JPH0455540A - 床下調湿ならびに防虫工法 - Google Patents
床下調湿ならびに防虫工法Info
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- JPH0455540A JPH0455540A JP16594590A JP16594590A JPH0455540A JP H0455540 A JPH0455540 A JP H0455540A JP 16594590 A JP16594590 A JP 16594590A JP 16594590 A JP16594590 A JP 16594590A JP H0455540 A JPH0455540 A JP H0455540A
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、家屋の床下の湿度の調整工法およびこれに加
えて白蟻やゴキブリを排除する調湿防虫工法に関する。
えて白蟻やゴキブリを排除する調湿防虫工法に関する。
従来床下の風通しを良好にすること、あるいは乾燥を目
的とするため種々の工法が考えられているが、床を高く
するなど楕遣上の問題があり、しかも部会などにあって
は宅地面積が少く家屋が過密なため期待する程の効果が
得られない、また最近では床下に吸湿性のシートを敷設
する工法も考えられているがシート自体の耐久性がなく
その効果も期待できない。さらに白蟻に対しての対策と
しても床下材に薬液を噴霧する方法が行われているが、
手間がかかるばかりか耐久性に欠ける欠点があった。
的とするため種々の工法が考えられているが、床を高く
するなど楕遣上の問題があり、しかも部会などにあって
は宅地面積が少く家屋が過密なため期待する程の効果が
得られない、また最近では床下に吸湿性のシートを敷設
する工法も考えられているがシート自体の耐久性がなく
その効果も期待できない。さらに白蟻に対しての対策と
しても床下材に薬液を噴霧する方法が行われているが、
手間がかかるばかりか耐久性に欠ける欠点があった。
本発明は、このような従来の床下調湿工法において、ゼ
オライトの優れた吸湿性を利用し、このゼオライト粒を
床下に散布敷設することによって床下の湿度を調整する
ものである。
オライトの優れた吸湿性を利用し、このゼオライト粒を
床下に散布敷設することによって床下の湿度を調整する
ものである。
ゼオライトは一般式Ｗ ｍ Ｚ ｎ Ｏｔｎ ＋ Ｓ
Ｈｚ Ｏで表される含水ケイ酸塩であって多孔質の白色
の岩石であり、本発明工法に使用する場合には径３〜５
ｍｍ程度の粒状体に粉砕成形する。
Ｈｚ Ｏで表される含水ケイ酸塩であって多孔質の白色
の岩石であり、本発明工法に使用する場合には径３〜５
ｍｍ程度の粒状体に粉砕成形する。
本発明は、このゼオライトの優れた吸湿性を利用し、こ
れを床下に散布敷設することによって床下の湿気を調整
することを第１の目的とし、このゼオライト粒に防虫剤
の薬液を含浸させた特殊な加工ゼオライト粒を床下に散
布積層することによって調湿作用に加えて防虫作用をも
併せて奏することを第２の目的とし、施工に当ってはゼ
オライトの吸湿性を高めるため初めに床下地面上にアル
ミシートのような防水シートを敷設し、その上にゼオラ
イト粒を散布するものであり、また上層に合成樹脂シー
トを被覆して家屋の建築中において落下する木屑やゴミ
のゼオライト粒層への混入を防ぐものである。
れを床下に散布敷設することによって床下の湿気を調整
することを第１の目的とし、このゼオライト粒に防虫剤
の薬液を含浸させた特殊な加工ゼオライト粒を床下に散
布積層することによって調湿作用に加えて防虫作用をも
併せて奏することを第２の目的とし、施工に当ってはゼ
オライトの吸湿性を高めるため初めに床下地面上にアル
ミシートのような防水シートを敷設し、その上にゼオラ
イト粒を散布するものであり、また上層に合成樹脂シー
トを被覆して家屋の建築中において落下する木屑やゴミ
のゼオライト粒層への混入を防ぐものである。
本発明は、このように湿度調整作用のあるゼオライトを
床下に散布敷設することによって、床下の湿気を吸湿し
乾燥状態にすることと共にゼオライトが放湿コントロー
ルするため床下の湿度を一定に保ち結露やカビの発生を
防ぎ、加えてゼオライトの主成分である珪酸や酸化アル
ミニウムが吸着力、浄化力に優れているため床下への雨
水の流入、あるいは排水漏れ等の場合の消臭効果と害虫
の発生を予防する。そして本発明においてはこのゼオラ
イト粒に殺虫除虫性の薬液を含浸浸透させた特殊加工の
ゼオライト粒を無加工のゼオライト粒層の上に散布積層
することによって、床下の調湿は勿論のこと、白蟻やゴ
キブリ、ダニ等の発生や繁殖を防止する。
床下に散布敷設することによって、床下の湿気を吸湿し
乾燥状態にすることと共にゼオライトが放湿コントロー
ルするため床下の湿度を一定に保ち結露やカビの発生を
防ぎ、加えてゼオライトの主成分である珪酸や酸化アル
ミニウムが吸着力、浄化力に優れているため床下への雨
水の流入、あるいは排水漏れ等の場合の消臭効果と害虫
の発生を予防する。そして本発明においてはこのゼオラ
イト粒に殺虫除虫性の薬液を含浸浸透させた特殊加工の
ゼオライト粒を無加工のゼオライト粒層の上に散布積層
することによって、床下の調湿は勿論のこと、白蟻やゴ
キブリ、ダニ等の発生や繁殖を防止する。
そして、この調湿や除虫の作用は最下面、即ち地表面に
アルミシートを敷設することによって地中の湿気を遮断
できるために特に効果的である。
アルミシートを敷設することによって地中の湿気を遮断
できるために特に効果的である。
また本発明における床下へのゼオライト粒層の散布敷設
は建築施工時の初期に行うため、ゼオライト粒を散布敷
設した後にその上にビニルシート等の防水シートを被覆
することによって、建築施工の途中における雨水の浸入
を防ぐと共に、ゴミや木屑の混入を防止することができ
、建築の完了時にこの防水シートを除去するものであっ
て、これによって床下面はゼオライトの純白面を保持す
ることができる。
は建築施工時の初期に行うため、ゼオライト粒を散布敷
設した後にその上にビニルシート等の防水シートを被覆
することによって、建築施工の途中における雨水の浸入
を防ぐと共に、ゴミや木屑の混入を防止することができ
、建築の完了時にこの防水シートを除去するものであっ
て、これによって床下面はゼオライトの純白面を保持す
ることができる。
本発明に使用するゼオライトは径３〜５ｍｍ程度に粉砕
整粒したものを用い、床下に２ｃｍ程度の厚みに均一に
敷き詰めるものであり、また除虫防虫に使用する加工ゼ
オライトは、このゼオライト粒にメタノール、アセトン
、クレゾール等の薬液を含浸させたものであって床下へ
の散布゛敷設に当っては、未加工のゼオライト粒を１ｃ
ｍ厚に敷き詰めてその上に更に１ｃｍ厚みで加工ゼオラ
イト粒を敷き詰めるものである。
整粒したものを用い、床下に２ｃｍ程度の厚みに均一に
敷き詰めるものであり、また除虫防虫に使用する加工ゼ
オライトは、このゼオライト粒にメタノール、アセトン
、クレゾール等の薬液を含浸させたものであって床下へ
の散布゛敷設に当っては、未加工のゼオライト粒を１ｃ
ｍ厚に敷き詰めてその上に更に１ｃｍ厚みで加工ゼオラ
イト粒を敷き詰めるものである。
そしてこの散布量は３．３ｒｎ”当り１０Ｋｇが適当で
ある。
ある。
またこの散布に際しては床下の地面を整地してならし、
その上にアルミシートを敷き込みゼオライト粒を均一に
散布するものである。
その上にアルミシートを敷き込みゼオライト粒を均一に
散布するものである。
そしてこの上に合成樹脂シートを被覆するものである。
一般に本発明における床下調湿工法は家屋の建築中の初
期に行うため、床下に白く美しく敷き詰めたゼオライト
層の上に建築中の木屑やゴミ等が落下混入したり、また
雨が当って吸水するのを防ぐなめ上層に合成樹脂シート
を被覆するものであって、このシートは家屋の建築が完
成した時点で取り除くものである。
期に行うため、床下に白く美しく敷き詰めたゼオライト
層の上に建築中の木屑やゴミ等が落下混入したり、また
雨が当って吸水するのを防ぐなめ上層に合成樹脂シート
を被覆するものであって、このシートは家屋の建築が完
成した時点で取り除くものである。
次に加工ゼオライトの効果を表わす実施例を挙げると、
２槽の実験箱を下部が連結するようにしておき、片方の
箱に除虫薬剤を含浸させた加工ゼオライトを入れてＡ槽
とし、一方の箱に普通の土を入れてＢ槽とする。Ａ槽に
白蟻４０匹を入れた。
２槽の実験箱を下部が連結するようにしておき、片方の
箱に除虫薬剤を含浸させた加工ゼオライトを入れてＡ槽
とし、一方の箱に普通の土を入れてＢ槽とする。Ａ槽に
白蟻４０匹を入れた。
初め白蟻は活発に行動し側面をはい上るもの、連結路か
らＢ槽に逃避するもの等があるが、Ｂ槽の上面に移った
白蟻は元気で活動しているがＡ槽に残った白蟻は１２時
間後にはすべて死んだ。
らＢ槽に逃避するもの等があるが、Ｂ槽の上面に移った
白蟻は元気で活動しているがＡ槽に残った白蟻は１２時
間後にはすべて死んだ。
また同様の実験を茶羽根ゴキブリについても行ってみた
が、茶羽根ゴキブリはすべてＢ槽に移ってしまいＡ槽に
寄つくものは皆無であった。
が、茶羽根ゴキブリはすべてＢ槽に移ってしまいＡ槽に
寄つくものは皆無であった。
本発明は、上述のように適当の粒径に粉砕整粒したゼオ
ライトを床下に散布敷設することによって、ゼオライト
の調湿作用により床下の湿度の調整を図ることができる
もので、カビや結露の発生を防ぎ、またゼオライトに殺
虫防虫剤を含浸させた加工ゼオライトを用いることによ
って白蟻やダニ、ゴキブリの発生や侵入を防ぐ防虫効果
を発揮させるものであって住環境をよくするばかりか健
康にもよいという画期的な効果を奏する。
ライトを床下に散布敷設することによって、ゼオライト
の調湿作用により床下の湿度の調整を図ることができる
もので、カビや結露の発生を防ぎ、またゼオライトに殺
虫防虫剤を含浸させた加工ゼオライトを用いることによ
って白蟻やダニ、ゴキブリの発生や侵入を防ぐ防虫効果
を発揮させるものであって住環境をよくするばかりか健
康にもよいという画期的な効果を奏する。
特許出願人 株式会社 加 登 屋
Ｉｌ：ｃＩ力
Claims (3)
- （１）床下地面を平にならしてアルミシートを敷設し、
該シート上に適当の大きさに粉砕成形したゼオライト粒
を散布積層することを特徴とした家屋の床下調湿工法。 - （２）床下地面を平にならしてアルミシートを敷設し、
該シート上に適当の大きさに粉砕成形したゼオライト粒
を散布積層し、さらにその上に防水シートを被覆するこ
とを特徴とした家屋の床下調湿工法。 - （３）床下地面を平にならしてアルミシートを敷設し、
該シート上に適当の大きさに粉砕成形したゼオライト粒
を散布し、その上層に該ゼオライトに防虫性薬剤を含浸
させた防虫剤を散布積層したことを特徴とした家屋の床
下調湿ならびに防虫工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16594590A JPH0455540A (ja) | 1990-06-25 | 1990-06-25 | 床下調湿ならびに防虫工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16594590A JPH0455540A (ja) | 1990-06-25 | 1990-06-25 | 床下調湿ならびに防虫工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0455540A true JPH0455540A (ja) | 1992-02-24 |
Family
ID=15822006
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16594590A Pending JPH0455540A (ja) | 1990-06-25 | 1990-06-25 | 床下調湿ならびに防虫工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0455540A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001114512A (ja) * | 1999-10-14 | 2001-04-24 | Nippon Shokubai Co Ltd | Ｍｔｗ型バインダーレスゼオライト成型体およびその製造方法 |
| JP2001139324A (ja) * | 1999-11-11 | 2001-05-22 | Nippon Shokubai Co Ltd | ベータ型バインダーレスゼオライト成型体およびその製造方法 |
-
1990
- 1990-06-25 JP JP16594590A patent/JPH0455540A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001114512A (ja) * | 1999-10-14 | 2001-04-24 | Nippon Shokubai Co Ltd | Ｍｔｗ型バインダーレスゼオライト成型体およびその製造方法 |
| JP2001139324A (ja) * | 1999-11-11 | 2001-05-22 | Nippon Shokubai Co Ltd | ベータ型バインダーレスゼオライト成型体およびその製造方法 |
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