JPH0459123A - 竪型ルーパの傾き検出方法 - Google Patents

竪型ルーパの傾き検出方法

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JPH0459123A
JPH0459123A JP16941390A JP16941390A JPH0459123A JP H0459123 A JPH0459123 A JP H0459123A JP 16941390 A JP16941390 A JP 16941390A JP 16941390 A JP16941390 A JP 16941390A JP H0459123 A JPH0459123 A JP H0459123A
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JP
Japan
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carriage
light
inclination
subtracting
time
Prior art date
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Pending
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JP16941390A
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English (en)
Inventor
Satoshi Shibuya
聡 渋谷
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JFE Steel Corp
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Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本願発明は、CAL (連続焼鈍)、EGL (連続電
気めっき)、CGL(連続溶融めっき)等のストリップ
加工ラインに使用される。竪型ルーパの傾きを検出する
方法に関するものである。
〔従来の技術] 第1図に竪型ルーパの概要を示す。この竪型ルーパは1
通常、ストリップ加エラインの入側と出側に設置され、
上ロール8を上下動して下ロール9との間隔を調整して
加工ラインの長さを調節し。
これによって加工ラインを停止させることなく連続的に
稼動させるものである。この竪型ルーパにおける上ロー
ル8は、ワイヤロープ10によって上下動するキャリッ
ジ1に軸支されている。
こうした竪型ルーパにおいては、ワイヤローブ10に伸
びが発生する等の理由でキャリッジ1および上ロール8
が傾き、その結果、ストリップSが蛇行したり、又、損
傷したりする。
従来、こうした問題を解決するために、キャリッジ1に
液面計を組付け、水平時における液面と検査時における
液面とを比較することによってキャリッジ1の傾きを検
出するものがある(実開昭62−3208号)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、こうした従来技術にあっては、ライン稼動中は
液面がその振動によって揺れるので、正確な値を測定す
ることが困難である。又、液面を測定するセンサ2も、
上下動するキャリッジlに設ける必要があるため、その
出力を伝えるた袷の無線装置や複雑なケーブルが必要で
あり、よってライン稼動中にキャリッジ1の傾きを正確
に検出することが出来ない。従って、これまでは、スト
リップSに品質上の問題が発生した後に、加工ラインを
停止してキャリッジ1の傾きを実測して修正していた。
そのため、ストリップSの損傷を未然に防止することが
出来ないと共に、その原因究明に多大な時間を要すると
いう問題があった。
本願発明は、こうした問題に鑑み創案されたもので、ラ
イン稼動中においても、キャリッジ1 (従って、上ロ
ール8)の傾きを容易に検出することが出来る方法を提
供することをその課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
そのための手段として、まず、キャリッジ1両端部に対
向位置する両固定部4の一方に投光器2を設けると共に
、他方にその投光器2に対向して受光器3を設ける。次
に、昇降動するキャリッジ1の左右両端部に、投光器2
の光が通過する透孔6を持つ遮光板5を設ける。この遮
光板5は、キャリッジ1が水平姿勢にある場合に、透孔
6が水平レベルに対向位置すべく設定する。そして、透
孔6の径から、測定時における前記キャリッジ1の昇降
動速度と前記受光器3による受光時間とを積算した値を
減算することによってルーパの傾きを検出することとし
た。
しかし、実際上、左右の遮光板5をその透孔6が完全に
水平レベルに対向位置すべく設けることは困難である。
従って、そうした場合は、まず。
水平時における前記キャリッジ1の昇降動速度と前記受
光器3による受光時間とを積算した値を。
透孔6の径から減算する。次に、測定時におけるキャリ
ッジ1の昇降動速度と受光器3による受光時間とを積算
した値を、前記透孔6の径から減算する。そして、前者
の値から、後者の値を減算することとした。
又、キャリッジ1の傾きの有無のみでなく、その傾きの
方向を検出したい場合には9次のような手段をとること
が出来る。すなわち、請求項1記載の方法において、対
向位置する透孔6および遮先板5の位置を、それぞれ上
下方向にずらし、キャリッジ1が水平姿勢にある場合の
受光時間と。
測定時における前記キャリッジ1の受光時間とのずれあ
るいは長さを比較するものである。
尚、この場合、透孔6を有する遮光板5に代えて透孔6
を持たない遮光板5を設けると共にその位置を上下方向
にずらし、キャリッジ1が水平姿勢にある場合の遮光時
間と、測定時における前記キャリッジ1の遮光時間とを
比較することとしても良い。
〔作用〕
本願発明の作用を、第2,3図を参照しながら説明する
第2図(a)は、キャリッジ1の左右両端部に対向位置
する固定部4に投光器2と受光器3とを対向して設け、
キャリッジ1の左右両端部に透孔6を有する遮光板5を
設けたものである。この遮光板5は、キャリッジ1が水
平姿勢にある場合に、透孔6が水平レベルに対向位置す
べく配置したものである。この状態でキャリッジ1を昇
降動すると。
第3図(a)に示すように、投光器2の光線7が透孔6
を通過して受光器3によって受光している間はONにな
る。
第2図ら)は、上記した状態からキャリッジ1を吊下げ
ているワイヤロープ10に伸びが発生する等してキャリ
ッジ1が傾斜した状態を示すものである。この状態で、
キャリッジ1が昇降動すると。
投光器2の光線7は遮光板5によって遮られ、よって第
3図(b)に示すように、遮光板5が通過している間中
OFF状態となる。このOFF状態を検知することによ
ってキャリッジ1が傾斜していることを検出することが
出来る。
尚、上記の如く、遮光板5が通過している間中OFF状
態の場合は、キャリッジ1の傾斜が顕著であると言える
が1本願発明の方法においては。
光線7の受光時間を検知することによってわずかな傾斜
をも検出することが可能である。その場合のキャリッジ
1の傾斜量(Δh)は、キャリッジ1の昇降速度(v2
)と検知時間(Δtz)とを積算し、その値を透孔6の
径<i>から減算すること。
すなわち△h=β−V、X△t2で得ることが出来る(
第4図ら)、第5図ら)参照)。
しかし、遮光板5をその透孔6を同一水平レベルに設定
すべく配置することは実際上困難であるた約、キャリッ
ジ1が水平である場合においても設定基準値とはわずか
な時間差(△t1)が生じる。
その場合の誤差(Δh、)は、このキャリッジ1の昇降
速度(vl)と感応時間差(Δb)とを積算し。
その値を透孔6の径<i>から減算すること、すなわち
△h、= R−v、X△t1によって得られる(第4図
(a)、第5図(a)参照)。
従って、実際のキャリッジ1傾斜量(Δh)は。
傾斜時の数値から水平時の数値を減算したものであり、
Δh−Δh°−Δha−(v2XΔta) −(v、x
Δ1+)で算出することが出来る。
第6図は、キャリッジ1の傾きの有無のみでなく、その
傾きの方向を検出するもので、対向位置する透孔6およ
び遮光板5の位置を、それぞれ上下方向にずらしたもの
である。この方法において。
受光時間(T′)が基準受光時間(T)より長くかつ右
方向にずれている場合、キャリッジ1は時計回り方向に
傾斜していることになり、逆に受光時間が基準受光時間
より短くかつ左方向にずれている場合は、キャリッジ1
は反時計回り方向にずれていることになる。
第7図は、透孔6を有する遮光板5に代えて透孔6を持
たない遮光板5を設けると共にその位置を上下方向にず
らしたものである。本手段にあっては、遮光時間を基準
遮光時間と比較するものであり、前記手段同様、遮光時
間が長く右にずれている場合は時計回り方向に、そして
短く左にずれている場合は反時計時計回り方向に傾斜し
ていることになる。
〔実施例〕
第2図および第3図に本願発明の一実施例を示す。本実
施例において遮光板5は150 mm X 150 m
mの薄板で透孔6は3φとし、投光器2はレーザ光線を
発するものとした。
以下9本願発明の一実施例を実測値をもとに説明する。
本実測において、稼動中のキャリッジ1の昇降速度(v
2)が110mm/秒で、ON信号検知時間(Δtdが
0.12秒であった。従って、このキャリッジ1の傾斜
量(Δh)は、前記数式からΔh=1−y2xΔt =
 20mm−110mm/秒X 0.12秒m=、8m
mとなる。
又、キャリッジ1を水平に設定した場合において、その
キャリッジ1の昇降速度(vl)が60mm/秒で昇降
速度が(Δt1)が0.32秒であった。この場合、キ
ャリッジ1の実際の傾斜量(△h)は。
Δh=Δh°−Δh、= (jl!−v2XΔtz) 
  (l  Vl×Δt+) −6,8mm−0,8m
m=6.0 mmである。ルーバを休止してこのキャリ
ッジ1の傾斜量を実測した結果、その値は6.8mmで
あった。本願発明の方法によって算出した値は、信頼で
きることがわかった。
〔発明の効果〕
このように本願発明によると、加工ライン稼動中にキャ
リッジの傾きを測定することが可能で。
かつその傾きの経時変化を検知することが出来るので、
ス) IJツブが蛇行する以前にその傾きを調整するこ
とが出来、よって、ストリップの損傷等を未然に防ぐこ
とが出来る。
又、キャリッジ水平時における左右両遮光板のずれの量
をあらかじめ知っておくことによって遮光板の配置位置
を微調整する必要がなく、よって。
その取付けが容易である。
さらに、遮光板をずらして設置することによって、キャ
リッジの傾きのみでなくその傾斜の方向をも検出するこ
とが出来るので、補修が容易である等、多くの優れた効
果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本願発明に係る竪型ルーバを示す正面図
、第1図ら)はその部分拡大側面図、第2図(a)はキ
ャリッジが水平姿勢にある場合の正面図、第2図ら)は
キャリッジが傾斜姿勢にある場合の正面図、第3図(a
)はキャリッジが水平姿勢にあり光線が投光を通過した
状態を示すグラフ、第3図b)は傾斜姿勢にあり光線が
遮光された状態を示すグラフ。 第4図(a)は水平姿勢にありかつ受光時間に誤差があ
る場合を示す正面図、第4図ら)は傾斜姿勢にあり受光
時間に差がある状態を示す正面図、第5図(a)は第4
図(a)における受光時間を示すグラフ、第5図(b)
は第4図(b)における受光時間を示すグラフ。 第6図は透孔を有する遮光板をずらして設置した状態を
示す平面図、第7図は透孔を持たない遮光板をずらして
設けた状態を示す平面図である。 符号の説明 1:キャリッジ、  2:投光器、  3:受光器。 4:固定部、  5:遮光板、  6:透孔。 7:光線、  8:上ロール、  9:下ロール。 10:ワイヤロープ、  Sニストリップ。 ブ余4辺 出願人  川 崎 製 鉄 株式会社 1−一穴イ心ソシ 5− 遮光沃 6 2−−一殺(器 3−−一女膝4−  固遼奸遭孔 7
−−−光4蒙 5−−−スト1ノツフ。 ズψシ7カ (a) ヌラ97の うJ ノλ ヌヤレ7カ \ ブク2/の

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ストリップ(s)の加工ラインに設けられた竪型
    ルーパのキャリッジ(1)の傾きを測定する方法であっ
    て、 前記キャリッジ(1)両端部に対向位置する両固定部(
    4)の一方に投光器(2)を設けると共に、他方に該投
    光器(2)に対向して受光器(3)を設け、昇降動する
    前記キャリッジ(1)の左右両端部に、前記投光器(2
    )の光線(7)が通過する透孔(6)を持つ遮光板(5
    )を、前記キャリッジ(1)が水平姿勢にある場合に、
    前記透孔(6)が水平レベルに対向位置すべく設け、 前記透孔(6)の径から、測定時における前記キャリッ
    ジ(1)の昇降動速度と前記受光器(3)による受光時
    間とを積算した値を減算して成る竪型ルーパの傾き検出
    方法。
  2. (2)ストリップ(s)の加工ラインに設けられた竪型
    ルーパのキャリッジ(1)の傾きを測定する方法であっ
    て、 前記キャリッジ(1)両端部に対向位置する両固定部(
    4)の一方に投光器(2)を設けると共に、他方に該投
    光器(2)に対向して受光器(3)を設け、昇降動する
    前記キャリッジ(1)の左右両端部に、前記投光器(2
    )の光線(7)が通過する透孔(6)を持つ遮光板(5
    )を、前記キャリッジ(1)が水平姿勢にある場合に、
    前記透孔(6)が水平レベルに対向位置すべく設け、 測定時における前記キャリッジ(1)の昇降動速度と前
    記受光器(3)による受光時間とを積算した値を、前記
    透孔(6)の径から減算して得た値を、水平時における
    前記キャリッジ(1)の昇降動速度と前記受光器(3)
    による受光時間とを積算した値を、前記透孔(6)の径
    から減算して得た値から減算して成る竪型ルーパの傾き
    検出方法。
  3. (3)請求項1記載の方法において、対向位置する透孔
    (6)および遮光板(5)の位置を、それぞれ上下方向
    にずらし、キャリッジ(1)が水平姿勢にある場合の受
    光時間と、測定時における前記キャリッジ(1)の受光
    時間との比較によって該キャリッジ(1)の傾きおよび
    その方向を検出して成る竪型ルーパの傾き検出方法。
  4. (4)請求項1記載の装置において、透孔(6)を有す
    る遮光板(5)に代えて透孔(6)を持たない遮光板(
    5)を設け、該遮光板(5)の位置を上下方向にずらし
    、キャリッジ(1)が水平姿勢にある場合の遮光時間と
    、測定時における前記キャリッジ(1)の遮光時間との
    比較によって該キャリッジ(1)の傾きおよびその方向
    を検出して成る竪型ルーパの傾き検出方法。
JP16941390A 1990-06-27 1990-06-27 竪型ルーパの傾き検出方法 Pending JPH0459123A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100535894B1 (ko) * 2003-11-20 2005-12-09 (주)이지스시스템 대상물의 기울기 측정장치 및 방법
JP2022045607A (ja) * 2020-09-09 2022-03-22 中外炉工業株式会社 縦型ルーパのキャリッジ水平維持装置

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