JPH0459184B2 - - Google Patents

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JPH0459184B2
JPH0459184B2 JP61139635A JP13963586A JPH0459184B2 JP H0459184 B2 JPH0459184 B2 JP H0459184B2 JP 61139635 A JP61139635 A JP 61139635A JP 13963586 A JP13963586 A JP 13963586A JP H0459184 B2 JPH0459184 B2 JP H0459184B2
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JP
Japan
Prior art keywords
time
time interval
value
wiper blade
integral value
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61139635A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62295756A (ja
Inventor
Keiji Fujimura
Masahito Muto
Noribumi Iyoda
Katsuaki Kawabata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP61139635A priority Critical patent/JPS62295756A/ja
Publication of JPS62295756A publication Critical patent/JPS62295756A/ja
Publication of JPH0459184B2 publication Critical patent/JPH0459184B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、自動車のフロントガラスなどをワイ
パブレードで払拭する自動ワイパ装置に関する。
背景技術 典型的な先行技術は、発光素子とその発光素子
からの光を受光する受光素子との間の光経路に、
雨および雪などが通過することによつて、その光
通路が遮断されたことを受光素子によつて検出
し、この受光素子からの出力を積分し、積分値が
予め定めた値に達したときワイパブレードをモー
タによつて駆動して、自動車のフロントガラスを
払拭するように構成されている。
発明が解決すべき問題点 このような先行技術では、発光素子と受光素子
との取付け位置、および光経路による雨滴の検出
範囲の大きさなどによつて、降雨状態が一定であ
つても雨滴の検出頻度、および感度にばらつきを
生じる。また自然降雨時では、短時間に降雨状態
が細かく変化することがある。その結果、先行技
術ではワイパブレードを駆動する時間間隔が細か
く変動することになり、これによつて運転者など
に不快感を与えることになつた。
本発明の目的は、ワイパブレードの駆動の時間
間隔を快適な感覚を与えるように調整して、ワイ
パブレードによつて窓などを払拭するようにした
自動ワイパ装置を提供することである。
問題点を解決するための手段 本発明は、雨滴を検出する雨滴検出素子と、 雨滴検出素子の出力を積分する手段と、 窓などを払拭するワイパブレードと、 ワイパブレードを駆動する手段と、 ワイパブレードの駆動時刻からの経過時間を測
定するとともに、各駆動のたび毎の時間間隔を測
定してストアし、かつ、積分手段からの積分値に
応答し、前記時間間隔内に前記積分値が所定値を
超えた場合には、このときの経過時間と前記時間
間隔との差を算出し、該算出結果の大きさに応じ
て前記時間間隔を短縮させる短縮補正値を可変
し、前記時間間隔内に前記積分値が所定値を超え
ない場合には、前記時間間隔経過時における積分
値の大きさに応じて前記時間間隔を延長させる延
長補正値を可変する制御手段とを含むことを特徴
とする自動ワイパ装置である。
作 用 本発明に従えば、制御手段はワイパブレードの
駆動時刻からの経過時間を測定し、各駆動のたび
毎の時間間隔を測定してストアし、これによつて
前記経過時間を前記時間間隔と比較するととも
に、雨滴検出素子からの出力を積分手段によつて
積分して得られた積分値を予め定めた値と比較
し、これらの各比較結果に基づいて、ワイパブレ
ードの駆動毎の時間間隔が、前回と比べて大きく
変化しないように設定して駆動手段を能動化し、
ワイパブレードを駆動手段によつて駆動させる。
したがつてワイパブレードによる窓などの払拭の
ための駆動のたび毎の時間間隔が、細かく変動し
てしまうことがなく、したがつて快適である。
実施例 第1図は、本発明の一実施例のブロツク図であ
る。雨滴検出素子1は、自動車の外部に露出して
設けられており、発光ダイオードなどの発光素子
2と、その発光素子2からの光を受光する受光素
子3とを有する。発光素子2と受光素子3との間
の光経路に、雨および雪などが通過することによ
つて、受光素子3への光がその雨滴によつて遮断
される。発光素子2は、駆動回路4からの変調信
号によつて駆動される。受光素子3からの出力
は、検波回路5によつて包絡線検波される。検波
回路5からライン6に導出される出力波形は、第
2図1に示されているとおりであり、雨滴検出素
子1の光経路を雨滴が通過するたび毎に、パルス
が得られる。積分回路7は、ライン6からの検波
出力を積分する。この積分回路7は、ライン8を
介して、マイクロコンピユータなどによつて実現
される処理回路9に積分出力を導出する。積分回
路7の積分出力は、第2図2に示されているとお
りであつて、雨滴が光経路を通過するたび毎のパ
ルス状検波出力を積分する。処理回路9は、この
積分出力を弁別レベルRでレベル弁別し、積分出
力が弁別レベルR以上となつたとき、ワイパモー
タ10を能動化する。これによつてワイパモータ
10は、第2図3で示されるように自動車の窓で
あるフロントガラスを、一往復だけワイパブレー
ド11によつて払拭する。ワイパモータ10の駆
動によつて、積分回路7はリセツトされる。第2
図3における参照符T0は、ワイパブレード11
の駆動のたび毎の前回の時間間隔を示している。
処理回路9において、ワイパブレード11の駆
動の時間間隔を長く設定する場合の動作を述べ
る。第3図を参照して、前回の時間間隔T0と等
しい時間だけ経過したときにおいて積分回路7の
積分出力が弁別レベルR未満の値M1になつたも
のと想定する。処理回路9は、ワイパブレードの
駆動時刻t1(前述の第2図3参照)から刻時動作
を行ない、前回の時間間隔T0と等しい時間の経
過時において、積分回路7の積分値が弁別レベル
R未満である値M1となつているときには、その
積分値M1の値に基づいて時間間隔を設定する。
すなわち、第4図に示されるように、ワイパブレ
ード11がワイパモータ10によつて駆動された
前回の時間間隔が参照符T0で示されており、時
刻t1から時間T0経過したときにおいて、前述の
ように積分値が弁別レベルR未満である値M1で
あるとき、その積分値M1に対応する時間ΔTDだ
け、さらに時間が経過した時刻t2において、処理
回路9は、ワイパモータ10を能動化してワイパ
ブレード11をワイパモータ10によつて駆動す
る。
この時間ΔTDは、第5図に示されるように積
分値M1が大きくなるにつれて、小さい値に定め
られる。したがつて前回の時間間隔T0と、今回
の時間間隔W1(=T0+ΔTD)との差は、小さく
設定されることになり、快適である。
またワイパブレード11の駆動の時間間隔を短
く設定する場合には、第6図に示されるように、
前回のワイパブレード11の駆動の時間間隔T0
未満の時間T1を経過した時点で、積分回路7の
積分値が弁別レベルRに達する。このときには、
前回との時間間隔ΔT(=T0−T1)に基づいて次
に述べる第7図の時間間隔W2が設定される。
第7図を参照して、ワイパブレード11の前回
の時間間隔がT0であり、時刻t1から時間T1を
経過した時点において、積分値が上述のように弁
別レベルRに達したときには、時間ΔTを演算し
て、第8図に示されるように時間ΔTが大きくな
るにつれて、大きな値となる時間ΔTuを求める。
この時間ΔTuを、前回の時間間隔T0から差引
いた時刻t3において、処理回路9はワイパモータ
10を能動化して、ワイパブレード11を駆動さ
せる。時間ΔTuは、時間ΔTが大きくなるにつれ
て、上述のように大きな値に設定されるので、時
刻t1〜t3の時間W2が前回の時間間隔T0に比べ
て大きく変動することが防がれ、快適である。
第9図を参照して、処理回路9の動作を説明す
る。ステツプn1からステツプn2に移り、電源が
投入されると、ステツプn3において初期設定が
行なわれる。ステツプn4では積分回路7の積分
値M1を零とし、またタイマTを零に設定する。
ステツプn5では、検出素子1の光経路を雨滴が
通過することによつて、積分値M1が増大し、ま
たタイマTが刻時動作を行なう。ステツプn6に
おいてタイマTの時間が、前回の時間間隔T0以
上であるかを判断し、そうでなければステツプ
n7に移り、積分値Mが弁別レベルR以上である
かを判断し、そうでなければステツプn8に移り、
タイマTの時間をカウントしてゆく。
ステツプn6において、タイマTの時間が前回
の時間間隔T0以上であるときには、ステツプ
n9に移り、前述の第3図〜第5図に関連して述
べたように今回の時間間隔が長く設定される。す
なわち、ステツプn9において積分値M1が予め定
めた値βを越えているかを判断し、そうでなけれ
ばステツプn10に移り、ΔTDとして値B1を設定
する。またステツプn9において積分値M1が、予
め定められた値βを越えているときには、ステツ
プn11において時間ΔTDとして値B2を定める。
ここで B2<B1 ……(1) とする。ステツプn12では、時間ΔTDだけ遅延
し、今回の時間間隔W1として、前回の時間間隔
T0に、ステツプn10またはn11において設定し
た値B1、B2である時間ΔTDを加算する。ステツ
プn20では、処理回路9はワイパモータ10を能
動化する。
ステツプn7において、積分値M1が予め定めた
弁別レベルR以上であるときには、第6図〜第8
図に示されるように、今回の時間間隔W2が短く
設定される。すなわち、ステツプn13において現
在の時間T1と、前回の時間間隔T0との差ΔTが
演算される。ステツプn14において、この時間
ΔTが予め定めた値αを越えているかが判断さ
れ、そうでなければステツプn15に移り、時間
ΔTuを予め定めた値A1に設定する。また時間
ΔTが値αを越えているときにはステツプn16に
移り、時間ΔTuを予め定めた値A2に定める。こ
こで A2>A1 ……(2) ステツプn17では、時間ΔTと、時間ΔTuとの
差を求めてこの値をTaとする。ステツプn18で
は、時間Taだけ遅延し、ステツプn19において、
今回の時間間隔W2として、前回の時間間隔T0か
ら時間ΔTuだけ差引いた値に定める。ステツプ
n20では、ワイパモータ10が処理回路9によつ
て能動化される。このようにして時間間隔W2は、
前回の時間間隔T0に近い値に設定されることに
なる。
本発明は、自動車のフロントガラスを払拭する
だけでなく、その他の窓などをワイパブレードに
よつて払拭するために広範囲に実施することがで
きる。
なお本実施例では、時間ΔTDならびにΔTuが
それぞれ積分値M1、時間ΔTと線形な関係とな
るよう設定したが(第5図および第8図参照)、
本発明の他の実施例としてそれぞれ段階的な関係
としてもよい。たとえば第5図において積分値
M1とΔTDをX1<1≦X2のときΔTD=Y1、X2
<M1≦X3のときΔTD=Y2(X1、X2、X3、Y1、
Y2は一定値)のごとく設定してもよい。
効 果 以上のように本発明によれば、ワイパブレード
の時間間隔の差が、雨量の多さを加味して、さら
に以前の時間間隔からの補正量が人間の感覚上最
適となるように補正されるので、快適な動作間隔
に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロツク図、第2
図は本実施例の動作を説明するための波形図、第
3図は時間間隔T0を超えても弁別レベルRに達
しない場合の時間と積分値M1の関係を示す図、
第4図は第3図の状態におけるワイパモータ10
の駆動間隔を示す図、第5図は積分値M1と時間
ΔTDとの関係を示す図、第6図は時間間隔T0
未満で弁別レベルRに達した場合の時間と積分値
の関係を示す図、第7図は第6図の状態における
ワイパモータ10の駆動間隔を示す図、第8図は
第6図の状態における時間間隔T0と時間T1と
の差を表わす時間ΔTと時間ΔTuの関係を示す
図、第9図は上述の実施例の動作を説明するため
のフローチヤートである。 1……雨滴検出素子、4……駆動回路、5……
検波回路、7……積分回路、9……処理回路、1
0……ワイパモータ、11……ワイパブレード。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 雨滴を検出する雨滴検出素子と、 雨滴検出素子の出力を積分する手段と、 窓などを払拭するワイパブレードと、 ワイパブレードを駆動する手段と、 ワイパブレードの駆動時刻からの経過時間を測
    定するとともに、各駆動のたび毎の時間間隔を測
    定してストアし、かつ、積分手段からの積分値に
    応答し、前記時間間隔内に前記積分値が所定値を
    超えた場合には、このときの経過時間と前記時間
    間隔との差を算出し、該算出結果の大きさに応じ
    て前記時間間隔を短縮させる短縮補正値を可変
    し、前記時間間隔内に前記積分値が所定値を超え
    ない場合には、前記時間間隔経過時における積分
    値の大きさに応じて前記時間間隔を延長させる延
    長補正値を可変する制御手段とを含むことを特徴
    とする自動ワイパ装置。
JP61139635A 1986-06-16 1986-06-16 自動ワイパ装置 Granted JPS62295756A (ja)

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JP61139635A JPS62295756A (ja) 1986-06-16 1986-06-16 自動ワイパ装置

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JPS62295756A JPS62295756A (ja) 1987-12-23
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6390465A (ja) * 1986-10-02 1988-04-21 Fujitsu Ten Ltd 自動ワイパ装置
JPH0729588B2 (ja) * 1986-12-20 1995-04-05 富士通テン株式会社 自動ワイパ装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6181255A (ja) * 1984-09-28 1986-04-24 Omron Tateisi Electronics Co 水量感応窓拭器

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59192451U (ja) * 1983-06-10 1984-12-20 日産自動車株式会社 ワイパ制御装置

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JPS62295756A (ja) 1987-12-23

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