JPH0455529A - 作業機械の油圧回路 - Google Patents
作業機械の油圧回路Info
- Publication number
- JPH0455529A JPH0455529A JP2165815A JP16581590A JPH0455529A JP H0455529 A JPH0455529 A JP H0455529A JP 2165815 A JP2165815 A JP 2165815A JP 16581590 A JP16581590 A JP 16581590A JP H0455529 A JPH0455529 A JP H0455529A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- directional
- communication
- pressure
- switching valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000010276 construction Methods 0.000 title 1
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 claims description 9
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 4
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000006386 neutralization reaction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は複数のアクチュエータによる複合駆動をおこな
う油圧ショベル等の作業機械の油圧回路に関する。
う油圧ショベル等の作業機械の油圧回路に関する。
従来、作業機械例えば油圧ショベルでは、2つのメイン
ポンプのそれぞれに接続された左右2つの走行モータを
駆動しておこなわれる走行中に、一方の走行モータと並
列接続された旋回モータ、ブームシリンダ、パケットシ
リンダ等を駆動して、走行と他のアクチュエータとの複
合駆動をおこなわせようとすると、上述の一方の走行モ
ータに供給されていた流量が減少することから走行が蛇
行する事態を生じていた。
ポンプのそれぞれに接続された左右2つの走行モータを
駆動しておこなわれる走行中に、一方の走行モータと並
列接続された旋回モータ、ブームシリンダ、パケットシ
リンダ等を駆動して、走行と他のアクチュエータとの複
合駆動をおこなわせようとすると、上述の一方の走行モ
ータに供給されていた流量が減少することから走行が蛇
行する事態を生じていた。
このような蛇行を防止するための油圧回路として、既に
第2図に示す油圧回路が提案されている。
第2図に示す油圧回路が提案されている。
この油圧回路は、メインポンプ1.2に対して複数の方
向切換弁を優先的に圧油を受ける順序に配置して接続し
たものである。メインポンプ1と接続される方向切換弁
群、すなわちスイングシリンダ25の駆動を制御するス
イング用方向切換弁17、パケットシリンダ26の駆動
を制御するパケット用方向切換弁18、アームシリンダ
27の駆動を制御するアーム用方向切換弁19、一方の
走行モータ28の駆動を制御する一方の走行用方向切換
弁20よりなる方向切換弁群にあっては、−方の走行用
方向切換弁20を他のアクチュエータ用の方向切換弁1
9.18.17よりも優先的に圧油が導かれるようにタ
ンデム最上流に配置しである。メインポンプ2と接続さ
れる方向切換弁群、すなわち旋回モータ21の駆動を規
制する旋回用方向切換弁13、ブームシリンダ22の駆
動を制御するブーム用方向切換弁14、ブレードシリン
ダ23の駆動を制御するブレード用方向切換弁15、他
方の走行モータ24の駆動を制御する他方の走行用方向
切換弁16よりなる方向切換弁群にあっては、他方の走
行用方向切換弁16を他のアクチュエータ用の方向切換
弁13.14.15のタンデム最下流に配置しである。
向切換弁を優先的に圧油を受ける順序に配置して接続し
たものである。メインポンプ1と接続される方向切換弁
群、すなわちスイングシリンダ25の駆動を制御するス
イング用方向切換弁17、パケットシリンダ26の駆動
を制御するパケット用方向切換弁18、アームシリンダ
27の駆動を制御するアーム用方向切換弁19、一方の
走行モータ28の駆動を制御する一方の走行用方向切換
弁20よりなる方向切換弁群にあっては、−方の走行用
方向切換弁20を他のアクチュエータ用の方向切換弁1
9.18.17よりも優先的に圧油が導かれるようにタ
ンデム最上流に配置しである。メインポンプ2と接続さ
れる方向切換弁群、すなわち旋回モータ21の駆動を規
制する旋回用方向切換弁13、ブームシリンダ22の駆
動を制御するブーム用方向切換弁14、ブレードシリン
ダ23の駆動を制御するブレード用方向切換弁15、他
方の走行モータ24の駆動を制御する他方の走行用方向
切換弁16よりなる方向切換弁群にあっては、他方の走
行用方向切換弁16を他のアクチュエータ用の方向切換
弁13.14.15のタンデム最下流に配置しである。
また、一方の走行用方向切換弁20のフィーダポートと
他方の走行用方向切換弁16のフィーダポートとを連絡
する連絡管路32を有し、この連絡管路32中に該連絡
管路32を断接する連通切換弁29と、一方の走行用方
向切換弁20のフィーダポート側から他方の走行用方向
切換弁16のフィーダポート側方向への圧油の逆流を防
止する逆止弁33とを設けである。そして、上述の他方
の方向切換弁群中の他方の走行用方向切換弁16と異な
るアクチュエータに係る方向切換弁13.14.15が
切換えられたときに連通切換弁29を連通位置、すなわ
ち同第2図の上段位置に切換える駆動信号を発生させる
駆動信号発生手段として、別のポンプ3と、このポンプ
3の吐出圧を規定するリリーフ弁8とを設けである。な
お、メインポンプ1.2から吐出される圧油の圧力を規
定するリリーフ弁7.9を設けであるとともに、ポンプ
3の吐出管路11の下流に絞り30を設けてあり、この
絞り30の下流側を連通切換弁29の駆動部に管路31
を介して連絡しである。また、絞り30の下流側とタン
クとを、全ての方向切換弁群の中立時、該方向切換弁群
を形成する方向切換弁13.14.15.16.17.
18.19.20を貫通して連絡する減圧弁駆動信号発
生用管路34を設けである。
他方の走行用方向切換弁16のフィーダポートとを連絡
する連絡管路32を有し、この連絡管路32中に該連絡
管路32を断接する連通切換弁29と、一方の走行用方
向切換弁20のフィーダポート側から他方の走行用方向
切換弁16のフィーダポート側方向への圧油の逆流を防
止する逆止弁33とを設けである。そして、上述の他方
の方向切換弁群中の他方の走行用方向切換弁16と異な
るアクチュエータに係る方向切換弁13.14.15が
切換えられたときに連通切換弁29を連通位置、すなわ
ち同第2図の上段位置に切換える駆動信号を発生させる
駆動信号発生手段として、別のポンプ3と、このポンプ
3の吐出圧を規定するリリーフ弁8とを設けである。な
お、メインポンプ1.2から吐出される圧油の圧力を規
定するリリーフ弁7.9を設けであるとともに、ポンプ
3の吐出管路11の下流に絞り30を設けてあり、この
絞り30の下流側を連通切換弁29の駆動部に管路31
を介して連絡しである。また、絞り30の下流側とタン
クとを、全ての方向切換弁群の中立時、該方向切換弁群
を形成する方向切換弁13.14.15.16.17.
18.19.20を貫通して連絡する減圧弁駆動信号発
生用管路34を設けである。
このように構成される従来の油圧回路にあっては、一方
の走行用方向切換弁20と他方の走行用方向切換弁16
のそれぞれを切換え、メインポンプ1の圧油を一方の走
行用方向切換弁20を介して一方の走行モータ28に供
給し、メインポンプ2の圧油を他方の走行用方向切換弁
16を介して他方の走行モータ24に供給して走行をお
こなっているときに、走行と他のアクチュエータとの複
合駆動を意図して、他方の方向切換弁群のうちの方向切
換弁13.14.15のいずれかが切換えられると、他
方の走行用方向切換弁16への圧油の供給は断たれる。
の走行用方向切換弁20と他方の走行用方向切換弁16
のそれぞれを切換え、メインポンプ1の圧油を一方の走
行用方向切換弁20を介して一方の走行モータ28に供
給し、メインポンプ2の圧油を他方の走行用方向切換弁
16を介して他方の走行モータ24に供給して走行をお
こなっているときに、走行と他のアクチュエータとの複
合駆動を意図して、他方の方向切換弁群のうちの方向切
換弁13.14.15のいずれかが切換えられると、他
方の走行用方向切換弁16への圧油の供給は断たれる。
このとき瞬時に、該当する方向切換弁13.14.15
のうちのいずれかの方向切換弁の切換えによって減圧弁
駆動信号発生用管路34のタンクへの連通が阻止される
。したがって、絞り30を介して与えられるポンプ3の
圧油による圧力が管路34.31を介して連通切換弁2
9の駆動部に伝えられ、当該連通切換弁29が同第2図
に示す下段のしゃ断位置から上段の連通位置に切換えら
れ、連絡管路32が連通ずる。
のうちのいずれかの方向切換弁の切換えによって減圧弁
駆動信号発生用管路34のタンクへの連通が阻止される
。したがって、絞り30を介して与えられるポンプ3の
圧油による圧力が管路34.31を介して連通切換弁2
9の駆動部に伝えられ、当該連通切換弁29が同第2図
に示す下段のしゃ断位置から上段の連通位置に切換えら
れ、連絡管路32が連通ずる。
これによりメインポンプ1の圧油が連絡管路32、連通
切換弁29、逆止弁33を介して他方の走行用方向切換
弁16に導かれ、走行モータ28.24の双方に圧油を
供給して蛇行を生じない走行をおこなわせることができ
る。また、メインポンプ2の圧油が該当する方向切換弁
を介して走行とは異なる他のアクチュエータに供給され
、走行と他のアクチュエータとの複合駆動をおこなわせ
ることができる。
切換弁29、逆止弁33を介して他方の走行用方向切換
弁16に導かれ、走行モータ28.24の双方に圧油を
供給して蛇行を生じない走行をおこなわせることができ
る。また、メインポンプ2の圧油が該当する方向切換弁
を介して走行とは異なる他のアクチュエータに供給され
、走行と他のアクチュエータとの複合駆動をおこなわせ
ることができる。
しかしながら、上述した第2図に示す従来の油圧回路は
、メインポンプ1.2の他に別のポンプ3を要し、この
別のポンプ3を減圧弁駆動信号発生用管路34等に連絡
するホース等の吐出管路11を要し、また比較的大きい
ポンプ3の圧力に応動するための大きなばね力を具備す
るばねを備えたリリーフ弁8を要し、さらに連通切換弁
29の駆動部には絞り30を介して与えられるものの比
較的大きな圧力に耐える受圧室を要することから、全体
の形状が大きくなって配置設計に余裕がなく、小型化に
対応し難いとともに、製作費が高くなりやすい。
、メインポンプ1.2の他に別のポンプ3を要し、この
別のポンプ3を減圧弁駆動信号発生用管路34等に連絡
するホース等の吐出管路11を要し、また比較的大きい
ポンプ3の圧力に応動するための大きなばね力を具備す
るばねを備えたリリーフ弁8を要し、さらに連通切換弁
29の駆動部には絞り30を介して与えられるものの比
較的大きな圧力に耐える受圧室を要することから、全体
の形状が大きくなって配置設計に余裕がなく、小型化に
対応し難いとともに、製作費が高くなりやすい。
本発明は、上記した従来技術における実情に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、メインポンプの他に別のポン
プを要することなく蛇行を生じない走行と他のアクチュ
エータとの複合駆動を実現させることのできる作業機械
の油圧回路を提供することにある。
れたもので、その目的は、メインポンプの他に別のポン
プを要することなく蛇行を生じない走行と他のアクチュ
エータとの複合駆動を実現させることのできる作業機械
の油圧回路を提供することにある。
この目的を達成するために、本発明は、少なくとも2つ
のメインポンプと、これらのメインポンプのそれぞれに
接続される方向切換弁群とを有し、これらの方向切換弁
群のうちの一方の方向切換弁群のタンデム最上流に配置
された一方の走行用方向切換弁のフィーダポートと、上
記方向切換弁群のうちの他方の方向切換弁群のタンデム
最下流に配置された他方の走行用方向切換弁のフィーダ
ポートとを連絡する連絡管路を具備し、この連絡管路中
に該連絡管路を断接する連通切換弁と逆止弁を設け、上
記他方の方向切換弁群中の上記他方の走行用方向切換弁
と異なる他のアクチュエータに係る方向切換弁が切換え
られたときに上記連通切換弁を連通位置に切換える駆動
信号を発生させる駆動信号発生手段を備えた作業機械の
油圧回路において、上記駆動信号発生手段が、上記メイ
ンポンプの圧油を減圧して駆動信号圧として上記連通切
換弁の駆動部に与える減圧弁である構成にしである。
のメインポンプと、これらのメインポンプのそれぞれに
接続される方向切換弁群とを有し、これらの方向切換弁
群のうちの一方の方向切換弁群のタンデム最上流に配置
された一方の走行用方向切換弁のフィーダポートと、上
記方向切換弁群のうちの他方の方向切換弁群のタンデム
最下流に配置された他方の走行用方向切換弁のフィーダ
ポートとを連絡する連絡管路を具備し、この連絡管路中
に該連絡管路を断接する連通切換弁と逆止弁を設け、上
記他方の方向切換弁群中の上記他方の走行用方向切換弁
と異なる他のアクチュエータに係る方向切換弁が切換え
られたときに上記連通切換弁を連通位置に切換える駆動
信号を発生させる駆動信号発生手段を備えた作業機械の
油圧回路において、上記駆動信号発生手段が、上記メイ
ンポンプの圧油を減圧して駆動信号圧として上記連通切
換弁の駆動部に与える減圧弁である構成にしである。
本発明は上記のように構成しであることから、一方の走
行用方向切換弁と他方の走行用方向切換弁とを切換えて
メインポンプのそれぞれの圧油を一方の走行モータ、他
方の走行モータに供給して走行をおこなわせている状態
から、この走行と他方の方向切換弁群に含まれる走行モ
ータとは異なるアクチュエータとの複合駆動を意図して
該当する方向切換弁を切換えたときには、この切換え動
作に伴って減圧弁が作動し、この減圧弁を介してメイン
ポンプの圧油が連通切換弁の駆動部に与えられ、これに
より連通切換弁が連通位置となり、1つのメインポンプ
の圧油が連絡通路を介して他方の走行用方向切換弁に導
かれ、2つの走行モータの双方に圧油が供給されるとと
もに、他の1つのメインポンプの圧油によって他のアク
チュエータの駆動をおこなわせることができ、何ら蛇行
を生じることなく走行と他のアクチュエータとの複合駆
動を実現させることができ、すなわちメインポンプの他
に別のポンプを要することなく複合駆動を実現させるこ
とができる。
行用方向切換弁と他方の走行用方向切換弁とを切換えて
メインポンプのそれぞれの圧油を一方の走行モータ、他
方の走行モータに供給して走行をおこなわせている状態
から、この走行と他方の方向切換弁群に含まれる走行モ
ータとは異なるアクチュエータとの複合駆動を意図して
該当する方向切換弁を切換えたときには、この切換え動
作に伴って減圧弁が作動し、この減圧弁を介してメイン
ポンプの圧油が連通切換弁の駆動部に与えられ、これに
より連通切換弁が連通位置となり、1つのメインポンプ
の圧油が連絡通路を介して他方の走行用方向切換弁に導
かれ、2つの走行モータの双方に圧油が供給されるとと
もに、他の1つのメインポンプの圧油によって他のアク
チュエータの駆動をおこなわせることができ、何ら蛇行
を生じることなく走行と他のアクチュエータとの複合駆
動を実現させることができ、すなわちメインポンプの他
に別のポンプを要することなく複合駆動を実現させるこ
とができる。
以下、本発明の作業機械の油圧回路の実施例を図に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す回路図で、前述した第
2図に示すものと同様の態様に描いである。すなわち、
第1図に示す実施例にあっても前述した第2図に示す油
圧回路と同等のメインポンプ1.2と、これらのメイン
ポンプ1.2から吐出される圧油の圧力を規定するリリ
ーフ弁7.9と、メインポンプ1.2から吐出される圧
油によって駆動する一方の走行モータ28、アームシリ
ンダ27、パケットシリンダ26、スイングシリンダ2
5、他方の走行モータ24、ブレードシリンダ23、ブ
ームシリンダ22、旋回モータ21等のアクチュエータ
と、メインポンプlに接続される一方の走行用方向切換
弁20、アーム用方向切換弁19、パケット用方向切換
弁18、スイング用方向切換弁17を含む一方の方向切
換弁群と、他方の走行用方向切換弁16、ブレード用方
向切換弁15、ブーム用方向切換弁14、旋回用方向切
換弁13を含む他方の方向切換弁群と、一方の方向切換
弁群のタンデム最上流に配置された一方の走行用方向切
換弁20のフィーダポートと他方の方向切換弁群のタン
デム最下流に配置された他方の走行用方向切換弁16の
フィーダポートとを連絡する連絡管路32と、この連絡
管路32中に介設した連通切換弁29とを備えている。
2図に示すものと同様の態様に描いである。すなわち、
第1図に示す実施例にあっても前述した第2図に示す油
圧回路と同等のメインポンプ1.2と、これらのメイン
ポンプ1.2から吐出される圧油の圧力を規定するリリ
ーフ弁7.9と、メインポンプ1.2から吐出される圧
油によって駆動する一方の走行モータ28、アームシリ
ンダ27、パケットシリンダ26、スイングシリンダ2
5、他方の走行モータ24、ブレードシリンダ23、ブ
ームシリンダ22、旋回モータ21等のアクチュエータ
と、メインポンプlに接続される一方の走行用方向切換
弁20、アーム用方向切換弁19、パケット用方向切換
弁18、スイング用方向切換弁17を含む一方の方向切
換弁群と、他方の走行用方向切換弁16、ブレード用方
向切換弁15、ブーム用方向切換弁14、旋回用方向切
換弁13を含む他方の方向切換弁群と、一方の方向切換
弁群のタンデム最上流に配置された一方の走行用方向切
換弁20のフィーダポートと他方の方向切換弁群のタン
デム最下流に配置された他方の走行用方向切換弁16の
フィーダポートとを連絡する連絡管路32と、この連絡
管路32中に介設した連通切換弁29とを備えている。
そして、この実施例では、他方の方向切換弁群中の他方
の走行用方向切換弁16と異なる方向切換弁15.14
.13のいずれがが切換えられたときに連通切換弁29
を連通位置に切換える駆動信号を発生させる駆動信号発
生手段を、メインポンプ1.2の圧油を減圧し駆動信号
圧として連通切換弁29の駆動部に与える減圧弁35に
よって構成しである。この減圧弁35はメインポンプ2
の吐出管路と連絡管路32とを接続する接続管路37と
、連通切換弁29の駆動部とを連絡する管路42中に介
設しである。なお、連絡管路32中にはメインポンプ1
方向への圧油の逆流を阻止する逆止弁39を設けてあり
、上述した接続管路37中にはメインポンプ2方向への
圧油の逆流を阻止する逆止弁38を設けてあり、また逆
止弁39は接続管路37と連絡管路32の接続点よりも
メインポンプ1側の連絡管路32部分に配置してあり、
逆止弁38は接続管路37と管路42との接続点よりも
メインポンプ2側の接続管路37部分に配置しである。
の走行用方向切換弁16と異なる方向切換弁15.14
.13のいずれがが切換えられたときに連通切換弁29
を連通位置に切換える駆動信号を発生させる駆動信号発
生手段を、メインポンプ1.2の圧油を減圧し駆動信号
圧として連通切換弁29の駆動部に与える減圧弁35に
よって構成しである。この減圧弁35はメインポンプ2
の吐出管路と連絡管路32とを接続する接続管路37と
、連通切換弁29の駆動部とを連絡する管路42中に介
設しである。なお、連絡管路32中にはメインポンプ1
方向への圧油の逆流を阻止する逆止弁39を設けてあり
、上述した接続管路37中にはメインポンプ2方向への
圧油の逆流を阻止する逆止弁38を設けてあり、また逆
止弁39は接続管路37と連絡管路32の接続点よりも
メインポンプ1側の連絡管路32部分に配置してあり、
逆止弁38は接続管路37と管路42との接続点よりも
メインポンプ2側の接続管路37部分に配置しである。
また、この実施例は減圧弁35の下流側に位置する管路
42部分に絞り40を設けであるとともに、この絞り4
0の下流側と減圧弁35の駆動部とを連絡し、かつ全て
の方向切換弁群の中立時、絞り40の下流側とタンクと
を該方向切換弁群を形成する各方向切換弁20.19.
18.17.16.15.14.13を貫通して連絡す
る減圧弁駆動信号発生用管路34を設けである。上記し
た方向切換弁20.19.18.17を含む一方の方向
切換弁群と、方向切換弁16.15.14.13を含む
他方の方向切換弁群と、連絡管路32と、連通切換弁2
9と、接続管路37と、管路42と、減圧弁35と、逆
止弁38.39と、絞り40と、減圧弁駆動信号発生用
管路34とは1つの方向切換弁ブロック体41に形成し
である。
42部分に絞り40を設けであるとともに、この絞り4
0の下流側と減圧弁35の駆動部とを連絡し、かつ全て
の方向切換弁群の中立時、絞り40の下流側とタンクと
を該方向切換弁群を形成する各方向切換弁20.19.
18.17.16.15.14.13を貫通して連絡す
る減圧弁駆動信号発生用管路34を設けである。上記し
た方向切換弁20.19.18.17を含む一方の方向
切換弁群と、方向切換弁16.15.14.13を含む
他方の方向切換弁群と、連絡管路32と、連通切換弁2
9と、接続管路37と、管路42と、減圧弁35と、逆
止弁38.39と、絞り40と、減圧弁駆動信号発生用
管路34とは1つの方向切換弁ブロック体41に形成し
である。
このように構成した実施例にあっては、一方の走行用方
向切換弁20及び他方の走行用方向切換弁16のそれぞ
れを切換えてメインポンプl、2から走行モータ28.
24のそれぞれに圧油を供給して走行をおこなわせてい
る状態において、この走行とブレードシリンダ23、ブ
ームシリンダ22、旋回モータ21のいずれがのアクチ
ュエータとの複合駆動を意図して方向切換弁15.14
.13のいずれかを切換えると、メインポンプ2がら他
方の走行モータ24への圧油の供給は断たれる。このと
き瞬時に該当する方向切換弁の切換えによって減圧弁駆
動信号発生用管路34とタンクとの連通が断たれ、それ
まで連絡管路32、接続管路37、管路42を介してメ
インポンプl、2から供給されている圧油に基づく圧力
がこの減圧弁駆動信号発生用管路34に閉じ込められる
。この閉じ込められた圧力によって減圧弁35が駆動し
、メインポンプ1.2の圧油の圧力が減圧弁35で減圧
され、さらに絞り4oを介して連通切換弁29の駆動部
に与えられる。該当する方向切換弁が切換えられるまで
タンクに連通されていたことからタンク圧になっていた
連通切換弁29の駆動部の受圧室の圧力が所定圧力より
大きくなったとき、当該連通切換弁29は上段の連通位
置に切換えられ、連通管路32が連通する。したがって
、メインポンプlの圧油が一方の走行用方向切換弁20
、他方の走行用方向切換弁16を介して走行モータ28
.24の双方に供給され、このメインポンプlの圧油に
よって走行がおこなわれ、また他方のメインポンプ2の
圧油により該当する方向切換弁を介して該当するアクチ
ュエータが駆動され、走行と他のアクチュエータの複合
駆動を実現させることができる。
向切換弁20及び他方の走行用方向切換弁16のそれぞ
れを切換えてメインポンプl、2から走行モータ28.
24のそれぞれに圧油を供給して走行をおこなわせてい
る状態において、この走行とブレードシリンダ23、ブ
ームシリンダ22、旋回モータ21のいずれがのアクチ
ュエータとの複合駆動を意図して方向切換弁15.14
.13のいずれかを切換えると、メインポンプ2がら他
方の走行モータ24への圧油の供給は断たれる。このと
き瞬時に該当する方向切換弁の切換えによって減圧弁駆
動信号発生用管路34とタンクとの連通が断たれ、それ
まで連絡管路32、接続管路37、管路42を介してメ
インポンプl、2から供給されている圧油に基づく圧力
がこの減圧弁駆動信号発生用管路34に閉じ込められる
。この閉じ込められた圧力によって減圧弁35が駆動し
、メインポンプ1.2の圧油の圧力が減圧弁35で減圧
され、さらに絞り4oを介して連通切換弁29の駆動部
に与えられる。該当する方向切換弁が切換えられるまで
タンクに連通されていたことからタンク圧になっていた
連通切換弁29の駆動部の受圧室の圧力が所定圧力より
大きくなったとき、当該連通切換弁29は上段の連通位
置に切換えられ、連通管路32が連通する。したがって
、メインポンプlの圧油が一方の走行用方向切換弁20
、他方の走行用方向切換弁16を介して走行モータ28
.24の双方に供給され、このメインポンプlの圧油に
よって走行がおこなわれ、また他方のメインポンプ2の
圧油により該当する方向切換弁を介して該当するアクチ
ュエータが駆動され、走行と他のアクチュエータの複合
駆動を実現させることができる。
上述のようにこの実施例では、メインポンプ1.2の圧
油を減圧弁35で減圧して連通切換弁29の駆動部に与
えることにより連絡管路32を連通させるようにしてあ
り、すなわち、メインポンプ1.2の他に別の油圧ポン
プを要することなく蛇行を生じない走行と他のアクチュ
エータの複合駆動を実現させることができ、したがって
別のポンプの設置のための配設空間や、この別のポンプ
に接続されるホース等の吐出配管を要することがない。
油を減圧弁35で減圧して連通切換弁29の駆動部に与
えることにより連絡管路32を連通させるようにしてあ
り、すなわち、メインポンプ1.2の他に別の油圧ポン
プを要することなく蛇行を生じない走行と他のアクチュ
エータの複合駆動を実現させることができ、したがって
別のポンプの設置のための配設空間や、この別のポンプ
に接続されるホース等の吐出配管を要することがない。
また減圧弁35の駆動圧力はリリーフ弁の駆動圧力に比
べて小さく設定することができることから、この減圧弁
35の駆動を規定するばねを含む外殻形状を小さくする
ことができる。さらに、連通切換弁29の駆動部の受圧
室には比較的小さい圧力を導くことができるので、この
連通切換弁29の駆動を規定するばねを含む外殻形状を
小さくすることができる。これらのことにより、全体の
配置設計に余裕を持たせることができるとともに小型化
を実現でき、製作費を安く抑えることができる。また、
減圧弁35の下流側に絞り40を設けであることから、
全方向切換弁20.19.18.17.16.15.1
4.13の中立時にタンクに流れる流量を最小に抑制す
ることができる。
べて小さく設定することができることから、この減圧弁
35の駆動を規定するばねを含む外殻形状を小さくする
ことができる。さらに、連通切換弁29の駆動部の受圧
室には比較的小さい圧力を導くことができるので、この
連通切換弁29の駆動を規定するばねを含む外殻形状を
小さくすることができる。これらのことにより、全体の
配置設計に余裕を持たせることができるとともに小型化
を実現でき、製作費を安く抑えることができる。また、
減圧弁35の下流側に絞り40を設けであることから、
全方向切換弁20.19.18.17.16.15.1
4.13の中立時にタンクに流れる流量を最小に抑制す
ることができる。
上記のように、本発明はメインポンプの圧油を減圧弁を
介して連通切換弁の駆動部に与えて走行と他のアクチュ
エータの複合駆動をおこなわせるようにしであることか
ら、メインポンプの他に従来設けられるような別のポン
プを要することなく蛇行を生じない走行と他のアクチュ
エータとの複合駆動を実施させることができ、したがっ
て、別のポンプの吐出管路を形成するホース等も設ける
必要が無く、また本発明の減圧弁は上述の別のポンプの
圧力を規定するリリーフ弁に比べて形状寸法を小さく設
定することができ、さらに本発明では減圧弁を介して連
通切換弁の駆動部を形成する受圧室に従来に比べて小さ
い圧力を与えることができるので連通切換弁の外殻寸法
を従来に比べて小さくすることができ、これらのことか
ら本発明は、従来に比べて配置設計に余裕を持たせるこ
とができ、かつ小型化を実現させることができ、合わせ
て製作費を安くすることができる。
介して連通切換弁の駆動部に与えて走行と他のアクチュ
エータの複合駆動をおこなわせるようにしであることか
ら、メインポンプの他に従来設けられるような別のポン
プを要することなく蛇行を生じない走行と他のアクチュ
エータとの複合駆動を実施させることができ、したがっ
て、別のポンプの吐出管路を形成するホース等も設ける
必要が無く、また本発明の減圧弁は上述の別のポンプの
圧力を規定するリリーフ弁に比べて形状寸法を小さく設
定することができ、さらに本発明では減圧弁を介して連
通切換弁の駆動部を形成する受圧室に従来に比べて小さ
い圧力を与えることができるので連通切換弁の外殻寸法
を従来に比べて小さくすることができ、これらのことか
ら本発明は、従来に比べて配置設計に余裕を持たせるこ
とができ、かつ小型化を実現させることができ、合わせ
て製作費を安くすることができる。
第1図は本発明の作業機械の油圧回路の一実施例を示す
回路図、第2図は従来の作業機械の油圧回路を示す回路
図である。 1.2・・・・・・メインポンプ、13・・・・・・旋
回用方向切換弁、14・・・・・・ブーム用方向切換弁
、15・・・・・・ブレード用方向切換弁、16・・・
・・・他方の走行用方向切換弁、17・・・・・・スイ
ング用方向切換弁、18・・・・・・パケット用方向切
換弁、19・・・・・・アーム用方向切換弁、20・・
・・・・一方の走行用方向切換弁、29・・・・・・連
通切換弁、32・・・・・・連絡管路、34・・・・・
・減圧弁駆動信号発生用管路、35・・・・・・減圧弁
、37・・・・・・接続管路、38.39・・・・・・
逆止弁、40・・・・・・絞り、41・・・・・・方向
切換弁ブロック体、42・・・・・・管路。
回路図、第2図は従来の作業機械の油圧回路を示す回路
図である。 1.2・・・・・・メインポンプ、13・・・・・・旋
回用方向切換弁、14・・・・・・ブーム用方向切換弁
、15・・・・・・ブレード用方向切換弁、16・・・
・・・他方の走行用方向切換弁、17・・・・・・スイ
ング用方向切換弁、18・・・・・・パケット用方向切
換弁、19・・・・・・アーム用方向切換弁、20・・
・・・・一方の走行用方向切換弁、29・・・・・・連
通切換弁、32・・・・・・連絡管路、34・・・・・
・減圧弁駆動信号発生用管路、35・・・・・・減圧弁
、37・・・・・・接続管路、38.39・・・・・・
逆止弁、40・・・・・・絞り、41・・・・・・方向
切換弁ブロック体、42・・・・・・管路。
Claims (3)
- (1)少なくとも2つのメインポンプと、これらのメイ
ンポンプのそれぞれに接続される方向切換弁群とを有し
、これらの方向切換弁群のうちの一方の方向切換弁群の
タンデム最上流に配置された一方の走行用方向切換弁の
フィーダポートと、上記方向切換弁群のうちの他方の方
向切換弁群のタンデム最下流に配置された他方の走行用
方向切換弁のフィーダポートとを連絡する連絡管路を具
備し、この連絡管路中に該連絡管路を断接する連通切換
弁と逆止弁を設け、上記他方の方向切換弁群中の上記他
方の走行用方向切換弁と異なる他のアクチュエータに係
る方向切換弁が切換えられたときに上記連通切換弁を連
通位置に切換える駆動信号を発生させる駆動信号発生手
段を備えた作業機械の油圧回路において、上記駆動信号
発生手段が、上記メインポンプの圧油を減圧し駆動信号
として上記連通切換弁の駆動部に与える減圧弁であるこ
とを特徴とする作業機械の油圧回路。 - (2)減圧弁と連通切換弁の駆動部との間に絞りを設け
るととともにこの絞りの下流側と減圧弁の駆動部とを連
絡し、かつ全ての方向切換弁群の中立時、上記絞りの下
流側とタンクとを該方向切換弁群を形成する各方向切換
弁を貫通して連絡する減圧弁駆動信号発生用管路を設け
たことを特徴とする請求項(1)に記載の作業機械の油
圧回路。 - (3)それぞれの方向切換弁群と、連絡管路と、連通切
換弁と、逆止弁と、減圧弁と、絞りと、減圧弁駆動信号
発生用管路とを1つの方向切換弁ブロック体に形成した
ことを特徴とする請求項(2)に記載の作業機械の油圧
回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2165815A JPH0791849B2 (ja) | 1990-06-26 | 1990-06-26 | 作業機械の油圧回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2165815A JPH0791849B2 (ja) | 1990-06-26 | 1990-06-26 | 作業機械の油圧回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0455529A true JPH0455529A (ja) | 1992-02-24 |
JPH0791849B2 JPH0791849B2 (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=15819525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2165815A Expired - Lifetime JPH0791849B2 (ja) | 1990-06-26 | 1990-06-26 | 作業機械の油圧回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0791849B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995007390A1 (fr) * | 1993-09-09 | 1995-03-16 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Dispositif de commande hydraulique pour engins de travaux publics |
-
1990
- 1990-06-26 JP JP2165815A patent/JPH0791849B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995007390A1 (fr) * | 1993-09-09 | 1995-03-16 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Dispositif de commande hydraulique pour engins de travaux publics |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0791849B2 (ja) | 1995-10-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3660501B2 (ja) | 建設機械のエンジン回転数制御装置 | |
JPH02108733A (ja) | バツクホウの油圧回路 | |
US5680759A (en) | Straight travelling apparatus for heavy construction equipment | |
JP2010014244A (ja) | 建設機械 | |
JP2004027706A (ja) | 建設機械の油圧回路装置 | |
JPH0455529A (ja) | 作業機械の油圧回路 | |
JP3670406B2 (ja) | アクチュエータ作動回路 | |
JP7263003B2 (ja) | ショベル及びショベル用コントロールバルブ | |
JP4767934B2 (ja) | 建設機械用油圧ポンプ制御装置 | |
JP2000045340A (ja) | 油圧作業機械の油圧回路 | |
JPH0470429A (ja) | 建設機械の油圧回路 | |
JP2000220168A (ja) | 建設機械の油圧制御装置 | |
JP3992611B2 (ja) | バックホウの油圧回路構造 | |
JP4130256B2 (ja) | 多連方向切換弁 | |
JPH0216221A (ja) | 作業車の油圧構造 | |
JPH02212601A (ja) | ロードセンシングシステムを用いた油圧駆動装置 | |
JPH0143098B2 (ja) | ||
JP2574070Y2 (ja) | アクチュエータの作動油切換装置 | |
JP3356393B2 (ja) | 建設機械の発電機用油圧駆動装置 | |
JPH02279840A (ja) | 建設機械の油圧回路 | |
JP2002013159A (ja) | コントロールバルブユニットの配管構造 | |
JPS60159231A (ja) | 土木・建設機械の油圧回路 | |
JPH0656172U (ja) | 荷役車両の油圧回路 | |
JP2021055699A (ja) | 流体制御回路、油圧制御回路及び建設機械 | |
JPH062341A (ja) | 作業車の油圧回路構造 |