JPH0462160B2 - - Google Patents

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JPH0462160B2
JPH0462160B2 JP57197112A JP19711282A JPH0462160B2 JP H0462160 B2 JPH0462160 B2 JP H0462160B2 JP 57197112 A JP57197112 A JP 57197112A JP 19711282 A JP19711282 A JP 19711282A JP H0462160 B2 JPH0462160 B2 JP H0462160B2
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JP
Japan
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memory cell
mos transistor
defective
row
power supply
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JP57197112A
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JPS5987852A (ja
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Hiroshi Iwahashi
Kyobumi Ochii
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明はメモリセルが不具合な場合に、この
不良セルを予備のメモリセルに切り換えて使用で
きるような冗長性機能を持つた半導体記憶装置に
関する。
〔発明の技術的背景〕
最近、半導体記憶装置いわゆる半導体メモリの
分野では、予め正規のメモリセルと予備のメモリ
セルを形成しておき、製造後に正規のメモリセル
に不良セルがあつた場合には、この不良セルを予
備のメモリセルに切り換えて使用する冗長機能を
持つたものが増加している。これは正規のメモリ
セルのうち、わずか1つのメモリセルが不良であ
つてもメモリ全体としては不具合なため、このよ
うなメモリは不良品として破棄せざるを得ない。
しかしながら、メモリの記憶容量が増大するのに
伴ない、不良のメモリセルが発生する確率は高く
なつてきており、不良セルの発生しているメモリ
をすべて破棄していたのでは製品の価格が極めて
高価になつてしまう。そこで、全体の歩留り向上
のため、従来では、予備のメモリセルを形成し、
正規のメモリセルの一部が不良の場合にこれを切
り換えて使う方法が採用されてきたのである。
第1図は、上記予備のメモリセルが形成されて
いる、冗長機能を持つた半導体メモリのブロツク
構成図である。第1図において、1はアドレス信
号が与えられるアドレスバツフアである。このア
ドレスバツフア1からの出力は、正規のデコーダ
2及び予備のデコーダ3に並列的に与えられる。
正規のデコーダ2及び予備のデコーダ3のデコー
ド出力は正規のメモリセルアレイ4及び予備のメ
モリセルアレイ5それぞれに与えられる。正規の
デコーダ2からのデコード出力が与えられること
により、正規のメモリセルアレイ4内の1つある
いはそれ以上のメモリが選択され、この後、選択
されたメモリセルにデータが記憶されたり選択さ
れたメモリセルからデータが読み出されたりす
る。また、上記正規のデコーダ2のデコード動作
は予備のデコーダ3からのデコード出力に応じて
制御される。さらに、正規のメモリセルアレイ4
内に不良セルが存在している場合、この不良セル
に対応したアドレスが入力されると予備のデコー
ダ3が予備のメモリセルアレイ5を選択するよう
に、予備のデコーダ3がプログラムされる。この
プログラムは、たとえば内部に設けられたアルミ
ニウム、多結晶シリコン等からなるヒユーズを、
レーザ照射等の方法により選択的に溶断すること
により行なわれる。予備のデコーダ3のデコード
出力が与えられることにより、予備のメモリセル
アレイ5内のメモリセルが選択され、この後、こ
の選択された予備のメモリセルアレイ5内のメモ
リセルにデータが記憶されたり選択されたメモリ
セルからデータが読み出されたりする。一方、予
備のデコーダ3からのデコード出力に応じて予備
のメモリセルアレイ5内のメモリセルが選択され
ている際に、この予備のデコーダ3のデコード出
力が正規のメモリセルアレイ4に与えられること
により、正規のデコーダ2はそのデコード動作を
停止する。したがつて、上記不良セルに対応した
アドレスが正規及び予備のデコーダ2,3に与え
られることにより、予備のデコーダ3によつて予
備のメモリセルアレイ5内のメモリセルが選択さ
れ、正規のメモリセルアレイ4内の不良セルは選
択されない。この結果、不良セルは予備のメモリ
セルアレイ5内のメモリセルに切り換えて使用さ
れることになる。なお、正規のメモリセルアレイ
4において、メモリセルは行方向及び列方向にマ
トリクス状に配列されていて、通常1つのデコー
ド出力によつて1行分あるいは1列分のメモリセ
ルが選択されるようになつているため、正規のメ
モリセルアレイ4内の不良セルはその不良セルを
含む1行分あるいは1列分が予備のメモリセルア
レイ5内のものと切り換えられる。
〔背景技術の問題点〕
ところで、従来では、前記正規のメモリセルア
レイ4内に不良セルがあるか否かを判断するに
は、正規のデコーダ2によつて正規のメモリセル
アレイ4内のメモリセルを選択し、この選択され
たメモリセルにデータを記憶させこの後再び選択
して同じメモリセルからデータを読み出し、この
読み出されたデータが正しいかあるいは誤まつて
いるかを判定することによつて行なつている。し
かしながら、CMOS RAM(相補型MOSトラン
ジスタによつて構成されたランダムアクセスメモ
リ)のように、その消費電流、特にスタンドバイ
時の電流をほぼ零にする必要があるメモリに関し
ては、極めて小さな電流が流れているメモリセル
も上記データ不良のものと同様に不良セルとしな
ければならない。メモリセルに流れる上記電流と
してはたとえば、トランジスタのリーク電流、P
−N接合の欠陥によるリーク電流、あるいはメモ
リセル内において電源と接地間が極めて大きな抵
抗でシヨートされている時の短絡電流等がある。
しかるに、この様なリークレベルの電流は、メモ
リセルのデータを破壊する程は大きくないため、
データは正しく読み出すことができる。すなわ
ち、このようなリーク電流(そのLSIの規格によ
るがたとえば良品のメモリでは、0〜200nA程度
であるのに対し不良のものは200nA以上)による
不良セルは、従来のようにメモリセルから読み出
したデータの正誤では判断することができない。
また、従来のメモリでは上記データ不良のメモリ
セルを予備のメモリセルと切り換えるだけである
ので、上記のようなリーク電流不良に関しては何
の対策にもなつていない。
〔発明の目的〕
この発明は上記のような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的はリーク電流が生じてい
るメモリセルを不良セルとして発見することがで
きるとともにこの不良セルにおける不良の原因を
断つことによりリーク電流が生じている不良セル
に対する救済が行なえる半導体記憶装置を提供す
ることにある。
〔発明の概要〕
この発明の一実施例によれば、1つの行線に接
続された複数のメモリセルと電源電圧印加点との
間にMOSトランジスタ及びヒユーズを直列接続
し、このMOSトランジスタを行線の信号に応じ
て導通させ、このとき上記電源電圧印加点から流
れ込む電流の値を測定することによつて不良セル
を発見し、不良セルが存在する複数のメモリセル
と電源電圧印加点との間に設けられたヒユーズを
溶断することによつて不良セルを電源電圧印加点
から継続的に分離するようにした半導体記憶装置
が提供されている。
〔発明の実施例〕
以下図面を参照してこの発明の一実施例を説明
する。第2図はこの発明の一実施例の構成を示す
回路図であり、前記正規のメモリセルアレイ4内
の1行分のメモリセルに関係する部分だけを抜き
出したものである。図において11は前記正規の
デコーダ2の行デコード出力によつて駆動される
行線である。この行線11と並行するように電源
電圧VDD供給用の配線12が設けられ、さらに行
線11及び配線12と交差するように各一対の列
線13,13が設けられる。そして、上記行線1
1及び配線12と一対の列線13,13とで囲こ
まれた領域にはそれぞれ、1ビツトのデータを記
憶するためのメモリセル14が設けられる。この
メモリセル14は図中例示するように、それぞれ
Pチヤネル及びNチヤネルMOSトランジスタか
らなり上記配線12と接地電圧VSS印加点との間
に挿入されフリツプフロツプ15を構成する一対
のCMOSインバータ16,17と、上記フリツ
プフロツプ15と一対の列線13,13それぞれ
との間に挿入されるトランスフアゲート用のNチ
ヤネルMOSトランジスタ18,19とを備えて
いる。
上記電圧VDD供給用の配線12の一端はPチヤ
ネルMOSトランジスタ21及びアルミニウムあ
るいは多結晶シリコンからなるヒユーズ22を介
して電源電圧VDD印加点に接続されている。上記
MOSトランジスタ21は行線11の信号及び制
御信号Pを入力とする制御回路31の出力によつ
て制御される。
上記制御回路31は次のように構成される。す
なわち、VDD印加点と前記VSS印加点との間には、
PチヤネルMOSトランジスタ32、Pチヤネル
MOSトランジスタ33、及びNチヤネルMOSト
ランジスタ34がこの順に直列挿入され、このう
ちMOSトランジスタ32のゲートには制御信号
Pが、MOSトランジスタ33,34の各ゲート
には前記行線11の信号がそれぞれ与えられる。
さらに上記両MOSトランジスタ33,34の直
列接続点35と前記VSS印加点との間には前記信
号Pをゲート入力とするNチヤネルMOSトラン
ジスタ36が接続され、上記直列接続点35の信
号が前記MOSトランジスタ21のゲートに与え
られる。そして、各行のメモリセルに関係する部
分もこれと同様の構成になつている。
このような構成でなるメモリでは1行分のメモ
リセル毎に前記リーク電流が生じている不良セル
が含まれているか否かを発見することが可能であ
る。すなわち、この不良セルの発見は次のように
して行なわれる。まず、制御信号Pを“0”レベ
ルに設定し、前記アドレスバツフア1に連続した
アドレス信号を順次入力する。制御信号Pが
“0”レベルに設定されることにより、各制御回
路31内のMOSトランジスタ32がオン状態、
MOSトランジスタ36がオフ状態となり、この
結果、実質的に各行線11の信号は、Pチヤネル
MOSトランジスタ33及びNチヤネルMOSトラ
ンジスタ34からなるCMOSインバータで反転
されてMOSトランジスタ21のゲートに入力さ
れる。また、アドレスバルフア1に連続したアド
レス信号が順次入力されることにより、正規のメ
モリセルアレイ4内の行線11が順次駆動され
る。ここでいま、第2図中の行線11が駆動され
ているものとすれば、すなわちこの行線11の信
号が“1”レベルになつていれば、前記接続点3
5の信号はこれとは反対に“0”レベルとなるの
で、MOSトランジスタ21がオン状態になる。
したがつてこの場合、ヒユーズ22及びオン状態
となつているMOSトランジスタ21を介して電
源電圧VDDが配線12に伝えられる。このとき、
駆動されている行線11はただ1本であり、電源
電圧VDDが供給されている配線12もただ1本で
ある。したがつて、このとき電源電圧VDD印加点
とVSS印加点との間(回路全体が集積化されてい
る場合にはVDD用外部端子とVSS用外部端子との
間)に電流測定手段たとえば微少電流計を挿入
し、電源電圧VDDに流れる直列電流を測定するこ
とにより、この駆動されている行線11に接続さ
れた複数のメモリセル14内に不良セルが含まれ
ているか否かを検出することができる。すなわ
ち、不良セルが含まれていれば上記電流計にはた
とえば200nA以上の電流が流れる。そしてこの場
合には、ヒユーズ22をレーザ照射等の方法によ
つて溶断することにより、不良セルが含まれてい
る1行分のメモリセル14が接続された配線12
を電源VDDから継続的に分離する。
一方、上記駆動されている行線11に接続され
ている1行分のメモリセル14内に不良セルが含
まれていなければ上記電流計にはたとえば0〜
200nA程度の電流しか流れない。この場合にはヒ
ユーズ22は溶断せずそのままにしておく。以
下、アドレス信号が切り変わり、異なる行線11
が順次駆動される毎に上記電流計で電流を観測
し、この電流値に応じてヒユーズ22を溶断する
かあるいはそのままにするかを決定し、この操作
をすべての行線11について行なえば、不良セル
を含む1行分のメモリセル14を電源VDDから分
離することができる。また、上記ヒユーズ22を
溶断する際、上記不良セルを含む1行分のメモリ
セルを前記予備のメモリセルアレイ5内のものと
切り換えるために、同時に予備のデコーダ3のプ
ログラムも行なう。このようにすれば、リーク電
流が生じている不良セルを含む1行分のメモリセ
ルに電流を流すことなく、しかもこれらを予備の
メモリセルアレイ5内のものと切り換えることが
できるため、リーク電流不良に対し良品のメモリ
として救済することができる。
そしてこの後は、制御信号Pを“1”レベルに
設定する。するとMOSトランジスタ36がオン
状態、MOSトランジスタ32がオフ状態となり、
MOSトランジスタ21は行線11の信号に関係
なく常にオン状態となる。したがつて、ヒユーズ
22が溶断されていない1行分のメモリセルに対
しては配線12を介して電源電圧VDDがそれぞれ
供給され、各メモリセル14では通常にデータの
記憶及び読み出しが可能となる。
なお、メモリセルはそのパターンレイアウトの
都合上、2つの行線に関するメモリセルが1つの
VDD供給用の配線を共用する場合が多い。そして
このような場合には、前記制御回路31はいずれ
か一方の行線に関して設ければよい。しかしなが
らこのときは、1つの配線を共用している2つの
行線に関するメモリセルを予備のメモリセルアレ
イ5内のものと切り換えることになる。
また、上記実施例回路において、通常のデータ
不良のメモリセルについては、従来と同様の方法
によつてこれを検出することができ、この不良セ
ルを予備のメモリセルアレイ5内のものと切り換
えることによつて、データ不良に対する救済も行
なうことができる。
第3図はこの発明の他の実施例の構成を示すも
のであり、前記制御回路31の異なる列を示す。
この実施例の制御回路31′では、行線11と前
記両MOSトランジスタ33,34の共通ゲート
接続点との間にPチヤネルMOSトランジスタ3
7及びNチヤネルMOSトランジスタ38からな
るCMOSインバータ39を挿入する。
このように構成された制御回路31′を各行線
11に備えたメモリでは、信号Pが“0”レベル
の時にMOSトランジスタ32がオン状態、MOS
トランジスタ36がオフ状態となり、このとき行
線11の信号はCMOSインバータ39とPチヤ
ネルMOSトランジスタ33及びNチヤンネル
MOSトランジスタ34からなるCMOSインバー
タとで順次反転されて前記MOSトランジスタ2
1のゲートに入力される。したがつて、この実施
例の場合、駆動されている行線に関係するMOS
トランジスタ21のみがオフ状態となり、その他
の行線に関係するMOSトランジスタ21はすべ
てオン状態となる。
すなわち、この実施例のメモリにおいて前記リ
ーク電流による不良セルが存在する場合、前記ア
ドレスバツフア1にアドレス信号を入力せず、制
御信号Pを“0”レベルに設定すればすべての
MOSトランジスタ21がオン状態となる。この
ときに電源電圧VDD印加点とVSS印加点との間に
電流測定手段を挿入すればたとえば200nA以上の
電流が観測される。次にこの状態で前記アドレス
バツフア1にアドレス信号を入力して行線11を
順次駆動する。すると駆動される行線11に関係
するMOSトランジスタ21のみがオン状態とな
る。いま、不良セルが接続されている行線11が
駆動されてそのMOSトランジスタ21がオフす
ると、いままでVDD,VSS間に流れていた200nA以
上の電流は0〜200nA程度に低下する。したがつ
て、VDD,VSS間の電流変化を観測すればどの行
に不良セルが含まれているかを発見することがで
きる。また不良セルが含まれている行を発見した
ならば、前記と同様にその行に関係するヒユーズ
22を溶断することによつて、この不良セルを含
む1行分のメモリセルを電源電圧VDDから継続的
に分離することができる。
ところで、上記第2図及び第3図の実施例で
は、不良セルを含む1行分のメモリセルを電源
VDDから継続的に分離するためにそれぞれMOSト
ランジスタ21に対して直列接続されたヒユーズ
22を用いていたが、これは制御信号Pにかかわ
らずMOSトランジスタ21を継続的にオフ状態
に設定することにより実現できる。第4図はこの
発明のさらに他の実施例を示すものであり、前記
第2図の実施例回路からヒユーズ22を省いたも
のである。このため、前記制御回路31は次のよ
うに構成される。すなわち、この実施例の制御回
路31″では、前記NチヤネルMOSトランジスタ
34,36の一端を直接VSS印加点に接続する代
りにNチヤネルMOSトランジスタ40を共通に
介してVSS印加点に接続し、また、接続点35と
VDD印加点との間にはPチヤネルMOSトランジス
タ41を挿入し、新たに追加された上記両MOS
トランジスタ40,41のゲートには分離制御回
路51からの出力信号Qを与えるようにしたもの
である。
この分離制御回路51は、VDD印加点と信号Q
出力点52との間にヒユーズ53を、出力点52
とVSS印加点との間にNチヤネルMOSトランジス
タ54をそれぞれ挿入し、この出力点52の信号
をPチヤネルMOSトランジスタ55及びNチヤ
ネルMOSトランジスタ56からなるCMOSイン
バータ57を介して上記NチヤネルMOSトラン
ジスタ54のゲートに供給する如く構成される。
そして、この分離制御回路51ではヒユーズ53
の抵抗とMOSトランジスタ54のオン抵抗との
比が適当に設定されて前記信号Qとして“1”レ
ベルの信号が得られるようになつている。
このような構成において、いまヒユーズ53が
溶断されていなければ分離制御回路51からの出
力信号Qは“1”レベルに設定される。すると
MOSトランジスタ40はオン状態、MOSトラン
ジスタ41はオフ状態となり、制御回路31″は
実質的に第2図中の制御回路31と同様に作用す
る。そして、いま不良セルが含まれる場合には分
離制御回路51内のヒユーズ53を溶断する。す
ると、接点52にはVDDが供給されないため、
VSSレベルに放電する。そして接点52が“0”
レベルになればCMOSインバータ57の出力が
“1”レベルになりMOSトランジスタ54がオン
する。よつて出力点52における出力信号Qが
“0”レベルに安定に保持される。するとMOSト
ランジスタ40がオフ状態、MOSトランジスタ
41がオン状態となり、オフ状態となつている
MOSトランジスタ40により接続点35の信号
は“1”レベルに設定される。すなわち、MOS
トランジスタ40は信号Qによつてオフ状態とな
つているため、行線11の信号あるいは制御信号
Pのレベルがどのようになつても接続点35の信
号が“0”レベルに設定されることはない。この
結果、この“1”レベルに設定された接続点35
の信号により、MOSトランジスタ21は継続的
にオフ状態のままとなり、配線12は電源VDD
ら継続的に分離されることになる。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によれば、リーク
電流が生じているメモリセルを不良セルとして発
見することができ、しかもこの不良セルを含む1
行分のメモリセルを電源から継続的に分離しその
不良の原因を断つようにしたので、リーク電流不
良に対する救済が行なえる半導体記憶装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は冗長機能を持つた半導体メモリのブロ
ツク構成図、第2図はこの発明の一実施例の回路
構成図、第3図はこの発明の他の実施例の回路構
成図、第4図はこの発明のさらに他の実施例の回
路構成図である。 11……行線、12……VDD供給用の配線、1
3……列線、14……メモリセル、21……Pチ
ヤネルMOSトランジスタ、22……ヒユーズ、
31,31′,31″……制御回路、32,33,
37,41,55……PチヤネルMOSトランジ
スタ、34,36,38,40,54,56……
NチヤネルMOSトランジスタ、39,57……
CMOSインバータ、53……ヒユーズ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 メモリセルアレイ及びこのアレイ内に不良セ
    ルが存在する場合にこの不良セルと切り換えて使
    用される予備のメモリセルを備えた半導体記憶装
    置において、 制御信号に応じて上記メモリセルアレイ内のメ
    モリセルを選択して電源に結合するスイツチ手段
    を設け、 上記スイツチ手段により選択された特定のメモ
    リセルが電源に結合された状態で、上記電源に流
    れる電流を検出することによつてメモリセルの良
    否判定を行うようにしたことを特徴とする半導体
    記憶装置。 2 前記スイツチ手段がMOSトランジスタで構
    成されている特許請求の範囲第1項に記載の半導
    体記憶装置。 3 前記MOSトランジスタを前記メモリセルア
    レイの各行のメモリセル毎に設け、各MOSトラ
    ンジスタを前記メモリセルアレイの対応する行線
    の信号に応じて制御することにより、前記メモリ
    セルを行単位で選択して電源に結合するようにし
    た特許請求の範囲第2項に記載の半導体記憶装
    置。 4 前記MOSトランジスタを継続的に非導通制
    御することにより、前記不良セルを電源から継続
    的に分離するようにした特許請求の範囲第2項に
    記載の半導体記憶装置。 5 前記不良セルを電源から継続的に分離する分
    離手段がさらに設けられた特許請求の範囲第1項
    に記載の半導体記憶装置。 6 前記分離手段がヒユーズである特許請求の範
    囲第5項に記載の半導体記憶装置。
JP57197112A 1982-11-10 1982-11-10 半導体記憶装置 Granted JPS5987852A (ja)

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