JPH0459078A - 塗装金属帯板の製造方法 - Google Patents

塗装金属帯板の製造方法

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JPH0459078A
JPH0459078A JP16193390A JP16193390A JPH0459078A JP H0459078 A JPH0459078 A JP H0459078A JP 16193390 A JP16193390 A JP 16193390A JP 16193390 A JP16193390 A JP 16193390A JP H0459078 A JPH0459078 A JP H0459078A
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Toshiaki Amagasa
敏明 天笠
Masanori Ebihara
海老原 正則
Yoshikazu Makino
牧野 義和
Kazuya Ono
一哉 小野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、搬送装置により連続的に搬送される金属帯
板に、塗装、乾燥J3よひ焼(−1け、ならびに冷却の
一連の工程を複数段繰り返して、塗装金属帯板を製造す
る方法に関し、特に2段目以降の乾燥および焼イ」け調
度を制御する塗装金属帯板の製造方法に関する。
〈従来の技術〉 従来、塗装金属帯板を連続的にかつ複数段にわたって塗
装、乾燥および焼イ」け、ならびに冷却する製造ライン
としては、例えば自動車外板用塗装鋼板を製造するライ
ンかある。 この塗装金属帯板の製造ラインは、第1図
に示すように、第1コータ]1てクロメ−1〜処理と?
シを綱扱面に塗布した後、第1オーブン13で乾燥およ
び焼イ・jす、続いて第1クーラ15で冷却する工程を
経て、クロメート処理を施して、−段目の塗装処理が終
了する。 続(第2段目の塗装処理では、第2コータ2
1で有機塗料を塗布し、第2オーブン23で乾燥および
焼イ」け、続いて第2クーラ25で冷却する工程を実施
している。
この塗装処理の二段目にお1−する塗A′Nの乾燥およ
び焼付は工程に、例えば熱風を吹きイ1ける帯板の連続
炉を用いる場合には、焼付は板温度を一定に制御するた
め、板厚の変化、走行速度の変化した移行時に、熱風温
度および吹きイ」け速度を関連させて操作することか行
われている。
この例としては、特開昭57−194.21.5号公報
に開示されている方法かある。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、従来の塗装処理において前段の一連の工程から
次段の一連の工程へ帯板を連続搬送する間に周囲条件の
変化により帯板の板温度が変化し、このため、次段のオ
ーブンの入側の板温度か変動し、結果として焼付け時の
板温度、いうなれば次段のオーブンの出側の板温度か変
動するという問題点がある。
例えば、次段のオーブンの入側の板温度が標準より低く
なり、このため次段のオーブンの出側の板温度が低くな
る場合には、帯板の塗料の乾燥および焼イ」けが不十分
なものとなり、これが不良品を発生させる原因となる。
また逆に、次段のオーブンの入側の板温度が標準より高
く、このため次段のオーブンの出側の板温度が高くなる
場合には、帯板の塗料の乾燥および焼付けが過剰なもの
となり、塗装層の変質、ひいては鋼板の変質につながり
、これも不良品を発生する原因となる。
この発明の目的は、上記間順点を解消し、乾燥および焼
付けが安定して達成される塗装金属帯板の製造方法を提
供するにある。
〈課題を解決するための手段〉 この発明は、搬送装置により走行される金属帯板に、塗
装、乾燥および焼付け、ならびに冷却の一連の工程を複
数段繰り返して、塗装金属帯板を製造するにあたり、 各段の冷却工程後の金属帯板の温度と、」二記各段の冷
却工程から次段の乾燥および焼イ」け工程の間に存在す
る周囲雰囲気および搬送装置から上記金属帯板へ及ぼさ
れる熱影響因子とを用いて、次段の乾燥および焼付は工
程の入側の板温度を推定し、この推定値に基づいて上記
次段の乾燥および焼付は工程での熱風吹き伺は速度をそ
れぞれ決定することを特徴とする塗装金属帯板の製造方
法を提供する。
以下に本発明をさらに詳細に説明する。
この発明は、2段目以降のオーブンの入側の板温度の値
を正確に推定し、それに伴ってオーブンの熱風を制御す
れば、乾燥および焼付は時の板温度を一定に保つことが
できるという知見に基づきなされたものである。
2段目以降の乾燥および焼付は用のオーブンの入側の板
温度を推定するに当たり、 j)前段のクーラ即ち冷却装置の冷却能力と金属帯板の
板厚およびその走行速度とにより、冷却装置の出側の板
温度を推定する、 1j)前段の冷却装置から次段のオーブンの入側までの
大気による冷却を考慮する、 i ii)前段の冷却装置から次段のオーブンの入側ま
でに存在するロール即ち搬送装置による帯板の加熱また
は冷却を考慮する、 ことにより、帯板が次段のオーブンの入側に入る際の板
温度を推定し、このオーブンの入側の板温度の推定値を
用いて、オーブンの出側の温度が一定となるように、乾
燥および焼付は工程の熱風吹き付は速度が決定される。
さらに第1図に基づいて詳細に説明すると、第1クーラ
15での冷却能力はほぼ一定であり、例えば第1クーラ
15の出側の板温度は50°C前後とする。 第1クー
ラ15がら第2オーブン23までのW巨禽1Fが、(列
え(ず] OOmとすると、この間に帯板は自然に放冷
される。
この場合に、ラインスピードが20mpmと遅ければ、
はぼ室温(約20°C前後)まで下がるが、ラインスピ
ードが1.20 m p mと高ければ、はぼ第1クー
ラ15の圧側の板温度(50℃前後)のまま第2オーブ
ン23に入ることになる。 したがって、第2オーブン
23の入側の板温度は通常20〜50°C1冬季には5
〜50°Cのバラツキが生じる。 このため、第2オー
ブン230入側の板温度を正確に把握しないと、第2オ
ーブン23内で帯板を過剰に慇めたり、帯板の昇温不足
の状態となる。
例えば第1クーラ15の出側から第2オーブン23の入
側までの距離を、例えば500m以上の充分な距離とす
ると、空冷の時間が長(とれ、この板温度のバラツキの
問題は解消するのであるが、このようにすると設備費が
かかるのと、これらの間の支持ロール(即ち搬送装置)
による疵入りの問題が発生する。 この場合、第2オー
ブンの入側の板温度を知る手段としての、非接触型温度
計に適切なものが見当たらない。 非接触型温度計は、
一般に被測定物の放射温度を測定するが、20〜50°
Cの低温領域では精度良く測定することは不可能である
そこで、以下に示す3式の連立解をラインコンピュータ
で逐次計算し、第2オーブンの大)イ11の板温度の推
定値を求め、それに応じて第2オーブンでの熱風吹き付
は速度を決めるようにした。
081−θ8+(○、ol−θ、)exp(at/L+
+D) (1)e、□=θM”(OEQ2−θ、、)e
xp(a1/Ls2D) (2)e s = e C2
+ (e c、、 −C1e□)exp(−a2t) 
  (3)但し、 e C1・ラインスピードL c+における第2オーブ
ンの入側の板温度 C82ラインスピードL8□における第2オーブンの入
側の板温度 08 、任意の時刻における第2オーブンの入側の板温
度 0、、。1  ラインスピードL C1における第1タ
ーラの出側の板温度 ego2ニラインスピードL8□における第]ターラの
出側の板温度 C8・雰囲気温度 り、板厚 a、・空気の影響係数 a2:ロールの影響係数 t ラインスピードをり、、1からL C2に変更後の
経過時間 とする。
次に、具体的な例として、2段の塗装焼き(=1けライ
ンにおいて、帯板の走行速度が変化される場合を考察す
る。
帯板の走行速度が、第2図(a)に示すように、30m
pmから120mpmに変化する場合であって、第1図
に示される次段の第2オーブン23の入側の板温度の推
定を行わない場合について考察する。
まず前段の第1ターラの出1h11の板温度か、第2図
(b)に示すように、20℃から50″Cに変化するた
め、第2オーブンの大側の実際の板温度と第2オーブン
の入側の板温度の設定値との間に、第2図(C)の斜線
部(A)のような誤差が生じる。 この誤差が生じても
、第2オーブンの制御を熱風温度400 ’C1熱風吹
き(jけ速度]、 Om / sで一定とするため、第
2オーブンの焼イゴは時の板温度は、第2オーブンの出
側の板温度から分かり、それは第2図(d)の−点鎖線
aのように、変更前は150℃で一定であった板温度が
徐々に上昇して結局170℃にまで変化する。 したが
って、焼灼は温度か過剰に高くなり、焼付は不良を生じ
させる。
次に同様に走行速度が変化する場合であって、第1クー
ラの冷却能力を考慮し、走行速度および板厚より、第1
ターラの出側の板温度を推定し、この推定値から第2オ
ーブンの入側の板温度を推定した場合について考察する
第1ターラの出側の板温度の推定値からの第2オーブン
の入側の推定温度は、第2図(c)の点線すのように算
出されるが、この算出温度は、実際の温度(第2図(C
)、実線C)と比べて、同図中の斜線部(B)のような
誤差が生じる。 この算出値に従って、第2オーブンの
熱風温度一定のまま熱風吹きイ」シり速度を制御すると
、第2オーブンの出側の板温度(J、第2図(d)の点
線すのように一旦135°Cまで下がってから回復する
ように変化する。 したがって理想的な焼付は温度と比
べて、焼イ・1け温度が低いため、帯板の塗料の焼付は
不足となり、焼付り不良か生じる。
そこで、本発明において、第1ターラの冷却能力と、走
行速度および板厚より、第1クーラの出側の板温度を推
定し、第1クーラおよび第2オーブンの間の大気放冷お
よびロールによる熱影響を考慮して第2オーブンの入側
の(V混用な推定する。 この推定値は、第2図(C)
の実線Cのように、実際の第2オーブンの板温度の変化
とほぼ一致した推定値となる。 この推定値に従って、
第2オーブンの熱風温度一定のまま、熱風吹きイ勺は速
度を制御すると、第2オーブンの出側の板温度は、はぼ
150℃で定となり、焼付は不良がほとんどなく、沖続
して操業か[■能となる。
以−に、本発明について詳細に説明したか、本発明は例
示した範囲に限定されるものではない。
例えば2段の連続的な製造ラインについて説明したか、
この発明は3段以上の連続的な製造ラインにも容易に適
用できるものであり、例えば、2段目以降の乾燥および
焼付は工程の熱風吹き伺り速度の制i卸は、2段目の制
御条件、即ち」二連した連立方程式(1)〜(3)の各
係数を各段に適応させて用いれば、2段目と同様の熱制
御にて実施することかできる。
〈発明の効果〉 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、2段
目以降の乾燥および類例は装置の大側の板温度を正確に
予測することができるため、乾燥および焼付り装置の出
側の板温度を定に制御することができる。 したがって
、走行速度や板厚か変化しても、処理条件の変化に] 
2 対して逐次的確な制御を行い得、焼イ・jり仮rM’を
度の過不足をなくし、帯板に対し塗装の適正な焼付けか
効果的に行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、−船釣な塗装金属帯板の製造工程を説明する
説明図である。 第2図(a)〜(d、 )は、走行速度の変化に対して
、第1クーラの出側、第2オーブンの入側、および第2
オーブンの出側の板)温度を示すグラフ図である。 符号の説明 11・・・第1コータ、 13・・第1オーブン、 15・・第1クーラ、 21・・・第2コータ、 23・・第2オーブン、 25・・・第2ターラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)搬送装置により走行される金属帯板に、塗装、乾
    燥および焼付け、ならびに冷却の一連の工程を複数段繰
    り返して、塗装金属帯板を製造するにあたり、 各段の冷却工程後の金属帯板の温度と、前記各段の冷却
    工程から次段の乾燥および焼付け工程の間に存在する周
    囲雰囲気および搬送装置から前記金属帯板へ及ぼされる
    熱影響因子とを用いて、次段の乾燥および焼付け工程の
    入側の板温度を推定し、この推定値に基づいて前記次段
    の乾燥および焼付け工程での熱風吹き付け速度をそれぞ
    れ決定することを特徴とする塗装金属帯板の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108262194A (zh) * 2018-03-20 2018-07-10 湖州双林森达地板厂 一种双传递自动冷却水泥浆一体复合机

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JPS57147481A (en) * 1981-03-07 1982-09-11 Daido Steel Co Ltd Operating method
JPS57159581A (en) * 1981-03-26 1982-10-01 Daido Steel Co Ltd Method and apparatus for continuously drying and baking paint applied to metal strip
JPS63242378A (ja) * 1987-03-30 1988-10-07 Honda Motor Co Ltd 塗料の焼付乾燥方法

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