JPH0462711B2 - - Google Patents

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JPH0462711B2
JPH0462711B2 JP61264443A JP26444386A JPH0462711B2 JP H0462711 B2 JPH0462711 B2 JP H0462711B2 JP 61264443 A JP61264443 A JP 61264443A JP 26444386 A JP26444386 A JP 26444386A JP H0462711 B2 JPH0462711 B2 JP H0462711B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling
pipe
barrel
extruder
cylindrical
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61264443A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63116683A (ja
Inventor
Koichi Shimaoka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kowa Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kowa Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kowa Kogyo Co Ltd filed Critical Kowa Kogyo Co Ltd
Priority to JP61264443A priority Critical patent/JPS63116683A/ja
Publication of JPS63116683A publication Critical patent/JPS63116683A/ja
Publication of JPH0462711B2 publication Critical patent/JPH0462711B2/ja
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  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、エクストルーダの先に連結され、
バレル内で加工処理された混練物を冷却するエク
ストルーダの冷却装置に関するものである。
〔従来の技術〕
エクストルーダは、米、大豆等の穀類、その加
工品(小麦粉、でんぷん等)その他の食品原料を
バレル内に投入し、スクリユーの回転によつて混
練、加熱、加圧し、バレル先端から混練物を吐出
するものある。
吐出された混練物は、加圧された状態から瞬間
的に常圧にまで減圧されるため、水分が急激にフ
ラツシユ蒸発し、膨化した製品になる。そのた
め、膨化を抑制した製品や未膨化製品を製造する
には、バレルの先端に冷却装置を連結し、混練物
を冷却してフラツシユ蒸発を抑制あるいは防止し
ながら吐出している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のエクストルーダの冷却装置では、所望の
冷却温度に容易に調整できなかつた。そのため、
望み通りの膨化を抑制した製品あるいは未膨化製
品を製造できないという問題があつた。
そこで、この発明は、混練物の温度を容易に調
整できるエクストルーダの冷却装置を提供するこ
とを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明では、円筒形の外側冷却部10とバレ
ル4側の先端が先細り形状となつた円柱形の内側
冷却部11とからなり、外側冷却部10を構成す
る複数の筒状部材の端部にフランジ12を形成し
て前記筒状部材の連結数を増減できるようにし、
さらに、内側冷却部11を外管18及び内管19
からなる2重構造の冷却管15として内管19か
ら供給された冷却媒体を外管18と内管19の間
を通つて外部に排出できるようにすると共に、外
管18を適宜長さの筒体の螺合による連結によつ
て長さ調節構造とし、外側冷却部10と内側冷却
部11間で混練物を冷却するようにしたエクスト
ルーダの冷却装置としている。
〔作用〕
外側冷却部10の端部にフランジ12を形成
し、冷却温度に応じて外側冷却部10の連結数を
増減できるようにすると共に、内側冷却部11の
外管18を筒体の螺合による連結構造とし、内側
冷却部11の数を増減できるようにしているの
で、混練物の冷却の程度を自由に設定できるよう
になる。
内側冷却部11を外管18及び内管19からな
る2重構造の冷却管15とし、内側冷却部11の
奥まで送られた冷却媒体は、外管18と内管19
の間を通つて排出されるので、内側冷却部11内
での冷却媒体の交換がスムーズに行われる。この
内側冷却部11内の冷却媒体の交換は、外管18
の数が増加しても冷却媒体の流れが変わらないの
で、外管18の数に影響されない。
〔実施例〕
この発明の一実施例を図面に基づき説明する。
第2図において、1は2軸エクストルーダであ
り、投入部2に投入された穀類、その加工品その
他の食品原料は、連通部3を介してバレル4に送
られる。バレル4は、内部に2本の円筒形のシリ
ンダ5を形成しており、これらは重なり合つて連
通している。さらに、シリンダ5の内部には図示
していないがそれぞれスクリユーが配設されてい
る。
バレル4には、シリンダ5内に水、調味液を注
入する給液パイプ、温度調節装置(図示せず)が
取り付けられており、食品原料を混練移動しなが
ら、加熱、加圧、調味等ができるようになつてい
る。
バレル4の先端には冷却装置8が連結されてい
る。
シリンダ5は、先端で1本にまとめられ狭まく
なつている。
冷却装置8は、円筒形の外側冷却部10と頭部
が先細りの曲面形状である円柱形の内側冷却部1
1から構成されており、外側冷却部10と内側冷
却部11間で混練物を冷却するようにしている。
そのため、混練物が通過する空間16の断面形状
は環状になつている。
外側冷却部10の両端にはフランジ12が固着
してある。この実施例では2個の外側冷却部10
が螺合により連結されているが、外側冷却部10
の連結数は、必要に応じて設定できる。それぞれ
の外側冷却部10の外筒13には2本のパイプ1
4が接続され、このパイプ14を通して外筒13
と内筒9の間に水等の冷却媒体を流すようになつ
ている。
内側冷却部11は、外側冷却部10の内筒9の
内側に形成したものであり、外管18と内管19
からなる冷却管15の先端に流動案内体20を螺
着したものである。外管18の端部には螺条が形
成されている。この実施例では3本の外管18が
連結されているが、外管18の連結数は、必要に
応じて設定できる。
流動案内体20は、冷却管15側の端が中空に
なつており、内管19から送られてきた水等の冷
却媒体は、流動案内体20の中空部21に入り、
外管18と内管19の間を通り、さらにパイプ2
2を通つて外部に排出されるようになつている。
流動案内体20は、基部23にガイド部24を
螺着したものであり、基部23は、鍔25と柱状
部26を有し、鍔25には3個の貫通穴27が形
成されている。鍔25は、バレル4とダイ7に挟
持され、内側冷却部11のバレル4側の端を安定
に支持するようになつている。
ガイド部24は、バレル4内に向つて突出し、
先端は先細りの曲面形状に形成されている。先細
りの曲面形状とは、例えば、割球、楕円体の一
部、回転放物体等の形状を指すものである。
以上の構成からなるエクストルーダのバレル4
から冷却装置8への混練物の流れについて説明す
る。
バレル4内で加工された、高温高圧の混練物
は、スクリユーの回転により2本のシリンダ5か
ら押し出される。混練物は、流動案内体20のガ
イド部24に沿つて貫通孔27に導かれる。貫通
孔27に入つた混練物は、柱状部26を経て冷却
管15の入口17までスムーズに流れる。
外側冷却部10と外管18が増設されて2倍の
長さになつた冷却装置8を通過した混練物は、所
定の温度に冷却されてフラツシユ蒸発を抑制ある
いは防止されて吐出される。
もう少し膨化させるには外側冷却部10の個数
を減らせばよく、反対に膨化を少なくするには外
側冷却部10の個数を適宜数増やせばよい。
次に、冷却装置8内の冷却媒体の流れについて
説明する。
外側冷却部10の一方のパイプ14から供給さ
れた冷却媒体は円環状の内部を通つて他方のパイ
プ14から排出される。
内側冷却部11は、外部から冷却装置8の内管
19に冷却媒体が供給され、流動案内体20の中
空部21、外管18と内管19の間、ハイプ22
を経てスムーズに外部に排出される。
尚、実施例では、冷却装置8及び冷却管15の
2重筒構造を同心円状としているが、多少中心が
ずれていてもよい。
〔発明の効果〕
この発明では、必要に応じて冷却装置の長さを
増減でき、混練物の冷却温度を容易に調整できる
ので、所望通りの膨化を抑制あるいは膨化を防止
した製品を製造できる。
さらに、冷却管15の内管19により内側冷却
部11の奥まで送られた冷却媒体は、外管18と
内管19の間を通つて排出されるので、内側冷却
部11内での冷却媒体の交換がスムーズに行わ
れ、冷却効果が高い。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はこの発明の一実施例を示し
ており、第1図は冷却装置の要部断面斜視図、第
2図はエクストルーダの正面図、第3図はエクス
トルーダのバレル先端から冷却装置までの断面図
である。 4……バレル、8……冷却装置、10……外側
冷却部、11……内側冷却部、12……フラン
ジ、18……外管、19……内管、15……冷却
管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 エクストルーダの先に連結され、バレル4内
    で加工処理された穀類その他の食品の混練物を冷
    却するエクストルーダの冷却装置8であつて、円
    筒形の外側冷却部10とバレル4側の先端が先細
    り形状となつた円柱形の内側冷却部11とからな
    り、外側冷却部10を構成する複数の筒状部材の
    端部にフランジ12を形成して前記筒状部材の連
    結数を増減できるようにし、さらに、内側冷却部
    11を外管18及び内管19からなる2重構造の
    冷却管15として内管19から供給された冷却媒
    体を外管18と内管19の間を通つて外部に排出
    できるようにすると共に、外管18を適宜長さの
    筒体の螺合による連結によつて長さ調節構造と
    し、外側冷却部10と内側冷却部11間で混練物
    を冷却するようにしたことを特徴とするエクスト
    ルーダの冷却装置。
JP61264443A 1986-11-05 1986-11-05 エクストル−ダの冷却装置 Granted JPS63116683A (ja)

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JP61264443A JPS63116683A (ja) 1986-11-05 1986-11-05 エクストル−ダの冷却装置

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JP61264443A JPS63116683A (ja) 1986-11-05 1986-11-05 エクストル−ダの冷却装置

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JPS63116683A JPS63116683A (ja) 1988-05-20
JPH0462711B2 true JPH0462711B2 (ja) 1992-10-07

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JP61264443A Granted JPS63116683A (ja) 1986-11-05 1986-11-05 エクストル−ダの冷却装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3524059B1 (de) * 2018-02-13 2020-07-29 Bühler AG Kühldüse für einen extruder

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61119168A (ja) * 1984-11-16 1986-06-06 Fujii Haruyuki 玉子焼の製造方法
JPS6265671A (ja) * 1985-09-18 1987-03-24 Tech Res Assoc Extru Cook Food Ind 食品加工用押出機のヘツド装置

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JPS61119168A (ja) * 1984-11-16 1986-06-06 Fujii Haruyuki 玉子焼の製造方法
JPS6265671A (ja) * 1985-09-18 1987-03-24 Tech Res Assoc Extru Cook Food Ind 食品加工用押出機のヘツド装置

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JPS63116683A (ja) 1988-05-20

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