JPH0457653A - 黒皮付素材の加工方法 - Google Patents

黒皮付素材の加工方法

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JPH0457653A
JPH0457653A JP16495890A JP16495890A JPH0457653A JP H0457653 A JPH0457653 A JP H0457653A JP 16495890 A JP16495890 A JP 16495890A JP 16495890 A JP16495890 A JP 16495890A JP H0457653 A JPH0457653 A JP H0457653A
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JP
Japan
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cutting
processing
tool
speed
black
Prior art date
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Pending
Application number
JP16495890A
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English (en)
Inventor
Satoru Shinozaki
篠崎 了
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は黒皮付素材の加工方法に関し、特に数値制御装
置での黒皮付の素材から製品を加工する黒皮付素材の加
工方法に関する。
〔従来の技術〕
対話形式で加ニブログラムを作成できる対話形数値制御
装置では、特別の数値制御装置のプログラムに関する知
識がなくても、プログラム人力画面からの問いかけにデ
ータを入力していくことによって、加ニブログラムが作
成できる。
一方、素材には一般に黒皮を有するものが多く、このた
めに先ず黒皮を削り取ってから通常の素材の加工を行う
加工方法が用いられている。この黒皮を削り取る加工方
法を図によって説明する。
第4図は従来の黒皮付の素材の加工方法を説明するため
の図である。図において、素材1の表面は黒皮2で覆わ
れている。図では素材1の上半分の断面を表している。
旋盤のチャック3は素材1を保持している。工具5は素
材1を加工(切削)する。
また、記号pHは工具5が素材1を切削する第1回目の
切削開始点であり、素材1の表面から離した点である。
記号P12は工具5が素材1を切削する第2回目の切削
開始点であり、記号P13は工具5が素材1を切削する
第3回目の切削開始点である。
記号dllは、表面を黒皮2で覆われている素材1の第
1回目の工具5の切込量である。記号dtは黒皮2を削
り取るための実際の切込量であり、はぼ黒皮2の厚さに
なっている。これは、黒皮2を切削するので、工作機械
や工具5の負荷を軽減するためである。同様に、記号d
12は第2回目の切込量であり、記号d13は第3回目
の切込量である。
次に素材1の切削を順を追って説明する。第1回目の切
削では、工具5はほぼ黒皮2の厚みである実際の切込量
dtで素材1の表面を切削し、黒皮2を削り取る。
第2回目の切削では、工具5は切込量d12で素材1の
切削領域1aを切削する。同様に第3回目も切込量d1
3で切削を行う。
以上の説明で明らかなように、従来の加工方法では、素
材の形状加工を行う前提として黒皮を削り取る工程を設
けている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、従来の黒皮付の素材の加工方法では第1回目の
切込開始点の位置により加工条件が大きく変動し、また
、実際には切込量だけでは正確な加工条件の調整は困難
である。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、黒
皮を含む部分の加工と、黒皮を含まない部分の加工との
加工条件の調整を正確かつ容易に行うことのできる黒皮
付素材の加工方式を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明では上記課題を解決するために、数値制御装置で
の黒皮付の素材から製品を加工する黒皮付素材の加工方
法において、第1回目の加工は加工速度にオーバライド
をかけて黒皮を含む素材の加工領域を加工し、第2回目
からの加工は通常の加工速度で素材の加工領域を加工す
ることを特徴とする黒皮付素材の加工方法が、提供され
る。
〔作用〕
第1回目の加工は加工速度にオーバライドをかけて黒皮
を含む素材の加工領域を加工する。
第2回目からの加工は通常の加工速度で素材の加工領域
を加工する。
このように、黒皮の有無による加工条件の変更は、加工
速度にオーバライドをかけて行うので、正確かつ容易に
行える。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第2図は本発明の黒皮付の素材の加工方法を説明するた
めの図である。図において、素材1の表面は黒皮2で覆
われている。図では素材1の上半分の断面を表している
。旋盤のチャック3は素材1を保持している。工具5は
素材1を加工(切削)する。
また、記号P1は工具5が素材1を切削する第1回目の
切削開始点である。記号P2は工具5が素材1を切削す
る第2回目の切削開始点であり、記号P3は工具5が素
材1を切削する第3回目の切削開始点である。
記号d1は、表面を黒皮2で覆われている素材1の第1
回目の工具5の切込量である。この切込量d1は、黒皮
2を含む切削領域1aを切削するための切込量である。
同様に、記号d2は第2回目の切込量である。記号d3
は第3回目の切込量であり、切削領域1aの残りが少な
いことを示している。
次に素材1の切削を順を追って説明する。第1回目の切
削では、工具5は通常の切込量diで素材1の黒皮2を
含む切削領域1aを切削する。この時は、黒皮2を含ん
でいるので、工作機械や工具5に高負荷がかかる。この
高負荷を軽減するために、切削速度にオーバライド(増
減量)をかけて切削速度を調整する。ここでは、工作機
械や工具5にかかる高負荷を軽減するた狛に切削速度を
遅くするようにオーバライドをかける。
第2回目の切削では、工具5は通常の切込量d2で素材
1の切削領域1aを切削する。第3回目も第2回目と同
様に切込量d3で切削を行う。第2回目と第3回目には
切削速度にオーバライドはかかっていない。
以上の説明で明らかなように、黒皮2を含む切削領域1
aを切削する時は、切削速度にオーバライドをかけて切
削速度を落として工作機械や工具5の負荷を軽減してお
り、黒皮2を含まない切削領域1aでは通常の切削速度
で切削を行う。
第3図は本発明を実施するための数値制御装置のハード
ウェアの概略構成図である。プロセッサ11はROM1
2に格納されたシステムプログラムに従って数値制御装
置全体を制御する。ROM12にはEPROMあるいは
EEFROMが使用される。RAM1.3はSRAM等
が使用され、各種のデータあるいは入出力信号が格納さ
れる。不揮発性メモリ14にはバッテリバックアップさ
れたCMO3が使用され、電源切断後も保持すべきパラ
メータ、ピッチ誤差補正量及び工具補正量等が格納され
ている。
グラフィック制御回路15はディジタル信号を表示用の
信号に変換し、表示器16に与える。表示器16はCR
Tあるいは液晶表示装置が使用され、各軸の位置表示、
入出力信号の状態、パラメータ等が表示される。操作盤
17はキーボード等から構成され、各種のデータの入力
あるいは工作機械19の操作に使用される。
PMC(7’ログラマブル・マシン・コントローラ)1
8はバス20経出で出力信号を受けて、出力信号をシー
ケンス・プログラムで処理して、工作機械19を制御す
る。また、機械側からの入力信号を受けて、シーケンス
・プログラムで処理を行い、バス20を経由して、プロ
セッサ11に入力信号を転送する。
これらの構成要素はバス20によって互いに結合されて
いる。
なお、第3図では軸制御回路、サーボアンプ、サーボモ
ータ、スピンドルアンプ及びスピンドルモータ等の構成
要素は省略しである。また、プロセッサを複数個にして
、マルチプロセッサシステムとすることもできる。
第1図は本発明の黒皮付素材の加工方法のフローチャー
トである。図において、Sに続く数値はステップ番号を
示す。
〔S1〕第1回目の切削かを調べ、そうであればS2に
進み、そうでなければS4に進む。
〔S2〕切削速度にオーバライドをかけて素材を切削す
る。
〔S3〕素材の切削は終了したか調べ、そうでなければ
Slに戻る。
〔S4〕通常の切削速度で素材を切削する。
なお、本発明の実施例では、加工速度として切削工具が
素材を切削する接線速度である切削速度で説明したが、
単位時間当たりの切削工具の移動量である送り速度また
は、素材1回転当たりの切削工具の移動量である送り量
も適用できる。
更に、加工速度として切削速度と送り速度または送り量
の何れかの2つの組合せにも適用できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明では加工負荷の大きい黒皮
を含む加工領域を加工する時は、加工速度にオーバライ
ドをかけるようにしたので、工作機械や工具にかかる負
荷がU減され、工具の破損を防止できる。また、黒皮を
含まない加工領域を加工する時は、黒皮を含む加工領域
を加工する時よりも大きい加工速度にすることができる
ために、全体の加工時間を短縮することができる。しか
も、加工条件の変更は、加工速度にオーバライドをかけ
て行うので、正確かつ容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の黒皮付素材の加工方法のフローチャー
ト、 第2図は本発明の黒皮付の素材の加工方法を説明するた
めの図、 第3図は本発明を実施するための数値制御装置のハード
ウェアの概略構成図、 第4図は従来の黒皮付の素材の加工方法を説明するため
の図である。 1    素材 2    黒皮 3    チャック 5    工具 11    プロセッサ 12    ROM 13    RAM 14    不揮発性メモリ 15    グラフィック制御回路 16    表示器 17    操作盤 第 図 MC 工作機械 ノくス 特許出願人 ファナック株式会社 代理人   弁理士  服部毅巖 第2図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)数値制御装置での黒皮付の素材から製品を加工す
    る黒皮付素材の加工方法において、 第1回目の加工は加工速度にオーバライドをかけて黒皮
    を含む素材の加工領域を加工し、第2回目からの加工は
    通常の加工速度で素材の加工領域を加工することを特徴
    とする黒皮付素材の加工方法。
  2. (2)前記加工速度は、切削速度、送り速度及び送り量
    の何れか一つであることを特徴とする請求項1記載の黒
    皮付素材の加工方法。
  3. (3)前記加工速度は、切削速度と送り速度または送り
    量の何れかとの組合せであることを特徴とする請求項1
    記載の黒皮付素材の加工方法。
JP16495890A 1990-06-22 1990-06-22 黒皮付素材の加工方法 Pending JPH0457653A (ja)

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