JPH0458866A - 筍の缶詰め保存方法 - Google Patents

筍の缶詰め保存方法

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JPH0458866A
JPH0458866A JP2168700A JP16870090A JPH0458866A JP H0458866 A JPH0458866 A JP H0458866A JP 2168700 A JP2168700 A JP 2168700A JP 16870090 A JP16870090 A JP 16870090A JP H0458866 A JPH0458866 A JP H0458866A
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JP
Japan
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water
bamboo shoots
bamboo
bamboo shoot
washed
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Application number
JP2168700A
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English (en)
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Tamotsu Ohashi
保 大橋
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  • Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
  • Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、筍の香り、味を保持しながら長期間保存がで
きる箱の缶詰め保存方法に関する。
〔従来の技術〕
真作、孟宗竹等の街は古くから食用とされているが、採
集時期が限られているので、缶詰にされ、四季を通じて
食べれるようになっている。
従来の荀の缶詰め保存方法は、筍をlOO″Cの水蒸気
あるいは100℃の水等で蒸した後、皮を剥いて水晒し
を行う、そして、該水晒しを行った筍を缶に入れるが、
この場合、数日の水晒しを行ってPHを自然に4.5前
後に落とすか、またはクエン酸等の酸を入れてP H4
,5前後として殺菌密封するようにしていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、長期の水晒しを行って自然に蜀のPHを
4.5前後に下げた場合には味、風味が無くなり、クエ
ン酸等の酸によってPHを下げた場合も、核酸によって
荀独特の風味及び味が無くなってしまうという問題点が
あった。
また、加熱釜等を用いて筍を高温度で加熱殺菌する缶詰
保存方法も一部において提案されているが、特殊な装置
を必要とし設備費が高くなるという問題点があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、方法
が比較的簡単で、筍の持つ独特の風味及び味も保存でき
る従来にない筍の缶詰め保存方法を提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段] 上記目的に沿う本発明に係る筍の缶詰め保存方法は、採
集した筍を水蒸気で蒸す工程と、該蒸した筍を冷却後皮
付きのままあるいは必要によって皮剥きを行って水洗を
行う工程と、該水洗した筍を中性の水と共に缶に入れ、
直ちに加熱殺菌を行って封をする工程と、該缶に密封さ
れた筍を0〜3℃の温度で保冷する工程とを有して構成
されている。
(作用〕 本発明に係る筍の缶詰め保存方法においては、まず、採
集した筍を水蒸気で蒸し、該蒸した筍を冷却して水洗を
行い、次に中性の水と共に筍を缶に入れてPHを6〜7
程度にし、直ちに加熱殺菌を行って封をしている。従っ
て、従来の如く加えられた酸によって、筍の風味及び味
が破壊されることがない。
そして、その後の保存において直ちに0〜3℃に保持し
ているので、内部の笥が腐敗することなく長期の保存を
行いえる。
なお、−旦殺菌して缶に密封した筍を常温で保存すれば
一週間程度しか保存できず、上記殺菌を行わないで0〜
3℃で保存した場合には2月程度で品質の変化が起こる
が、本発明方法によって、更にこれらを越える長期の保
存(実験では3年迄)が行なえる。
また、この場合には筍を凍らせるわけではないので、筍
の細胞等も破壊されない。
〔実施例〕
続いて、本発明を具体化した実施例につき説明し、本発
明の理解に供する。
採集した孟宗竹あるいは真作の筍を釜に入れて常圧の下
で1〜1.5時間蒸気で蒸す、これによって笥は煮える
と共にそのPHは6.0〜7.0の範囲になる。
この蒸した筍を冷却して、短時間(20〜40分程度)
程度洗を行い皮を剥く。なお、皮を剥がない筍を希望す
る需要者もいるので、この場合は短時間の水洗は行うが
皮は付けておく。
次に、−斗缶(角型缶)を用意し中に該笥と水を入れ、
100℃の温度で1〜1.5時間程度加熱し、密封する
。これによって容器及び内容物とも殺菌された缶詰の笥
が出来上がる。
この状態でそのまま冷蔵庫に入れて0〜3℃の状態で保
存する。
これによって、相当長期の期間(実験は3年間まで行っ
た)保存することができ、更には缶を開けて内部に収納
されている笥は、その有する風味、味等が変わることな
いことが確認された。
なお、本発明の作用効果を確認する為に、比較的低い温
度10〜20℃の状態で、上記加熱殺菌して一斗缶に密
封された筍を保存すると、−週間程度で一斗缶が膨らみ
、内部にガスが発生し、箱が腐敗するのが確認された。
また、−斗缶の中の水の量を調整して上記加熱殺菌され
た筍を冷凍して保存することも可能であるが、冷凍する
と筍の細胞が崩れるので、筍の味が極端に落ちる。
上記実施例に係る筍を出荷する場合には、上記O〜3 
”Cに保持された一斗缶を開けて内部に収納されている
筍を出せば、採集直後のような街が得られるので、これ
を通常の採集したばかりの笥と同様、氷詰めして出荷す
ることになる。
なお、缶詰のまま封を切らないで、保冷して出荷するこ
とも可能である。
上記実施例においては、缶として金属製の一斗缶(1B
リツタ一缶)を使用したが、それより小さい小型の缶あ
るいは合成樹脂製の缶であっても本発明は適用される。
〔発明の効果] 本発明に係る筍の缶詰め保存方法は以上の説明からも明
らかなように、その方法が比較的簡単であり、圧力釜等
の特別な装置が無くても実施できる。
そして、PH6〜7の範囲で缶に詰めているので、従来
のP H4,5前後で缶詰する方法と異なり、筍の味に
酸味が加わったり、あるいは酸によって味や風味が壊さ
れるということがなくなった。
従って、本発明によって取立ての荀と同様な香りと味を
有する筍を季節に関係なく提供できることになった。
そして、出荷の場合には、−旦冷蔵庫から出した後は、
氷詰めにして運送することによって、旬の味、風味を備
える筍を年中市場に提供できる。
本発明方法によって、従来の缶詰と異なった需要が生じ
、更には笥缶の需要を更に喚起することができることと
なった。
代理人  弁理士  中前冨士男

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)採集した筍を水蒸気で蒸す工程と、該蒸した筍を
    冷却後皮付きのままあるいは必要によって皮剥きを行っ
    て水洗を行う工程と、該水洗した筍を中性の水と共に缶
    に入れ、直ちに加熱殺菌を行って封をする工程と、該缶
    に密封された筍を0〜3℃の温度で保冷する工程とを有
    することを特徴とする筍の缶詰め保存方法。
JP2168700A 1990-06-26 1990-06-26 筍の缶詰め保存方法 Pending JPH0458866A (ja)

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JPH0458866A true JPH0458866A (ja) 1992-02-25

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ID=15872839

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007082412A (ja) * 2005-09-20 2007-04-05 Tatsuo Sato タケノコの調理方法および調理済みタケノコ
JP2009009670A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Hitachi High-Technologies Corp 磁気ヘッドアッセンブリのクランプ機構およびこれを用いる検査装置
CN102696748A (zh) * 2012-06-19 2012-10-03 浙江农林大学 富含有机硒笋制品的生产方法
CN108185340A (zh) * 2017-12-27 2018-06-22 宁波高新区若水智创科技有限公司 一种油炸笋块的制作方法

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