JPH0457672A - ショットピーニング方法及び装置 - Google Patents

ショットピーニング方法及び装置

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JPH0457672A
JPH0457672A JP16688890A JP16688890A JPH0457672A JP H0457672 A JPH0457672 A JP H0457672A JP 16688890 A JP16688890 A JP 16688890A JP 16688890 A JP16688890 A JP 16688890A JP H0457672 A JPH0457672 A JP H0457672A
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JP
Japan
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shot
shot ball
ball
residual stress
shot peening
Prior art date
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Pending
Application number
JP16688890A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoharu Hamasaka
直治 浜坂
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0457672A publication Critical patent/JPH0457672A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アルミ合金部品や浸炭部品等の処理品の表面
にショット球を衝突して高強度化するショットピーニン
グ方法及びその装置に関する。
〔従来の技術〕
スチール製の小さな球形粒子のショット球を第5図に示
す高速回転する羽根1や第6図に示す高圧エアーノズル
2によって加速して処理品の表面に衝突させ、そのショ
ット球の衝突エネルギーによって処理品表面近傍に加工
硬化と圧縮残留応力が生じて処理品の高強度化を図るシ
ョットピーニング方法が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
かかるショットピーニング方法による圧縮残留応力分布
はショット球の大きさによって異なる。
例えば、0.1φ關程度の小さなショット球を用いた場
合にはショット球の衝突エネルギーが小さく処理品の表
面より深い内部までピーニング効果が達せずに圧縮残留
応力域は浅く、最表面に最大の圧縮残留応力値が生じ、
0.6φ■l〜1.0−鰭の大きなショット球を用いた
場合にはショット球の衝突エネルギーが大きく処理品の
表面より深い内部までピーニング効果が達し圧縮残留応
力域は深くなるが、最大の圧縮残留応力値は最表面から
少し内部寄り位置となる。
他方、一般に歯車の耐面圧強度は最表面の圧縮残留応力
値に関係し、また曲げ強度は圧縮残留応力値だけではな
く圧縮残留応力域の深さにも関係する。
しかしながら、従来のショットピーニング方法では前述
のように表面の圧縮残留応力値を大きくしようとして、
φ0.1mm程度のショット球でショットすると、圧縮
残留応力域が浅くなり、φ0.6mm程度の比較的大き
なショット球でショットを行なって圧縮残留応力域を深
くしても表面の圧縮残留応力値は、それ程大きくならな
いので、歯車の耐面圧強度と曲げ強度の両方を満足する
ことは困難であった。
そこで、本発明は表面の圧縮残留応力値を大きくでき、
しかも圧縮残留応力域を深くできて歯車の高強度化に好
適なショットピーニング方法及び装置を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕ショット球の速
度や大きさを異ならせてショット球の衝突エネルギーを
最初は大きく、次に小さくして、圧縮残留応力域を深く
した後に表面を高硬度にできるようにしたショットピー
ニング方法である。
〔実 施 例〕
第1図は本発明の第1実施例を実施するためのショット
ピーニング装置を示し、処理室10内にノズル11が処
理品Aと対向して配設され、このノズル11は供給管1
2に接続し、その供給管12には高圧ガス源13の高圧
ガスが可変圧力コントロール弁14を経て供給されると
共に、供給管12の途中にショット球供給管15が開閉
弁16を介して接続し、その供給管12はリザーブタン
ク17に接続してショット球を高圧ガスで処理品Aに衝
突させるようにしてあり、その処理品Aに衝突したショ
ット球は搬送機構18でリザーブタンク17に回収され
る。
前記搬送機構18はスクリューフィーダ等の機械的搬送
手段や管路内に高圧ガスを吹きつけて圧送する手段が利
用できると共に、その搬送機構18の途中にふるい器1
9が設けられて異物が排出されショット球のみがリザー
ブタンク17に回収されるようにしである。
前記ふるい器19としては網体を振動させてショット球
より小さな異物を落下させるもの等か利用できる。
前記可変圧力コントロール弁14はタイマー20を備え
たコントローラ21によってセット圧力が切換えられ、
供給管12に圧送される高圧ガスの圧力が切換できるよ
うにしである。
次にショットピーニング方法を説明する。
リザーブタンク17内に材質、大きさの均一なショット
球を入れて可変圧力コントロール弁14を高圧セットと
し、供給管12に高圧のガスを供給してショット球を高
速で処理品Aに衝突させる。
所定時間後(タイマー20の設定時間後)に可変圧力コ
ントロール弁14を低圧セットとし、供給管12に低圧
のガスを供給してショット球を低速で処理品Aに衝突さ
せる。
このように、最初はショット球を高速で処理品に衝突さ
せるのでショット球の衝突エネルギーが大となって圧縮
残留応力域が深くなり、次にショット球を低速で処理品
に衝突させるのでショット球の衝突エネルギーが小とな
って表面の圧縮残留応力値が大きくなる。
また、大きさ・材質が同一のショット球を用いるので、
ショット球の分別装置等が不要となり、可変圧力コント
ロール弁14のセット圧力を変えるだけで良く、しかも
小さなショット球を利用できるから小モジユール歯車の
歯底にショット球を衝突して高硬度化できる。
なお、ショット球供給管15を第2図のように供給管1
2に直接臨ませても良いし、第3図のように羽根22を
用いてショット球を処理品Aに衝突させる場合には、そ
の羽根22を駆動するモータ23の回転速度をタイマー
20を供えたコントローラー21で制御すれば良い。
第4図は本発明の第2実施例を実施するためのショット
ピーニング装置を示し、第1リザーブタンク30の出口
側を第1開閉弁31でショット球供給管15に接続する
と共に、第2リザーブタンク32の出口側を第2開閉弁
33でショット球供給管15に接続し、その第1・第2
開閉弁31.33をタイマー34を備えたコントローラ
35が開閉するようにしである。
搬送機構18で搬送された回収ショット球は分別器36
に送られ、この分別器36で大きなショット球と小さな
ショット球に分別されて大きなショット球37が第1リ
ザーブタンク30に送られ、小さなショット球38が第
2リザーブタンク32に送られる。
次にショットピーニング方法を説明する。
第1リザーブタンク30と第2リザーブタンク32に大
きなショット球37と小さなショット球38をそれぞれ
入れ、最初にコントローラ35が第1開閉弁31を開、
第2開閉弁33を閉として大きなショット球37を処理
品Aに衝突する。
所定時間後(タイマー34の設定時間後)にコントロー
ラ35て第1開閉弁31を閉、第2開閉弁33を開とし
て小さなショット球38を処理品Aに衝突させる。
処理品Aに衝突したショット球は分別器36で分別され
て大きなショット球37は第1リザーブタンク30に回
収され、小さなショット球38は第2リザーブタンク3
2に回収される。
このようにショット球の大きさを異ならせることで速度
を一定としても衝突エネルギーが異なるから、圧縮残留
応力域を深くできると共に、表面の圧縮残留応力値を大
きくできる。
なお、可変圧力コントロール弁14のセット圧力を異な
らせてショット球の大きさを変えると同時に速度を異な
らせるようにしても良い。
例えば、最初は0,6φm11〜1.0#龍のスチール
球のショット球を90■/sec以上の速度で処理品に
衝突させ、所定時間後に0.05’〜0.1’mmのス
チール球やグラスピースのショット球を50 s/se
c以上の速度で処理品に衝突させる。
〔発明の効果〕
最初のショット球衝突によって深い領域まで圧縮残留応
力を与え、次のショット球衝突によって表面の圧縮残留
応力値を高くできるから、圧縮残留応力域が深く表面が
高硬度である処理品が得られ、歯車のシヨ・ソトピーニ
ング方法として好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示すシヨ・ントビーニン
グ装置の説明図、第2図はそのショット球接続部の他の
例を示す断面図、*3図はショット球衝突手段の他の例
を示す説明図、第4図は第2実施例を示すショットピー
ニング装置の説明図、第5図、第6図は従来例の説明図
である。 第 図 1ど 第 図 手続補装置(自発) 平成し3年

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ショット球を処理品に衝突して高硬度するショッ
    トピーニング方法において、 ショット球の衝突エネルギーを大きくして所定時間処理
    した後にショット球の衝突エネルギーを小さくして所定
    時間処理することを特徴とするショットピーニング方法
  2. (2)ショット球の衝突速度を変えて衝突エネルギーを
    変更する請求項1記載のショットピーニング方法。
  3. (3)ショット球の大きさを変えて衝突エネルギーを変
    更する請求項1記載のショットピーニング方法。
  4. (4)ショット球の衝突エネルギーと大きさを変えて衝
    突エネルギーを変更する請求項1記載のショットピーニ
    ング方法。
  5. (5)ショット球を高圧ガスで処理品に衝突するショッ
    トピーニング装置において、前記高圧ガスの圧力を高圧
    、低圧とする手段を設けたことを特徴とするショットピ
    ーニング装置。
  6. (6)ショット球を回転羽根で処理品に衝突するショッ
    トピーニング装置において、前記羽根の回転速度を高速
    ・低速とする手段を設けたことを特徴とするショットピ
    ーニング装置。
  7. (7)大きなショット球用の第1リザーブタンク30と
    小さなショット球用の第2リザーブタンク32とを備え
    、この第1・第2リザーブタンク30、32内のショッ
    ト球を交互に処理品に衝突させる手段を設けたことを特
    徴とするショットピーニング装置。
JP16688890A 1990-06-27 1990-06-27 ショットピーニング方法及び装置 Pending JPH0457672A (ja)

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