JPH0462255A - 壁パネル - Google Patents

壁パネル

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Publication number
JPH0462255A
JPH0462255A JP17322990A JP17322990A JPH0462255A JP H0462255 A JPH0462255 A JP H0462255A JP 17322990 A JP17322990 A JP 17322990A JP 17322990 A JP17322990 A JP 17322990A JP H0462255 A JPH0462255 A JP H0462255A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water proof
adhesive
wall panel
base material
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17322990A
Other languages
English (en)
Inventor
Masuhisa Ootani
大谷 益央
Masaya Kobayashi
正也 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP17322990A priority Critical patent/JPH0462255A/ja
Publication of JPH0462255A publication Critical patent/JPH0462255A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、壁パネル、特に、浴室ユニットなどに好適
な壁パネルに関する。
(従来の技術) 従来、樹脂製成形板を用いて浴室ユニットの壁パネルが
製造されている。この壁パネル10は、実公平1−42
565号公報に記載されるように、平面部およびこの平
面部の裏面にボス、リブ、フランジを一体成形して形成
されたり、あるいは、第5図(a)および第6図(a)
に示すように、タイル状に成形した樹脂製成形板4をエ
ポキシ系接着剤3によって基材2の表面に貼着し、それ
らの目地部に白セメント11を充填して形成されていた
(発明が解決しようとする課題) ところで、前者の従来技術にあっては、表面にタイル状
目地模様が施されてあっても壁パネル全体が同一の素材
であるため、意匠的に高級感を演出することができない
他、一体成形板では壁パネルの寸法が大きくなるにつれ
て反りや変形が大きくなり、施工上問題となる場合があ
った。
また、後者の従来技術にあっては、壁パネル10の温度
が湯やスチームによって上昇すると、樹脂製成形板4が
熱膨張し、目地部の白セメント11に圧縮力が作用して
目地割れを発生させるとともに、樹脂製成形板4の膨張
および変形が接着剤3を介してそのまま基材2に伝達し
、壁パネル10全体が大きく撓んで変形し、基材2が割
れたり、樹脂製成形板4が基材2から剥離する問題があ
った(第5図(b)および第6図(b)参照)。
なお、樹脂製成形板4を目地部を設けることなく突き合
わせ状に基材2に貼着する場合もあるが、この場合も同
様に壁パネル10の撓みと、それに伴う基材2の割れや
樹脂製成形板4の剥離を発生するものであった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、高
級感を確保しつつ、熱応力に追従することのできる壁パ
ネルを提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、基材に弾性を有する防水シートを粘着し、こ
の防水シートに接着剤を介して樹脂製成形板が貼着され
たことを特徴とするものである。
(作用) 基材に弾性を有する防水シートを粘着し、この防水シー
トに接着剤を塗布して樹脂製成形板を貼着する。この結
果、樹脂製成形板が熱応力によって膨張しても、その変
形を防水シートが追従して吸収することから基材の変形
を防止することができる。
この防水シートとしては、弾性限度時の剪断歪みが0.
08以上で、剪断応力が0.05kg/Ci以上あるの
が好ましい、すなわち、弾性限度時の剪断歪みが小さい
と壁パネルの変形や振動に追従できず、剪断応力が小さ
いと樹脂製成形板の充分な保持強度を発揮できない。こ
の防水シートとしては、ブチルゴムなどのゴムシート、
軟質塩化ビニール、ポリエチレンなどの軟質合成樹脂シ
ート、柔軟性を有する合成樹脂発泡シート、アスファル
トシートなどが挙げられ、特に、ブチルゴムシートが好
適である。
(実施例) 以下、この発明に係る壁パネルの実施例について、図面
に基づいて説明する。
壁パネル1は、基材2と、この基材2に粘着された弾性
を有する防水シート6と、この防水シート6上に塗布さ
れた接着剤3と、この接着剤3を介して貼着された複数
枚の樹脂製成形板4・・・と、隣接する樹脂製成形板4
.4間に形成された目地部に充填された目地材5から構
成されている。
具体的には、基材2は、石綿セメント珪酸カルシウム板
を接着剤によってアルミフレームなどで形成された補強
フレームに貼着して構成されている。
また、弾性防水シート6は、ブチルゴムなどのゴムシー
トが特に好適であるが、その他、軟質塩化ビニール、ポ
リエチレンなどの軟質合成樹脂シート、柔軟性を有する
合成樹脂発泡シート、アスファルトシートなどを利用す
ることができる。
この防水シート6は、弾性限度時の剪断歪みが0.08
以上で、剪断応力が0.05kg/cj以上あるのが好
ましい。弾性限度時の剪断歪みが小さいと基材2の変形
や振動に追従できず、剪断応力が小さいと樹脂製成形板
4の十分な保持強度を発揮できない。
接着剤3はウレタン系、変成シリコーン系、エポキシ系
あるいはシリコーン系接着剤などが用いられており、図
示しない押出しガンなどによって防水シート6上に供給
され、コテなどを用いて延ばされることによって塗布さ
れている。
さらに、樹脂製成形板4はバルクモールディングコンパ
ウンド(BMC)などの成形材料を熱プレスにてタイル
杖に成形した人造大理石であって、所定幅の目地部を有
して貼着されている。
また、目地材5はシリコーンシーリング材が用いられて
いる。
この壁パネルlを、エポキシ系接着剤を介して本実施例
と同じ基材2に直接樹脂製成形板4を貼着し、目地材5
を充填して形成された壁パネルと比較した。すなわち、
両方の壁パネルを用いて浴室ユニットを組立て、それぞ
れ室温を−20”Cに保持し、浴室ユニット内で80℃
の熱湯を壁パネルの上方から10分間散布し、50分間
放冷するサイクルを繰り返して試験を行った。この結果
、本発明の壁パネル1は、2000サイクル後において
も異常は認められなかったのに対し、比較対象の壁パネ
ルにあっては、3サイクル後、基材2に割れを生じた。
なお、基材2を構成する石綿セメント珪酸カルシウム板
などの無機板に代えて合板を用いることもできる。
また、樹脂製成形板4は、成形材料としてBMCの他、
シートモールデイングコンパウンド(SMC)など熱硬
化性成形材料が用いられ、その製遣方法としては、ハン
ドレイアンプ法、注型法やスプレィアンプ法が採用され
る。また、形状はタイルなどの四角形に限らず多角形や
円形であってもよい、さらに、その表面や裏面に意匠性
や接着性を向上させる目的で凹凸形状を付与してもよく
、また、硬度と意匠性を向上させるため、その表面に樹
脂コーティングを施すこともできる。
さらに、目地材5は、シリコーンシーリングの他、変性
シリコーンやウレタンからなるシーリング材を採用する
ことが可能である。
(発明の効果) 以上のように本発明の壁パネルは、基材に弾性防水シー
トが粘着され、この防水シートに塗布された接着剤を介
して樹脂製成形板を貼着して形成されているため、異な
る素材を用いて高級感を演出することができると同時に
、樹脂製成形板の膨張や変形を吸収して基材の変形を可
及的に防止し、耐久性を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の壁パネルの実施例を例示するもので、第
1図は壁パネルを用いて組み立てられた浴室ユニットを
一部省略して示す斜視図、第2図はその壁パネルの横断
面図、第3図(a)(b)および第4図(a) (b)
は本発明の壁パネルを構成する樹脂製成形板の膨張に伴
う変形過程を示す断面図、第5図(a) (b)および
第6図(a) (b)は従来の壁パネルを構成する樹脂
製成形板の膨張に伴う変形過程を示す断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)基材に弾性を有する防水シートを粘着し、この防水
    シートに接着剤を介して樹脂製成形板が貼着されたこと
    を特徴とする壁パネル。
JP17322990A 1990-06-29 1990-06-29 壁パネル Pending JPH0462255A (ja)

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JP17322990A JPH0462255A (ja) 1990-06-29 1990-06-29 壁パネル

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JP17322990A JPH0462255A (ja) 1990-06-29 1990-06-29 壁パネル

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JPH0462255A true JPH0462255A (ja) 1992-02-27

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ID=15956542

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JP17322990A Pending JPH0462255A (ja) 1990-06-29 1990-06-29 壁パネル

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JP (1) JPH0462255A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5588611A (en) * 1994-03-10 1996-12-31 Nsk Ltd. Retractor with a clamping mechanism
US5678782A (en) * 1994-12-27 1997-10-21 Nsk Ltd. Retractor having a clamp
US8302747B2 (en) 2006-02-15 2012-11-06 Airbus Operations Gmbh Energy absorber for aircraft
US8662265B2 (en) 2006-02-15 2014-03-04 Airbus Operations Gmbh Energy absorber for aircraft

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58143054A (ja) * 1982-02-19 1983-08-25 積水化学工業株式会社 住宅ユニツト

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