JPH04608A - 溶接ロボットの溶接トーチ移動方法 - Google Patents

溶接ロボットの溶接トーチ移動方法

Info

Publication number
JPH04608A
JPH04608A JP10033890A JP10033890A JPH04608A JP H04608 A JPH04608 A JP H04608A JP 10033890 A JP10033890 A JP 10033890A JP 10033890 A JP10033890 A JP 10033890A JP H04608 A JPH04608 A JP H04608A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
point
circular arc
arc
arc corner
corner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10033890A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuuji Takabuchi
高渕 雄二
Shinichi Sarugaku
信一 猿楽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Keiyo Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Keiyo Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Keiyo Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP10033890A priority Critical patent/JPH04608A/ja
Publication of JPH04608A publication Critical patent/JPH04608A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Numerical Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、溶接ロボットやシーリングロボット等のよう
な産業用ロボットにおいて、特にロボットの動作経路の
途中位置にある円弧のコーナーを的確に移動させるよう
にした円弧コーナーの自動制御方法に間するものである
〔従来の技術〕
従来の溶接ロボットは、第10図に示すように、第一直
線部Aと第二直線部Bとが互いに交差方向にあって、か
つ第一直線部Aが円弧のコーナーCを経て第二直線部B
に溶接トーチを移動させることがある。このような場合
、溶接ロボットには予め第一直線部Aと、第二直線部B
と、これらの間に位置する円弧コーナーCとを予めティ
ーチングしておき、溶接トーチがそのティーチングされ
た通りに、即ち、第一直線i!113Aの経路P1〜P
22円低22ナーCの経路P2〜P5〜P3.第二直線
部Bの経路P3〜P4に順次移動することかできるよう
にしている。
なお、この種に関連する装置としては例えば特公昭50
−11020号公報、特開昭58−6484号公報等が
挙げられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記に示す従来技術では、第一直線部Aから
円弧コーナーCを経て第二直線部Bに移動する場合、予
めティーチした経路を縁返し移動するようにしているも
のの、ティーチ時ここティーチングする作業者に誤差か
生し・ると云う問題について配慮されていない問題があ
る。
ティーチングの際に作業者のティーチング誤差が入ると
、特に円弧コーナー開始点であるP2と円弧コーナーC
の途中位置の点P、と円弧コーす一〇の終了点である点
P3の位置にティーチング誤差が入ると、その誤差のま
まで移動することとなる結果、第11図に示すように円
弧コーナーCの開始点P2付近や終了点P3付近か角に
なったり、或いは第12図に示すように円弧コーナーC
の経路そのものがほぼ直線になったりし、ティーチング
作業に熟練を要するのが現状である。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点に鑑み、円弧コ
ーナーの中心位置を自動的に求め、その求めた中心位置
を中心として円弧コーナーを高精度に移動させることが
できる円弧コーナーの自動制御方法を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明の円弧コーナーの自動
制御方法においては、a)第一直線部の両端位置である
二個のティーチポイントと、これと離れた位置に配置さ
れた第二直線部の両端位置である二個のティーチポイン
トと、円弧コーナーの半径寸法とを予め入力しておくこ
と、b〉第一直線部の二個のティーチポイントと第二直
線部の二個のティーチポイントとの間に夫々の第一直線
部と第二直線部との間の距離が最小となる近仰乎面を算
出すること、C)該近似平面上において定めた二次元座
標に基づき、第一直線部の延長上2二位置する円弧コー
ナー間始点と、第二直線部の延長上に位置する円弧コー
ナー終了点と、それら円弧コーナー間始点及び円弧コー
ナー終了点間を通る円弧の中心点とを夫々求めること、
d)ロボットが第一直線部から第二直線部に移動する際
、上記求めた円弧の中心点を中心とし円弧コーナーの半
径寸法で円弧コーナー間始点から円弧コーナー終了点ま
で円弧移動させることに、特徴を有し1ている。
〔作用〕
本発明方法では、上述の如く、a)〜d)を有し、ロボ
ットか第一直線部上の円弧コーナー開始点から終了点ま
で、求めた円弧の中心点を中心とし円弧コーナーの半径
寸法で円弧動作させるように構成したので、ティーチン
グの際コこ大手による誤差が生しても、ロボットをほぼ
所望の動作経路上に動かすことかでき、円弧コーナーの
経路不良が生しるの防ぐことかできる。従って、それた
け経路精度の高い制御を行うことができる。
またロボットと離れた場所でパソコン等を使用すること
によって円弧コーナーの開始点、終了点。
中心点を求めれば、ティーチの際には第一直線部と第二
直線部Bのみをティーチするだけてよく、ティーチング
作業をより簡便化でき、従って、オフライン教示でも確
実に実施することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図乃至第9図により説明
する。
本発明方法を実施するための溶接ロボットは、第1図(
a)に示すように、アーム2の先端に溶接トーチ2“か
装着され、アーム2が移動することによって溶接トーチ
2゛か作業対象物3の溶接経路上を動作するようになっ
ている。そのため、溶接トーチ2゛による実際の溶接作
業が設計図面1上の作業対象物3に対応するよう、まず
作業を実行するためのデータとなる作業対象物3上の4
つのティーチポイン1−P1〜P4と、円弧を形成する
のに必要な作業対象物3の円弧コーナーCの寸法とを教
示装置aに入力するようにしている。その際、ティーチ
ポインFPx−Pzは作業対象物3の第一直線部Aの両
端てあり、ティーチポイントP、、P4は作業対象物3
の第二直線部Bの両端である。第二直線部Bは第一直線
部Aに対し同一平面上にあってかつ直交する位置にある
。P□はティーチング時の作業開始点、R2はティーチ
ング時の円弧コーナー開始点てあり、またR3はティー
チング時の円弧コーナー終了点、P、はティーチング時
の作業終了点である。円弧コーナーCの半径寸法は、作
業対象物3の半径寸法そのままのデータであり、例えば
半径寸法が第1図(a)に示す如くR10てあれば、そ
の数値を教示装置aに入力する。
また、教示装置aに第1図(b)に示すように上記のテ
ィーチポイントP、〜P4と円弧コーナーCの半径寸法
との他、直線や曲線等の補間条件か入力されると、教示
装置aにより第2図ユニ示すように、その入力データに
基づいてティーチングフロクラムbか作成され、作成さ
れたティーチングプログラムbから演算部Cか円弧コー
ナーC8こ接する直線上の接点位置と円弧の中心位置と
を求めるようにしている。
その場合、演算部Cは、教示装置aによって入力された
四個のティーチポイン)Pユ〜P4と円弧コーナーCの
半径寸法とから、理想的かつ経路精度の高い動作制御を
行うことができるようにするため、以下に述へる過程を
経て演算する。
イ)三次元空間上こ存在する四個のティーチポイン)P
I〜P4と、任意の平面どの距離か最小になるような近
似平面を求める過程。
口)近似平面上にのるようにティーチングされた各ポイ
ントを射影する過程。
ハ)近イυ平面上にて二次元座標を定義する過程。
二)円弧の中心点を求める過程。
ホ)円弧コーナー開始点1円弧コーナー終了点を求める
過程。
上記イ)〜へ)を順に述べる。
まず、イ)近似平面 第5図は円弧コーナーCの前後の第一直線の両端と第二
直線の両端である四個のティーチポイン)PI〜P4が
三次元空間上にあり、任意に与えられた平面πと同一平
面上には必ずしも全て乗っていないことを表している。
このような三次元空間上にあるPユ〜P4を二次元座標
上に定義するため、第6図に示すように、各ポイントP
1.P2.P3.P4か平面π上に各ポイントP1. 
R2,R3,P、の距離h1.b2゜h、、R4が最小
となるように平面πを決定する。
この近似平面πを決定するには、与えられた4つのポイ
ン)P□〜P4を使用し、データの主成分分析法を用い
、データのばらつきを最小にするように決定する。
・・・ (1,1) とおき、各要素の合計を 平均を Xj=Tj/4・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・ (1,3)偏差平方和・積和(データの変動・
共変動)をα+1 ・・・・・・・・・・・・ (1,4)データの分散・
共分散を V+i = Sea / 3 ・・・・・・・・・・・・・・・ (1,5)λ これより、■ユ、にてLagrangeの未定乗数法を
用い ■−人L1:0・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1,6)より求めた前人1.入、について固有へクト
ルL1゜R2を求める。但し、この時 トルを P j =  (xll 、X1□、X□3)=XIJ
とするものとする。
次に各要素における平均値を、本件で近仰する平面πの
重心と考え、その重心のベクトルをP= (x、y、z
) とおく。すなわち近似平面πが、この重心を必ず通る平
面となるように考えると、平面πの方程式は、 11x+ I□y+ I、z= 1.x+ I□y+ 
I、zとおくことが出来る。この時の11,1□、13
は、L=L1XL2= (I□、1□、1.)・・・(
1,7)固有ベクトルL□、L2の外積をとったもので
ある。
口)ポイントの射影 第6図は、近似平面π上に各3次元のポイントヘクトル
Lは前項の演算にて既知どなっているため、この平面と
垂直に交わる直線・入りトルの関係を以下のよつにとく
とよい。
第6図においてgは、Lノ\りトルの単位ヘクi・ルと
なり、e、fは平面π上において任意に想定される単位
ベクトルである。平面π上に2次元のとおくことが出来
る。
在するポイントP1. P2. P、、 P、とし・た
様子をこのとき 図解したものである。この時の各P□、P2.P3゜ト
まての距離をhl、h2.h3.h4とした。この射影
を行うためには、まず、近似平面πに垂直に交わるベク
トルLを考える。
(2゜ ])八は この時 w=<P、・g〉・・・・・・・・・・・・(2,4)
とおくことができる。ここてe、f。
gは正規直 となり、 (2゜ 4式のく〉は内積を表す) 交基底を成すことより ・・・・・・ (2,5) とおける。
この時の1を1〜4とすることで、 →l →I →l 呻I 各P、、 P2. P、、 P、の座標が求められる。
ハ)2次元座標の定義 前述までに求めた近似平面πと、 各々の射影し。
たポイントp、′、 1l12’、 、3’。
−チ 〆 P4をもとに通り平面 π上に2次元座標を考える。
と表わせる。
まず、P□’、p%を使用し、 X方向ベクトル =d2をP2゛ の座標とおき、 X方向を指すヘクト ルd1はPl。
の座標をおき、 以下のように求め であるから上記行列式を展開して とおくことができる。
U = do ・・・・・・・・・・・・・・・ (3,(v1= v
、) かつ (■げ〈■げ) ・・・・・・・・・ (3,9) とする。
これは、 y方向ヘクトルの方向にあるd あることにより、ベクトルUから見て同し方向に、P4
゛の各々の点についてy方向ベクトルを仮定して、 各々の2次元座標上のベクトルd3゜ d4について求める。
d4の作る直線の存在する位置間係が互いに交わる位置
にありコーナーを作るのに不都合な関係に無いことを条
件としている。また、同時にd、。
る絶対量v、1゜ ■2″に対し大小のチエツクを行い (3,3)、(3,4)、(3,5)はd3について求
めたものである。d4については、d4=P、’ −P
2’  ・・・・・・・・・・・・・・・(3,6)て
求める二とかできる。
一一〇  、 き・方向ヘクト ルVの成立条件を てd3側からd4側へ未開きになっているという条件、
これは、d2からd3へ円弧を描いた時、その円の中心
か180度以上にならないことをチエツクしている。
以上の2つの条件か成立されている時、v = v□=
v2    ・・・・・・・・・・・・・・・(3,1
0)としy方向ベクトルVを定義する。
ニ)円の中心を求める 前述までに定義された2次元座標にてコーナー動作のた
めの条件を以降で作成し2ていく。
第7図のようにベクトルd3とd4を結ぶ直線をmヘク
トルd□とd2を結ぶ直線をgとして円弧中心dcを考
えると、円弧の半径Rを各々の直線m。
gに与え、各々の直線に平行にm’、g’の直線を想定
した時、その2直線の交点が中心となる。
以下より各々の計算をする。
直線g′上にのる2点d1′、d2゛は、X要素にたけ
半径Rが加わるため、 となる。
一方、左に傾く場合、 (x4 (4゜ (4゜ x3)< 0の 時には となる。
(4゜ 直線ml上にのる2点d3’、d4’については、直線
m゛が第7図のように右に傾く場合と左に傾く場合かあ
る。このため各々のX要素を判別して右に傾く場合、(
X4−X、)>Oの時には(4゜ と求めることが出来る。
直線g′の式は : R ・・・・・・・−・・・・・・・ (4゜となり、 直線m′ ホ)円弧コーナー間始点、終了点 前述で求められた円の中心点deより第7図で表わすよ
うに直線g、mに垂直な線をおろし、その交点をコーナ
ーの開始点、終了点とする。
円弧コーナーの開始点d5は直線gに垂直に交イつる点
てあり、中心点d0より円弧半径を引いた値となる。
・・・・・・・・・・・・・・・ (4,9)となる。
円弧中心dcは、直線m゛のy==Rの時のXの値と1
.y=Hの値となることより、(4,9)式にy=Rを
代入し・てXの値を求めン1はよい。円弧中心の座標へ
り)・ルを以下のように表υず。
となる。但し、この時、前述した直線mの傾きによって
算式か交わる。直線mか右に傾いている時(X4  x
:t)〉0の時には この時のxcは(4,9)式にはy=Rを代入(5,2
) した時の値、Rは円弧半径である。
また、直線mか左に傾いている場合、(X4X3) 〈0の時には ・・・・・・・・・ (5゜ となる。
以上で求められた円弧の中心点dc。
コーナー ・・・・・・・・・ (5,4) の2次元座標と2次元座標の変換式で円弧の中心に格納
され、該実行情報格納エリアd内のデータに基ついて自
動運転装置gか溶接ロボットを自動運転させるようにし
ている。その際、自動運転装置gは、以下に述へる過程
を経て溶接ロボットを動作させる。
へ)円弧の中心を原点として二次元座標を定義する過程
ト)二次元座標上で円弧の動作計算を行い、三次元で溶
接ロボットに動作を与える過程。
上記へ)、ト)を順に述へる。
へ)自動運転時の2次元座標の定義 前述までに求められた各々の点P。、Pよ、P。
より、自動運転時に使用する2次元座標を定義すとして
格納する。式(5,4)のαはいg、n’1の各データ
の記号を表わす。
上記の如くして、円弧の中心点dc、円弧コ−る。
第8図はその2次元座標を示す。まず原点deを円弧の
中心点PCとおく、そし・てコーナー開始点ると、 その求めたデータが実行情報格納エリアdをおく、以下
にその式を示す。
q、=p、−pc (6゜ u = q&/ ・・・・・・・・・ (6,2) クトルの単位ベクトルを表す。
y方向ベクトルは、コーナー終了点l\クトルq。
その単位ベクトルをとる。
q−=P、Q−P。
・・・・・・・・・ (6,3) この時、2次元座標の原点 円弧半径のベクトル v=v*/ l  V* l      ・=・==・
 (6,5)時間毎の補間距離 に垂直なベクトル、■は、y方向ヘクトル単位ヘクトル
を表す。
ト)円弧の補間 第8図に示すように円弧の補間は原点d0を中心としベ
クトルq5からq、、、まてを時間毎ユニ円弧半径q、
て円を描く。この時の時間毎に算出される円の軌跡を以
下の式で表す。
V(1)は補間遠度、毒は演算周期(単位は時間)、r
は円弧半径を表す。
この(7,1)式で求められた補間位置を3次元空間上
で軌跡を描かせることにより円弧動作を行なわせること
が出来るようにしている。
2次元座標から3次元座標に変換する過程は、Pt=Q
t(z)u+Qt(y)V十Pe”’ (−/’、 5
)で表わすことか出来る。これここより、時間毎のロボ
ットの動作位置ptが求められる。
次に、実際に溶接ロボットを動作させて溶接する場合に
ついて述へる。
第3図において、まず教示装置aに種々の操作によって
ティーチングデータが入力されると(31)、教示装置
aてはティーチングか終了し・たか否かが判定され(3
2)、その結果、終了し、でいないと終了するまでティ
ーチング操作を繰り返す。
一方、終了すると、ティーチポイントの最後まで含んで
いるか否かをチエツクする(33)。
その場合、ティーチポイントの最後のポイン)・まてサ
ーチすると、自動運転装置eか自動運転するか、最後の
ポイントまでサーチできないと、円弧コーナーCのデー
タ、即ち円弧コーナーCの半径寸法の指定(入力)かあ
るか否かか判定される(34)。
その結果、円弧コーナーCか指定されていない場合には
、その円弧コーナーCの半径寸法か指定されるまてt欠
に続くティーチポイントをサーチ(3B)L、これを3
4の処理かYesiこなるまて繰返し実行され、一方、
指定があると、円弧コーナーCを作るためのポイン)(
P、〜P、)が教示されているか否かを判定するため、
円弧コーナーCの前後に直線部かあるか否かを判定する
(35)。その判定結果、万一円弧コーナーCの前後に
直線が存在しないと判定された場合には、エラー発生と
みなしく39)、教示を手直しする等の手段を講し・て
自動運転装置eによる運転を実行しないものとする。ま
た直線部があると判定されると、演算部Cによって演算
を行う。即ち、演算部Cは第一直線部Aのティーチポイ
ントP1.P2と第二直線部Bのティーチポイン)P3
−P4と第二直線部BのティーチポイントP、、P4と
円弧コーナーCの半径寸法とから円弧コーナー開始点9
円弧コーナー終了点2円弧コーナーCの中心位置を夫々
算出し、(36)、その算出し、たデータを実行情報格
納エリアdに格納することにより、自動運転装置eによ
って運転を開始することとなる。
自動運転装置eは、スタート釦等が押される二とによっ
て開始すると、まず目標点か円弧コーナーCを指定し・
でいるか否かを判定する。そのとき、円弧コーナーCを
指定していると、後述する42以降の処理を実行するか
、円弧コーナーCを指定していないと、直線補間処理を
実行する(43)。
即ち、第9図に示すようにまず作業開始点であるティー
チポイントP□に移動する。
その後、到着点が円弧コーナーC指定か否かの判定を行
う。例えば、ティーチポイントP、に動作したときには
、到着点はP、であるため、判定がNとなり、その結果
、ポイントエンド(自動運転の最後のポイント)か否か
の判定を行う二ととなるか、その際上述の如く、Plは
ポイントエンドでないためNとなり、次の目標点を取り
出し・てぐ49)、41の処理に戻る。
この場合、Plの次の目標点は第9図で見ると、P2て
あり、円弧コーナーCの開始点となるので、その次の処
理41の判定では)′となる。そして、処理42ては演
算部Cによって算出し・た実行情報格納エリアd内の円
弧コーナー開始点P6を、第9図に示すように動作目標
点として次の直線補間処理を行う(43)。従って、溶
接ロボットのアーム2がPl、 P2. P、に順次直
線的に動作する。
その後、次の処理44においては、上記の円弧コーナー
開始点P5が円弧コーナーCの指定のあるポイント(P
2と同し動作条件で作成されたポイント)であるため、
Yの判定結果となり、処理45〜47を順次実行するこ
とによって円弧コーナーCを動作させる。即ち、演算計
Cによって演算した実行情報格納エリアd内の円弧コー
ナー終了点P工を取り出し・、その点P。を目標点とし
・(45)、実行情報格納エリアd内の円弧コーナー中
心点1円弧コーナー開始点Pg1円弧コーナー終了点P
。を使用して二次元座標を定義し、(46)、次いて予
め入力された円弧コーナーCの半径寸法を使用し、その
半径寸法で円弧補間しなからP3からP。まて溶接ロボ
ットのアーム2を円弧動作させる(47)。
し・かる後、アーム2がPゎまて円弧補間しながら動作
すると、作業終了点P4に向かって直線動作することに
より、溶接ロボットの一連の溶接運動が終了する。なお
、PoからPlに向かう過程は作業開始点P1の処理の
流れとほぼ同し・であるので、ここではその説明を省略
する。
上記の如く、溶接トーチ2“を第一直線部Aから円弧コ
ーナーCを経て第二直線部Bに移動させるとき、第一直
線部Aの両端であるティーチポイントP、、P2と第二
直線部Bの両端であるティーチポイントP、、P4と、
円弧コーナーCの半径寸法を予め入力すると、それに基
づいて第一直線部A上に位置する円弧コーナー開始点P
1と、第二直線部B上に位置する円弧コーナー終了点P
。と、これら円弧コーナー開始点及び円弧コーナー終了
点間を通る円弧の中心点とを求め、その求めた結果に従
って溶接トーチ2“を第一直線部Aから第二直線部Bに
かけて円弧コーナーCの半径寸法で円弧動作させるので
、ティーチングの際:こ人手による誤差が生しても、溶
接トーチ2゛をほぼ設計図面1の通りの動作経路に動か
すことかでき、円弧コーナーCか角になったり直線にな
ったりすることがなく、円弧コーナーの経路不良か生し
るのを防ぐことができ、それたけ経路精度の高い制御を
行うことかできる。
また、演算部Cによって円弧コーナーCの開始点Pg、
終了点P m 、中心点を夫々自動的に求めるので、そ
の演算作業を溶接ロボットと離れた場所でパソコン等を
使用することによって演算して求めれば、ティーチの祭
には円弧コーナーCへ侵入する前の直線と円弧コーナー
Cから脱出した後の直線、即ち、第一直線部Aと第二直
線部Bのみをティーチするたけてよく、ティーチンク作
業をより簡便化でき、従って、オフライン教示でも確実
に実施することができる。
なお図示実施例では、円弧コーナーCの前後の直線部分
である第一直線部Aと第二直線部Bとか同一平面上に位
置した例を示したか、これに限定されるものではなく、
第一直線部Aと第二直線部Bとが夫々異なる平面上にあ
っても、同様に動作させる二とができるのは勿論の他1
.容接ロボットに連用した例を示し・たか、これ以外の
産業ロボット、例えばシーリング作業を行うロボット等
にも利用することかでき、同様の効果を得る二とかでき
る。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明方法によれば、予め入力され
た第一、第二直線部の両端である四個のティーチポイン
トと円弧コーナーの半径寸法とに基づいて円弧コーナー
開始点、終了点2円弧の中心点とを求め、ロボットが第
一直線部から第二直線部に移動する際、その求めた円弧
の中心点を中心とし円弧コーナーの半径寸法で円弧コー
ナー開始点から終了点まで円弧動作させるように構成し
たので、ティーチングの際に人手による誤差か生しても
、ロボットをほぼ所望の動作経路上に動かすことができ
、円弧コーナーの経路不良か生しるのを防ぐことができ
る結果、それだけ経路精度の高い制御を行うことができ
る効果かあり、またロボットと離れた場所でパソコン等
を使用することによって円弧コーナーの開始点、終了点
、中心点を求めれば、ティーチの祭には第一直線部、八
と第二直線部Bのみをティーチするだけてよく、ティー
チンク作業をより簡便化でき、従って、オフライン教示
でも確実に実施する二とかできる効果かある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明方法を実施するための溶接ロボッ
トと作業対象物とを示す説明図、同図(b)は教示時の
補間条件の内容を示す説明図。 第2図は溶接ロボットの要部を示すフロック図、第3図
は教示装置の制御内容を示すフローチャート、第4図は
自動運転装置の制御内容を示すフローチャート、第5図
は四個のティーチポイントが同一平面上にないことを表
すための説明図、第6図は四個のティーチポイント間に
求めた近似平面を示す説明図、第7図は近似平面上に二
次元座標を定義して円弧コーナーの開始点、終了点、中
心点を夫々求める説明図、第8図は円弧動作を行う過程
を示す説明図、第9図は自動運転時の溶接ロボットの動
作経路を示す説明用斜視図、第10図は溶接ロボットの
好ましい動作経路の説明図、第11図及び第12図は従
来の溶接ロボットの動作経路を示す説明図及び他の動作
経路を示す説明図である。 A・・・第一直線部、B・・・第二直線部、C・・・円
弧コーナー、P2・・・第一直線部の両短(ティーチポ
イン))、P、、P4・・・第二直線部の両端(ティー
チポイン))、Pよ・・・円弧コーナー開始点、P、・
・・円弧コーナー終了点、円弧の中心点・・・dc、π
・・・近似平面。 糸 凹 $q 図 第−直第1−群 8弘(コーナ 旧聞(コーナー四4す乱声、 B −−−−一 第二旦Pp:n P、〜h−−プ4−+ポバノト

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ロボットを、第一直線部から円弧コーナーを経て第
    二直線部に移動させる円弧コーナーの自動制御方法にお
    いて、 a)第一直線部の両端位置である二個のティーチポイン
    トと、これと離れた位置に配置された第二直線部の両端
    位置である二個のティーチポイントと、円弧コーナーの
    半径寸法とを予め入力しておき、 b)第一直線部の二個のティーチポイントと第二直線部
    の二個のティーチポイントとの間に夫々の第一直線部と
    第二直線部との間の距離が最小となる近似平面を算出し
    、 c)該近似平面上において定めた二次元座標に基づき、
    第一直線部上に位置する円弧コーナー開始点と、第二直
    線部上に位置する円弧コーナー終了点と、それら円弧コ
    ーナー開始点及び円弧コーナー終了点間を通る円弧の中
    心点とを夫々求め、 d)ロボットが第一直線部から第二直線部に移動する際
    、上記求めた円弧の中心点を中心とし円弧コーナーの半
    径寸法で円弧コーナー開始点から円弧コーナー終了点ま
    で円弧移動させることを特徴とする円弧コーナーの自動
    制御方法。
JP10033890A 1990-04-18 1990-04-18 溶接ロボットの溶接トーチ移動方法 Pending JPH04608A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10033890A JPH04608A (ja) 1990-04-18 1990-04-18 溶接ロボットの溶接トーチ移動方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10033890A JPH04608A (ja) 1990-04-18 1990-04-18 溶接ロボットの溶接トーチ移動方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04608A true JPH04608A (ja) 1992-01-06

Family

ID=14271346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10033890A Pending JPH04608A (ja) 1990-04-18 1990-04-18 溶接ロボットの溶接トーチ移動方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04608A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013093009A (ja) * 2011-10-07 2013-05-16 Fanuc Ltd 加工経路におけるコーナ部を加工する制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013093009A (ja) * 2011-10-07 2013-05-16 Fanuc Ltd 加工経路におけるコーナ部を加工する制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5856003A (ja) 工業用ロボツトの制御方法
EP0076498B1 (en) A method controlling an arc welding torch of a welding robot
Liu et al. An approach to carton-folding trajectory planning using dual robotic fingers
JPH0259285A (ja) ロボットの動作教示方法および制御装置
CN107943034A (zh) 移动机器人沿给定路径的完备且最短时间轨迹规划方法
US4742207A (en) Multilayer welding method
JP2000084877A (ja) 走行軸付ロボットのオフラインティーチング方法
JP5813931B2 (ja) 教示データの修正システム
US11964391B2 (en) Robot system
JPH04608A (ja) 溶接ロボットの溶接トーチ移動方法
JPH08286722A (ja) Cadデータ利用オフラインティーチング方法及びそのシステム
JPH09164483A (ja) 溶接経路の自動決定システム
JPH08155647A (ja) 溶接ロボットのウィービング制御装置
De Graaf et al. Applications of robotics in laser welding
JPH11226886A (ja) ロボット軌道の修正方法
CN111699079A (zh) 协调系统、操作设备和方法
JP7232704B2 (ja) ロボットプログラム評価装置、ロボットプログラム評価方法及びロボットプログラム評価プログラム
Ji et al. A Spatial Path Following Method for Hyper-Redundant Manipulators by Step-by-Step Search and Calculating
KR100244757B1 (ko) 철구조물의 용접 작업시 오프 라인 프로그램 구성방법 및 로봇 과 용접 대상물 위치 고정 장치
JPH0416272B2 (ja)
JP3421725B2 (ja) 溶接線端部付近の溶接処理自動決定方法および溶接処理自動決定システム
JP3002519B2 (ja) Cadシステム
JPH01121188A (ja) 自動工作機器の制御方法
Wagner et al. Cooperative processing with multi-robot systems
JPH11231919A (ja) ロボット軌道の精度評価方法