に至らせることを特徴とするスクリユー式射
    出成形装置におけるスクリユーの駆動方法。
JP1348688A 1988-01-26 1988-01-26 スクリュー式射出成形装置 Granted JPH01190423A (ja)

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JP1348688A JPH01190423A (ja) 1988-01-26 1988-01-26 スクリュー式射出成形装置

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JPH01190423A JPH01190423A (ja) 1989-07-31
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6158713A (ja) * 1984-08-31 1986-03-26 Nissei Plastics Ind Co 射出成形における材料計量方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6426422A (en) * 1987-07-22 1989-01-27 Meiki Seisakusho Kk In-line screw type injection molding machine

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JPS6158713A (ja) * 1984-08-31 1986-03-26 Nissei Plastics Ind Co 射出成形における材料計量方法

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