JPH0458690A - ディジタルコンバーゼンス装置 - Google Patents

ディジタルコンバーゼンス装置

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Publication number
JPH0458690A
JPH0458690A JP17062590A JP17062590A JPH0458690A JP H0458690 A JPH0458690 A JP H0458690A JP 17062590 A JP17062590 A JP 17062590A JP 17062590 A JP17062590 A JP 17062590A JP H0458690 A JPH0458690 A JP H0458690A
Authority
JP
Japan
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correction
correction data
data
convergence
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP17062590A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Tsujihara
辻原 進
Yasuaki Sakanishi
保昭 坂西
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP17062590A priority Critical patent/JPH0458690A/ja
Publication of JPH0458690A publication Critical patent/JPH0458690A/ja
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  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はカラーテレビジョン受像機のコンバーゼンスを
補正する装置に関し、安定でかフ各種の信号源に対応可
能なディジタルコンバーゼンス装置に関する。
従来の技術 一般に3原色を発光する3本の投写管を用いてスクリー
ンに拡大投写する投写形カラー受像機においては、投写
管のスクリーンに対する入射角が各投写管で興なるため
、スクリーン上で色ずれが生じる。これらの3原色の重
ね合わせ、いわゆるコンバーゼンスは、水平および垂直
走査周期に同期させてアナログ的にコンバーゼンス補正
波形をつくり、この波形の大きさ、形を変えて調整する
方式をとっているが、コンバーゼンス精度の点で問題が
ある。そこで各種の信号に対応可能でコンバーゼンス精
度の高い方法として、たとえば、特開昭60−1302
88号公報のディジタルコンバーゼンス装置が提案さて
いる。
その従来のディジタルコンバーゼンス装置を以下に説明
する。第11図は従来のディジタルコンバーゼンス装置
のブロック図を示すものであり、画面上にクロスハツチ
パターンなど(第12図に示す)のコンバーゼンス補正
用パターンを映出し、その各調整点ごとのコンバーゼン
ス補正量のデータをディジタル的にフレームメモリに書
き込み、このデータを読みだしD/A変換し、コンバー
ゼンス補正を行うものである。
第11図は従来のディジタルコンバーゼンス装置のブロ
ック図を示す、同図に示すように、偏向電流周期に同期
した水平・垂直周期パルスが同期信号として加えられ、
これにより読み出しアドレス制御部(5)を駆動する。
この読み出しアドレス制御部(5)からのパルスを利用
してクロスハツチ発生器(6)を駆動し、投写スクリー
ン上にクロスハツチパターンを映出する。一方コントロ
ールパネル■のアドレスキーで、コンバーゼンス補正を
必要とする位置のクロス点(たとえば第12図A)を指
定し、書き込みアドレス制御部(8)に位置アドレスを
セットする。つぎに補正を行いたい色、たとえばコント
ロールパネル面に設けた赤のデータ書き込みキーで、画
面を見ながらデータ可逆カウンタODを通して、1フレ
ームメモリ0■に補正量を書き込む。
通常この1フレームメモリ0Φへの書き込みは、映像信
号のブランキング期間に行うように、マルチプレクサ(
9)により切り替え制御している。したがって読み出し
が損なわれることはない。
以上のようにして各調整点において同様の操作を行う、
つぎに1フレームメモリaωの読み出しは、読み出しア
ドレス制御部(5)によりスクリーン上の各調整点位置
に対して読み出され、読み出しアドレス制御部(5)に
より駆動されるレジスタ側を介し、垂直方向調整点間処
理部(29)で調整点間の垂直走査方向における補正量
処理を行っている。各種の信号源に対応させるためには
、各走査線数に応じた調整点間処理を行う必要がある。
そのため入力同期信号は走査線数検出部(26)に供給
され、1フイールドの走査線数を検出し、調整点間数設
定部(27)に加えられる。調整点間数設定部(27)
では1フイールドの走査線数Mと、垂直方向の調整点数
りかう、N=M/(L+1)本の調整点間数の走査線数
Nを求め、係数演算部(28)に加えられる。
また書き込みアドレス制御部(8)、読み出しアドレス
制御部(5)に加えN本ごとの動作に切り替えを行って
いる。以上のように動作する垂直方向調整点間処理部(
29)の出力を、D/A変換回路圓でアナログ量に変換
した信号を得る。水平方向の調整点間の信号は各行の調
整点の補正量を低域通過フィルタ(以下LPFと記す)
 Q51で平滑し、出力増幅部Oeで増幅後、コンバー
ゼンスのための補正コイルであるコンバーゼンスヨーク
07)に供給する。また、走査線数検出部(26)から
の検出信号はシステム切換信号として偏向回路(30)
に加えられ、偏向振幅や周波数などを切換えている。
以上のように、各信号源に対しても各調整点ごとに独立
した補正ができるので精度よくコンバーゼンス補正を行
うことができる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような構成のディジタルコンバー
ゼンス装置では、各信号源に対してコンバーゼンス調整
時は精度よく調整することができるが、各信号源ごとに
水平補正データ平滑用のLFPO5)のカットオフ周波
数と、補正データの読み出しタイミングをその都度周波
数に合わせて変えなければならないという問題点を有し
ていた。また信号仕様の異なる信号源が入力された場合
、データの欠落期間が発生して大幅な色ずれが発生ずる
という問題点を有していた。
本発明は上記問題に留意し、周波数の異なる各種信号源
に対応し安定動作を行い、かつ高精度で色ずれの少ない
ディジタルコンバーゼンス装置ヲ提供することを目的と
する。
課題を解決するための手段 請求項1,2および3記載の発明は、補正データの高域
成分を抽出する抽出手段と、この抽出信号により、補正
データの高域成分が常に平滑されるように制御する平滑
手段を備えている。また、平滑手段が抽出信号によりカ
ットオフ周波数が変化するアクティブフィルタを有し、
抽出手段は補正用コイルに誘起される誘起電圧を抽出す
る手段を備えている。
請求項4および5記戦の発明は、補正データの時間軸に
対応する変化量を検出する検出手段と、検出信号で変化
量の大きい位置を受像機の偏向帰線期間に位置するよう
にデータ位相を制御する位相制御手段を備えている。
請求項6.7および8記載の発明は、データ欠落期間を
検出する欠落手段と、欠落期間の補正データを有効デー
タ領域からのデータで補間する補間手段を備えている。
作用 請求項1,2および3記載の発明によれば、補正データ
の高域成分を抽出手段により抽出し、この抽出信号によ
り補正データの高域成分が常に平滑されるように平滑手
段により制御することにより、水平走査周波数の異なる
周波数の信号源に対しても自動的な補正データの平滑が
可能となり、高精度の補正が実現できる。
請求項4および5記戦の発明によれば、補正データの変
化量の大きい位置を検出手段により検出し、この検出位
置を偏向帰線期間に位置するようにデータ位相を位相制
御手段により制御することにより、水平走査周波数の異
なる信号源に対しても自動的なデータ位相の調整が可能
となり、高精度の補正が実現できる。
請求項6,7および8記載の発明によれば、垂直方向の
データ欠落期間を欠落検出手段により検出し、この欠落
期間を存効データ領域の補正データにより補間すること
により、走査線数の異なる信号源に対しても自動的なデ
ータ補間が可蛯となるため、安定で高精度の補正が実現
できる。
実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。第1図および第4図は本発明の第1の実施例にお
けるディジタルコンバーゼンス装置のブロック図を、第
2図は表示画面図を、第3図は動作を示すタイミングチ
ャートを示すものである。第1図に示すように、構成要
素として(42)はメモリの読みだし書込ろを制御する
ための読み出し手段と、書き込み手段を有するアドレス
制御部、(45)は垂直方向の調整点間の演算を行うた
めの垂直演算回路、(47)は水平方向の補正データの
平滑のための平滑手段として水平走査周波数に応じて帯
域を制限するための帯域制限回路、(50)は帯域制限
されたデータの高域成分を抽出するための抽出手段とし
ての高域抽出回路である。第2図には表示手段により表
示された表示画面図と、第3図には構成素子の関連動作
を示すタイミングチャートを示す。なお、第1図および
第4図において、従来の第11図と同様に動作するもの
は同じ番号で示し説明は省略する。
以上のように構成された本実施例のディジタルコンバー
ゼンス装置について、以下、その構成要素のお互いの関
連動作を説明する。入力端子(41)には同期信号が入
力され、アドレス制御部(42)でフレームメモリ(4
4)を制御するための各種アドレス信号を発生し、パタ
ーン発生部(43)では第2図の表示画面図に示すよう
に、たとえば水平方向13行、垂直方向9列のクロスハ
ツチパターンを発生して画面に映出している。フレーム
メモリ(44)には第2図のクロスハツチ信号の交点の
データが記憶される。フレームメモリ(44)からのデ
ータは垂直力演算回路(45)に供給され、フレームメ
モリ(44)に記憶させていない調整点間の各走査線に
対応した補正データを作成している。垂直演算回路(4
5)からの演算さたデータをD/A変換回路(46)で
アナログ量に変換し、補正波形を作成している。
D/A変換回路(46)からのアtログ波形は帯域制限
回路(47)に供給されて、水平方向の補正データ平滑
が行われる。帯域制限回路(47)からの平滑されたデ
ータをコンバーゼンスヨーク(49)を駆動するための
増幅回路(48)に供給されて電流増幅される。増幅回
路(48)からの信号は高域成分抽出回路(50)に供
給されて有効走査期間内の変化量を抽出している。有効
走査期間内の変化量を抽出することは、各水平走査周波
数の信号源に対して帯域制限回路(47)でのデータ平
滑の状態を検出していることを意味している。高域抽出
回路(50)からの高域成分を抽出した抽出信号は帯域
制限回路(47)に供給されて、各走査周波数に適した
帯域制限を行うことにより、高域成分の平滑化を行って
いる。
つぎに制御システムについて詳細に説明するため第3図
のタイミングチャートを用いる。第3図((7)はD/
A変換回路(46)からのアナログ量に変換された信号
であり、第3図Φ)は帯域制限回路(47)で帯域の制
限を行いデータ平滑された信号を示す。
この状態で入力走査周波数が低い方向に変化した場合、
帯域制限回路(47)のカットオフ周波数が同一とする
と第3図(C)に示すようなリップルの生じた補正デー
タが出力される。この波形を増幅してコンバーゼンスヨ
ーク(49)に供給すると、水平方向の調整点間で色ず
れが発生することになる。水平走査周波数が変化した場
合、増幅回路(4日)からの信号の高域成分を高域成分
抽出回路(50)で抽出して第3図(d)の高域成分を
検出し1、常に有効走査期間内のデータが平滑されるよ
うに帯域制限回路(47)を1ilJ′aシている。し
たがって、高域抽出回路(50)からの抽出信号は常に
第3図(e)に示す波形となり、走査周波数が変化して
も水平方向の調整点間のデータ平滑が正確に行われるた
め、帯域制限回路(47)からの出力は第3図(f)に
示すように、リップルなく連続して平滑波形となる0以
上のように、各走査周波数に対応してカットオフ周波数
を制御して、走査周波数に対応した補正データの平滑を
行っている。
つぎに、高域抽出と帯域制限の方法について詳細に説明
するため第4図のブロック図を用いる。
帯域制限回路(47)はアクティブフィルタ(55)と
電流増幅回路(56)で、また、高域抽出回路(50)
は誘起電圧検出回路(58)と微分回路(57)と振幅
検出回路(59)で構成されている。D/A変換回路(
46)からのアナログ信号はカットオフ周波数が任意に
変化できるアクティブフィルタ(55)で帯域制限して
データの平滑を行い電流増幅回路(56)に供給される
。電流増幅回路(56)は1を流帰還型の増幅回路で構
成すれコンバーゼンスヨーク(49)を駆動している。
コンバーゼンスヨーク(49)に誘起される誘起電圧を
抽出手段の1例である誘起電圧検出回路(58)で補正
電流を電圧に変換している。誘起電圧検出回路(5B)
からの信号は微分回路(57)に供給されて一次微分を
行い各調整点間の変化量の高域成分の抽出を行ってデー
タ平滑の状態を検出している。微分回路(57)からの
微分信号は振幅検出回路(59)に供給されて有効走査
期間内に振幅を検出し微分信号が常に無信号状態となる
ようにアクティブフィルタ(55)のカットオフ周波数
を制御している。
以上のように本実施例によれば、補正データの高域成分
を抽出し、この抽出信号により、抽出された高域成分が
平滑される制御することにより、水平走査周波数の異な
る信号源に対しても自動的な補正データの平滑が可能と
なり、高精度の補正が実現できる。
第5図〜第7図は本発明の第2の実施例を示している。
第1の実施例の構成と異なるのは、補正データの時間軸
に対する変化量を検出手段により検出し、この検出信号
において変化量の大きい位置を受像機の偏向の帰線期間
に位置するようにデータ位相を位相制御手段により制御
するようにした点である。第5図に示すように、構成要
素として(60)はメモリの読みだし書込みを制御する
ための読み出し手段および、書き込み手段を有するアド
レス制御部、(61)は補正データの変化量を検出する
ための検出手段である変化量検出回路、(62)は変化
量検出回路(61)の最大変化の位置と入力端子(41
)からの偏向に同期した水平同期信号の位相を比較する
ための位相比較器である。この比較器(62)とアドレ
ス制御部(60)とで、位相制御手段が構成されている
。第5図において第1の実施例と同等の動作を行うもの
は同じ番号で示し説明は省略する。
本実施例のディジタルコンバーゼンス装置を詳細に説明
するため第6図のタイミングチャートと第7図の特性図
を用いる。第6図C(7)はD/A変換回路(46)か
らのアナログ量に変換された信号であり、第6図(ロ)
は増幅回路(48)を通して増幅と帯域制限されてコン
バーゼンスヨーク(49)に流れる補正電流波形を示す
、増幅回路(48)からの信号は変化量検出回路(61
)に供給されている。変化量検出回路(61)では第6
図(C)に示すコンバーゼンスヨーク(49)に誘起さ
れる誘起電圧を入力して時間軸に対する変化量が大きい
位置10を検出している。
変化量検出回路(61)からの最大変化量の位置データ
toは位相比較器(62)に供給されて、第6図(ロ)
に示す入力端子(41)からの受像機からの水平同期信
号位IFtlとの位相比較を行っている。位相比較器(
62)からの出力はフレームメモリ(44)の読み出し
アドレス信号を作成するためのアドレス制御部(60)
に供給されて補正データの読み出し位相が制御される。
よって、最終的にコンバーゼンスヨーク(49)に流れ
る補正電流は第6図(e)に示すような補正波形となり
、第6図(ロ)に示す偏向の帰線期間であるBLK期間
内に補正データの急激な変化をするデータ変化期間が存
在するようになる。以上のように、補正データの時間軸
に対する変化量を検出し、この検出信号において変化量
の大きい位置を受像機の偏向の帰線期間に位置するよう
にデータ位相を制御することにより、水平走査周波数が
異なる信号源の場合においても、とくに画面周辺部での
コンバーゼンス精度を向上させることができる。
つぎに増幅回路(48)の特性と水平補正データの平滑
の関係について述べる。第7図に実線に増幅回路(48
)の周波数特性を示し、−点破線に入力走査周波数ft
(たとえば33゜75kHz) 、破線に入力走音周波
数fz(たとえば15.75kHz)のときの補正デー
タ平滑のための帯域制限用のLPfの周波数特性を示す
。第7図の特性より分かるように、増幅回路(48)は
コンバーゼンスヨーク(49)のインダクタンス負荷を
駆動するため低域通過フィルタの周波数特性となってい
る。このような出力特性を持つ状態で、水平走査周波数
の異なる信号源が入力されると、本発明では自動的に補
正データに位相が制御されるため、各信号源ごとに読み
出し補正データの位相を調整する必要がなくなる。
以上のように本実施例によれば、補正データの変化量の
大きい位置を検出し、この検出位置を偏向帰線期間に位
置するようにデータ位相を制御することにより、水平走
査周波数の異なる信号源に対しても自動的なデータ位相
の調整が可能となり、高精度の補正が実現できる。
第8図〜第10図は本発明の第3の実施例を示している
。第1の実施例の構成と異なるのは、データ欠落期間を
欠落検出手段により検出し、欠落期間の補正データを有
効データ領域からのデータで補間手段により補間するよ
うにした点である。第8図に示すように、構成要素とし
て(63)はデータ欠落期間を検出するための欠落検出
手段であるデータ欠落期間検出回路、(64)は前記検
出信号によりフレームメモリに記憶された有効データ領
域からのデータで欠落期間の補間を行うための補間手段
である補間回路である。第8図において第1の実施例と
同等の動作を行゛うものは同じ番号で示し説明は省略す
る。
本実施例のディジタルコンバーゼンス装置を詳細に説明
するため第9図のメモリ構成図と第10図の走査線と補
正データの関係を示すグラフを用いる。フレームメモリ
(44)には水平および垂直方向の代表点の補正データ
しか記憶されていないが、垂直演算回路(45)からは
第9図に示すような水平方向は代表点のみの13ポイン
トの補正データと垂直方向は現行TVでは480ライン
の補正データが出力される。第9図のメモリ構成図に示
す補正データは補間回路(64)に供給される。アドレ
ス制御回路(42)からの受像機に同期した水平および
垂直同期信号はデータ欠落期間検出回路(63)に供給
されてデータ欠落期間を検出している。データ欠落期間
検出回路(63)でのデータ欠落期間の検出方法は、垂
直同期周期中の水平同期信号をカウンタなとで検出して
入力信号源の走査線数を検出し、垂直演算回路(45)
からの有効データ領域の補正データを比較してデータ欠
落期間を検出している。たとえば現行TVの有効走査線
数480ラインに対して入力同期信号の検出より483
ラインの信号が検出された場合、第10図に示すような
補間を行っている。第10図の白丸に有効データ、黒丸
に補間データを示している。
つぎに、補間方法について詳細に説明する。第10図に
示す第1の補間方法は一画面の最終走査線(480ライ
ン)の補正データD480に最初走査線データを加算す
る方向により補間を行っている。補間点D481は有効
データの0480+DI、補間点0482H有効データ
の0480 + 02、補間点D483は有効データの
0480 + 03の補間データが補間回路(64)か
ら出力される。この補間手段は走査線数を1〜480カ
ウントし最初の状態に復帰する第1のカウンタ(図示せ
ず)と、走査線数を1〜480カウントして最終状態を
保持する第2のカウンタ(図示せず)で構成され、第1
のカウンタで最初の有効データCDI・D2・D3)を
順次読み出し、第2のカウンタで最終の有効データ(D
480)を読み出し、この両データを加電することによ
り補間データが作成できる。
つぎに第2の補間方法として最終走査線の補正データに
係数を掛けて直線近似を行っている。補間点D480は
有効データの0480+ (0480XK1) 、補間
点D482は有効データの0480+ (0480XK
2) 、補間点D483は有効データの0480 + 
(0480X K3 )の補間データが補間回路(64
)から出力される。なおに1〜に3は直線近似のための
係数である。この補間手段は走査線数を1〜480カウ
ントして最終状態を保持する前述の第2カウンタと係数
を発生するためのROMと乗算器とで構成され(図示せ
ず)、最終の有効データ(D480 )に係数を掛けた
データを読み出し、第2のカウンタで最終の有効データ
(D480)を読み出し、この両データを加算すること
により補間データが作成できる。
以上のように本実施例によれば、垂直方向のデータ欠落
期間を検出し、この欠落期間を有効データ領域の補正デ
ータにより補間することにより、走査線数の異なる信号
源に対しても自動的なデータ補間が可能となるため、安
定で高精度の補正が実現できる。
なお、第1〜第3の実施例において、理解を容易にする
ため投写形カラー受像機について述べてきたが、シャド
ウマスク式の直視形受像機についても有効であることは
言うまでもない。
また、第1および第2の実施例において、抽出手段およ
び検出手段が補正コイルに誘起される誘起電圧を検出し
て行う場合について説明したが、D/A変換部や帯域制
限された出力を抽出してもよい。
また、第3の実施例において、補間手段は直線近似によ
る演算方法について説明したが、それ以外非直線近似の
演算としてもよい。
発明の効果 以上の説明より明らかなように、請求項(1)記載の本
発明によれば、補正データの高域成分を抽出し、この抽
出信号により、抽出される高域成分が平滑される制御す
ることにより、水平走査周波数の異なる信号源に対して
も自動的な補正データの平滑が可能となり、高精度の補
正が実現できる。
また、請求項(3)記載の発明によれば、補正コイルに
誘起される誘起電圧の高域成分を抽出することにより、
補正の最終枚における成分が検出できるので、制御系の
総合特性を踏まえた状態での補正データの平滑が行える
ため高精度の補正が実現できる。
また、請求項(4)記載の発明によれば、補正データの
変化量の大きい位置を検出し、この検出位置を偏向帰線
期間に位置するようにデータ位相を制御することにより
、水平走査周波数の異なる信号源に対しても自動的なデ
ータ位相の調整が可能となり、高精度の補正が実現でき
る。
また、請求項(5)記載の発明によれば、補正データの
高域成分の最大値の位相を検出することにより、制御系
の総合特性を踏まえた状態での検出が行えるため高精度
の補正が実現できる。
また、請求項(6)記載の発明によれば、垂直方向のデ
ータ欠落期間を検出し、この欠落期間を有効データ領域
の補正データにより補間することにより、走査線数の異
なる信号源に対しても自動的なデータ補間が可能となる
ため、安定で高精度の補正が実現できる。
また、請求項■記載の発明によれば、有効データ領域の
一画面の最終走査線の補正データに最初走査線の補正デ
ータを加算して補間を行うことにより、簡単な回路構成
で補間が実現できる。
また、請求項(8)記載の発明によれば、有効データ領
域の最終走査線の補正データに係数を掛けて直線近似の
補間を行うことにより、相関性の高い補間が実現できる
以上のように、周波数の異なる各種入力信号に対して、
安定動作が行われ、色ずれの少ない高精度なディジタル
コンバーゼンス装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例におけるディジタルコン
バーゼンス装置のブロック図、第2図は同実施例の動作
を説明するための表示画面図、第3図は同実施例の動作
を説明するためのタイミングチャートを示す図、第4図
は同実施例の主要部のブロック図、第5図は本発明の第
2の実施例のディジタルコンバーゼンス装置のブロック
図、第6図は同実施例の動作を説明するためのタイミン
グチャートを示す図、第7図は同実施例増幅回路の特性
を示すグラフ図、第8図は本発明の第3の実施例のディ
ジタルコンバーゼンス装置のブロック図、第9図は同実
施例のメモリ構成図、第10図は同実施例の補間動作を
説明するための走査線と補正比たの関係を示すグラフ図
、第11図は従来のディジタルコンバーゼンス装置のブ
ロック図、第12図は同装置の動作を説明するための表
示画面図である。 42・・・・・・アドレス制御部、43・・・・・・パ
ターン発生部、44・・・・・・フレームメモリ、47
・・・・・・帯域制限回路、4日・・・・・・増幅回路
、49・・・・・・コンバーゼンスヨーク、5゜・・・
・・・高域抽出回路。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カラーテレビジョン受像機の画面に水平および垂
    直方向に複数個のコンバーゼンス調整点を発生し、表示
    する表示手段と、前記表示手段により表示される調整点
    に対するコンバーゼンス補正量をディジタル的に記憶す
    る記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている補正デー
    タを前記カラーテレビジョン受像機に入力される同期信
    号に同期して読み出す読み出し手段と、前記読み出し手
    段により読み出された補正データの高域成分を抽出する
    抽出手段と、前記抽出手段により抽出された信号により
    、前記補正データに含まれる高域成分が平滑されるよう
    に制御する平滑手段と、前記補正データを増幅して、補
    正コイルに供給する増幅手段を具備し、前記平滑手段に
    より高域成分が平滑された補正データが、前記増幅手段
    により増幅され、前記補正コイルにコンバーゼンス補正
    電流として流れるディジタルコンバーゼンス装置。
  2. (2)平滑手段が、抽出手段により抽出された高域成分
    によりカットオフ周波数が変化するアクティブフィルタ
    を含む請求項(1)記載のディジタルコンバーゼンス装
    置。
  3. (3)抽出手段が、補正コイルに誘起される誘起電圧の
    高域成分を抽出する請求項(1)記載のディジタルコン
    バーゼンス装置。
  4. (4)カラーテレビジョン受像機の画面に水平および垂
    直方向に複数個のコンバーゼンス調整点を発生し、表示
    する表示手段と、前記表示手段により表示される調整点
    に対するコンバーゼンス補正量をディジタル的に記憶す
    る記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている補正デー
    タを前記カラーテレビジョン受像機に入力される同期信
    号に同期して読み出す読み出し手段と、前記読み出し手
    段により読み出された補正データの時間軸に対する変化
    量を検出する検出手段と、前記検出手段により検出され
    た検出信号の最大となる位置が、前記カラーテレビジョ
    ン受像機の偏向の帰線時間に位置するように、前記補正
    データの位相を制御する位相制御手段と、前記補正デー
    タを増幅して、補正コイルに供給する増幅手段を具備し
    、前記位相制御手段により位相制御された補正データが
    、前記増幅手段により増幅され、前記補正コイルにコン
    バーゼンス補正電流として流れるディジタルコンバーゼ
    ンス装置。
  5. (5)検出手段が、補正データの高域成分を検出する請
    求項(4)記載のディジタルコンバーゼンス装置。
  6. (6)カラーテレビジョン受像機の画面に水平および垂
    直方向に複数個のコンバーゼンス調整点を発生し、表示
    する表示手段と、前記表示手段により表示される調整点
    に対するコンバーゼンス補正量をディジタル的に記憶す
    る記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている補正デー
    タを前記カラーテレビジョン受像機に入力される同期信
    号に同期して読み出す読み出し手段と、前記読み出し手
    段により読み出された補正データの欠落期間を検出する
    欠落検出手段と、前記欠落検出手段により検出された欠
    落期間を、前記補正データの有効データ領域からのデー
    タにより補間を行う補間手段と、前記補正データを増幅
    して、補正コイルに供給する増幅手段とを具備し、前記
    補間手段により補間された補正データが、前記増幅手段
    により増幅され、前記補正コイルにコンバーゼンス補正
    電流として流れるディジタルコンバーゼンス装置。
  7. (7)補間手段が、補正データの有効データ領域の一画
    面の最終走査線の補正データに最初走査線の補正データ
    を加算して補間する請求項(6)記載のディジタルコン
    バーゼンス装置。
  8. (8)補間手段が、補正データの有効データ領域の一画
    面の最終走査線の補正データに係数を掛けて直線近似補
    間を行う請求項(6)記載のディジタルコンバーゼンス
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4730597B2 (ja) * 2003-11-20 2011-07-20 株式会社ジェイ・エム・エス コネクタ及び接続構造

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