JPH0462461A - 銅融体中のりんの定量方法 - Google Patents
銅融体中のりんの定量方法Info
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- JPH0462461A JPH0462461A JP2172385A JP17238590A JPH0462461A JP H0462461 A JPH0462461 A JP H0462461A JP 2172385 A JP2172385 A JP 2172385A JP 17238590 A JP17238590 A JP 17238590A JP H0462461 A JPH0462461 A JP H0462461A
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- 229910052698 phosphorus Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 29
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- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 20
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、銅製錬または鋼鋳造において銅融体中のりん
の濃度を連続的かつ迅速に測定する方法に関する。
の濃度を連続的かつ迅速に測定する方法に関する。
銅融体中のりん濃度の測定は、伝統的には採取した凝固
試料の化学分析や機器分析によって実施されているが、
この方法は迅速性に欠け、プロセス制御上有利でない。
試料の化学分析や機器分析によって実施されているが、
この方法は迅速性に欠け、プロセス制御上有利でない。
比較的最近、このように凝固試料によらず、金属融体（
主として鉄鋼）中で酸素とりんの平衡をつくりだし、固
体電解質の電極を用いて酸素活量を測定し、計算によっ
てりん濃度を算出する方法が提案さｔている（特開昭６
１−２６０１５７号など）。しかし、この方法は、工業
的に利用するためには、平衡状態を安定化させるために
なおかなりの困難をともなうと考えられる。
主として鉄鋼）中で酸素とりんの平衡をつくりだし、固
体電解質の電極を用いて酸素活量を測定し、計算によっ
てりん濃度を算出する方法が提案さｔている（特開昭６
１−２６０１５７号など）。しかし、この方法は、工業
的に利用するためには、平衡状態を安定化させるために
なおかなりの困難をともなうと考えられる。
固体鋼の電気抵抗の測定からりん濃度を推定することは
従来から試みられているが、固体鋼の抵抗率には組織の
影響もあり、また高精度の抵抗率測定を行うためにはそ
の試料の準備にかなりの手間を要することから、あまり
正確な測定は行なわれていない。
従来から試みられているが、固体鋼の抵抗率には組織の
影響もあり、また高精度の抵抗率測定を行うためにはそ
の試料の準備にかなりの手間を要することから、あまり
正確な測定は行なわれていない。
銅融体の抵抗率の測定は、学問的興味から古くから例が
あるが、はとんどが純銅に関するもので、りん濃度との
関係について報告されたものを知らない。また、高温融
体を対象とするため、測定は困難であり、抵抗率測定に
よって特定成分の濃度を推定することは試みられていな
い。
あるが、はとんどが純銅に関するもので、りん濃度との
関係について報告されたものを知らない。また、高温融
体を対象とするため、測定は困難であり、抵抗率測定に
よって特定成分の濃度を推定することは試みられていな
い。
しかしながら、本発明者らは、
１）融体においては固体に比較して、試料の組織の影響
はないと考えられ、さらに試料を成形・研磨するなどの
準備をせずに連続的に測定できるなどの点で、測定方法
さえ確立できれば迅速かつ高精度のりん濃度測定が行な
える可能性がある。
はないと考えられ、さらに試料を成形・研磨するなどの
準備をせずに連続的に測定できるなどの点で、測定方法
さえ確立できれば迅速かつ高精度のりん濃度測定が行な
える可能性がある。
２）学術的研究では、通常、少量の試料を用い、測定値
が安定化するまで長時間をかけて測定を行うために、た
とえば電極材などから除々に試料が汚染されたり、また
小さな設備を使うために温度が均一化しにくいなどの誤
差の原因が考えられるので、工業的な大きな設備で大量
の試料で測定すれば、逆に高精度の抵抗率測定が行なわ
れる可能性がある。
が安定化するまで長時間をかけて測定を行うために、た
とえば電極材などから除々に試料が汚染されたり、また
小さな設備を使うために温度が均一化しにくいなどの誤
差の原因が考えられるので、工業的な大きな設備で大量
の試料で測定すれば、逆に高精度の抵抗率測定が行なわ
れる可能性がある。
３）伸銅製品に多く使われているりん脱酸銅では、りん
以外の成分は極めて少量であり、この製造過程における
融体を対象とした場合、抵折率は、実質的に温度とりん
濃度のみによって決定されると考えてよい。
以外の成分は極めて少量であり、この製造過程における
融体を対象とした場合、抵折率は、実質的に温度とりん
濃度のみによって決定されると考えてよい。
という点に着目し、抵抗率測定によって、高精度かつ迅
速なりん濃度測定ができるのではないかと考えた。
速なりん濃度測定ができるのではないかと考えた。
そこで、高精度の抵抗率測定を、０〜１１０００ｐｐ＋
のりん濃度範囲、１０８３〜１２５０℃の温度範囲で繰
り返し、この範囲では、りん濃度および温度と抵抗率の
間に実質的に ρ＝ＡＴ＋Ｂｘ＋Ｃ （Ａ、Ｂ、Ｃは定数、ρは抵抗率、Ｘはりん濃度、Ｔは
温度）で示される関係が成り立っており、この式を使う
と抵抗率と温度の測定から、りん濃度が高精度で測定で
きることを見出し、本発明を完成した。
のりん濃度範囲、１０８３〜１２５０℃の温度範囲で繰
り返し、この範囲では、りん濃度および温度と抵抗率の
間に実質的に ρ＝ＡＴ＋Ｂｘ＋Ｃ （Ａ、Ｂ、Ｃは定数、ρは抵抗率、Ｘはりん濃度、Ｔは
温度）で示される関係が成り立っており、この式を使う
と抵抗率と温度の測定から、りん濃度が高精度で測定で
きることを見出し、本発明を完成した。
本発明は銅融体の温度と抵抗率を同時に測定し、それら
の値から、予め決定された式に従いりん濃度を算呂する
ことからなる銅融体中のりん濃度の測定方法を提供する
。
の値から、予め決定された式に従いりん濃度を算呂する
ことからなる銅融体中のりん濃度の測定方法を提供する
。
実際の測定においては、例えば連続鋳造の場合には、デ
ィストリビュータ（鋳型の直前に設けられた湯だまり）
中の銅融体の抵抗率と温度を測定するのが有利である。
ィストリビュータ（鋳型の直前に設けられた湯だまり）
中の銅融体の抵抗率と温度を測定するのが有利である。
その中では銅融体の温度勾配は極めて小さく、温度測定
の誤差は最小に抑えることができる。また鋳込まれる直
前であるために、銅融体中のりん濃度は鋳造された製品
のりん濃度と同じか、もし異なっても、これと極めて近
い一義的な相関関係にある。従ってこの位置で測定する
ことによって、製造された製品の品質管理をすることが
できる。
の誤差は最小に抑えることができる。また鋳込まれる直
前であるために、銅融体中のりん濃度は鋳造された製品
のりん濃度と同じか、もし異なっても、これと極めて近
い一義的な相関関係にある。従ってこの位置で測定する
ことによって、製造された製品の品質管理をすることが
できる。
次に本発明を基礎実験と実施例によって具体的に説明す
る。
る。
失−簾
種々の濃度で、りんを含むりん濃度既知の銅の溶融物に
ついて、温度と電気抵抗を測定した。電気抵抗の測定は
既知の四端子法によって測定した。
ついて、温度と電気抵抗を測定した。電気抵抗の測定は
既知の四端子法によって測定した。
その結果を第１表に示す。ここに示される結果の回帰分
析により、 ｐ ＝０．００８５Ｔ＋０．００２１ｘ＋１１．５５（
ただし、ｐはμΩＣｌｌ１．Ｔは℃、Ｘはｐｐｍ単位）
の関係があることがわかった。この係数はこの実験の装
置に固有の数値であるが、 ρ＝ＡＴ＋Ｂｘ十Ｃ と一般化することができる。
析により、 ｐ ＝０．００８５Ｔ＋０．００２１ｘ＋１１．５５（
ただし、ｐはμΩＣｌｌ１．Ｔは℃、Ｘはｐｐｍ単位）
の関係があることがわかった。この係数はこの実験の装
置に固有の数値であるが、 ρ＝ＡＴ＋Ｂｘ十Ｃ と一般化することができる。
失凰勇
連鋳過程でディストリビュータ中で、上記の方法によっ
て、りん濃度を測定すると同時に、一定時間毎に試料を
採取し、精密化学分析をした。その結果を添付図面に示
す。
て、りん濃度を測定すると同時に、一定時間毎に試料を
採取し、精密化学分析をした。その結果を添付図面に示
す。
本発明方法は、化学分析に匹敵する精度を有することが
わかる。
わかる。
第１表
添付図面は、
本発明の方法によるりん濃度分析
値と化学分析による分針値を比較して示すグラフである
。
。
Claims (1)
- 銅融体の温度と抵抗率を同時に測定し、それらの値から
、予め決定された式に従いりん濃度を算出することから
なる銅融体中のりん濃度の測定方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2172385A JPH0462461A (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 銅融体中のりんの定量方法 |
| US07/721,132 US5432458A (en) | 1990-06-29 | 1991-06-26 | Process for determination of phosphorus in molten copper |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2172385A JPH0462461A (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 銅融体中のりんの定量方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0462461A true JPH0462461A (ja) | 1992-02-27 |
Family
ID=15940940
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2172385A Pending JPH0462461A (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 銅融体中のりんの定量方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5432458A (ja) |
| JP (1) | JPH0462461A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009148824A (ja) * | 2007-11-30 | 2009-07-09 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 連続鋳造中の溶融金属の成分調製方法及びその装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ITVI20110258A1 (it) * | 2011-09-29 | 2013-03-30 | Tekom S R L | Metodo di verifica della qualita' di una lega metallica durante il processo di solidificazione e dispositivo atto ad eseguire il suddetto metodo |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5192404A (en) * | 1988-10-06 | 1993-03-09 | Mineral Industry Research Organisation | Method for measuring a minor element in a molten metal |
-
1990
- 1990-06-29 JP JP2172385A patent/JPH0462461A/ja active Pending
-
1991
- 1991-06-26 US US07/721,132 patent/US5432458A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009148824A (ja) * | 2007-11-30 | 2009-07-09 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 連続鋳造中の溶融金属の成分調製方法及びその装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5432458A (en) | 1995-07-11 |
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