JPH0456170B2 - - Google Patents

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JPH0456170B2
JPH0456170B2 JP59160697A JP16069784A JPH0456170B2 JP H0456170 B2 JPH0456170 B2 JP H0456170B2 JP 59160697 A JP59160697 A JP 59160697A JP 16069784 A JP16069784 A JP 16069784A JP H0456170 B2 JPH0456170 B2 JP H0456170B2
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JP
Japan
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clutch
drum
hydraulic servo
cylinder part
piston
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JP59160697A
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Koji Sumya
Takemasu Kano
Yutaka Taga
Kazuaki Watanabe
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Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は変速機等に使用される摩擦係合装置に
関するものである。 [従来の技術] 従来、米国特許第2670828号明細書に示される
ようにピストンが装着される筒状部と、クラツチ
プレートが装着されるスプライン部分と、ハンド
ブレーキのためのドラム部分を有する摩擦係合ク
ラツチの油圧サーボドラムがある。しかしここに
開示される摩擦係合クラツチは油圧サーボドラム
全体を切削加工により一体的に成型するものであ
り、サーボドラムの成型に工数とコストがかか
り、更にクラツチプレートのサイズの変更等によ
りサーボドラムを種々変更しなければならなく、
汎用性において欠点を有するものであつた。そこ
で、上記従来例の欠点を解消すべく摩擦係合クラ
ツチの油圧サーボドラムをプレスにより成型する
手段が考えられる。しかしながら、油圧サーボド
ラムを一体的にプレス成型することは極めて困難
であり、特開昭57−76327号公報に開示されてい
るように複数の部品を組み合わせて油圧サーボド
ラムを構成することが提案されている。すなわ
ち、特開昭57−76327号公報に示される摩擦係合
クラツチの油圧サーボドラムは、ピストンが装置
される筒状部とクラツチプレートが装着されるス
プライン部分とを一体的に成型し、ハンドブレー
キを構成するためのドラム部分を別体で成型し
て、両者に設けたフランジ部を連結することによ
り摩擦係合クラツチの油圧サーボドラムを構成し
ている。 [発明が解決しようとする問題点] しかしながら、特開昭57−76327号公報に示さ
れる摩擦係合クラツチの油圧サーボドラムは、ピ
ストンが装着される筒状部とクラツチプレートが
装着されるスプライン部分とを一体的に成型して
いるので、ピストン径とクラツチプレートの径が
大きく異なる場合には筒状部とスプライン部分と
の間に両者を比較的緩やかなカーブで接続する部
分を設ける必要が生じ、油圧サーボドラムの軸方
向に不要な延長部分を生じさせ、軸方向寸法の増
大を招くこととなる。また、クラツチ容量の変更
にともなうクラツチプレート径の変更にともない
筒状部とスプライン部分とを他の部品に交換しな
ければならなく、汎用性に欠けるといつた問題を
生じるものである。 そこで、本発明は上記問題点を解決すべくピス
トンの受圧面積とハンドブレーキ用ブレーキドラ
ムの径を最適に設定した状態において、クラツチ
プレートの枚数またはサイズの変更を容易に行う
ことができる汎用性に優れた摩擦係合装置を提供
することを目的とする。 [問題点を解決するための手段] 本発明の摩擦係合装置は上述事情に鑑みなされ
たものであつて、動力を伝達しハンドブレーキ係
合面が形成されたクラツチドラムと、該クラツチ
ドラムのシリンダ部に摺動自在に装着されたピス
トンと、前記クラツチドラムに配設されたクラツ
チプレートとからなる摩擦係合装置において、前
記クラツチドラムは外筒部と内筒部を有し該外筒
部と内筒部とで形成されるシリンダ部に前記ピス
トンを摺動自在に装着せしめた円環状部材と、該
円環状部材の外筒部の径方向外側に一端が連結さ
れ該一端より軸方向に延設され前記クラツチプレ
ートを装着せしめる外周筒状部材とからなり、該
外周筒状部材は外側筒部と内側筒部とからなり前
記一端にて屈曲する屈曲部を有する二重構造であ
り、前記内側筒部の径方向内側に前記クラツチプ
レート保持用スプライン部を形成するとともに、
前記外側筒部の径方向外側にハンドブレーキ係合
用の係合面を形成したことを特徴とする。 [作用および発明の効果] 本発明の摩擦係合装着は、クラツチドラム円環
状部材と外周筒状部材の二つの部材でそれぞれ別
体にて成型し、前記外周筒状部材は外側筒部と内
側筒部とからなり屈曲部を有する二重構造とし、
円環状部材と外周筒状部材は屈曲部にて連結され
た構成を有するので、外周筒状部材の外側筒部は
ハンドブレーキドラムとして有効に利用できると
ともに、ピストンの受圧面積を要求性能に適合す
るように円環状部材の径方向寸法に設定し、かつ
クラツチプレートのサイズは外周筒状部材の内側
筒部の径方向内側に形成されスプライン部の径方
向の寸法を変えることで適正に設定でき、汎用性
に優れたものである。 [実施例] 本発明の摩擦係合装置を第1図ないし第3図に
示す実施例に基づき説明する。 第1図は本発明の摩擦係合装置を示す断面図、
第2図は本発明の摩擦係合装置を自動変速機に適
用した車両用自動変換機の断面図、第3図は本発
明の摩擦係合装置を自動変換機に適用した車両用
自動変速機の要部断面図である。 図において自動変速機100は、流体伝動装置
(本実施例ではトルクコンバータ)200と、ト
ランスミツシヨン300と、油圧制御装置400と
から構成される。 トランスミツシヨン300は、第1プラネタリ
ギアセツト20、油圧サーボにより作動される1
つの多板クラツチC0、1つの多板ブレーキB0
および1つの一方向クラツチF0を備えるオーバ
ードライブ遊星歯車変速装置10と、第2プラネ
タリギアセツト50、第3プラネタリギアセツト
80、油圧サーボにより作動される2つの多板ク
ラツチC1,C2、1つのベルトブレーキB1、
2つの多板ブレーキB2,B3、および2つの一
方向クラツチF1,F2を備える前進3段後進1
段のアンダードライブ遊星歯車変速装置40とか
ら構成される。 自動変速機100のケース110は、上記トル
クコンバータ200を収容するトルクコンバータ
ハウジング120、オーバーライブ遊星歯車変速
装置10とアンダードライブ遊星歯車変速装置4
0とを直列的に収容するトランスミツシヨンケー
ス130、自動変速機100の後側を覆うエクス
テンシヨンハウジング140とからなり、これら
トルクコンバータハウジング120と、トランス
ミツシヨンケース130と、エクステンシヨンハ
ウジング140とはそれぞれ多数のボルトで同軸
上に締結されている。 トルクコンバータ200は、前記トルクコンバ
ータハウジング120の前方(エンジン側)が開
いたトルクコンバータ室121に収容され、エン
ジンの出力軸に連結したフロントカバー111、
該フロントカバー111に外周で溶接された円環
状状のリアカバー112、該リアカバー112の
内周壁面の内壁に周設されたポンプインペラ20
5、該ポンプインペラ205に対向して配置され
たタービンランナ206、該タービンランナ20
6を保持しているタービンシエル207、一方向
クラツチ202を介して固定軸203に支持され
るステータ201、および前記フロントカバー1
11とタービンシエル207との間を直結する直
結クラツチ(ロツクアツプクラツチ)113を備
えている。前記トルクコンバータ室121とその
後方に連結する前記トランスミツシヨンケース1
30の筒状の変速装置室132との間には、内部
に歯車式のオイルポンプ150が設けられるとと
もに、中心部に前向きに突出する筒状部152を
有する環状オイルポンプボデイ151が、上記ト
ランスミツシヨンケース130の前がわ端面にイ
ンロー嵌合されるとともに締結される。また前記
オイルポンプボデイ151の後側には、前記筒状
部152と同軸心を有し後向きに突出する筒状の
フロントサポート153を有するオイルポンプカ
バー154が締着されている。前記オイルポンプ
ボデイ151とオイルポンプカバー154とはオ
イルポンプハウジング155を形成し、前記トル
クコンバータ室121と変速装置室132との隔
壁を構成するとともにトランスミツシヨン300
の前部支壁となつている。また前記トランスミツ
シヨンケース130の変速装置室132の中間に
はオーバードライブ機構室133とアンダードラ
イブ機構室134とを区隔するとともに後向きに
突出する筒状のセンターサポート158を有する
中間支壁159が別体で鋳造されて嵌め込まれて
いる。 トランスミツシヨンケース130の後部には、
前向きに突出する筒状のリアボート156を有す
る後部支壁157がトランスミツシヨンケース1
30と一体鋳造されて設けられている。前記オイ
ルポンプハウジング(前部支壁または隔壁)15
5と後部支壁157の間が前記トランスミツシヨ
ン300を収納する変速装置室132を形成し、
後部支壁157とエクステンシヨンハウジング1
40の間が変速装置の出力軸室141を形成して
いる。該出力軸室141内には電子制御式センサ
ロータ143、スピードメータドライブギア14
4が出力軸に固着して設けられ、また後端部には
前記フロントサポート153と同軸心にプロペラ
シヤフト(図示せず)に連結されて図示しないス
リーブヨークが挿通される。 前記フロントサポート153の内側には前記固
定軸203の内側にトルクコンバータ200の出
力軸であるトランスミツシヨンの入力軸11が回
転自在に支持されている。該入力軸11はフロン
トサポート153から後方に突出した部分にフラ
ンジ部12aが設けられているとともに、後端部
12がやや大径とされ、中心には後向きの中心穴
13が形成されている。前記入力軸11の後方に
は、入力軸11に同軸心を有し直列的に配された
中間伝動軸14が回転自在に設けられている。該
中間伝動軸14は、その先端が前記中心穴13内
に差し込まれて、該中心穴13の内周壁とメタル
ベアリングを介して回転自在に摺接し、その後端
部15は大径であり、軸心に後向きの中心穴16
が形成されている。中間伝動軸14の後方には該
中間伝動軸14と同軸心を有し直列的に配された
出力軸36が回転自在に設けられている。該出力
軸36はその先端が前記中間伝動軸14の中心穴
16内に差し込まれ該中心穴16の内壁とメタル
ベアリングを介して摺接している。出力軸36
は、中間部37で第3プラネタリギアセツト80
のリングギアR2と噛合する後方に突出した軸支
部81を設けているフランジ板82とスプライン
嵌合し、後部38で前記スリーブヨークとスプラ
イン嵌合しており、出力軸室141において前記
センサロータ143とスピードメータドライブギ
ア144を固着している。 オーバードライブ機構室133において、前記
入力軸11の後側に第1プラネタリギアセツト2
0が設けられ、そのリングギアR0は中間伝動軸
14にフランジ板22を介して結合され、プラネ
タリキアリアP0は入力軸11のフランジ部12
aと結合され、サンギアS0はインナレース軸2
3に形成されている。第1プラネタリアギアセツ
ト20の前側には、後方に開口する第1油圧サー
ボドラム24がインナレース軸23に固着され、
その外周壁とインナレース軸23の間に環状ピス
トン25が嵌め込まれているクラツチC0の油圧
サーボC−0を形成すると共にインナレース軸2
3側にリターンスプリング26、外周壁の内側に
クラツチC0が装着され、該クラツチC0を介し
てプラネタリキヤリアP0と連結されている。第
1油圧サーボドラム24の内周にインナレース軸
23をインナレースとする一方向クラツチF0が
設けられ、その外周にアウタレース27とトラン
スミツシヨンケース130の間にクラツチCOお
よびブレーキB0が設けられ、その後側の中間支
壁159の前側にピストン29が嵌め込まれブレ
ーキB0の油圧サーボB−0を形成し、中間支壁
159の外筒部内周31にはリターンスプリング
32が嵌め込まれている。 本発明の摩擦係合クラツチの油圧サーボ1は第
1図と第3図に示す如く、アンダードライブ機構
室134内の前方に設けられ、後方に開口する第
2油圧サーボドラム3がセンターサポート159
に回転自在に外嵌され、第2油圧サーボドラム3
に内臓された環状ピストンが嵌め込まれてクラツ
チC2の油圧サーボC−2を形成すると共に内周
壁側にリターンスプリング5、外周壁の内側にク
ラツチC2が装着されている。 第2油圧サーボドラム(クラツチドラム)3
は、円環状部材3cと外周筒状部材3hとからな
る。円環状部材3cは筒状部(外筒部)3bと内
周筒状部(内筒部)3pとを有し、筒状部(外筒
部)3bと内周筒状部(内筒部)3pでピストン
4を摺働自在に装着させたシリンダ部を形成す
る。すなわち、筒状部(外筒部)3bはピストン
4の外周部の摺動部であり、ライン圧油の漏洩を
防止し、内周筒状部(内筒部)3pはピストン4
の内周側の摺動部であり、半径方向にライン圧供
給穴3iを形成し、ピストン4のリターンスプリ
ング5などに潤滑油供給穴3jを形成し、その端
部3kにリターンスプリング5を係止するリテー
ナリング3lを係止するスナツプリング3mのリ
ング溝3nを形成している。円環状部材3cは、
内周筒状部(内筒部)3p、筒状部(外筒部)3
bを連結した側壁3qからなり、センターサポー
ト159に回転自在に支持されている。 前記筒状部3bの径方向の外周3aの外側部3
sにはその一端3eが溶接された接合部3d、該
接合部3dの一端3eより軸方向に延設され、ク
ラツチC2の摩擦材(クラツチプレート)2を軸
方向に摺動自在に装着させた、外周筒状部材3h
が設けられている。また、外周筒状部材3hは外
側筒部3vと、内側筒部3wと前記一端3eが接
合された接合部3d近傍において180°折り曲げら
れた屈曲部3gを有する二重構造を持つている。
前記外側筒部3vの径方向外側3tにはハンドブ
レーキB1係合用の係合面を形成している。ま
た、前記内側筒部3wは径方向内側に前記摩擦材
(クラツチプレート)2の隔壁板2a,2bを保
持するための隔壁板案内部(スプライン部)3f
を有している。なお、外側筒部3vの先端は連結
ドラム60とスプライン嵌合している。 ピストン4は、前記円環状部材3c内を摺動自
在に作動し、外周部4aの先端面4bは前記隔壁
板2aの押圧面となつており、内周部4cの先端
面4dと前記リテーナリング3l間にリターンス
プリング5を装着しており、円環状部材3cと側
壁4eとの間で油室4fを形成している。さらに
ピストン4は、円環状部材3cとの間にOリング
4g,4hを設けている。 このため摩擦係合クラツチの油圧サーボ1は、
第2速から第3速ヘシフトアツプする場合に中間
伝動軸14とプラネタリギアセツト50のサンギ
アS1に連結させるクラツチC2のピストン4の
装着面積が小さくなり、第2速から第3速ヘシフ
トアツプする時の係合シヨツクが減少する。また
ピストン4の大きさに関係なくクラツチC2の摩
擦材2の最適設計の大きさとなり、摩擦係合クラ
ツチの油圧サーボ1はコンパクトとなる。 前記第2油圧サーボドラム41の後側には、後
方に開口すると共に前方に環状突起35を有する
第3油圧サーボドラム46が中間伝動軸14の後
端部15に固着され、該後端部15と外周壁との
間に環状ピストン47が嵌め込まれてクラツチC
1の油圧サーボC−1を形成すると共に内周側に
リターンスプリング49、さらに環状突起35の
外周にクラツチC2が装着され、クラツチC2を
介して第2油圧サーボドラム41、および第3油
圧サーボドラム46が連結されている。該第3油
圧サーボドラム46の後側には、第2プラネタリ
ギアセツト50が設けられ、そのリングギアR1
は環状突起48およびクラツチC1を介して第3
油圧サーボドラム46に連結され、プラネタリキ
ヤリアP1は前記出力軸36の先端部にスプライ
ン嵌合し、サンギアS1はサンギア軸45に一体
に形成されている。また、第2油圧サーボドラム
および第3油圧サーボドラム41,46および第
2プラネタリギアセツト50を最小空間でカバー
するように成型された連結ドラム60が、その先
端で第2油圧サーボドラム41の外周に固着さ
れ、後端は、第2プラネタリアギアセツト50の
後側でサンギア軸45に連結され、外周側にベル
トブレーキB1が設けられている。 前記ブレーキB2の後側のトランスミツシヨン
ケース130内側に形成されたスプライン75に
は、前方からブレーキB2のブレーキデイスクb
2、第4油圧サーボドラム72のアウタスプライ
ン725、ブレーキB3のブレーキデイスクb3
がスプライ嵌合され、その後側の後部支壁157
のリアサポート156外周側とトランスミツシヨ
ンケース130の間の環状穴にピストン77が嵌
め込まれてブレーキB3の油圧サーボB−3を形
成し、また該油圧サーボB−3のリターンスプリ
ング79はリアサポート156先端に装着された
フランジ板82により支持されている。 第3プラネタリアギアセツト80は、サンギア
S2がサンギア軸45と一体に形成され、プラネ
タリキヤリアP2が前側の一方向クラツチF2の
アンタレース86に連結される共にブレーキB3
と連結され、外周にパーキングギア85を周設し
たリングギアR2が出力軸36の中間部37に連
結されている。前記パーキングギア85は自動変
速機のシフトレバーをパーキング(P)位置に選択し
たとき、パーキング爪84がパーキングギア85
に噛み合い出力軸36を固定する。 前記ブレーキB2の内側に、サンギア軸45を
インナレースとする一方向クラツチF1が設けら
れ、アウタレース39がブレーキB2と接続さ
れ、前記一方向クラツチF1の後側にインナレー
ス83とスプライン嵌合した一方向クラツチF2
が装着され、第2プラネタリアギアセツト50外
側の連結ドラム60の後側の余剰空間61に、前
方に開口して設けられた環状の第4油圧サーボド
ラム72と、該第4油圧サーボドラム72内の所
定位置より突設し、前方第4油圧サーボドラム7
2と溶接部71Aにより連結され、油圧サーボの
油圧もれを防止する中間筒71をプレス成型し、
前記第4油圧サーボドラム72の外周壁721と
中間筒71との間に嵌め込まれた環状ピストン7
3と、第4油圧サーボドラム72の内周壁と中間
筒71との間にリターンスプリング74と第4油
圧サーボドラム72とピストン73とリターンス
プリング74からブレーキB2の油圧サーボB−
2の油圧サーボB−2を形成すると共に外周壁の
内側にブレーキB2が装着されている。前記中間
筒71はピストン73の面積を最適な径としてい
る。 トランスミツシヨン300は、車速、スロツト
ル開度など車両の走行条件に応じてトランスミツ
シヨンケース130の下部にボルト402により
締結されたオイルパン401に内蔵されたバルブ
ボデイ403内の油圧制御装置400から各摩擦
係合装置の油圧サーボに選択的に出力する油圧に
より、各クラツチおよびブレーキの係合または解
放が行われ、前進4段の変速または後進1段の変
速を行うようになつている。各クラツチ、ブレー
キ、一方向クラツチの作動と達成される変速段
(RANGE)の一例を表1に示す。
【表】 表1において、Eは対応するクラツチ、ブレー
キ、一方向クラツチが係合していることを示す。
(L)は対応する一方向クラツチがエンジンドライブ
状態においてのみ係合し、エンジンブレーキ状態
においては係合しないことを示す。さらにLは対
応する一方向クラツチはエジンドライブ状態にお
いて係合しているが、その係合はこれと並列に組
込まれたクラツチあるいはブレーキによつて動力
の伝達が保証されていることから必ずしも必要と
されないこと(ロツク)を示す。さらにfは対応
する一方向クラツチがフリーであることを示す。
さらに×は対応するクラツチおよびブレーキが解
放していることを示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の摩擦係合装置を示す断面図、
第2図は本発明の摩擦係合装置を自動変速機に適
用した車両用自動変速機の断面図、第3図は本発
明の摩擦係合装置を自動変速機に適用した車両用
自動変速機の要部断面図である。 1……摩擦係合クラツチの油圧サーボドラム
(クラツチドラム)、2……摩擦材(クラツチプレ
ート)、3……第2の油圧サーボドラム、3b…
…筒状部(外筒部)、3c……円環板状部材、3
d……接合部、3e……外周筒状部材の一端、3
g……屈曲部、3f……隔壁板案内部(スプライ
ン部)、3h……外周筒状部材、3p……内周筒
状部(内筒部)、3v……外側筒部、3w……内
側筒部、4……ピストン、5……リターンスプリ
ング、100……自動変速機、200……トルク
コンバータ、300……トランスミツシヨン、4
00……油圧制御装置、721……外周壁、72
2……内筒。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 動力を伝達しハンドブレーキ係合面が形成さ
    れたクラツチドラムと、 該クラツチドラムのシリンダ部に摺動自在に装
    着されたピストンと、 前記クラツチドラムに配設されたクラツチプレ
    ートとからなる摩擦係合装置において、 前記クラツチドラムは外筒部と内筒部を有し該
    外筒部と内筒部とで形成されるシリンダ部に前記
    ピストンを摺動自在に装着せしめた円環状部材
    と、該円環状部材の外筒部の径方向外側に一端が
    連結され該一端より軸方向に延設され前記クラツ
    チプレートを装着せしめる外周筒状部材とからな
    り、 該外周筒状部材は外側筒部と内側筒部とからな
    り前記一端にて屈曲する屈曲部を有する二重構造
    であり、前記内側筒部の径方向内側に前記クラツ
    チプレート保持用スプライン部を形成するととも
    に、前記外側筒部の径方向外側にハンドブレーキ
    係合用の係合面を形成したことを特徴とする摩擦
    係合装置。 2 前記クラツチドラムを構成する円環状部材と
    外周筒状部材は前記円環状部材の外筒部の径方向
    外側で前記外周筒状部材の屈曲部と溶接接合され
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    摩擦係合装置。
JP16069784A 1984-07-30 1984-07-30 摩擦係合装置 Granted JPS6138227A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2592451B2 (ja) * 1987-05-02 1997-03-19 アイシン・エィ・ダブリュ 株式会社 遊星歯車式変速機のブレーキバンドドラム

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JPS6138227A (ja) 1986-02-24

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