JPH045902A - 3色靴底を有する靴およびその製造方法 - Google Patents

3色靴底を有する靴およびその製造方法

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JPH045902A
JPH045902A JP2107775A JP10777590A JPH045902A JP H045902 A JPH045902 A JP H045902A JP 2107775 A JP2107775 A JP 2107775A JP 10777590 A JP10777590 A JP 10777590A JP H045902 A JPH045902 A JP H045902A
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Isao Nohara
功 野原
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、2ないし3段階の射出成形による3層の靴底
、即ちインナソール、ミツドソールおよびアウタソール
より成る3色靴底を有する靴に関する。また、本発明は
、かかる3色靴底を有する靴の製造方法にも関する。
(従来の技術) 従来よ・す、3色靴底を有する靴は、一般に、2ないし
3段階の射出成形により3層の靴底を形成する同時に中
底および胛皮と一体化せしめることにより、製造されて
いる。
より詳細な製造手順は、以下の通りである。まず、ボト
ムモールドと他のモールドにより形成されたアウタソー
ル空隙に、アウタソール樹脂材料を射出により充填して
、アウタソールをボトムモールド上面上に成形する。次
に、好ましくはアウタソール成形と同時期において、中
底および胛皮をラストモールドに吊り込み、続いてこれ
とサイトモールド等により形成されたインナソール空隙
に、インナソール樹脂材料を射出により充填して、イン
ナソールを中底等と一体に成形する。その後、ボトムモ
ールド、ラストモールド等によりインナソールとアウタ
ソールの間に形成されたミツドソール空隙に、ミツドソ
ール樹脂材料を射出により充填して、ミツドソールを成
形し、これにより3層の靴底を持つ靴に仕」−げる。
(発明が解決しようとする課題) しかし、従来の3色靴底を有する靴は、意匠的効果には
優れるものの、3層構造であるが故に靴底がどうしても
厚肉とならざるを得ないため、靴底の全重量か大変重く
なりがちで、適度の軽量さを最良とする製品テサイン上
の要請から、ぜひとも靴底重量の軽量化を図る必要かあ
った。また、3層の靴底を全て樹脂材料(非発泡)で構
成していた従来の3色靴底の靴は、靴底全体の剛性が必
要以上に大きく、柔軟性やクツション性の面において不
満足なものてあり、履き心地特性を改善する必要もあっ
た。
軽量化の一層として、靴底の−・部特にミツ1〜ソール
を射出発泡成形により発泡樹脂材料て構成する方法か考
えられる。高発泡率の材料を適用すればする程、より一
層の軽量化を図ることがてきるてあろう。しかし、その
反面、靴底の力学的性質の悪化、特に強度の低下がより
顕著になり、また成形時における靴底の収縮歪かより増
大することになるのて、より高発泡率の樹脂材お1の適
用には限界かある。一方、発泡率を適度に抑えた材料を
用いる場合には、十分な軽量化を図るために、ミツドソ
ールの容量をさらに大きくせざるを得す、靴底の一層の
厚肉化をもたらし、よって製品デザイン上重大な問題と
なる。従って、上記の方法による軽量化には難点かあり
、ただちに採用することはできなかった。
木発朋は、上述の事情を考慮してなされたものであって
、その目的は、十分な軽量化を図るととかてき、しかも
強度、反りの柔軟性、クツション性および反発性なとの
特性に関しても良好である3色靴底を有する靴を提供す
ることにある。
また、本発明は、十分軽量でかつ緒特性にも優れた上記
の靴を安定して確実に製造することかできる3色靴底を
有する靴の製造方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明による3色靴底を有する靴は、インナソール、ミ
ツドソールおよびアウタソールからなる3層の靴底を有
する靴において、 中央か凹状でその周囲か閉じられた形状の適数個の突起
部をアウタソールの上面および/またはインナソールの
下面に、対向するインナソール下面および/またはアウ
タソール上面に実質的に当接するように形成し、該突起
部内にミツドソール材料の充填されない空洞を設けてな
ることを特徴とするものである。
また、本発明による3色靴底を有する靴およびその製造
方法は、インナソール、ミツドソールおよびアウタソー
ルからなる3層の靴底を有し、かつ中央か凹状でその周
囲が閉じられた形状の適数個の突起部をアウタソールの
上面および/またはインナソールの下面に、対向するイ
ンナソール下面および/またはアウタソール」−面に実
質的に当接するように形成し、該突起部内にミツドソー
ル材料の充填されない空洞を設けてなる靴を製造するに
あたり、 上記アウタソールを射出成形する一方、−1−記インナ
ソールを胛皮と一体に射出成形し、これら成形の際」−
記文起部をもソール面」−に形成し、次に、該アウタソ
ールと該インナソールを上記突起部かソール面に圧接す
るように重ね保持し、続いて形成された両ソール間の空
隙にミットソ−ル材料を射出により充満して3層の靴底
を成形することを特徴とするものである。
(発明の概要) 本発明による靴は、3色靴底の靴としての基本的構造、
即ち靴内部より順に、インナソール、ミツドソールおよ
びアウタソールから成る3層の靴底を有し、そして下記
の突起部の形成を特徴とするものである。
突起部は、アウタソールの上面にもしくはインナソール
の下面にまたはこれら両面に適数個、好ましくは規則的
に配列して、形成される。突起部の数は、特に限定され
ない。また、突起部の形成位置も、踵部のみ、不踏部の
みあるいは爪先部のみてもよく、何ら制限されない。必
要により、突起部は特定の部分に形成するのが有利とな
る。例えば、人体の踵や爪先への刺激をより高めんと企
図する場合には、これらソール表面のうち踵や爪先に対
応する部位に突起部をより多く配置するとよい。
突起部は、中央か凹状でその周囲か閉じられた形状を有
するものであるならば、いかなる形状のものてもよい。
例えば、外周が円環状をなす筒形突起や外周が多角形状
をなす筒形突起などが挙げられる。
また、突起部は、かつ対向するインナソール下面および
/またはアウタソール上面に実質的に当接するような高
さを有するものてなければならない。別言すれば、突起
部は、ミツドソール材料の射出時において、突起部の頂
面とインナソール下面および/またはアウタソール上面
との当接によって、ミットソ・−ル材料が突起部中央の
凹部位内に侵入するのを効果的に防止することが可能な
高さを持つ必要かある。したかつて、本発明による靴は
、ミツドソールにおいて、突起部の内にミツドソール材
料の充填されない空洞を設けてなることを特徴とするも
のである。
なお、以上詳述したところの突起部の形状、寸法、数、
配置個所ならびに突起部内の空洞の容量などは、靴底の
強度、反りの柔軟性、靴としてのクツション性および反
発性などの種々の特性や性能を定める要素であり、これ
ら特性、性能をいかなる基準にするのかを考慮して設計
決定すべきである。
また、本発明による靴の製造方法は、かかる本発明化の
製造に適する方法て、従来よりの一般的な3色靴底の靴
の製造プロセス(2ないし3段階の射出成形)に準しる
方法で、最終段階のミツドソールの射出成形時において
突起部内の空洞を未充填とする方法である。
(作用) 本発明ては、上述の突起部をインナソール面またはアウ
タソール面に設けることにより、エア充填の空洞が靴底
の中にいくつか形成され、その分化底重量が軽減される
。しかも突起部は対向するソール面と当接するので、外
力に対する靴底の強度は適度の範囲に保たれ、その上反
りに対する柔軟作用は相当に増大し、またクツション作
用や反発作用もより良好になる。
本発明の方法ては、ミツドソール材料をインナソールと
アウタソールの間の空隙に突起部か圧接された状態にて
射出することにより、該材料を突起部内に侵入させずに
ミツドソールを成形てき、よって突起部内の空洞かその
まま残され、上記の作用をもつところの本発明化を製作
することかできる。
(実施例) 以下、本発明の−・実施例について説明する。
第1図に示すように、本実施例の靴1は、インナソール
3、ミツドソール4およびアウタソール5からなる3色
靴底2を有し、2ないし3段階の射出成形により、3層
の靴底2を形成すると同時に胛皮6および中底10と一
体化せしめてなるものである。
そして実施例ては、いくつかの突起部7・・をアウタソ
ール3の下面12に形成してなる。この突起部7は2第
1図および同図中の矢印Aより見た第2図に示すように
、中央が凹状でその周囲が円環形て閉しられた筒形体を
成す。そして、突起部7は、頂面9か対向するインナソ
ール下面11に実質的に当接するように形成してなり、
突起部7内にミツドソール材料の充填されない空洞8を
設けてなる。
外周か円環形である突起部7に代えて、第3図に示すよ
うな、外周か六角形である凸起部7aを形成してもよい
。この場合も、突起部7aは、頂面9aかインナーソー
ル下面に実質的に当接するような高さを有する。その他
、外周か閉しられた形状をなす突起部であるならば、い
かなる外周形状のものてもよい。また、突起部は、イン
ナソール下面に、アウトソール上面に実質的に当接する
ように形成してもよい。
次に、実施例の靴1の製造プロセスを説明すると、ます
、第4図に示すように、ボトムモールド16と他のモー
ルド23.24によりアウタソール空隙15を形成し、
次いて、アウタソール樹脂材料をランチ20より射出に
よって該空隙15に充満して、アウタソール5をボトム
モールド上面上に成形し、同時に突起部7・・をアウタ
ソール上面12−I−,に形成する。
一方、かかるアウタソール成形と同時期において、第5
図に示すように、中底10および胛皮6をラストモール
ド17に吊り込み、続いて該モールド17、サイ1−モ
ール1−18.18および別個製作のモールド19によ
りインナソール空隙13を形成し、次いて、インナソー
ル樹脂材料をランナ21より射出により該空隙13に充
満して、インナソール3を胛皮6および中底lOと一体
に成形する。
その後、第6図に示すように、ボトムモールド16、ラ
ス1へモールド17およびサイトモールl=’18.1
8によりミツドソール空隙14をインナソール3とアウ
タソール5の間に形成し、該インナソール3と該アウタ
ソール5を突起部7・・かインナソール下面11に圧接
するように重ね保持し、続いてミツドソール樹脂材料を
ランナ22より射出により前記空隙14に充満して、ミ
ツドソール4を成形し、これにより3層の靴底を持つ靴
に仕上げる。
而して得られた靴1は、従来に比して約20%より軽量
となり、しかもより柔軟で反りに対する抵抗も増大し、
さらに強度、クツション性、反発性などの特性も良好て
あった。
(発明の効果) 以上述べたように、本発明に係る3色靴底を有する靴は
、エア充填の空洞を靴底の中に(ミツドソールの一部に
)形成したことにより、その分化底の重量が軽減され、
空洞の容量や突起部の数なとの調整により所望かつ十分
な軽量化を図ることができ、その上反りに対する柔軟性
か増大し、また強度、クツション性および反発性などの
特性も従来より同等もしくはより良好になるという効果
か得られる。
また、本発明による靴の製造方法は、ミツドソール材料
の突起部内への侵入を抑え、空洞をそのまま残すことに
より、十分軽量てかつ緒特性にも優れた3色靴底の本発
明靴を安定して確実に製造することがてきるという効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の3色靴底を有する靴を示す部
分断面図 第2図は第1図の靴のアウタソール」二面に形成された
突起部を示す平面図(第1図のA矢視図)、 第3図は突起部の変形例を示す平面図、第4図ないし第
6図は第1図の3色靴底を有する靴の製造工程を順次示
ず図である。 図中、 1・・・靴      2・・・3色靴底3・・・イン
ナソール 4・・・ミツドソール5・・・アウタソール
 6・・・胛皮 7.7a・・・突起部 8・・・空洞 9.9a・・・突起部の頂面 10・・・中底 11・・・インナソール下面 12・・・アウタソール上面 13・・・インナソール空隙 14・・・ミツドソール空隙 15・・・アウタソール空隙 16・・・ボトムモールド 17・・・ラストモールド ・サイトモールド ほか2名

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)インナソール、ミッドソールおよびアウタソール
    からなる3層の靴底を有する靴において、中央が凹状で
    その周囲が閉じられた形状の適数個の突起部をアウタソ
    ールの上面および/またはインナソールの下面に、対向
    するインナソール下面および/またはアウタソール上面
    に実質的に当接するように形成し、該突起部内にミッド
    ソール材料の充填されない空洞を設けてなることを特徴
    とする3色靴底を有する靴。
  2. (2)インナソール、ミッドソールおよびアウタソール
    からなる3層の靴底を有し、かつ中央が凹状でその周囲
    が閉じられた形状の適数個の突起部をアウタソールの上
    面および/またはインナソールの下面に、対向するイン
    ナソール下面および/またはアウタソール上面に実質的
    に当接するように形成し、該突起部内にミッドソール材
    料の充填されない空洞を設けてなる靴を製造するにあた
    り、上記アウタソールを射出成形する一方、上記インナ
    ソールを胛皮と一体に射出成形し、これら成形の際上記
    突起部をもソール面上に形成し、次に、該アウタソール
    と該インナソールを上記突起部がソール面に圧接するよ
    うに重ね保持し、続いて形成された両ソール間の空隙に
    ミッドソール材料を射出により充満して3層の靴底を成
    形することを特徴とする3色靴底を有する靴の製造方法
JP2107775A 1990-04-24 1990-04-24 3色靴底を有する靴およびその製造方法 Expired - Fee Related JP2936641B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5433022A (en) * 1993-04-16 1995-07-18 Lo; Chie-Fang Three color side wall rubber sole in simply changeable mode

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5433022A (en) * 1993-04-16 1995-07-18 Lo; Chie-Fang Three color side wall rubber sole in simply changeable mode

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