JPH04555Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH04555Y2 JPH04555Y2 JP1985120833U JP12083385U JPH04555Y2 JP H04555 Y2 JPH04555 Y2 JP H04555Y2 JP 1985120833 U JP1985120833 U JP 1985120833U JP 12083385 U JP12083385 U JP 12083385U JP H04555 Y2 JPH04555 Y2 JP H04555Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control
- temperature
- heating elements
- energization rate
- heating
- Prior art date
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- Expired
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 37
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Resistance Heating (AREA)
- Control Of Temperature (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[考案の技術分野]
本考案は、複数個の発熱体を備えた高電力の電
気器具の温度制御装置に関するものである。
気器具の温度制御装置に関するものである。
[考案の技術的背景とその問題点]
電気カーペツト、電気こたつ、電気ヒーターな
どの電気器具には、器具の一部のみを選択的に加
熱することができる様に、複数個の発熱体を備え
たものが知られている。この様な電気器具、例え
ば面切り方式で2つの発熱体を使つた電気カーペ
ツトの通電率は、加熱の立上がり時は100%であ
つても、一度所定の温度に暖まつた後は温度セン
サなどが働くために50%以下となることが多い。
どの電気器具には、器具の一部のみを選択的に加
熱することができる様に、複数個の発熱体を備え
たものが知られている。この様な電気器具、例え
ば面切り方式で2つの発熱体を使つた電気カーペ
ツトの通電率は、加熱の立上がり時は100%であ
つても、一度所定の温度に暖まつた後は温度セン
サなどが働くために50%以下となることが多い。
しかし、従来の電気器具に使用される温度制御
装置は、全発熱体を同時にオン、オフし、その時
間を適当に制御することで所定の温度となる様に
制御するものであるため、ある程度暖まつた状態
でも電気器具の通電中は全発熱体に通電されるこ
とになる。従つて、複数個の発熱体を備えた電気
器具において、全発熱体を同時に使用した場合は
かなりの高電力となり、他に使用する電気器具の
電力量によつては配電容量を越えてしまいブレー
カーが飛んでしまうことになる。これが加熱の立
上がり時の様に比較的短時間であるならば、その
間他の電気器具を使用しないなどの配慮も可能で
あるが、長時間の使用になるとそれも難しい。特
に、一定程度の温度に達した後は全発熱体の平均
通電率は50%以下であるにも拘らず、通電時の最
大電力が大きいために他の電気器具の使用が制限
されることは、合理的ではない。
装置は、全発熱体を同時にオン、オフし、その時
間を適当に制御することで所定の温度となる様に
制御するものであるため、ある程度暖まつた状態
でも電気器具の通電中は全発熱体に通電されるこ
とになる。従つて、複数個の発熱体を備えた電気
器具において、全発熱体を同時に使用した場合は
かなりの高電力となり、他に使用する電気器具の
電力量によつては配電容量を越えてしまいブレー
カーが飛んでしまうことになる。これが加熱の立
上がり時の様に比較的短時間であるならば、その
間他の電気器具を使用しないなどの配慮も可能で
あるが、長時間の使用になるとそれも難しい。特
に、一定程度の温度に達した後は全発熱体の平均
通電率は50%以下であるにも拘らず、通電時の最
大電力が大きいために他の電気器具の使用が制限
されることは、合理的ではない。
[考案の目的]
本考案は、上記の様な従来技術の問題点を解決
するために提案されたもので、その目的は、複数
個の発熱体を使用した電気器具において、発熱体
の通電率がある程度に低下した状態での最大電力
の低減を可能とした温度制御装置を提供すること
にある。
するために提案されたもので、その目的は、複数
個の発熱体を使用した電気器具において、発熱体
の通電率がある程度に低下した状態での最大電力
の低減を可能とした温度制御装置を提供すること
にある。
[考案の概要]
本考案の温度制御装置は、複数個の発熱体の各
回路に制御素子を接続し、この制御素子を、各制
御素子を交互に順次働かせる切換器と、設定した
発熱体の通電率に従つて切替器を作動させる設定
器とから成る制御盤に接続したことを特徴とする
ものである。
回路に制御素子を接続し、この制御素子を、各制
御素子を交互に順次働かせる切換器と、設定した
発熱体の通電率に従つて切替器を作動させる設定
器とから成る制御盤に接続したことを特徴とする
ものである。
そして、この様な構成を有することにより、電
気器具が一定の温度に達し、全発熱体の通電率が
低下した際には、設定器に設定された通電率に従
つて切替器が作動して、複数の発熱体に交互に通
電する為、電気機器の温度がある程度低下した状
態で最大電力を低減させることができる。
気器具が一定の温度に達し、全発熱体の通電率が
低下した際には、設定器に設定された通電率に従
つて切替器が作動して、複数の発熱体に交互に通
電する為、電気機器の温度がある程度低下した状
態で最大電力を低減させることができる。
[考案の実施例]
以下、本考案の一実施例を第1図に示す回路図
に従つて具体的に説明する。
に従つて具体的に説明する。
*構成*
1は電気器具の電源プラグで、この電源プラグ
1には、それぞれ制御素子3a,3bを介して2
つの発熱体2a,2bが並列に接続されている。
各制御素子3a,3bは、電源回路に接続された
温度センサ4を有する制御盤5と接続され、この
制御盤5が温度センサ4で検出した発熱体2a,
2bの温度に応じて各制御素子3a,3bオン、
オフする様になつている。なお、6は、制御盤に
設けられた温度調節用の制御ダイヤルである。
1には、それぞれ制御素子3a,3bを介して2
つの発熱体2a,2bが並列に接続されている。
各制御素子3a,3bは、電源回路に接続された
温度センサ4を有する制御盤5と接続され、この
制御盤5が温度センサ4で検出した発熱体2a,
2bの温度に応じて各制御素子3a,3bオン、
オフする様になつている。なお、6は、制御盤に
設けられた温度調節用の制御ダイヤルである。
この制御盤5には、各制御素子3a,3bを交
互に働かせる切換器と、この切換器を作動させる
発熱体の通電率を設定する設定器が内蔵されてい
る。本実施例において、この設定器は、前記温度
センサ4による制御の結果、通電率が50%以上の
時は前記切換器を働かせることがなく、通電率が
50%以下の時に前記切換器を作動させるものであ
つて、通電率の検出手段としては発熱体の電圧か
らコンデンサの充放電を利用して電圧を検知する
ものが使用される。また、各制御素子3a,3b
を交互に作動させる切換器としては、回路タイマ
でも双方の制御素子を検出し合つて働かせるもの
でも良い。
互に働かせる切換器と、この切換器を作動させる
発熱体の通電率を設定する設定器が内蔵されてい
る。本実施例において、この設定器は、前記温度
センサ4による制御の結果、通電率が50%以上の
時は前記切換器を働かせることがなく、通電率が
50%以下の時に前記切換器を作動させるものであ
つて、通電率の検出手段としては発熱体の電圧か
らコンデンサの充放電を利用して電圧を検知する
ものが使用される。また、各制御素子3a,3b
を交互に作動させる切換器としては、回路タイマ
でも双方の制御素子を検出し合つて働かせるもの
でも良い。
*作用*
この様な構成を有する本実施例の温度制御装置
においては、通電初期の立上がり状態では両方の
発熱体2a,2bの通電が継続しているが、発熱
体がある程度の温度になると、温度センサ4の検
出値をもとに制御盤5に接続された各制御素子3
a,3bが両方の発熱体2a,2bを同時にオ
ン、オフさせ、発熱体を一定の温度を保持させ
る。この場合、室内の温度が低い場合の様に両方
の発熱体2a,2bに対する通電率が50%以上の
時は、制御盤5内の設定器が切換器を作動させる
ことがないので、第2図Aで示す様に両方の制御
素子3a,3bが同時に作動し、発熱体2a,2
bも同時にオン、オフを繰返す。これに対して、
室内が暖まつたり、他の暖房器具等との併用によ
り通電率が50%以下になつた時は、これを検出し
た設定器の作用により切換器が作動し、第2図B
の様に制御素子3a,3bが交互に作動し、発熱
体2a,2bに交互に発熱させる。その結果、各
発熱体2a,2bが同時に通電されることがな
く、電力の最大値が低減されることになる。
においては、通電初期の立上がり状態では両方の
発熱体2a,2bの通電が継続しているが、発熱
体がある程度の温度になると、温度センサ4の検
出値をもとに制御盤5に接続された各制御素子3
a,3bが両方の発熱体2a,2bを同時にオ
ン、オフさせ、発熱体を一定の温度を保持させ
る。この場合、室内の温度が低い場合の様に両方
の発熱体2a,2bに対する通電率が50%以上の
時は、制御盤5内の設定器が切換器を作動させる
ことがないので、第2図Aで示す様に両方の制御
素子3a,3bが同時に作動し、発熱体2a,2
bも同時にオン、オフを繰返す。これに対して、
室内が暖まつたり、他の暖房器具等との併用によ
り通電率が50%以下になつた時は、これを検出し
た設定器の作用により切換器が作動し、第2図B
の様に制御素子3a,3bが交互に作動し、発熱
体2a,2bに交互に発熱させる。その結果、各
発熱体2a,2bが同時に通電されることがな
く、電力の最大値が低減されることになる。
この様に本実施例の温度制御装置によれば、通
電率50%以下の制御範囲内だと従来の電力の1/2
で制御を行なうので、他の電気機器との併用が可
能となる。また、制御する電力が少なくて済むの
で、小型の制御素子の使用が可能となり、リレー
の小型化やトライアツク・サイリスタ等の電子制
御素子の使用が容易となる。
電率50%以下の制御範囲内だと従来の電力の1/2
で制御を行なうので、他の電気機器との併用が可
能となる。また、制御する電力が少なくて済むの
で、小型の制御素子の使用が可能となり、リレー
の小型化やトライアツク・サイリスタ等の電子制
御素子の使用が容易となる。
*他の実施例*
本考案の実施例としては、発熱体の数を3個以
上にしたり、第1の実施例の通電率や第2の実施
例の能力の設定値を発熱体の数に応じて適宜変更
することもできる。例えば発熱体を3個使用した
時に通電率60%(或いは能力)2/3)とすれば、
最大電力を全発熱体を同時使用した時の60%に落
すことができる。
上にしたり、第1の実施例の通電率や第2の実施
例の能力の設定値を発熱体の数に応じて適宜変更
することもできる。例えば発熱体を3個使用した
時に通電率60%(或いは能力)2/3)とすれば、
最大電力を全発熱体を同時使用した時の60%に落
すことができる。
[考案の効果]
以上の実施例に示す通り、本考案の温度制御装
置は、設定器に設定された条件に従つて切換器が
作動した後は、複数の発熱体に交互に通電する様
に構成したので、電気機器の温度が安定した後は
その最大電力を従来の制御装置に比べて低下させ
ることができ、その結果他の電気機器との併用も
可能となる効果がある。このことは、初期電力を
高め発熱温度の立上がりを改良しても、平常時に
は従来の電力よりも少なくて済むことを意味し、
従つて、本考案によれば使用までに待ち時間のな
い勝手の良い電気機器を提供できる。
置は、設定器に設定された条件に従つて切換器が
作動した後は、複数の発熱体に交互に通電する様
に構成したので、電気機器の温度が安定した後は
その最大電力を従来の制御装置に比べて低下させ
ることができ、その結果他の電気機器との併用も
可能となる効果がある。このことは、初期電力を
高め発熱温度の立上がりを改良しても、平常時に
は従来の電力よりも少なくて済むことを意味し、
従つて、本考案によれば使用までに待ち時間のな
い勝手の良い電気機器を提供できる。
第1図は本考案の温度制御装置の一実施例を示
す回路図、第2図はその動作を示すタイムチヤー
トである。 1……電源プラグ、2a,2b……発熱体、3
a,3b……制御素子、4……温度センサ、5…
…制御盤、6……制御ダイヤル。
す回路図、第2図はその動作を示すタイムチヤー
トである。 1……電源プラグ、2a,2b……発熱体、3
a,3b……制御素子、4……温度センサ、5…
…制御盤、6……制御ダイヤル。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 複数個の発熱体を有し、それぞれの回路に制御
素子を接続し、これらの制御素子を制御盤に接続
して成る温度制御装置において、 前記制御盤に、発熱体の温度を検出してその通
電率を制御させる温度センサと、各制御素子を交
互に順次働かせる切換器と、発熱体が温度制御に
よりその通電率が所定の割合以下になつた時に、
前記切換器を作動させる発熱体の通電率設定器と
設けたことを特徴とする温度制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985120833U JPH04555Y2 (ja) | 1985-08-08 | 1985-08-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985120833U JPH04555Y2 (ja) | 1985-08-08 | 1985-08-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6231391U JPS6231391U (ja) | 1987-02-25 |
JPH04555Y2 true JPH04555Y2 (ja) | 1992-01-09 |
Family
ID=31009523
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985120833U Expired JPH04555Y2 (ja) | 1985-08-08 | 1985-08-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04555Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5836150U (ja) * | 1981-09-03 | 1983-03-09 | 株式会社富士通ゼネラル | プリンタの伝票保持装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61149293U (ja) * | 1985-03-07 | 1986-09-13 |
-
1985
- 1985-08-08 JP JP1985120833U patent/JPH04555Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5836150U (ja) * | 1981-09-03 | 1983-03-09 | 株式会社富士通ゼネラル | プリンタの伝票保持装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6231391U (ja) | 1987-02-25 |
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