JPH046116A - 光学素子成形用型 - Google Patents
光学素子成形用型Info
- Publication number
- JPH046116A JPH046116A JP10950090A JP10950090A JPH046116A JP H046116 A JPH046116 A JP H046116A JP 10950090 A JP10950090 A JP 10950090A JP 10950090 A JP10950090 A JP 10950090A JP H046116 A JPH046116 A JP H046116A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- molding
- optical element
- sintered body
- glass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title claims description 28
- 239000012783 reinforcing fiber Substances 0.000 claims abstract description 14
- 229910052804 chromium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 5
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 claims abstract description 4
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 52
- 239000011651 chromium Substances 0.000 claims description 12
- VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N Chromium Chemical compound [Cr] VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 2
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 2
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 claims description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 abstract description 14
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 abstract description 12
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 3
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract description 2
- 239000000155 melt Substances 0.000 abstract 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 20
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 12
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 7
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 6
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 5
- 239000012467 final product Substances 0.000 description 5
- 239000000047 product Substances 0.000 description 5
- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 5
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N iron Substances [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 3
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 3
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 3
- KRHYYFGTRYWZRS-UHFFFAOYSA-N Fluorane Chemical compound F KRHYYFGTRYWZRS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 2
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 2
- 239000011572 manganese Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 2
- 239000005304 optical glass Substances 0.000 description 2
- 230000003746 surface roughness Effects 0.000 description 2
- PWHULOQIROXLJO-UHFFFAOYSA-N Manganese Chemical compound [Mn] PWHULOQIROXLJO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000002253 acid Substances 0.000 description 1
- 239000003518 caustics Substances 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 239000010941 cobalt Substances 0.000 description 1
- 229910017052 cobalt Inorganic materials 0.000 description 1
- GUTLYIVDDKVIGB-UHFFFAOYSA-N cobalt atom Chemical compound [Co] GUTLYIVDDKVIGB-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000003628 erosive effect Effects 0.000 description 1
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 238000007731 hot pressing Methods 0.000 description 1
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 1
- 229910052748 manganese Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 239000011241 protective layer Substances 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B11/00—Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
- C03B11/06—Construction of plunger or mould
- C03B11/08—Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses
- C03B11/084—Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses material composition or material properties of press dies therefor
- C03B11/086—Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses material composition or material properties of press dies therefor of coated dies
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B11/00—Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
- C03B11/06—Construction of plunger or mould
- C03B11/08—Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses
- C03B11/084—Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses material composition or material properties of press dies therefor
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B2215/00—Press-moulding glass
- C03B2215/02—Press-mould materials
- C03B2215/03—Press-mould materials defined by material properties or parameters, e.g. relative CTE of mould parts
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B2215/00—Press-moulding glass
- C03B2215/02—Press-mould materials
- C03B2215/05—Press-mould die materials
- C03B2215/07—Ceramic or cermets
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B2215/00—Press-moulding glass
- C03B2215/02—Press-mould materials
- C03B2215/08—Coated press-mould dies
- C03B2215/14—Die top coat materials, e.g. materials for the glass-contacting layers
- C03B2215/20—Oxide ceramics
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、光学素子成形用型に関する。
一般に、光学ガラスを加熱プレスにより所望形状に成形
して光学素子を得る方法が知られている。
して光学素子を得る方法が知られている。
かかるプレス成形において使用する光学素子成形用型は
、耐熱性1M型性、耐食性等に優れている二とが必要で
ある。
、耐熱性1M型性、耐食性等に優れている二とが必要で
ある。
従来から、これらの要求を満足させるためには、Cr(
クロム)を型材料中に混合するとよいことが知られてお
り、例えば特公昭4B−20683号公報には、Fe(
鉄)を主成分とし、かつCrを5〜20重量%含有する
とともにC(炭素)Si(ケイ素)、Mn(マンガン)
、Co(コバルト)等を含有した成形用型の合金材料が
開示されている。この従来技術は、かかる合金材料で成
形用型を形成することにより、型の最表層にCrの酸化
物を生成して保護層を形成し、上記要求を満足させよう
としたものである。
クロム)を型材料中に混合するとよいことが知られてお
り、例えば特公昭4B−20683号公報には、Fe(
鉄)を主成分とし、かつCrを5〜20重量%含有する
とともにC(炭素)Si(ケイ素)、Mn(マンガン)
、Co(コバルト)等を含有した成形用型の合金材料が
開示されている。この従来技術は、かかる合金材料で成
形用型を形成することにより、型の最表層にCrの酸化
物を生成して保護層を形成し、上記要求を満足させよう
としたものである。
〔発明が解決しようとする課題]
しかし、上記合金材料で成形用型を形成した場合、Cr
以外の成分が、ガラス成形工程におけるヒートショック
やガラスから発生する腐食性物質の浸食を受け、成形用
型が劣化して使用不能になってしまった。これを防止す
るには、成形用型全体をCr酸化物で形成することが望
ましい。近年では、Cr酸化物の良質な微粉末が得られ
るようになり、この微粉末を焼結することで光学素子成
形層型として十分な面粗度を有した十分緻害な焼結体を
得ることができるようになった。
以外の成分が、ガラス成形工程におけるヒートショック
やガラスから発生する腐食性物質の浸食を受け、成形用
型が劣化して使用不能になってしまった。これを防止す
るには、成形用型全体をCr酸化物で形成することが望
ましい。近年では、Cr酸化物の良質な微粉末が得られ
るようになり、この微粉末を焼結することで光学素子成
形層型として十分な面粗度を有した十分緻害な焼結体を
得ることができるようになった。
ところが、この焼結体を光学素子成形型として長時間使
用した場合には、離型性や面粗度等については問題ない
が、周辺部に欠けが発生することがたびたび見受けられ
た。これは、Cr酸化物という材料そのものの靭性が低
いために、成形時の圧力により欠けてしまうものと考え
られる。
用した場合には、離型性や面粗度等については問題ない
が、周辺部に欠けが発生することがたびたび見受けられ
た。これは、Cr酸化物という材料そのものの靭性が低
いために、成形時の圧力により欠けてしまうものと考え
られる。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので
、長時間使用可能な光学素子成形用型を提供することを
目的とする。
、長時間使用可能な光学素子成形用型を提供することを
目的とする。
C課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、Cr及びO(酸素)を主成
分としかつ強化繊維を分散させた焼結体により、少なく
とも成形面の外周部を形成して、光学素子成形用型を構
成した。
分としかつ強化繊維を分散させた焼結体により、少なく
とも成形面の外周部を形成して、光学素子成形用型を構
成した。
成形面全面や型全体を上記焼結体により形成してもよい
が、強化繊維の材質によっては、離型性を妨げたり、耐
食性が低くなってしまう場合もあるので、このような強
化繊維を用いる場合には成形面の外周部のみを上記焼結
体により形成するとよい。
が、強化繊維の材質によっては、離型性を妨げたり、耐
食性が低くなってしまう場合もあるので、このような強
化繊維を用いる場合には成形面の外周部のみを上記焼結
体により形成するとよい。
また、同様の理由から、最表層に存在する強化繊維のみ
を薬品等でエツチング処理してもよい。
を薬品等でエツチング処理してもよい。
〔作用]
上記手段によれば、強化繊維を分散混合させたことによ
り、Cr酸化物の焼結体の靭性が大きくなり、成形時に
圧力がかかっても欠けるこくくなる。
り、Cr酸化物の焼結体の靭性が大きくなり、成形時に
圧力がかかっても欠けるこくくなる。
また、Cr酸化物を主成分としているために、耐熱性、
耐食性についても十分な性能が得られる。
耐食性についても十分な性能が得られる。
ただし、強化繊維の材質、成形される硝材、成形条件等
によっては十分な離型性が得られない場合がある。これ
は、成形面に強化繊維が存在するためであるが、この場
合には、成形用型に欠けが発生しやすいのは外周部であ
ることを考慮し、強化繊維を成形面の外周部(レンズの
有効径外)にのみ混合すれば良い。あるいは、最表層に
存在する強化繊維を薬品等で工・7チング処理すれば良
い。
によっては十分な離型性が得られない場合がある。これ
は、成形面に強化繊維が存在するためであるが、この場
合には、成形用型に欠けが発生しやすいのは外周部であ
ることを考慮し、強化繊維を成形面の外周部(レンズの
有効径外)にのみ混合すれば良い。あるいは、最表層に
存在する強化繊維を薬品等で工・7チング処理すれば良
い。
(実施例)
(第1実施例)
第1図は、本実施例の光学素子成形用型を示すもので、
Cr−0系微粉末とガラス繊維(強化繊維)との混合材
料を焼結した焼結体1により形成されている。また、こ
の焼結体1の一端面は、所望の最終製品に対応した形状
に加工され、成形面Iaが形成されている。
Cr−0系微粉末とガラス繊維(強化繊維)との混合材
料を焼結した焼結体1により形成されている。また、こ
の焼結体1の一端面は、所望の最終製品に対応した形状
に加工され、成形面Iaが形成されている。
このような成形用型を製造するには、まず、Cr−0系
微粉末とガラス繊維とを体積比で9:1に均一に混合し
た。ガラス繊維としては各種のものが市販されているが
、本実施例では、Sガラスと呼ばれる耐熱高強度ガラス
を使用した。
微粉末とガラス繊維とを体積比で9:1に均一に混合し
た。ガラス繊維としては各種のものが市販されているが
、本実施例では、Sガラスと呼ばれる耐熱高強度ガラス
を使用した。
これは、化学成分が5in−65%、A j! z O
s25%、MgoIO%であり、直径約5μ煩、長さ約
500μmのものである。次に、上記混合物を焼結して
、焼結体1を得た。そして、この焼結体の成形面1aを
所望の最終製品に対応した形状に加工し、そのまま光学
素子成形に使用することとした。
s25%、MgoIO%であり、直径約5μ煩、長さ約
500μmのものである。次に、上記混合物を焼結して
、焼結体1を得た。そして、この焼結体の成形面1aを
所望の最終製品に対応した形状に加工し、そのまま光学
素子成形に使用することとした。
上記本実施例の光学素子成形用型を用いて、SF系(S
iO□−PbO系)ガラスの光学素子を成形したところ
、10000シヨツトの成形を行っても成形品の品質や
型に欠陥は見られなかった。これに対し、ガラス繊維を
混合せずにCr−0系微粉末のみを焼結した従来例の成
形用型についても同様の成形を−行ったところ、100
0シヨツト程度から型の外周に欠けが発生し始め、30
00:、/−Iノド経過後には外周全周が欠けてしまっ
た。
iO□−PbO系)ガラスの光学素子を成形したところ
、10000シヨツトの成形を行っても成形品の品質や
型に欠陥は見られなかった。これに対し、ガラス繊維を
混合せずにCr−0系微粉末のみを焼結した従来例の成
形用型についても同様の成形を−行ったところ、100
0シヨツト程度から型の外周に欠けが発生し始め、30
00:、/−Iノド経過後には外周全周が欠けてしまっ
た。
(第2実施例)
第1実施例と同様にして焼結体を所望形状に加工した後
、その成形面に1重量%のフン酸を滴下して10分間放
置し、その後洗浄を行って、光学素子成形用型を得た。
、その成形面に1重量%のフン酸を滴下して10分間放
置し、その後洗浄を行って、光学素子成形用型を得た。
本実施例の光学素子成形用型を用いて、前記第1実施例
の場合と同様に、SF系(Sin。
の場合と同様に、SF系(Sin。
PbO系)ガラスの光学素子を成形したところ、100
00シヨツトの成形を行っても成形品の品質や型に欠陥
は見られなかった。
00シヨツトの成形を行っても成形品の品質や型に欠陥
は見られなかった。
また、本実施例の光学素子成形用型を用いて、SK系(
SiOz Bz○、−BaO系)ガラスの光学素子を
成形したところ、10000シヨ。
SiOz Bz○、−BaO系)ガラスの光学素子を
成形したところ、10000シヨ。
トの成形を行っても成形品の品質や型に欠陥は見られな
かった。これに対し、第1実施例の光学素子成形用型を
用いて同様の成形を行ったところ、型にガラスの融着が
生してしまった。第1実施例のもので、ガラスの融着が
生したのは、焼結体中のガラス繊維とSK系ガラスとが
反応しやすかったためであるが、本実施例のものでは、
成形前にフッ酸により最表層のガラス繊維をエツチング
しておいたために成形可能となった。
かった。これに対し、第1実施例の光学素子成形用型を
用いて同様の成形を行ったところ、型にガラスの融着が
生してしまった。第1実施例のもので、ガラスの融着が
生したのは、焼結体中のガラス繊維とSK系ガラスとが
反応しやすかったためであるが、本実施例のものでは、
成形前にフッ酸により最表層のガラス繊維をエツチング
しておいたために成形可能となった。
なお、本実施例では、ガラス繊維がエツチングされた部
分はピンホールとなってしまうが、照明系レンズとして
は十分な光学性能を持ったレンズを得ることができた。
分はピンホールとなってしまうが、照明系レンズとして
は十分な光学性能を持ったレンズを得ることができた。
(第3実施例)
第2図は、第3実施例の光学素子成形用型を示すもので
、型の外周部2は、第1実施例と同様にCr−〇系微粉
末とガラス繊維との混合材料の焼結体からなり、型の中
心部3は、Cr−0系微粉末のみの焼結体から形成され
ている。成形面3aは、Cr−0系微粉末のみの焼結体
からなる部分に形成されている。
、型の外周部2は、第1実施例と同様にCr−〇系微粉
末とガラス繊維との混合材料の焼結体からなり、型の中
心部3は、Cr−0系微粉末のみの焼結体から形成され
ている。成形面3aは、Cr−0系微粉末のみの焼結体
からなる部分に形成されている。
このような成形用型を製造するには、型の中心部3につ
いてはCr−0系微粉末のみとし、その周囲の外周部2
となる部分には第1実施例と同様のガラス繊維入り微粉
末を焼結用の型に入れ、焼結して焼結体を得た。次に、
上記焼結体の成形面を所望の最終製品に対応した形状に
加工した。
いてはCr−0系微粉末のみとし、その周囲の外周部2
となる部分には第1実施例と同様のガラス繊維入り微粉
末を焼結用の型に入れ、焼結して焼結体を得た。次に、
上記焼結体の成形面を所望の最終製品に対応した形状に
加工した。
上記本実施例の光学素子成形用型を用いて、SK系(S
iOz BzOx B a O系)ガラスの光学
素子を成形したところ、10000シヨツトの成形を行
っても成形品の品質や型に欠陥は見られなかった。
iOz BzOx B a O系)ガラスの光学
素子を成形したところ、10000シヨツトの成形を行
っても成形品の品質や型に欠陥は見られなかった。
本実施例によれば、ガラス繊維が型の外周部に存在する
ために、欠けが発生することはなかった。
ために、欠けが発生することはなかった。
また、成形面にはガラス繊維が存在しないために、光学
ガラスの融着を生じることもない。すなわち、前記第2
実施例のように、エツチング処理をする必要もなく、成
形面にピンホールが生しることも無いので、高精度な撮
影系レンズ等にも使用可能である。
ガラスの融着を生じることもない。すなわち、前記第2
実施例のように、エツチング処理をする必要もなく、成
形面にピンホールが生しることも無いので、高精度な撮
影系レンズ等にも使用可能である。
(第4実施例)
第3図は、第4実施例の光学素子成形用型を示すもので
、型基材4は、Ar−〇糸材料の焼結体により形成され
ている。また、この型基材4上には、Cr−○系微粉末
と炭素ウィスカーとの混合材料を焼結した成形部5が一
体的に設けられている。そして、成形面5aは、所望の
最終製品に対応した形状に加工されている。
、型基材4は、Ar−〇糸材料の焼結体により形成され
ている。また、この型基材4上には、Cr−○系微粉末
と炭素ウィスカーとの混合材料を焼結した成形部5が一
体的に設けられている。そして、成形面5aは、所望の
最終製品に対応した形状に加工されている。
このような成形用型を製造するには、Cr−0系微粉末
と炭素ウィスカーとを体積比で7:3に均一に混合した
。炭素ウィスカーとしては、直径約0.5μ鋤、長さ約
1mmのものを使用した。上記混合物を仮焼結し、厚さ
約2閣の成形部5の素材を作成した。そして、予め所定
形状に仮焼結しておいたAP−〇糸材料から成る型基材
4に対し、上記Cr−〇糸材料の仮焼結チップを合わせ
て、本焼結を行い、炭素ウィスカー人りCr−0系材料
と/l−0系材料とが焼結接合された一体焼結型を形成
した。その後、この焼結体の成形面5aを所望の最終製
品に対応した形状に加工した。
と炭素ウィスカーとを体積比で7:3に均一に混合した
。炭素ウィスカーとしては、直径約0.5μ鋤、長さ約
1mmのものを使用した。上記混合物を仮焼結し、厚さ
約2閣の成形部5の素材を作成した。そして、予め所定
形状に仮焼結しておいたAP−〇糸材料から成る型基材
4に対し、上記Cr−〇糸材料の仮焼結チップを合わせ
て、本焼結を行い、炭素ウィスカー人りCr−0系材料
と/l−0系材料とが焼結接合された一体焼結型を形成
した。その後、この焼結体の成形面5aを所望の最終製
品に対応した形状に加工した。
本実施例において、成形用型を全てCr−0系材料で作
成しなかったのは、炭素ウィスカー入りのCr−0系焼
結体は焼結が難しく、大きな焼結体を得にくいこと、ま
た高価であるからであり、成形面5a近傍のみをCr−
0系材料で作成し他の部分は安価なセラミックスを使用
しても必要な性能は十分に得られ、かつコストも下がる
からである。
成しなかったのは、炭素ウィスカー入りのCr−0系焼
結体は焼結が難しく、大きな焼結体を得にくいこと、ま
た高価であるからであり、成形面5a近傍のみをCr−
0系材料で作成し他の部分は安価なセラミックスを使用
しても必要な性能は十分に得られ、かつコストも下がる
からである。
上記のようにして得られた本実施例の光学素子成形用型
を用いて、La系(Laz03−B、03Bao系)ガ
ラスの光学素子を成形したところ、10000シヨツト
の成形を行っても成形品の品質や型に欠陥は見られなか
った。
を用いて、La系(Laz03−B、03Bao系)ガ
ラスの光学素子を成形したところ、10000シヨツト
の成形を行っても成形品の品質や型に欠陥は見られなか
った。
本実施例によれば、成形面5a近傍の成形部5のみを炭
素ウィスカー入りのCr−0系焼結体とし、型基材4を
安価なAl−0系焼結体としたため、型のコストが低く
なった。また、型を大きくすることが可能であり、型の
取付は方法等の自由度が大きくなった。
素ウィスカー入りのCr−0系焼結体とし、型基材4を
安価なAl−0系焼結体としたため、型のコストが低く
なった。また、型を大きくすることが可能であり、型の
取付は方法等の自由度が大きくなった。
以上のように、本発明の光学素子成形用型によれば、C
r及び0を主成分としかつ強化繊維を分散させた焼結体
により、少なくとも成形面の外周部を形成したので、型
の劣化や欠は等を生しることがなく、型寿命が著しく長
くなる。
r及び0を主成分としかつ強化繊維を分散させた焼結体
により、少なくとも成形面の外周部を形成したので、型
の劣化や欠は等を生しることがなく、型寿命が著しく長
くなる。
また、最表層に存在する強化繊維のみをエツチング処理
した場合には、強化繊維の材質や成形条件等に左右され
ずにガラスの融着かなく、極めて離型性に優れた成形用
型となる。
した場合には、強化繊維の材質や成形条件等に左右され
ずにガラスの融着かなく、極めて離型性に優れた成形用
型となる。
第1図、第2図及び第3図はそれぞれ本発明の第1、第
3及び第4実施例の各光学素子成形用型を示す概略正面
図である。 1・・・焼結体 la、3a、5a・・・成形面 5 a・・成形面
3及び第4実施例の各光学素子成形用型を示す概略正面
図である。 1・・・焼結体 la、3a、5a・・・成形面 5 a・・成形面
Claims (2)
- (1)クロム及び酸素を主成分としかつ強化繊維を分散
させた焼結体により、少なくとも成形面の外周部を形成
したことを特徴とする光学素子成形用型。 - (2)最表層に存在する強化繊維のみをエッチング処理
したことを特徴とする請求項1記載の光学素子成形用型
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10950090A JPH046116A (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | 光学素子成形用型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10950090A JPH046116A (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | 光学素子成形用型 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH046116A true JPH046116A (ja) | 1992-01-10 |
Family
ID=14511837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10950090A Pending JPH046116A (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | 光学素子成形用型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH046116A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100219572B1 (ko) * | 1997-02-17 | 1999-09-01 | 윤종용 | 더미 패턴을 갖는 반도체 메모리장치 |
US6586526B1 (en) | 1994-05-13 | 2003-07-01 | Taiyo Ink Manufacturing Co., Ltd. | Curable resin composition, multilayer printed circuit board manufactured by using the composition, and method for the production thereof |
WO2007088889A1 (ja) | 2006-02-03 | 2007-08-09 | Asahi Kasei Chemicals Corporation | マイクロカプセル型エポキシ樹脂用硬化剤、マスタ-バッチ型エポキシ樹脂用硬化剤組成物、一液性エポキシ樹脂組成物、および加工品 |
DE102016121533A1 (de) | 2015-11-13 | 2017-06-01 | Ajinomoto Co., Inc. | Beschichtete Partikel |
WO2018169059A1 (ja) | 2017-03-17 | 2018-09-20 | 旭化成株式会社 | 熱硬化性樹脂組成物 |
-
1990
- 1990-04-25 JP JP10950090A patent/JPH046116A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6586526B1 (en) | 1994-05-13 | 2003-07-01 | Taiyo Ink Manufacturing Co., Ltd. | Curable resin composition, multilayer printed circuit board manufactured by using the composition, and method for the production thereof |
KR100219572B1 (ko) * | 1997-02-17 | 1999-09-01 | 윤종용 | 더미 패턴을 갖는 반도체 메모리장치 |
WO2007088889A1 (ja) | 2006-02-03 | 2007-08-09 | Asahi Kasei Chemicals Corporation | マイクロカプセル型エポキシ樹脂用硬化剤、マスタ-バッチ型エポキシ樹脂用硬化剤組成物、一液性エポキシ樹脂組成物、および加工品 |
US7927514B2 (en) | 2006-02-03 | 2011-04-19 | Asahi Kasei Chemicals Corporation | Microcapsule-based hardener for epoxy resin, masterbatch-based hardener composition for epoxy resin, one-part epoxy resin composition, and processed good |
DE102016121533A1 (de) | 2015-11-13 | 2017-06-01 | Ajinomoto Co., Inc. | Beschichtete Partikel |
WO2018169059A1 (ja) | 2017-03-17 | 2018-09-20 | 旭化成株式会社 | 熱硬化性樹脂組成物 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5984683A (en) | Prosthetic restoration and manufacturing method thereof | |
EP0500031A1 (en) | Method of manufacturing a sputtering target | |
US5015289A (en) | Method of preparing a metal body by means of injection molding | |
JPH10277061A (ja) | 支台歯模型および歯冠修復物の製造方法 | |
JPH046116A (ja) | 光学素子成形用型 | |
JPS5950146A (ja) | コバルトクロム歯科用合金 | |
US4911225A (en) | Mould for billets | |
EP0396779B1 (en) | Boron nitride ceramic having excellent resistance against fusing damage | |
JP3048114B2 (ja) | 繊維強化シリンダブロックの製造方法 | |
JPS60135502A (ja) | ガラスレンズ成形のための成形型材 | |
US3489202A (en) | Production of castings | |
KR102155438B1 (ko) | 금속기지 복합재료 및 이의 제조방법 | |
JPH046115A (ja) | 光学素子成形用型 | |
JPH08158002A (ja) | 窒化ケイ素質セラミックスと金属の複合材料及びアルミニウム溶湯用部品 | |
JPH01270528A (ja) | 光学素子成形用型 | |
JPH01287279A (ja) | 軽金属材料の表面の複合強化方法 | |
JP2984410B2 (ja) | 光学素子成形用型 | |
JPH01166876A (ja) | 複合材料の鋳ぐるみ方法 | |
JPH03264607A (ja) | 射出、押出成形機用複合シリンダ、スクリュウの製造方法 | |
JPH03267302A (ja) | 粉末の成形方法 | |
JPH0780851A (ja) | 複合型光学素子成形用金型及び複合型光学素子成形方法 | |
DE3343461A1 (de) | Verfahren zur herstellung individueller formen zum abguss von biokompatiblen teilen aus hochreaktiven werkstoffen | |
JPH05337631A (ja) | 金属基複合材料の鋳包み方法 | |
JP3051317B2 (ja) | 複合鋳造法 | |
JPH0220683B2 (ja) |