JPH045804B2 - - Google Patents
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- JPH045804B2 JPH045804B2 JP58015117A JP1511783A JPH045804B2 JP H045804 B2 JPH045804 B2 JP H045804B2 JP 58015117 A JP58015117 A JP 58015117A JP 1511783 A JP1511783 A JP 1511783A JP H045804 B2 JPH045804 B2 JP H045804B2
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- exhaust
- engine
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- exhaust gas
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- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 9
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B33/00—Engines characterised by provision of pumps for charging or scavenging
- F02B33/32—Engines with pumps other than of reciprocating-piston type
- F02B33/34—Engines with pumps other than of reciprocating-piston type with rotary pumps
- F02B33/36—Engines with pumps other than of reciprocating-piston type with rotary pumps of positive-displacement type
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N5/00—Exhaust or silencing apparatus combined or associated with devices profiting by exhaust energy
- F01N5/04—Exhaust or silencing apparatus combined or associated with devices profiting by exhaust energy the devices using kinetic energy
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B37/00—Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
- F02B37/001—Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust using exhaust drives arranged in parallel
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B37/00—Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
- F02B37/004—Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust with exhaust drives arranged in series
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B37/00—Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
- F02B37/005—Exhaust driven pumps being combined with an exhaust driven auxiliary apparatus, e.g. a ventilator
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Supercharger (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、排気エネルギー回収装置を有するエ
ンジンに関する。
ンジンに関する。
内燃機関であるガソリンエンジンやデイーゼル
エンジンは、燃料をシリンダ内で燃焼させて発生
するエネルギーによつてピストンを押し下げて出
力を発生し、シリンダ内での燃焼により発生した
排気ガスはそのまま排気マニホールドから外気方
向に排出される。この排気ガスは高温かつ高圧で
あり、今だかなりのエネルギーを保持している。
エンジンは、燃料をシリンダ内で燃焼させて発生
するエネルギーによつてピストンを押し下げて出
力を発生し、シリンダ内での燃焼により発生した
排気ガスはそのまま排気マニホールドから外気方
向に排出される。この排気ガスは高温かつ高圧で
あり、今だかなりのエネルギーを保持している。
ところで、最近内燃機関の各部たとえば排気マ
ニホールドの外壁、シリンダライナー、シリンダ
ヘツド断熱板、排気バルブ、ピストンなどにセラ
ミツクスを使用した断熱式の内燃機関が開されて
いる。この内燃機関は、従来の如くその内部に発
生した熱を放熱して内燃機関を冷却するというこ
とを行はず、従来のものよりも高熱の排気ガスを
取り出してこのエネルギーを回収してエンジンの
運転効率を高めようとするものである。従来から
行なわれているものを説明すると、排気ガスによ
り回転されるタービンを排気口近くに配設せしめ
ておき、このタービンから得られた余剰の回転力
を多段のギヤによる速度変換により減速し、クラ
ンク軸に帰還させるものであるが、かかる装置は
エネルギー回収装置全体の構造が複雑であり、か
つ伝達効率が悪いため、内燃機関全体の値段を高
価なものにするばかりか運転効率もあまり良くは
なく、部分負荷では使用できないという欠点もあ
つて、あまり有効なものではなかつた。また、前
記の如き断熱エンジンではなく、冷熱装置を設け
た通常のエンジンにおいて、排気ガスにより回転
されるタービンを排気口近くに配設しせめてお
き、このタービンによつて空気コンプレツサを回
転させ、エンジンの高速回転高負荷時に不足しが
ちな燃焼用空気を吸気マニホールドに圧送し、エ
ンジンの運転効率を高めようとするものもあつた
が、この装置においては、タービンを高速回転時
に有効な圧縮空気を生ずる高速型とする必要があ
り、従つて、このタービンによつては、排気ガス
の流速が低速の時には有効な圧縮空気を発生する
ことができず、エンジンの低速回転高負荷時に不
足する空気を有効にエンジンに送り込むことがで
きず、低速回転高負荷時のエンジンの運転効率を
向上させることはできない。また、この装置にあ
つては、エンジンの高速回転時に、タービンで発
生する圧縮空気の全てをエンジンに供給すると供
給量が過大となるため、排気ガスの一部をバイパ
スして大気中に直接放出する必要が生ずることと
なり、さらに低速回転時の排気エネルギーはすべ
て大気中に直接放出することとなり、これらのエ
ネルギーを有効に利用することができなかつた。
ニホールドの外壁、シリンダライナー、シリンダ
ヘツド断熱板、排気バルブ、ピストンなどにセラ
ミツクスを使用した断熱式の内燃機関が開されて
いる。この内燃機関は、従来の如くその内部に発
生した熱を放熱して内燃機関を冷却するというこ
とを行はず、従来のものよりも高熱の排気ガスを
取り出してこのエネルギーを回収してエンジンの
運転効率を高めようとするものである。従来から
行なわれているものを説明すると、排気ガスによ
り回転されるタービンを排気口近くに配設せしめ
ておき、このタービンから得られた余剰の回転力
を多段のギヤによる速度変換により減速し、クラ
ンク軸に帰還させるものであるが、かかる装置は
エネルギー回収装置全体の構造が複雑であり、か
つ伝達効率が悪いため、内燃機関全体の値段を高
価なものにするばかりか運転効率もあまり良くは
なく、部分負荷では使用できないという欠点もあ
つて、あまり有効なものではなかつた。また、前
記の如き断熱エンジンではなく、冷熱装置を設け
た通常のエンジンにおいて、排気ガスにより回転
されるタービンを排気口近くに配設しせめてお
き、このタービンによつて空気コンプレツサを回
転させ、エンジンの高速回転高負荷時に不足しが
ちな燃焼用空気を吸気マニホールドに圧送し、エ
ンジンの運転効率を高めようとするものもあつた
が、この装置においては、タービンを高速回転時
に有効な圧縮空気を生ずる高速型とする必要があ
り、従つて、このタービンによつては、排気ガス
の流速が低速の時には有効な圧縮空気を発生する
ことができず、エンジンの低速回転高負荷時に不
足する空気を有効にエンジンに送り込むことがで
きず、低速回転高負荷時のエンジンの運転効率を
向上させることはできない。また、この装置にあ
つては、エンジンの高速回転時に、タービンで発
生する圧縮空気の全てをエンジンに供給すると供
給量が過大となるため、排気ガスの一部をバイパ
スして大気中に直接放出する必要が生ずることと
なり、さらに低速回転時の排気エネルギーはすべ
て大気中に直接放出することとなり、これらのエ
ネルギーを有効に利用することができなかつた。
本発明は、このような従来の欠点を改善せんと
するものであり、その目的は、断熱エンジンにお
いてその排気ガスが保持しているエネルギーを効
率良く回収してエンジンの運転効率を高めるとと
もに過給動作を有効となし得ることができるよう
な排気エネルギー回収装置付きエンジンを提供す
ることにある。
するものであり、その目的は、断熱エンジンにお
いてその排気ガスが保持しているエネルギーを効
率良く回収してエンジンの運転効率を高めるとと
もに過給動作を有効となし得ることができるよう
な排気エネルギー回収装置付きエンジンを提供す
ることにある。
次に本発明の一実施例を図面を用いて詳細に説
明する。
明する。
図は本発明の構成好であり、同図中1は断熱形
式のエンジンである。このエンジンは、前述のよ
うに、シリンダライナー、シリンダヘツド断熱
板、排気バルブ、ピストンなどにセラミツクスを
使用した断熱式のものである。2は排気マニホー
ルドであり、外壁はセラミツクスで構成されて、
断熱構造となつている。排気モニホールド2の先
端には、第1の排気タービン3が接続されてい
る。第1の排気タービン3には排気マニホールド
2から直接高温・高速の排気ガスが通過するた
め、該排気タービン3は高速回転で有効な出力を
生じるいわゆる高速型のタービンとする。3aは
タービン渦室であり、内部にタービンブレード3
bが回転可能に配設されている。4は高圧の交流
発電機であり、その回転軸は排気タービン3のタ
ービン軸3cと直結している。交流発電機4は、
回転子が永久磁石で構成され、固定側に電機子巻
線を配設した2極交流発電機である。この交流発
電機4は、第1の排気タービン3により、最高1
分間に約10万回程度の回転数で駆動されるので、
回転子は細くかつ回転軸方向に長く形成されてお
り、高速回転により生ずる遠心力を極力少なくし
て、回転子の破壊を防止している。また、この交
流発電機4は高速回転であるため、自動車用とし
ては高電圧の約200V程度、周波数約3・5KHz程
度の交流電圧を発生する。5はサイリスタ・ブリ
ツジにより構成されているコンバータであり、交
流発電機4により発電された交流を直流(脈流)
に変換する。このコンバータを構成するサイリス
タは、3・5KHz程度の周波数でも十分に作動す
る高周波用のサイリスタである。6はインバータ
であり、上記コンバータ5によつて変換された直
流を交流に変換する。なお該インバータ6は、後
述する制御装置21から送られて来る指令信号
VCにより指令される周波数の交流を出力し、そ
の周波数はエンジン1の回転数に依存し、ほぼ数
10Hzから数100Hzの間にある。7は誘導電動機で
あり、その回転軸は2枚の歯車7aと7bを介し
てエンジン1の出力軸1aと連結している。8は
進相用のコンデンサである。9は制御装置21か
ら送られて来る制御信号CSによりオン・オフ制
御されるスイツチング回路、10は高圧型のバツ
テリーである。
式のエンジンである。このエンジンは、前述のよ
うに、シリンダライナー、シリンダヘツド断熱
板、排気バルブ、ピストンなどにセラミツクスを
使用した断熱式のものである。2は排気マニホー
ルドであり、外壁はセラミツクスで構成されて、
断熱構造となつている。排気モニホールド2の先
端には、第1の排気タービン3が接続されてい
る。第1の排気タービン3には排気マニホールド
2から直接高温・高速の排気ガスが通過するた
め、該排気タービン3は高速回転で有効な出力を
生じるいわゆる高速型のタービンとする。3aは
タービン渦室であり、内部にタービンブレード3
bが回転可能に配設されている。4は高圧の交流
発電機であり、その回転軸は排気タービン3のタ
ービン軸3cと直結している。交流発電機4は、
回転子が永久磁石で構成され、固定側に電機子巻
線を配設した2極交流発電機である。この交流発
電機4は、第1の排気タービン3により、最高1
分間に約10万回程度の回転数で駆動されるので、
回転子は細くかつ回転軸方向に長く形成されてお
り、高速回転により生ずる遠心力を極力少なくし
て、回転子の破壊を防止している。また、この交
流発電機4は高速回転であるため、自動車用とし
ては高電圧の約200V程度、周波数約3・5KHz程
度の交流電圧を発生する。5はサイリスタ・ブリ
ツジにより構成されているコンバータであり、交
流発電機4により発電された交流を直流(脈流)
に変換する。このコンバータを構成するサイリス
タは、3・5KHz程度の周波数でも十分に作動す
る高周波用のサイリスタである。6はインバータ
であり、上記コンバータ5によつて変換された直
流を交流に変換する。なお該インバータ6は、後
述する制御装置21から送られて来る指令信号
VCにより指令される周波数の交流を出力し、そ
の周波数はエンジン1の回転数に依存し、ほぼ数
10Hzから数100Hzの間にある。7は誘導電動機で
あり、その回転軸は2枚の歯車7aと7bを介し
てエンジン1の出力軸1aと連結している。8は
進相用のコンデンサである。9は制御装置21か
ら送られて来る制御信号CSによりオン・オフ制
御されるスイツチング回路、10は高圧型のバツ
テリーである。
第1の排気タービン3の出口部には第2の排気
タービン14が接続され、残余の排気ガスエネル
ギーを回収する。この第2の排気タービン14
は、比較的低速の空気流速でもつとも有効な圧縮
空気を生ずる特性を有するいわゆる低速型のもの
とする。14aはタービン渦室であり、内部にタ
ービンブレード14bが回転可能に配設されてい
る。15は吸気用コンプレツサであり、その回転
軸は第2の排気タービン14のタービン軸14c
と直結している。吸気用コンプレツサ15によつ
て圧縮された圧縮空気は導入管16を通じて吸気
マニホールド17に圧送される。22は排気バイ
パス回路であり、排気マニホールド2からの排気
ガスを直接第2の排気タービン14に送るために
設けられている。20はメインバルブ、23はバ
イパスバルブであり、各々のバルブには該バルブ
を開閉するためアクチユエータ24,25が設け
られている。18は、たとえば歯車7bの歯数を
ピツクアツプコイルにて計数するような構造を有
する回転数検出器である。19はラツク位置やア
クセル踏込量などからエンジン1の負荷を検出す
る負荷検出器である。21は制御装置であり、回
転数検出器18、負荷検出器19のデータから第
1の排気タービン3に送るべき排気ガスの量と第
2の排気タービン14に直接送るべき排気ガスの
量を計算し、その信号をアクチユエータ24,2
5に送り、メインバルブ20、バイパスバルブ2
3の開度を制御するものである。また、該制御装
置21は、電流検出器26,27の出力を見なが
らインバータ6を力行又は回生状態で運転するた
めの指令信号VCを出力するとともに、スイツチ
ング回路9をオン・オフ制御する制御信号CSを
出力する。28は空気圧センサである。
タービン14が接続され、残余の排気ガスエネル
ギーを回収する。この第2の排気タービン14
は、比較的低速の空気流速でもつとも有効な圧縮
空気を生ずる特性を有するいわゆる低速型のもの
とする。14aはタービン渦室であり、内部にタ
ービンブレード14bが回転可能に配設されてい
る。15は吸気用コンプレツサであり、その回転
軸は第2の排気タービン14のタービン軸14c
と直結している。吸気用コンプレツサ15によつ
て圧縮された圧縮空気は導入管16を通じて吸気
マニホールド17に圧送される。22は排気バイ
パス回路であり、排気マニホールド2からの排気
ガスを直接第2の排気タービン14に送るために
設けられている。20はメインバルブ、23はバ
イパスバルブであり、各々のバルブには該バルブ
を開閉するためアクチユエータ24,25が設け
られている。18は、たとえば歯車7bの歯数を
ピツクアツプコイルにて計数するような構造を有
する回転数検出器である。19はラツク位置やア
クセル踏込量などからエンジン1の負荷を検出す
る負荷検出器である。21は制御装置であり、回
転数検出器18、負荷検出器19のデータから第
1の排気タービン3に送るべき排気ガスの量と第
2の排気タービン14に直接送るべき排気ガスの
量を計算し、その信号をアクチユエータ24,2
5に送り、メインバルブ20、バイパスバルブ2
3の開度を制御するものである。また、該制御装
置21は、電流検出器26,27の出力を見なが
らインバータ6を力行又は回生状態で運転するた
めの指令信号VCを出力するとともに、スイツチ
ング回路9をオン・オフ制御する制御信号CSを
出力する。28は空気圧センサである。
次に本発明の動作について説明する。
まず、エンジン1を始動するにあたつて、メイ
ンバルブ20は全開の状態、バイパスバルブ23
は全閉の状態におかれ、エンジン1から吐出され
る排気ガスは全て排気タービン3に流入せしめ
る。
ンバルブ20は全開の状態、バイパスバルブ23
は全閉の状態におかれ、エンジン1から吐出され
る排気ガスは全て排気タービン3に流入せしめ
る。
エンジン1が回転を始めて、第1の排気タービ
ン3に高温・高圧の排気ガスが送入されると、第
1の排気タービン3のタービンブレード3bが回
転を始め、交流発電機4が駆動されて、発電を始
める。交流発電機4で発生した高い周波数を有す
る交流電力はいつたんコンバータ5で直流に変換
され、この直流電力はインバータ6で誘導電動機
7を駆動するような低周波の交流に変換され、こ
れを駆動しようとするが、第1の排気タービン3
の回転数が少ないため、交流発電機4の出力電力
も小さく、誘導電動機7を駆動するに至らない。
ン3に高温・高圧の排気ガスが送入されると、第
1の排気タービン3のタービンブレード3bが回
転を始め、交流発電機4が駆動されて、発電を始
める。交流発電機4で発生した高い周波数を有す
る交流電力はいつたんコンバータ5で直流に変換
され、この直流電力はインバータ6で誘導電動機
7を駆動するような低周波の交流に変換され、こ
れを駆動しようとするが、第1の排気タービン3
の回転数が少ないため、交流発電機4の出力電力
も小さく、誘導電動機7を駆動するに至らない。
エンジン1の回転数が漸次上昇して排気ガスの
圧力も高くなり、その温度も上昇すると、交流発
電機4の出力電力も上昇する。そして、インバー
タ6の出力電力が誘導電動機7の逆起電力よりも
大きくなるとインバータ6は力行状態となり誘導
電動機7を駆動するようになる。そして、誘導電
動機7はエンジン1の出力軸1aをその出力が増
加する方向に駆動するため、排気ガスが有するエ
ネルギーは回収されてエンジン1の出力軸1aに
帰還される。
圧力も高くなり、その温度も上昇すると、交流発
電機4の出力電力も上昇する。そして、インバー
タ6の出力電力が誘導電動機7の逆起電力よりも
大きくなるとインバータ6は力行状態となり誘導
電動機7を駆動するようになる。そして、誘導電
動機7はエンジン1の出力軸1aをその出力が増
加する方向に駆動するため、排気ガスが有するエ
ネルギーは回収されてエンジン1の出力軸1aに
帰還される。
本発明において、エンジン1が部分負荷状態で
は、第1の排気タービン3を駆動し終つた排気ガ
ス中に、可成りのエネルギーが残存する。このた
め、第1の排気タービン3では回収できなかつた
残余の排気エネルギーは、第2の排気タービン1
4を通過するが、この排気エネルギーによつて第
2の排気タービン14のタービンブレード14b
が回転を始める。これによつて、タービンブレー
ド14bと結合されている吸気用コンプレツサ1
5が駆動され、圧縮された空気は導入管16によ
つて吸気マニホールド17に圧送される。しか
し、その空気量は大したものではない。車両が高
速走行しているような状態で、エンジン1の回転
数も大きくなり、全負荷状態で運転されていると
きには、排気ガスも高温・高圧になるため、第1
の排気タービン3を通過し、第2の排気タービン
14に達する排気ガスのエネルギーも大きくな
り、吸気マニホールド17に送られる空気圧も上
昇してインターセプトポイントに近ずく。制御装
置21は空気圧センサ28からの信号によりこれ
を検出し、インバータ6に指令信号VCを与えて
誘導電動機7を最大の力行状態としてエンジン1
へのエネルギーの帰還を最大とし、第1の排気タ
ービン3の負荷を増大せしめる。このため第2の
排気タービン14の回転数も減少して吸気マニホ
ールド17内の圧力はインターセプトポイントを
越えない。なお、エンジン1の負荷がさらに上昇
して吸気マニホールド17内の空気圧がさらに上
昇しようとすれば、スイツチング回路9をオンと
し、バツテリー10にもエネルギーを蓄積させれ
ば、第1の排気タービン3の負荷も増大し、第2
の排気タービン14の回転数は減少し、吸気マニ
ホールド17内の圧力は低下する。
は、第1の排気タービン3を駆動し終つた排気ガ
ス中に、可成りのエネルギーが残存する。このた
め、第1の排気タービン3では回収できなかつた
残余の排気エネルギーは、第2の排気タービン1
4を通過するが、この排気エネルギーによつて第
2の排気タービン14のタービンブレード14b
が回転を始める。これによつて、タービンブレー
ド14bと結合されている吸気用コンプレツサ1
5が駆動され、圧縮された空気は導入管16によ
つて吸気マニホールド17に圧送される。しか
し、その空気量は大したものではない。車両が高
速走行しているような状態で、エンジン1の回転
数も大きくなり、全負荷状態で運転されていると
きには、排気ガスも高温・高圧になるため、第1
の排気タービン3を通過し、第2の排気タービン
14に達する排気ガスのエネルギーも大きくな
り、吸気マニホールド17に送られる空気圧も上
昇してインターセプトポイントに近ずく。制御装
置21は空気圧センサ28からの信号によりこれ
を検出し、インバータ6に指令信号VCを与えて
誘導電動機7を最大の力行状態としてエンジン1
へのエネルギーの帰還を最大とし、第1の排気タ
ービン3の負荷を増大せしめる。このため第2の
排気タービン14の回転数も減少して吸気マニホ
ールド17内の圧力はインターセプトポイントを
越えない。なお、エンジン1の負荷がさらに上昇
して吸気マニホールド17内の空気圧がさらに上
昇しようとすれば、スイツチング回路9をオンと
し、バツテリー10にもエネルギーを蓄積させれ
ば、第1の排気タービン3の負荷も増大し、第2
の排気タービン14の回転数は減少し、吸気マニ
ホールド17内の圧力は低下する。
エンジン1が低速回転かつ高負荷のとき、すな
わち、坂道をローギアで登攀しているようなとき
には、吸気マニホールド17から吸入される空気
が理想的な空気量より不足しがちであることが一
般に知られているが、このときは、メインバルブ
20によつて、第1の排気タービン3への排気ガ
スの供給を制限し、バイパスバルブ23を開くこ
とによつて、第2の排気タービン14へ排気ガス
を直接供給して、燃焼に最適な圧縮空気を吸気マ
ニホールド17へ圧送するのである。第2の排気
タービン14は低速型としているので、有効な圧
縮空気をエンジン1に送ることができる。
わち、坂道をローギアで登攀しているようなとき
には、吸気マニホールド17から吸入される空気
が理想的な空気量より不足しがちであることが一
般に知られているが、このときは、メインバルブ
20によつて、第1の排気タービン3への排気ガ
スの供給を制限し、バイパスバルブ23を開くこ
とによつて、第2の排気タービン14へ排気ガス
を直接供給して、燃焼に最適な圧縮空気を吸気マ
ニホールド17へ圧送するのである。第2の排気
タービン14は低速型としているので、有効な圧
縮空気をエンジン1に送ることができる。
メインバルブ20とバイパスバルブ23の開閉
の調整は制御装置21によつて行なわれる。すな
わち速度検出器18と負荷検出器19のデータを
制御装置21に読み込み、該制御装置21におい
てその時の速度、負荷に最適なメインバルブ2
0、バイパスバルブ23の開度を計算し、その制
御信号を両アクチユエータ24,25に送るので
ある。
の調整は制御装置21によつて行なわれる。すな
わち速度検出器18と負荷検出器19のデータを
制御装置21に読み込み、該制御装置21におい
てその時の速度、負荷に最適なメインバルブ2
0、バイパスバルブ23の開度を計算し、その制
御信号を両アクチユエータ24,25に送るので
ある。
以上詳細に説明したように、本発明は、従来の
装置のようにエンジンの高速回転高負荷時のみし
かエンジンの圧縮空気を圧送できないものと異な
り、エンジンの低回転高負荷時においてもエンジ
ンに圧縮空気を圧送でき、しかも、高速・高負荷
時は云うに及ばず、エンジンの中速・中負荷運転
時あるいは中速・低負荷時のようにエンジンに圧
縮空気を圧送する必要性があまりないときには、
その時の排気エネルギーをエンジンの出力軸に有
効に回収ができる。また、エンジンの出力軸に排
気エネルギーを回収する構造は、従来の機械系に
て排気エネルギーを回収するものに比べて摩擦損
失が小さくまた回路電圧を高くするなどして電気
回路抵抗の損失を減少せしめることができるの
で、従来のものに比べてエンジンの燃焼効率を飛
躍的に増進させることができ、しかも、エネルギ
ー回収装置全体の構造をきわめて簡易とすること
ができる。
装置のようにエンジンの高速回転高負荷時のみし
かエンジンの圧縮空気を圧送できないものと異な
り、エンジンの低回転高負荷時においてもエンジ
ンに圧縮空気を圧送でき、しかも、高速・高負荷
時は云うに及ばず、エンジンの中速・中負荷運転
時あるいは中速・低負荷時のようにエンジンに圧
縮空気を圧送する必要性があまりないときには、
その時の排気エネルギーをエンジンの出力軸に有
効に回収ができる。また、エンジンの出力軸に排
気エネルギーを回収する構造は、従来の機械系に
て排気エネルギーを回収するものに比べて摩擦損
失が小さくまた回路電圧を高くするなどして電気
回路抵抗の損失を減少せしめることができるの
で、従来のものに比べてエンジンの燃焼効率を飛
躍的に増進させることができ、しかも、エネルギ
ー回収装置全体の構造をきわめて簡易とすること
ができる。
図は本発明の一実施例を示す構成図である。
1……エンジン、1a……出力軸、2……排気
マニホールド、3……排気タービン、3a……タ
ービン渦室、3b……タービンブレード、3c…
…タービン軸、4……交流発電機、5……コンバ
ータ、6……インバータ、7……誘導電動機、7
a……歯車、7b……歯車、8……進相コンデン
サ、9……DC−DCコンバータ、10……バツテ
リー、14……排気タービン、14a……タービ
ン渦室、14b……タービンブレード、14c…
…タービン軸、15……吸気用コンプレツサ、1
6……導入管、17……吸気マニホールド、18
……回転数検出器、19……負荷検出器、20…
…メインバルブ、21……制御装置、22……排
気バイパス回路、23……バイパスバルブ、24
……アクチユエータ、25……アクチユエータ。
マニホールド、3……排気タービン、3a……タ
ービン渦室、3b……タービンブレード、3c…
…タービン軸、4……交流発電機、5……コンバ
ータ、6……インバータ、7……誘導電動機、7
a……歯車、7b……歯車、8……進相コンデン
サ、9……DC−DCコンバータ、10……バツテ
リー、14……排気タービン、14a……タービ
ン渦室、14b……タービンブレード、14c…
…タービン軸、15……吸気用コンプレツサ、1
6……導入管、17……吸気マニホールド、18
……回転数検出器、19……負荷検出器、20…
…メインバルブ、21……制御装置、22……排
気バイパス回路、23……バイパスバルブ、24
……アクチユエータ、25……アクチユエータ。
Claims (1)
- 1 エンジンの排気回路に第1と第2の排気ター
ビンを排気の通過方向に順次に設け、第1の排気
タービンに発電機を連結し、第2の排気タービン
に吸気用のコンプレツサを設けるとともに、前記
発電機の発電エネルギーをエンジンの回転軸に帰
還する手段を設け、前記第1の排気タービンの上
流側に該第1の排気タービンへの排気流量を調整
自在にする排気バイパス回路を設けたことを特徴
とする排気エネルギー回収装置付きエンジン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58015117A JPS59141712A (ja) | 1983-01-31 | 1983-01-31 | 排気エネルギ−回収装置付きエンジン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58015117A JPS59141712A (ja) | 1983-01-31 | 1983-01-31 | 排気エネルギ−回収装置付きエンジン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59141712A JPS59141712A (ja) | 1984-08-14 |
JPH045804B2 true JPH045804B2 (ja) | 1992-02-03 |
Family
ID=11879880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58015117A Granted JPS59141712A (ja) | 1983-01-31 | 1983-01-31 | 排気エネルギ−回収装置付きエンジン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59141712A (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2510855B2 (ja) * | 1986-02-10 | 1996-06-26 | いすゞ自動車株式会社 | 車両におけるエネルギ−回収装置 |
JP2590475B2 (ja) * | 1987-04-28 | 1997-03-12 | いすゞ自動車株式会社 | 回転電機付タ−ボチヤ−ジヤの制御装置 |
ATE434124T1 (de) | 1999-10-08 | 2009-07-15 | James J Mehail | Motor mit externer brennkammer |
US6718751B2 (en) | 1999-10-08 | 2004-04-13 | Jeffrey S. Melcher | Engine having external combustion chamber |
US7958727B2 (en) | 2005-12-29 | 2011-06-14 | Honeywell International Inc. | Electric boost compressor and turbine generator system |
DE102008064521B4 (de) * | 2008-12-18 | 2021-05-20 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Brennkraftmaschine mit Abgasturbolader |
KR101137093B1 (ko) | 2010-04-01 | 2012-04-19 | 현대위아 주식회사 | 엔진의 배기가스를 이용한 발전장치 |
CN102733906A (zh) * | 2012-06-07 | 2012-10-17 | 江汉油田龙天工贸潜江有限责任公司 | 内燃机的尾气驱动涡轮发电装置 |
GB2508866B (en) * | 2012-12-13 | 2020-05-20 | Bowman Power Group Ltd | Turbogenerator system and method |
GB2509103B (en) | 2012-12-20 | 2020-05-06 | Bowman Power Group Ltd | Method and apparatus for controlling a turbogenerator system |
JP6340629B2 (ja) * | 2016-02-17 | 2018-06-13 | マツダ株式会社 | ハイブリッド自動車の駆動装置 |
GB2579585A (en) * | 2018-12-04 | 2020-07-01 | Bowman Power Group Ltd | A method and apparatus for controlling the flow of exhaust fluid to a turbogenerator |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55109728A (en) * | 1980-01-07 | 1980-08-23 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | Two-stage supercharging type diesel engine |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5789828U (ja) * | 1980-11-21 | 1982-06-02 |
-
1983
- 1983-01-31 JP JP58015117A patent/JPS59141712A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55109728A (en) * | 1980-01-07 | 1980-08-23 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | Two-stage supercharging type diesel engine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59141712A (ja) | 1984-08-14 |
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