JPH0459517B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0459517B2
JPH0459517B2 JP59136116A JP13611684A JPH0459517B2 JP H0459517 B2 JPH0459517 B2 JP H0459517B2 JP 59136116 A JP59136116 A JP 59136116A JP 13611684 A JP13611684 A JP 13611684A JP H0459517 B2 JPH0459517 B2 JP H0459517B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
airtight chamber
airtight
submerged
drive device
partition wall
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59136116A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6117795A (ja
Inventor
Tomio Hiranaka
Hiroshi Mitani
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP59136116A priority Critical patent/JPS6117795A/ja
Publication of JPS6117795A publication Critical patent/JPS6117795A/ja
Publication of JPH0459517B2 publication Critical patent/JPH0459517B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この発明は水中で使用される弁、ポンプ等の水
没型駆動装置の気密構造に関する。
(ロ) 従来技術 水没型駆動装置において、装置の気密性の保持
及び腐食防止は重要な問題である。
これらの装置には、気密性を向上させるため
に、Oリング、ガスケツト、ポツテイング等が使
用されているが、いずれも水中では経年変化が著
しく、そのため、装置の故障が多発している。ま
た、腐食を防止するために、装置の材質変更、コ
ーテイング等も行われているが、これらは一般に
高価になるという問題がある。また、装置の形状
に凹凸があると完全なコーテイングを施し難いと
いう問題も生じる。
ところで、水没型駆動装置の問題点の一つであ
る気密性を解決するために、ダイヤフラムを利用
して装置内部の気圧を周囲の水圧に略等しくし、
圧力差に基づく装置内への水の浸入を防止しよう
とする装置も提案されている。この装置によれ
ば、確かに圧力差による水の浸入を少なくするこ
とができる。しかし、この装置によつても、シー
ル部分の寿命を伸ばすことはできない。この装置
はシール部が劣化すると、装置の気密性を保持で
きないため、装置内に水が浸入する。それ故、こ
の装置によつても、シール部の劣化による水の浸
入という問題は解決されていない。
(ハ) 目的 この発明は、比較的容易に装置の気密性、耐蝕
性を向上することができる水没型駆動装置の気密
構造を提供することを目的としている。
(ニ) 構成 この発明に係る水没型駆動装置の気密構造は、
防水処理されたハウジング内に、駆動部が収納さ
れた気密室と、隔壁によつて前記気密室と分離さ
れたスカート部とを形成し、前記気密室内の気圧
をこの水没型駆動装置が設置される水中の水圧よ
りも高くするとともに、気密室を密封するための
全てのシール部を前記隔壁に形成したことを特徴
としている。
(ホ) 実施例 第1図はこの発明に係る水没型駆動装置の気密
構造の一実施例の構成を略示した説明図であり、
特に、水中で使用された状態を示している。
同図において、1は鋳鋼からなり、下面が開口
した円筒状のハウジングである。ハウジング1に
は、適宜の表面のコーテイングにより、防水、耐
蝕処理が施されている。ハウジング1の開口部に
近い内周面にはフランジ2が形成されている。
3はガスケツト4を介して、フランジ2に取り
つけられている隔壁である。この隔壁3によつ
て、ハウジング1の内部は、駆動部が収納される
気密室5と、隔壁2から開口面にかけてのスカー
ト部6とに区分される。
7は気密室5に収納される駆動部としてのモー
タである。モータ7は隔壁3に形成された支持台
8に取りつけられている。
隔壁3を通して、モータ7の電源ケーブル1
0、パイプ20のバルブを開閉する駆動軸11
が、気密室5から外部へ導出される。そして、電
源ケーブル10及び駆動軸11を導出するために
形成された隔壁3の貫通孔には、シール手段とし
てのゴムパツキン12、Oリング13が設けられ
る。さらに、隔壁3には、二つのガス流通弁9,
9′が設けられている。
このガス流通弁9を介して例えば、アルゴンガ
スのような不活性ガスが、予め気密室5内に充填
される。そして、室内の空気をガス流通弁9′を
介して排出する。前記アルゴンガスは、室内の気
圧が該駆動装置を水没設置する地点の水圧以上に
なるまで封入される。
上述した水没型駆動装置は、好ましくはスカー
ト部6内に空気が残るように水没された後、水中
に配設されたパイプ20に支持枠21を介して取
りつけられる。そして、パイプ20に取りつけら
れたバイブ22が駆動軸11を介してモータ7に
よつて開閉される。
上述の説明より明らかなように、気密室5に配
設されるモータ7等は、周囲の水に接しなしの
で、モータ7等に特別の防水処理を施す必要はな
い。しかも、この実施例に係る水没型駆動装置の
気密構造は、気密室5内を不活性ガスで充填して
いるので、室内の機器の腐食をより一層防止でき
るという特別の効果を奏する。
一方、隔壁3のシール部は、周囲の水と直接に
接しないから、直接に接する場合に比較して、そ
の寿命は著しく長くなる。
仮に、前記シール部が劣化して気密性が損なわ
れたとしよう。この場合、気密室5内の気圧は、
周囲の水圧よりも高いので、室内のアルゴンガス
が劣化したシール部からスカート部6へ流出す
る。そして、周囲の水圧と気密室5内の気圧とが
平衡するまで、アルゴンガスが流出する。それ
故、シール部が劣化しても気密室5内に周囲の水
が浸入することはない。
第2図はその他の実施例の説明図である。
同図において、第1図と同一部分は同一符号で
示している。この実施例は、手動でバルブの開閉
を行う場合を示している。気密室5内には、減速
器14が設置されている。そして、隔壁3を通し
てハンドル軸15がスカート部6に導出される。
導出されたハンドル軸15の一端に、手動ハンド
ル16が取りつけられる。しかして、水中に潜水
した作業者が手動ハンドル16を回転させること
により、バルブ22の開閉が行われる。
なお、上述の実施例では、バルブの開閉を例に
とつて説明した。しかし本発明に係る水没型駆動
装置の気密構造は、上述の場合に限られず、例え
ば、気密室内にポンプを設置するような場合にも
使用され得ることは勿論である。
(ヘ) 効果 この発明に係る水没型駆動装置の気密構造は、
周囲の水圧よりも高い気圧の気密室に駆動部を配
置し、気密室と隔壁によつて区分されたスカート
部を備え、且つ、気密室を密閉するためのシール
部の全てを隔壁に形成したから、次のような種々
の優れた効果を奏する。
気密室内に設置される駆動部が周囲の水に接
することがないから、特に防水、耐蝕処理を施
していない通常の駆動機器を用いることができ
る。そのため、水没型駆動装置を安価に提供で
きる。
隔壁に設けられるシール部が周囲の水と直接
に接しないので、シール部の寿命を著しく伸ば
すことができる。したがつて、水没型駆動装置
の補修頻度が減少するから、装置の維持、管理
が大変容易になる。また、シール部劣化による
装置の故障頻度を減少させることができる。
周囲の水と接するハウジングには、シール部
がないから、ハウジングの形状は、例えは、円
筒型のように凹凸のない極めて単純な形にする
ことができる。したがつて、表面コーテイング
によるハウジングの防水及び耐蝕処理が容易で
あり、しかも、その表面コーテイングによつて
充分な気密性をもたせることができる。これ
は、水没型駆動装置の故障頻度を減少させる
他、、ハウジングの材料として、例えば、鋳鋼
等の比較的安価なものを使用し得ることをも意
味する。かかる意味において、この発明によれ
ば、水没型駆動装置を安価に製造することがで
きる。
気密室の気圧は周囲の水圧より高いため、仮
に、シール部にリークが生じたとしても、水圧
と平衡するまで、気密室内の気体がスカート部
に流出するだけである。したがつて、シール部
が劣化しても気密室内へ水が浸入するというこ
とがないので、本発明に係る水没型駆動装置の
気密構造の信頼性は従来装置に比較して極めて
高いといえる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る水没型駆動装置の気密
構造の一実施例の構成を略示した説明図、第2図
はその他の実施例の説明図である。 1……ハウジング、3……隔壁、4……カスケ
ツト、5……気密室、6……スカート部、7……
モータ、9,9′……ガス流通弁、12……ゴム
パツキン、13……Oリング、14……減速器、
16……手動ハンドル、22……バルブ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 防水処理されたハウジング内に、駆動部が収
    納された気密室と、隔壁によつて前記気密室と分
    離されたスカート部とを形成し、前記気密室内の
    気圧をこの水没型駆動装置が設置される水中の水
    圧よりも高くするとともに、気密室を密封するた
    めの全てのシール部を前記隔壁に形成したことを
    特徴とする水没型駆動装置の気密構造。 2 前記気密室には、不活性ガスが充填されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    水没型駆動装置の気密構造。
JP59136116A 1984-06-29 1984-06-29 水没型駆動装置の気密構造 Granted JPS6117795A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59136116A JPS6117795A (ja) 1984-06-29 1984-06-29 水没型駆動装置の気密構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59136116A JPS6117795A (ja) 1984-06-29 1984-06-29 水没型駆動装置の気密構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6117795A JPS6117795A (ja) 1986-01-25
JPH0459517B2 true JPH0459517B2 (ja) 1992-09-22

Family

ID=15167671

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59136116A Granted JPS6117795A (ja) 1984-06-29 1984-06-29 水没型駆動装置の気密構造

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5152393A (en) * 1991-07-08 1992-10-06 Advantek, Inc. Microchip storage tape
JP4683793B2 (ja) * 2001-09-18 2011-05-18 株式会社鶴見製作所 水中モータの結露防止構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6117795A (ja) 1986-01-25

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