JPH0456996B2 - - Google Patents
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- JPH0456996B2 JPH0456996B2 JP59251036A JP25103684A JPH0456996B2 JP H0456996 B2 JPH0456996 B2 JP H0456996B2 JP 59251036 A JP59251036 A JP 59251036A JP 25103684 A JP25103684 A JP 25103684A JP H0456996 B2 JPH0456996 B2 JP H0456996B2
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- key
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 12
- 230000010365 information processing Effects 0.000 claims description 7
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 2
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 34
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 230000030279 gene silencing Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は、キー情報処理装置に関し、より詳し
くは例えば電子楽器から電子楽器に、またはコン
ピユータから電子楽器に送受される非同期シリア
ル信号である演奏情報による受信側におけるキー
オンおよびキーオフのキー情報の受信処理技術に
関するものである。 (従来の技術) 従来、この種のキー情報の受信処理について
は、次のFIFO方式およびキーマツプ方式がある。 FIFO方式 先入先出式のFIFOメモリに書込みポインタお
よび読出ポインタを設け、受信される演奏情報の
1バイトのデータを受信する毎に、インタラプト
ルーチンにおいてその受信される1バイトのデー
タをFIFOメモリの書込みポインタの示すアドレ
スに書込むとともに、この書込みポインタを
“1”だけ進める。このようにして、受信される
演奏情報をFIFOメモリの順次に書込む。一方、
メインルーチンにおいては、読出しポインタを順
次に“1”だけ進めながらFIFOメモリにおける
その読出しポインタの示すアドレスのデータを順
次に読出して演奏情報を読出す。これら読出され
た演奏情報にもとづきキー情報の処理を行なつて
所定の楽音の発音処理および消音処理を行なう。 キーマツプ方式 鍵盤の各キーのキーナンバに対応するメモリを
設け、キーオンおよびキーオフに関する演奏情
報、言うなればキー情報を受信する毎にインタラ
プトルーチンにおいて、受信されるキー情報のキ
ーナンバに対応したメモリにそのキー情報がキー
オンの場合には“1”にセツトし、キーオフの場
合には“0”にリセツトする。一方、メインルー
チンにおいては、メモリを順にスキヤンし、“1”
がセツトされキーオンがセツトされている場合に
はそのキーナンバの楽音の発音処理を行なう。ま
た、“0”にリセツトされキーオフがセツトされ
ている場合にはそのキーナンバの楽音の消音処理
を行なう。 (発明が解決しようとする課題) しかしながら、前述されたものにおいては、前
者の場合には、FIFOメモリの記憶容量が小さい
ために、メインルーチンにおける処理が間に合わ
ないと多量の演奏情報を受信した際に古い演奏情
報のデータが新しい演奏情報データに書き換えら
れてしまい誤動作するという問題点がある。ま
た、後者の場合には、メインルーチンにおいてメ
モリのスキヤンを終わつた直後に同一キーナンバ
のキーオンおよびキーオフのキー情報を連続して
受信したときには、次のスキヤン時には既にキー
オフのキー情報を受信しているためにキーオンの
キー情報を検知できないという問題点がある。特
にコンピユータによ合に発生する。 本発明は、このような問題点を解消することを
目的として、多量の演奏情報を受信しても誤動作
することがなく、また連続してキーオン、キーオ
フに関する演奏情報を受信してもキーオンに関す
る演奏情報を見逃すことがないキー情報処理装置
を提供しようとするものである。 (課題を解決するための手段) 本発明によるキー情報処理装置は、第1図の原
理構成のブロツク図に示されているように、 (a) 受信されるキーオンおよびキーオフに関する
演奏情報をその演奏情報に含まれる音高情報に
対応されて順次に記憶する第1記憶手段1、 (b) 前記キーオンに関する演奏情報に対する未処
理または処理済を示す処理状況情報を前記音高
情報に対応させて記憶する第2記憶手段2、 (c) 前記キーオン、キーオフに関する演奏情報に
対する発音指示済、消音指示済を示す指示に対
する発音指示済、消音指示済を示す指示状況情
報を前記音高情報に対応させて記憶する第3記
憶手段3、 (d) 前記キーオンに関する演奏情報の受信に対応
してその演奏情報に含まれる音高情報に対応さ
せて前記第2記憶手段2に未処理を示す処理状
況情報を記憶させる処理状況情報設定手段4、 (e) 前記第2記憶手段2に記憶される未処理を示
す処理状況情報に対する音高情報に対応する前
記第3記憶手段3に記憶される指示状況情報を
発音指示済を示す指示状況情報に更新し、この
音高情報に対応する楽音の発音処理を行なうと
ともに、前記未処理を示す処理状況情報を処理
済を示す処理状況情報に更新する発音処理手段
5および (f) 前記第1記憶手段1に記憶される演奏情報が
キーオフに関する演奏情報に対する音高情報に
対応する前記第2記憶手段2に記憶される処理
状況情報が処理済を示す処理状況情報であつ
て、かつ前記第3記憶手段3に記憶される指示
状況情報が発音指示済を示す指示状況情報であ
るその音高情報に対応する楽音の消音処理を行
なうとともに、前記発音指示済を示す指示状況
情報を消音指示済を示す指示状況情報に更新す
る消音処理手段6 を具えることを特徴とするものである。 (作用) まず、キーオンに関する演奏情報を受信すると
その演奏情報に含まれるいわゆるキーナンバであ
る音高情報に対応させて第2記憶手段1にそのキ
ーオンに関する演奏情報が記憶されるとともに、
処理状況情報設定手段4によつて第2記憶手段2
にその音高情報に対応させて未処理を示す処理状
況情報が記憶される。次に発音処理手段5により
第2記憶手段2に記憶されるその未処理を示す処
理状況情報に対する音高情報に対応させて楽音の
発音処理が行なわれるとともに、この音高情報に
対応させて第3記憶手段3に記憶される指示状況
情報が発音指示済を示す指示状況情報に記憶更新
され、また第2記憶手段2に記憶される前記未処
理を示す処理状況情報が処理済を示す処理状況情
報に記憶更新される。 一方、キーオフに関する演奏情報を受信すると
その演奏情報に含まれる音高情報に対応させて第
1記憶手段1にそのキーオフに関する演奏情報が
記憶される。次に、消音処理手段6により、第1
記憶手段1に記憶されるそのキーオフに関する演
奏情報に対する音高情報に対応する第2記憶手段
2に記憶される処理状況情報が処理済を示す処理
状況情報であつて、かつ第3記憶手段3に記憶さ
れる指示状況情報が発音指示済を示す指示状況情
報である場合には、この音高情報に対応させて楽
音の消音処理が行なわれる。また、第3記憶手段
3に記憶される指示状況情報が消音指示済を示す
指示状況情報に記憶更新される。 (発明の効果) したがつて、多量の演奏情報を受信してもキー
マツブ方式であるために記憶容量が大きくて
FIFO方式のように誤動作することがなく、また
連続してキーオン、キーオフに関する演奏情報を
受信して第2記憶手段にキーオンに関する演奏情
報に対する処理状況情報が記憶されているために
キーオンに関する演奏情報を見逃すことがない。 (実施例) 次に、本発明によるキー情報処理装置の具体的
実施例について非同期シリアル信号の演奏情報と
してMIDI規格のMIDIコードによる非同期8ビ
ツトシリアル信号の演奏情報、言い換えればキー
オン、キーオフのキー情報を受信して、これらキ
ー情報に応じて発音する音源装置に適用した場合
につき、図面を参照しつつ説明する。なお、
MIDI規格によるMIDIコードの転送は、前述の
ように非同期8ビツトシリアル信号によるもので
あるために、受信側の事情を考慮せずに一方的に
送信側からキー情報が送出される。 ところで、第2図には図示されない鍵盤の各キ
ーに対するキーナンバをメモリアドレスとして、
これらキーナンバに対応させて設けられる各1ビ
ツト構成の第1乃至第3のメモリより構成されて
いるキーマツプが示されている。これら第1乃至
第3のメモリには、リセツト状態として“0”の
初期値がセツトされる。 まず、キー情報を受信する毎にかかるインタラ
プトルーチンについて、第3図のフローチヤート
図にもとづき説明する。なお、MIDI規格による
場合には、キーオン、キーオフのキー情報は3バ
イトの構成であるが、本実施例においてはそれら
3バイトを1個の情報と見なして扱う。 受信されるキー情報がキーオンのキー情報であ
る場合には、このキー情報のキーナンバに対応す
るメモリアドレスにおける第1のメモリを“1”
にセツトするとともに、第2のメモリを“1”に
セツトして未処理の内容とする。また、キーオフ
のキー情報の場合には、このキー情報る第1のメ
モリを“0”にセツトする。 次に、メインルーチンについて、第4図のフロ
ーチヤート図にもとづき説明する。なお、一時的
に値を記憶するメモリとしてレジスタを用いると
ともに、例として或る1個のメモリアドレスに対
する処理について説明するが他のメモリアドレス
に対する処理も同様であつてそのような処理が各
メモリアドレスに対して順次に行なわれる。 所定のメモリアドレスの第1のメモリの内容と
第2のメモリの内容とOR値をレジスタに記憶さ
せるとともに、この記憶されるOR値が“1”で
あるか否かを判断する(ステツプSP−1)。この
判断においてOR値が“1”である場合にはその
第2のメモリの内容が“1”であるかを判断し
(ステツプSP−2)、“1”である場合には当該メ
モリアドレスに対応するキーナンバの音高の楽音
の発音処理を行なうとともに(ステツプSP−
3)、第2のメモリを“0”にリセツトして、処
理済の内容とする“0”にリセツトして、処理済
の内容とする(ステツプSP−4)。なお、レジス
タに記憶されるOR値が“1”であつて第2のメ
モリの内容が“0”である場合には、キーオンの
キー情報を受信して既に発音処理が済んでいる場
合である。 前述のレジスタに記憶されるOR値が“0”で
ある場合には、当該メモリアドレスに対応する第
3のメモリの内容が“1”であるか否かを判断し
(ステツプSP−5)、“1”であつて当該メモリア
ドレスに対応する楽音が発音処理されて発音中で
ある場合には消音処理を行なう(ステツプSP−
6)。なお、レジスタに記憶されるOR値が“0”
であつて第3のメモリの内容が“0”である場合
には、キーオフのキー情報を受信して既に消音処
理が済んでいるか、初期状態にある場合である。 最後に、レジスタに記憶されるOR値を第3の
メモリの内容として発音指示済または消音指示済
の内容とする(ステツプSP−7)。 以上のメインルーチンの処理状態を示すと、次
表の通りである。
くは例えば電子楽器から電子楽器に、またはコン
ピユータから電子楽器に送受される非同期シリア
ル信号である演奏情報による受信側におけるキー
オンおよびキーオフのキー情報の受信処理技術に
関するものである。 (従来の技術) 従来、この種のキー情報の受信処理について
は、次のFIFO方式およびキーマツプ方式がある。 FIFO方式 先入先出式のFIFOメモリに書込みポインタお
よび読出ポインタを設け、受信される演奏情報の
1バイトのデータを受信する毎に、インタラプト
ルーチンにおいてその受信される1バイトのデー
タをFIFOメモリの書込みポインタの示すアドレ
スに書込むとともに、この書込みポインタを
“1”だけ進める。このようにして、受信される
演奏情報をFIFOメモリの順次に書込む。一方、
メインルーチンにおいては、読出しポインタを順
次に“1”だけ進めながらFIFOメモリにおける
その読出しポインタの示すアドレスのデータを順
次に読出して演奏情報を読出す。これら読出され
た演奏情報にもとづきキー情報の処理を行なつて
所定の楽音の発音処理および消音処理を行なう。 キーマツプ方式 鍵盤の各キーのキーナンバに対応するメモリを
設け、キーオンおよびキーオフに関する演奏情
報、言うなればキー情報を受信する毎にインタラ
プトルーチンにおいて、受信されるキー情報のキ
ーナンバに対応したメモリにそのキー情報がキー
オンの場合には“1”にセツトし、キーオフの場
合には“0”にリセツトする。一方、メインルー
チンにおいては、メモリを順にスキヤンし、“1”
がセツトされキーオンがセツトされている場合に
はそのキーナンバの楽音の発音処理を行なう。ま
た、“0”にリセツトされキーオフがセツトされ
ている場合にはそのキーナンバの楽音の消音処理
を行なう。 (発明が解決しようとする課題) しかしながら、前述されたものにおいては、前
者の場合には、FIFOメモリの記憶容量が小さい
ために、メインルーチンにおける処理が間に合わ
ないと多量の演奏情報を受信した際に古い演奏情
報のデータが新しい演奏情報データに書き換えら
れてしまい誤動作するという問題点がある。ま
た、後者の場合には、メインルーチンにおいてメ
モリのスキヤンを終わつた直後に同一キーナンバ
のキーオンおよびキーオフのキー情報を連続して
受信したときには、次のスキヤン時には既にキー
オフのキー情報を受信しているためにキーオンの
キー情報を検知できないという問題点がある。特
にコンピユータによ合に発生する。 本発明は、このような問題点を解消することを
目的として、多量の演奏情報を受信しても誤動作
することがなく、また連続してキーオン、キーオ
フに関する演奏情報を受信してもキーオンに関す
る演奏情報を見逃すことがないキー情報処理装置
を提供しようとするものである。 (課題を解決するための手段) 本発明によるキー情報処理装置は、第1図の原
理構成のブロツク図に示されているように、 (a) 受信されるキーオンおよびキーオフに関する
演奏情報をその演奏情報に含まれる音高情報に
対応されて順次に記憶する第1記憶手段1、 (b) 前記キーオンに関する演奏情報に対する未処
理または処理済を示す処理状況情報を前記音高
情報に対応させて記憶する第2記憶手段2、 (c) 前記キーオン、キーオフに関する演奏情報に
対する発音指示済、消音指示済を示す指示に対
する発音指示済、消音指示済を示す指示状況情
報を前記音高情報に対応させて記憶する第3記
憶手段3、 (d) 前記キーオンに関する演奏情報の受信に対応
してその演奏情報に含まれる音高情報に対応さ
せて前記第2記憶手段2に未処理を示す処理状
況情報を記憶させる処理状況情報設定手段4、 (e) 前記第2記憶手段2に記憶される未処理を示
す処理状況情報に対する音高情報に対応する前
記第3記憶手段3に記憶される指示状況情報を
発音指示済を示す指示状況情報に更新し、この
音高情報に対応する楽音の発音処理を行なうと
ともに、前記未処理を示す処理状況情報を処理
済を示す処理状況情報に更新する発音処理手段
5および (f) 前記第1記憶手段1に記憶される演奏情報が
キーオフに関する演奏情報に対する音高情報に
対応する前記第2記憶手段2に記憶される処理
状況情報が処理済を示す処理状況情報であつ
て、かつ前記第3記憶手段3に記憶される指示
状況情報が発音指示済を示す指示状況情報であ
るその音高情報に対応する楽音の消音処理を行
なうとともに、前記発音指示済を示す指示状況
情報を消音指示済を示す指示状況情報に更新す
る消音処理手段6 を具えることを特徴とするものである。 (作用) まず、キーオンに関する演奏情報を受信すると
その演奏情報に含まれるいわゆるキーナンバであ
る音高情報に対応させて第2記憶手段1にそのキ
ーオンに関する演奏情報が記憶されるとともに、
処理状況情報設定手段4によつて第2記憶手段2
にその音高情報に対応させて未処理を示す処理状
況情報が記憶される。次に発音処理手段5により
第2記憶手段2に記憶されるその未処理を示す処
理状況情報に対する音高情報に対応させて楽音の
発音処理が行なわれるとともに、この音高情報に
対応させて第3記憶手段3に記憶される指示状況
情報が発音指示済を示す指示状況情報に記憶更新
され、また第2記憶手段2に記憶される前記未処
理を示す処理状況情報が処理済を示す処理状況情
報に記憶更新される。 一方、キーオフに関する演奏情報を受信すると
その演奏情報に含まれる音高情報に対応させて第
1記憶手段1にそのキーオフに関する演奏情報が
記憶される。次に、消音処理手段6により、第1
記憶手段1に記憶されるそのキーオフに関する演
奏情報に対する音高情報に対応する第2記憶手段
2に記憶される処理状況情報が処理済を示す処理
状況情報であつて、かつ第3記憶手段3に記憶さ
れる指示状況情報が発音指示済を示す指示状況情
報である場合には、この音高情報に対応させて楽
音の消音処理が行なわれる。また、第3記憶手段
3に記憶される指示状況情報が消音指示済を示す
指示状況情報に記憶更新される。 (発明の効果) したがつて、多量の演奏情報を受信してもキー
マツブ方式であるために記憶容量が大きくて
FIFO方式のように誤動作することがなく、また
連続してキーオン、キーオフに関する演奏情報を
受信して第2記憶手段にキーオンに関する演奏情
報に対する処理状況情報が記憶されているために
キーオンに関する演奏情報を見逃すことがない。 (実施例) 次に、本発明によるキー情報処理装置の具体的
実施例について非同期シリアル信号の演奏情報と
してMIDI規格のMIDIコードによる非同期8ビ
ツトシリアル信号の演奏情報、言い換えればキー
オン、キーオフのキー情報を受信して、これらキ
ー情報に応じて発音する音源装置に適用した場合
につき、図面を参照しつつ説明する。なお、
MIDI規格によるMIDIコードの転送は、前述の
ように非同期8ビツトシリアル信号によるもので
あるために、受信側の事情を考慮せずに一方的に
送信側からキー情報が送出される。 ところで、第2図には図示されない鍵盤の各キ
ーに対するキーナンバをメモリアドレスとして、
これらキーナンバに対応させて設けられる各1ビ
ツト構成の第1乃至第3のメモリより構成されて
いるキーマツプが示されている。これら第1乃至
第3のメモリには、リセツト状態として“0”の
初期値がセツトされる。 まず、キー情報を受信する毎にかかるインタラ
プトルーチンについて、第3図のフローチヤート
図にもとづき説明する。なお、MIDI規格による
場合には、キーオン、キーオフのキー情報は3バ
イトの構成であるが、本実施例においてはそれら
3バイトを1個の情報と見なして扱う。 受信されるキー情報がキーオンのキー情報であ
る場合には、このキー情報のキーナンバに対応す
るメモリアドレスにおける第1のメモリを“1”
にセツトするとともに、第2のメモリを“1”に
セツトして未処理の内容とする。また、キーオフ
のキー情報の場合には、このキー情報る第1のメ
モリを“0”にセツトする。 次に、メインルーチンについて、第4図のフロ
ーチヤート図にもとづき説明する。なお、一時的
に値を記憶するメモリとしてレジスタを用いると
ともに、例として或る1個のメモリアドレスに対
する処理について説明するが他のメモリアドレス
に対する処理も同様であつてそのような処理が各
メモリアドレスに対して順次に行なわれる。 所定のメモリアドレスの第1のメモリの内容と
第2のメモリの内容とOR値をレジスタに記憶さ
せるとともに、この記憶されるOR値が“1”で
あるか否かを判断する(ステツプSP−1)。この
判断においてOR値が“1”である場合にはその
第2のメモリの内容が“1”であるかを判断し
(ステツプSP−2)、“1”である場合には当該メ
モリアドレスに対応するキーナンバの音高の楽音
の発音処理を行なうとともに(ステツプSP−
3)、第2のメモリを“0”にリセツトして、処
理済の内容とする“0”にリセツトして、処理済
の内容とする(ステツプSP−4)。なお、レジス
タに記憶されるOR値が“1”であつて第2のメ
モリの内容が“0”である場合には、キーオンの
キー情報を受信して既に発音処理が済んでいる場
合である。 前述のレジスタに記憶されるOR値が“0”で
ある場合には、当該メモリアドレスに対応する第
3のメモリの内容が“1”であるか否かを判断し
(ステツプSP−5)、“1”であつて当該メモリア
ドレスに対応する楽音が発音処理されて発音中で
ある場合には消音処理を行なう(ステツプSP−
6)。なお、レジスタに記憶されるOR値が“0”
であつて第3のメモリの内容が“0”である場合
には、キーオフのキー情報を受信して既に消音処
理が済んでいるか、初期状態にある場合である。 最後に、レジスタに記憶されるOR値を第3の
メモリの内容として発音指示済または消音指示済
の内容とする(ステツプSP−7)。 以上のメインルーチンの処理状態を示すと、次
表の通りである。
【表】
前記表の第4段目に示されているようにキーオ
フのキー情報を処理する前に、キーオンのキー情
報が受信されたことが第2のメモリに記憶されて
いるために、従来のキーマツプ方式のようにキー
オンとキーオフとのキー情報が連続して受信され
てキーオンのキー情報を取りこぼすようなことは
ない。 なお、短い時間に同一音高、言い換えれば同一
キーナンバの複数個のキーオンのキー情報を受信
した場合には、これらのキー情報を1個のキー情
報として扱うことがある。しかし、キーの数に較
べて音源の数が少ない電子楽器の場合には同一音
高のキー情報は同じ音源を発音させるように割り
当てることが一般的であり、何ら差しつかえな
い。 本実施例における第1乃至第3のメモリが本発
明における第1乃至第3の記憶手段に対応してい
る。また、本発明は音源装置の他、シーケンサ等
にも適用することができる。
フのキー情報を処理する前に、キーオンのキー情
報が受信されたことが第2のメモリに記憶されて
いるために、従来のキーマツプ方式のようにキー
オンとキーオフとのキー情報が連続して受信され
てキーオンのキー情報を取りこぼすようなことは
ない。 なお、短い時間に同一音高、言い換えれば同一
キーナンバの複数個のキーオンのキー情報を受信
した場合には、これらのキー情報を1個のキー情
報として扱うことがある。しかし、キーの数に較
べて音源の数が少ない電子楽器の場合には同一音
高のキー情報は同じ音源を発音させるように割り
当てることが一般的であり、何ら差しつかえな
い。 本実施例における第1乃至第3のメモリが本発
明における第1乃至第3の記憶手段に対応してい
る。また、本発明は音源装置の他、シーケンサ等
にも適用することができる。
第1図は特許請求の範囲に記憶した本発明の構
成に対応する発明原理のブロツク図であるととも
に、第2図乃至第4図は本発明によるキー情報処
理装置の具体的実施例を説明するための図面であ
つて、第2図はキーマツプの構成を示す構成図、
第3図および第4図夫々はインタラプトルーチン
およびメインルーチンのフローチヤート図であ
る。 1……第1記憶手段、2……第2記憶手段、3
……第3記憶手段、4……処理状況情報設定手
段、5……発音処理手段、6……消音処理手段。
成に対応する発明原理のブロツク図であるととも
に、第2図乃至第4図は本発明によるキー情報処
理装置の具体的実施例を説明するための図面であ
つて、第2図はキーマツプの構成を示す構成図、
第3図および第4図夫々はインタラプトルーチン
およびメインルーチンのフローチヤート図であ
る。 1……第1記憶手段、2……第2記憶手段、3
……第3記憶手段、4……処理状況情報設定手
段、5……発音処理手段、6……消音処理手段。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a) 受信されるキーオンおよびキーオフに関
する演奏情報をその演奏情報に含まれる音高情
報に対応させて順次に記憶する第1記憶手段、 (b) 前記キーオンに関する演奏情報に対する未処
理または処理済を示す処理状況情報を前記音高
情報に対応させて記憶する第2記憶手段、 (c) 前記キーオン、キーオフに関する演奏情報に
対する発音指示済、消音指示済を示す指示状況
情報を前記音高情報に対応させて記憶する第3
記憶手段、 (d) 前記キーオンに関する演奏情報の受信に対応
してその演奏情報に含まれる音高情報に対応さ
せて前記第2記憶手段に未処理を示す処理状況
情報を記憶させる処理状況情報設定手段、 (e) 前記第2記憶手段に記憶される未処理を示す
処理状況情報に対する音高情報に対応する前記
第3記憶手段に記憶される指示状況情報を発音
指示済を示す指示状況情報に更新し、この音高
情報に対応する楽音の発音処理を行なうととも
に、前記未処理を示す処理状況情報を処理済を
示す処理状況情報に更新する発音処理手段およ
び (f) 前記第1記憶手段に記憶される演奏情報がキ
ーオフに関する演奏情報に対する音高情報に対
応する前記第2記憶手段に記憶される処理状況
情報が処理済を示す処理状況情報であつて、か
つ前記第3記憶手段に記憶される指示状況情報
が発音指示済を示す指示状況情報であるその音
高情報に対応する楽音の消音処理を行なうとと
もに、前記発音指示済を示す指示状況情報を消
音指示済を示す指示状況情報に更新する消音処
理手段 を具えることを特徴とするキー情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59251036A JPS61128295A (ja) | 1984-11-27 | 1984-11-27 | キ−情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59251036A JPS61128295A (ja) | 1984-11-27 | 1984-11-27 | キ−情報処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61128295A JPS61128295A (ja) | 1986-06-16 |
JPH0456996B2 true JPH0456996B2 (ja) | 1992-09-10 |
Family
ID=17216657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59251036A Granted JPS61128295A (ja) | 1984-11-27 | 1984-11-27 | キ−情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61128295A (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5270476A (en) * | 1990-03-12 | 1993-12-14 | Roland Corporation | Electronic musical instrument |
JP2733150B2 (ja) * | 1991-06-26 | 1998-03-30 | 株式会社河合楽器製作所 | ピアノの自動演奏方法及び装置 |
CA2072204C (en) * | 1991-06-26 | 1997-03-25 | Tetsusai Kondo | Recording/reproducing method and device for an automatic performing piano |
JP2637324B2 (ja) * | 1991-11-13 | 1997-08-06 | 株式会社河合楽器製作所 | 自動演奏装置におけるソレノイド駆動装置 |
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-
1984
- 1984-11-27 JP JP59251036A patent/JPS61128295A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61128295A (ja) | 1986-06-16 |
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