JPH045625Y2 - - Google Patents

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JPH045625Y2
JPH045625Y2 JP3185285U JP3185285U JPH045625Y2 JP H045625 Y2 JPH045625 Y2 JP H045625Y2 JP 3185285 U JP3185285 U JP 3185285U JP 3185285 U JP3185285 U JP 3185285U JP H045625 Y2 JPH045625 Y2 JP H045625Y2
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aggregate
holding plate
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screw
hole
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JP3185285U
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JPS61147810U (ja
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  • Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、屋根材をアーチ形に継ぎ足し施工す
るときに利用されるアーチ形屋根材の取付部構造
に関する。
〔従来の技術〕
降雪地方では第3図に例示したように強度に優
れた合成樹脂板、例えばポリカーボネートよりな
る複数の屋根材1を継ぎ足し施工することによつ
てアーチ形の屋根を構築し、通行路への積雪を防
止することがある。アーチ形を形成する屋根材
1,1は、従来、第4図のように、相隣接する屋
根材1,1の端部を骨材2と屋根頂部の押え板3
aとの間にシール材6,6を介して挟み込むと共
に、骨材2に突設されたボルト4を押え板3aの
孔31に貫通させ、このボルト4にナツト5をね
じ込むことによつて継ぎ足されていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、上記の構成で継ぎ足し施工すると、
第4図から明らかなように、ボルト4の先端及び
ナツト5が押え板3aの上に突出し、その周囲に
雪の吹き溜まりができて積雪や着氷が起こりやす
くなる。また、骨材2の上での高所作業によつて
ボルト4の取付け作業は正確さが要求されるため
多くの手間と熟練を要していた。アーチ形の骨材
の両側の屋根材1,1を継ぎ足す場合も同様の問
題点があつた。
他方、第5図のように、アーチ形の骨材2の複
数箇所にボルト4が突設されている場合は隣接す
るボルト4,4の先端部の相互間隔と根元部の相
互間隔とが異なるので、押え板3bには長孔31
を穿設しておかなければ該押え板3bを複数のボ
ルト4……にうまく嵌め込むことができない。し
かし、そのようにすると、施工後の長孔31の水
密性を確保することが困難になる。加えて、長孔
を長くすることには制限があるので、押え板3b
を長尺にした場合は長孔の位置とボルトの位置と
を合致させ得ないことも起こり、従来はそれを避
けるために押え板3bを短くしていた。ところ
が、多数の短い押え板3bを所定の箇所に配置す
る作業は煩雑であり、また、押え板3b,3b同
士の継ぎ足し部分の水密性を確保する必要が余分
に生じる。
本考案は以上の問題点を解決するためになされ
たもので、ボルトを溶接する作業を無くすると共
に、屋根材の継ぎ足し部分での積雪や着氷をでき
るだけ起こり難くし、同時に、押え板が短尺であ
つても長尺であつても作業性良く所定の箇所に該
押え板を配置することができるアーチ形屋根材の
取付部構造を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するための手段を実施例に対
応する第1図を参照して説明する。
即ち、本考案のアーチ形屋根材の取付部構造
は、アーチ形の骨材2に設けられたねじ孔21に
ねじ込まれたナツト7がロツクナツト8で上記骨
材2に固定され、この骨材2と押え板3との間に
屋根材1の端部を挟み込み、上記押え板3に穿設
した孔32に貫通させたねじ9を上記ナツト7に
締め付けた点を要旨としている。
〔作用〕
上記手段によると、押え板3の上にはねじ9の
頭部92がわずかに突出する。また、ねじ9が締
め付けられるナツト7は骨材2のねじ孔にねじ込
まれていると共に、ロツクナツトによつて骨材2
に確実に固定される。
他方、骨材2に固定された複数のナツト7のね
じ孔71の相互間隔に合わせて押え板3の複数箇
所に孔32を穿設しておけば、押え板3が短尺で
あつても長尺であつてもねじ9の締め付けが可能
になる。さらに、ねじ9の締め付け作業は骨材2
の外側から容易に行える。
以下、図面に従つて本考案の実施例を説明す
る。
〔実施例〕
第1図及び第2図において、7はナツト、8は
ロツクナツト、9は丸頭のねじを示している。
ナツト7はアーチ形の骨材2の所定箇所に設け
られたねじ孔21にねじ込まれていると共に、そ
の鍔部71が骨材2の裏面に押し付けられてい
る。そして、ロツクナツト8がナツトにねじ込ま
れ、このロツクナツト8によつてナツト7が骨材
2に確実に固定され、かつ、緩み止めされてい
る。また、ねじ9は押え板3に穿設した孔32に
貫通され、その軸部91が上記ナツト7のねじ孔
72に締め込まれていると共に、その頭部92が
押え板3を押し付けている。この構成により、相
隣接して配置された屋根材1,1の端部がアーチ
形の骨材2と押え板3との間にシール材6,6を
介して挟み込まれる。
上記構成において、ナツト7は骨材2にロツク
ナツト8により緩み止めされた状態で固定されて
いるので、ナツト7が屋根材1の施工後に緩むこ
とはない。また、ねじ9の頭部92は押え板3の
上に偏平に突出するので、その周囲に雪の吹き溜
まりが生じにくい。さらに、押え板3の孔32に
は該押え板3をナツト7の上に配置した後でねじ
9が貫通されるので、その孔32の形状は第2図
明示のように円形であつても差し支えない。
なお、第1図では骨材2としてL形鋼を用いた
場合を示しているが、この点はパイプ形鋼を用い
てもよい。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案による
と、骨材にはナツトがロツクナツトによつて確実
に固定されるので、従来必要であつた面倒なボル
トの取付けが不要になり、また、押え板の複数の
孔は骨材に固定された複数のナツトのねじ孔の相
互間隔と同一の間隔を保つて穿設しておけば、押
え板が短尺であつても長尺であつても両者の孔を
確実に位置合わせすることができるようになる。
そのため、押え板を長尺に構成できるようにな
り、作業性の向上につながる。
さらに、押え板の上にはねじの頭部がわずかに
突出するだけであるので、その周囲に雪の吹き溜
まりが生じにくくなり、それだれ積雪や着氷が起
こりにくくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図
は同平面図、第3図はアーチ形屋根を示す概略斜
視図、第4図は従来例を示す断面図、第5図は従
来の押え板と骨材に固着されたボルトとを示す説
明図である。 1……屋根材、2……骨材、21……骨材の
孔、3……押え板、32……押え板の孔、8……
ロツクナツト、9……ねじ、92……ねじの頭
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アーチ形の骨材に設けられたねじ孔にねじ込ま
    れたナツトがロツクナツトで上記骨材に固定さ
    れ、この骨材と押え板との間に屋根材の端部を挟
    み込み、上記押え板に穿設した孔に貫通させたね
    じを上記ナツトに締め付けたことを特徴とするア
    ーチ形屋根材の取付部構造。
JP3185285U 1985-03-05 1985-03-05 Expired JPH045625Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3185285U JPH045625Y2 (ja) 1985-03-05 1985-03-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3185285U JPH045625Y2 (ja) 1985-03-05 1985-03-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61147810U JPS61147810U (ja) 1986-09-11
JPH045625Y2 true JPH045625Y2 (ja) 1992-02-18

Family

ID=30532832

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JP3185285U Expired JPH045625Y2 (ja) 1985-03-05 1985-03-05

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JPS61147810U (ja) 1986-09-11

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