JPH045727Y2 - - Google Patents

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JPH045727Y2
JPH045727Y2 JP14643486U JP14643486U JPH045727Y2 JP H045727 Y2 JPH045727 Y2 JP H045727Y2 JP 14643486 U JP14643486 U JP 14643486U JP 14643486 U JP14643486 U JP 14643486U JP H045727 Y2 JPH045727 Y2 JP H045727Y2
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solenoid valve
fuel
fuel tank
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port
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車に取付けられる複数の燃料タン
クのうち、電磁弁の制御によつて任意の燃料タン
クからエンジンに燃料を供給するようにした燃料
供給装置に関する。
〔従来の技術〕
本考案に関連する先行技術として、たとえば特
開昭55−117061号公報が知られている。本公報に
開示されている燃料供給装置は、燃料タンクから
エンジンに供給される燃料の一部を燃料タンクに
戻す燃料リターン路に、燃料循環を停止する開閉
弁を設けたものである。したがつて、本考案のよ
うに複数の燃料タンクのうちの1つを任意に選択
して使用するものではない。
自動車の燃料タンクは、配置スペースの関係等
から、複数のタンクに分割して装備される事があ
る。このような自動車においては、エンジンへ燃
料を供給する燃料供給装置等の配管は、方向切換
電磁弁を介してたとえば、メイン燃料タンクおよ
びサブ燃料タンクに接続されている。
第4図は、燃料タンクを2つ備えた従来の自動
車の燃料供給装置を示している。図中、1はエン
ジンに燃料を供給する燃料供給通路を示してお
り、2はエンジンに供給された燃料の一部が戻さ
れる燃料戻り通路を示している。燃料供給通路1
は、3方向電磁弁から成る第1の方向切換電磁弁
3を介してメイン燃料タンク4とサブ燃料タンク
5にそれぞれ接続されている。燃料戻り通路2
は、第2の方向切換電磁弁6を介してメイン燃料
タンク4とサブ燃料タンク5へそれぞれ接続され
ている。
第1の方向切換電磁弁3と第2の方向切換電磁
弁6とは、電気的に並列に接続されている。した
がつて、スイツチ7をオンにすると各電磁弁にバ
ツテリー8の電圧が印加されて通路の方向が切換
えられ、たとえば、燃料供給通路1と燃料戻り通
路2の両方が燃料サブタンク5と連通されるよう
になつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、第4図に示す従来の燃料供給装
置においては、たとえば第2の方向切換電磁弁6
の回路に断線Tが生じた場合には、第1の方向切
換弁4のみが切換えられてメイン燃料タンク5と
連通することになる。すなわち、サブ燃料タンク
5から供給された燃料の一部がメイン燃料タンク
4に戻ることになり、メイン燃料タンク4内の燃
料が所定のレベルを越えてブリーザ9から燃料が
漏れ出すというおそれがあつた。
本考案は、上記の問題に着目し、電磁弁作動回
路に断線事故が生じても、燃料供給通路と燃料戻
し通路とが同じ燃料タンクに必ず切換えられ、燃
料タンクからの燃料漏れを確実に防止することの
できる燃料供給装置を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的に沿う本考案の燃料供給装置は、エン
ジンに燃料を供給する燃料供給通路を、第1の方
向切換電磁弁を介してメイン燃料タンクとサブ燃
料タンクへ接続し、前記エンジンに供給された燃
料の一部を戻す燃料戻り通路を、第2の方向切換
電磁弁を介して前記メイン燃料タンクと前記サブ
燃料タンクへ接続し、前記第1の方向切換電磁弁
と前記第2の方向切換電磁弁とを同時に通電また
は非通電させることにより、前記燃料供給通路と
前記燃料戻り通路の両方を前記メイン燃料タンク
と前記サブ燃料タンクのいずれか一方と連通可能
に切換えるようにした燃料供給装置において、前
記第1の方向切換電磁弁と前記第2の方向切換電
磁弁とを電気的に直列に接続したものから成る。
〔作用〕
このように構成された燃料供給装置において
は、燃料供給通路と燃料戻し通路とは、両方の電
磁弁のオン、オフによつて、メイン燃料タンクと
サブ燃料タンクのいずれか一方に連通される。こ
こで、第1の方向切換電磁弁と第2の方向切換電
磁弁とは電気的に直列に接続されているので、た
とえば第2の方向切換電磁弁側の回路が断線した
場合は、第1の方向切換電磁弁にも電流が流れな
くなる。すなわち、第1の方向切換電磁弁と第2
の方向切換電磁弁は、前記両通路を同じタンクに
連通させるように切換られる。
したがつて、一方の燃料タンクからエンジン側
に供給された燃料が、他方の燃料タンクへ戻され
ることはなくなり、燃料タンクからの燃料漏れは
確実に防止される。
〔実施例〕
以下に、本考案に係る燃料供給装置の望ましい
実施例を、図面を参照して説明する。
第1図は、本考案の一実施例に係る燃料供給装
置を示している。図中、11はエンジン12に燃
料を供給する燃料供給通路を示しており、13は
エンジン12に供給された燃料の一部を戻す燃料
戻し通路を示している。燃料供給通路11は、第
1の方向切換電磁弁14を介して、メイン燃料タ
ンク15およびサブ燃料タンク16に接続されて
いる。つまり、第1の方向切換電磁弁14は、3
方向電磁弁から構成されており、ポートA、ポー
トB、ポートCの3つのポートを有している。第
1の方向切換電磁弁14のポートAは、燃料供給
通路11に接続され、ポートBは通路17を介し
てメイン燃料タンク15に接続されている。ま
た、ポートCは、通路18を介してサブ燃料タン
ク16に接続されている。
燃料戻し通路13は、第2の方向切換電磁弁1
9を介して、メイン燃料タンク15およびサブ燃
料タンク16に接続されている。第2の方向切換
電磁弁19は、第1の方向切換電磁弁14と同一
構造の3方向電磁弁から構成されている。第2の
方向切換電磁弁19のポートA′は、燃料戻し通
路13に接続されており、ポートB′は通路20
を介してメイン燃料タンク15に接続されてい
る。また、ポートC′は通路21を介してサブ燃料
タンク16に接続されている。
第1の方向切換電磁弁14と第2の方向切換電
磁弁19は、第2図に示すような構造になつてい
る。ここで、第2の方向切換電磁弁19は、第1
の方向切換電磁弁14と同一構造であるので、第
2の方向切換電磁弁19の説明は省略する。第2
図に示すように、第1の方向切換電磁弁14は、
3方向電磁弁から構成されており、上述したポー
トA、ポートB、ポートCを有している。各ポー
トは、第1の方向切換電磁弁14内に配設された
プランジヤ21と連動するパツキン22の動きに
よつて切換えられるようになつている。つまり、
プランジヤ21を駆動させるコイル23に電圧が
印加されない場合は、第2図に示すように、パツ
キン22がスプリング24によつてポートC側に
押し付けられポートAとポートBが連通状態とな
り、ポートAとポートCは非連通状態となる。コ
イル23に所定の電圧が印加された場合は、プラ
ンジヤ21が駆動されパツキン22によつてポー
トBが塞がれる。したがつて、ポートAとポート
Bが非連通状態となり、ポートAとポートCが連
通状態となる。
第3図は、第1の方向切換電磁弁14における
非通電時および通電時の各ポートの連通状態を示
している。第3図のイは、非通電時におけるポー
トA、ポートB、ポートCの連通、非連通状態を
示す略図である。この状態では、上述したように
ポートAとポートBが連通し、ポートAとポート
Bは非連通となつている。第3図のロは、通電時
におけるポートA、ポートB、ポートCの連通、
非連通状態を示す略図である。この状態では、ポ
ートAとポートCが連通し、ポートAとポートB
が非連通となる。
なお、第2図および第3図は、第1の方向切換
電磁弁14の単体での作動を示したものである。
したがつて、コイル23に接続されるスイツチ3
1とバツテリ32およびその電気回路は第1図の
ものと異なる。
第1図の電磁弁作動回路30において、第1の
方向切換電磁弁14と第2の方向切換電磁弁19
とは、電気的に直列に接続されている。すなわ
ち、第1の方向切換電磁弁14のコイル23と第
2の方向切換電磁弁19のコイル25とが直列に
接続されている。コイル25の一方は、スイツチ
26を介してバツテリ27のプラス側に接続され
ており、コイル23の一方は、バツテリ27のマ
イナス側に接続されている。両方の電磁弁を同時
に作動させるスイツチ26は、手動によつて操作
する構造としてもよいが、第1図の2点鎖線で示
すように、メイン燃料タンク15内に液面センサ
28を設け、燃料の残量が少なくなつた場合には
液面センサ28からリレー回路29に信号を出力
し、リレー回路29によつて上述のスイツチ26
を作動させるような構成にしてもよい。
つぎに、上記の燃料供給装置における作用につ
いて説明する。
第1の方向切換電磁弁14と第2の方向切換電
磁弁19とを作動させるスイツチ26が開の場合
は、燃料供給通路11と燃料戻し通路13は、共
にメイン燃料タンク15と連通するように切換ら
れている。この場合、電磁弁作動回路30に断線
事故が生じても、第1および第2の方向切換電磁
弁14,19には、もともと電圧が印加されてい
ないので各ポートの連通、非連通状態はそのまま
維持され、燃料供給通路11と燃料戻し通路13
は、メイン燃料タンク15に連通されたままとな
る。
スイツチ26が閉じられると、第1の方向切換
電磁弁14と第2の方向切換電磁弁19に電圧が
印加され、第1の方向切換電磁弁14と第2の方
向切換電磁弁19は、各ポートが第3図のロに示
す位置に切換えられる。つまり、燃料供給通路1
1と燃料戻し通路13とが、サブ燃料タンク16
に連通されるようになる。この場合、電磁弁作動
回路30に断線事故が生じると、第1の方向切換
電磁弁14と第2の方向切換電磁弁19に電圧が
印加されなくなり、第1の方向切換電磁弁14と
第2の方向切換電磁弁19とは、第3図のイに示
す位置に切換えられる。すなわち、燃料供給通路
11と燃料戻し通路13とは、メイン燃料タンク
16に連通されるように切換えられる。
このように、両方の電磁弁のコイル23,25
を直列に接続することによつて、サブ燃料タンク
16からメイン燃料タンク15へ燃料が供給され
ることはなくなり、燃料Fがメイン燃料タンク1
5の限界液面レベルを越えて外部に漏れ出すこと
は確実に防止される。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案の燃料供給装置に
よるときは、第1の方向切換電磁弁と第2の方向
切換電磁弁とを電気的に直接に接続するようにし
たので、電磁弁作動回路に断線が生じた場合で
も、燃料供給通路と燃料戻り通路とを必ず一方の
燃料タンクと連通させることが可能となり、燃料
タンクからの燃料漏れを確実に防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る燃料供給装置
の概要図、第2図は第1図における第1の方向切
換電磁弁の断面図、第3図のイは第2図の方向切
換電磁弁の非通電時におけるポートの連通状態を
示した概略図、第3図のロは第2図の方向切換電
磁弁の通電時におけるポートの連通状態を示した
概略図、第4図は従来の燃料供給装置の概要図、
である。 11……燃料供給通路、13……燃料戻し通
路、14……第1の方向切換電磁弁、15……メ
イン燃料タンク、16……サブ燃料タンク、19
……第2の方向切換電磁弁、26……スイツチ、
30……電磁弁作動回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンに燃料を供給する燃料供給通路を、第
    1の方向切換電磁弁を介してメイン燃料タンクと
    サブ燃料タンクへ接続し、前記エンジンに供給さ
    れた燃料の一部を戻す燃料戻り通路を、第2の方
    向切換電磁弁を介して前記メイン燃料タンクと前
    記サブ燃料タンクへ接続し、前記第1の方向切換
    電磁弁と前記第2の方向切換電磁弁とを同時に通
    電または非通電させることにより、前記燃料供給
    通路と前記燃料戻り通路の両方を前記メイン燃料
    タンクと前記サブ燃料タンクのいずれか一方と連
    通可能に切換えるようにした燃料供給装置におい
    て、前記第1の方向切換電磁弁と前記第2の方向
    切換電磁弁とを電気的に直列に接続したことを特
    徴とする燃料供給装置。
JP14643486U 1986-09-26 1986-09-26 Expired JPH045727Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14643486U JPH045727Y2 (ja) 1986-09-26 1986-09-26

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14643486U JPH045727Y2 (ja) 1986-09-26 1986-09-26

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JPS6352960U JPS6352960U (ja) 1988-04-09
JPH045727Y2 true JPH045727Y2 (ja) 1992-02-18

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JP14643486U Expired JPH045727Y2 (ja) 1986-09-26 1986-09-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE60309184T2 (de) * 2002-08-13 2007-08-23 Isuzu Motors Ltd. Kraftstoffrückführvorrichtung für verbrennungsmotor

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JPS6352960U (ja) 1988-04-09

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