JPH0455196Y2 - - Google Patents

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JPH0455196Y2
JPH0455196Y2 JP11005986U JP11005986U JPH0455196Y2 JP H0455196 Y2 JPH0455196 Y2 JP H0455196Y2 JP 11005986 U JP11005986 U JP 11005986U JP 11005986 U JP11005986 U JP 11005986U JP H0455196 Y2 JPH0455196 Y2 JP H0455196Y2
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JP
Japan
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rod
column
upward
operating rod
seal frame
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JP11005986U
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JPS6317296U (ja
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、パネルシヤツター等の移動中柱の遮
音装置に関するものである。
[従来技術及び考案が解決しようとする問題点] 一般に、宴会場等の比較的大きい場所では使用
目的に応じ所望の大きさに部屋を仕切つて使用し
ている。そしてこの場合に、間仕切には天井内に
並列状に収納されるパネルシヤツターがよく用い
られる。この様なものにおいて、中柱が所定位置
に取付けられたことを確認する中柱確認スイツチ
を設け、該スイツチが切換えられてはじめてパネ
ルシヤツターの閉作動を行うことができるように
したものがある。しかるにこのものにおいて、先
ず移動中柱を所定位置にセツトしてから、グレモ
ン装置のようなハンドル操作によりロツドを押上
げて中柱確認スイツチを切換えるようにした場
合、従来、さらに気密性を確保するシール材をこ
のロツドに一体的に設けて、ロツドの上動によつ
て前記中柱確認スイツチを切換ると共に、シール
材をまぐさに接当せしめて気密性を確保するよう
にしていた。このため、シール材のロツドへの取
付位置が正確でないと、シール材がまぐさに接当
しても中柱確認スイツチの切換えが行われなかつ
たり、逆に中柱確認スイツチの切換えが行われて
もシール材がまぐさに接当しないこととなり、こ
の結果、正確な移動関係が必要となるが、現場に
よつて建付け寸法が種々異なるため、これらの寸
法設定が煩雑で作業性に極めて劣るものであつ
た。
[問題を解決する手段] 本考案は上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を
一掃することができる移動中柱の遮音装置を提供
することを目的として創案されたものであつて、
開口部上方に敷設された中柱用レールに吊持され
る移動中柱において、上記移動中柱には、上動操
作可能な作動杆と、該作動杆の上動によつて一体
移動して中柱用レール側に配した中柱確認スイツ
チを切換えるロツドと、作動杆によつて上動規制
される状態で上方に向けて付勢せしめられたシー
ル枠とを設けて、ロツドによるスイツチの切換え
作動を行うべく作動杆を上動せしめることでシー
ル枠の上動規制を解除し、シール枠をまぐさに密
接せしめて気密するように構成したことを特徴と
するものである。
そして本考案は、この構成によつて、作動杆を
上げる操作のみで、中柱確認スイツチの切換えと
同時に天井部との気密が保たれ、部屋の遮音的仕
切効果ができるようにしたものである。
[実施例] 次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。図面において、1はパネルシヤツターのシ
ヤツターカーテン、2はシヤツターカーテン1を
構成するパネルであつて、該パネル2の上下縁に
それぞれ凸状部、凹溝が形成されており、シヤツ
ターカーテン1が閉鎖された時に互いに相決り構
造となつて気密性や遮音性を保つように構成され
ている。3は建物開口部両側方に立設された案内
レールであり、また5はパネル2の両側方に取付
けられたローラ、4はローラ5の支軸同志を連結
するチエン、6はチエン4が噛合するスプロケツ
ト、7は収納水平レール、8は収納ケースであつ
て、そしてスプロケツト7を回動せしめてチエン
4を巻上げるとパネル2が最上段のものから順次
一連状に上昇し、案内レール3の上端位置から収
納水平レール7に受継がれて収納ケース8内に並
列状に収納されるようになつている。
10は中柱、11は中柱10の中心部に上下動
自在に設けられた作動杆、12は該作動杆11を
上下操作するL字状のグレモン装置等のハンドル
であつて、該ハンドル12は中柱10の操作し易
い適宜位置に設けられている。そして、このハン
ドル12を例えば下げることで作動杆11は梃子
機構により押上げられるようになつている。さら
に、中柱10の上端部左右にはガイド13aが一
体的に設けられるが、このガイド13aによつて
上下平行移動するよう案内されるロツドブラケツ
ト13に前記作動杆11の下端側が一体的に取付
けられている。さらに、このロツドブラケツト1
3には、作動杆11と平行な一対のロツド14の
基端部が一体的に設けられており、作動杆11の
作動で上下に共動するようになつている。
また、上記ガイド13aの上端部間にはフレー
ム13bが架設されているが、該フレーム13b
には、上記作動杆11、ロツド14が摺動自在に
貫通する一方、上端に吊車15が取付けられた吊
車支持杆15aの下端部がナツト15bによつて
一体的に螺装されている。さらに、16はフレー
ム13bの上方に配されるシール枠であつて、こ
のシール枠16にはロツド14、吊車支持杆15
aがそれぞれ摺動自在に貫通する一方、作動杆1
1の上端部がシール枠16の上動をダブルナツト
11aで規制する状態で貫通している。そしてシ
ール枠16は、前記ダブルナツト11aで上動規
制される状態で、シール枠16とフレーム13b
とのあいだに位置して吊車支持杆15aに介装し
た弾機15cによつて常に上方に向けて付勢され
ている。
一方、天井側の上梁17の下方には、前記吊車
15が転動する中柱用レール18が配設されてお
り、この中柱用レール18に案内されることで、
中柱10は収納位置とセツト位置とに移動できる
ようになつているが、中柱用レール18は、天井
側に支持されるガイド下り19に覆われる状態で
一体的に設けられている。さらに、このガイド下
り19には、下面両側に位置してまぐさ部20が
形成され、上面にロツド14のガイド部材21、
中柱確認スイツチ22がそれぞれ取付けられてい
る。
そして、前述した様にハンドル12を下げると
作動杆11が上動するが、該作動杆11の上動に
よつてシール枠16は、ダブルナツト11aによ
る上動規制が解除されて弾機15cの付勢力を受
けて上動し、該シール枠16の上面部に設けたシ
ール材16aが、上面をガイド下り19下面に、
また先端がまぐさ部20に弾性的にそれぞれ接当
して気密を成すように構成されている。しかも実
施例ではシール枠16の中柱側にもシール材16
bが設けられていて、シール枠16と中柱との間
の気密性も確保するようになつている。さらに、
上記作動杆11を上動せしめることに伴つてロツ
ド14が一体的に上動するが、該ロツド14の先
端はガイド部材21にガイドされて中柱確認スイ
ツチ22のスイツチ接点に達し、これを切換える
ようになつている。
叙述の如く構成された本考案の実施例におい
て、シヤツターカーテン1を降下して部屋を仕切
りたい時には、部屋の隅部等に収納されていた移
動中柱10を中柱用レール18に沿つて所定位置
まで移動させる。そしてハンドル12を操作して
作動杆11を押上げることによつて、前述した様
にロツド14がガイド部材21にガイドされる状
態で上動して中柱確認スイツチ22を切換え、こ
れによつて移動中柱10のセツト完了が検知され
て、間仕切用シヤツターの開閉が可能な状態とな
る。さらにこの場合、作動杆11の上動によつ
て、シール枠16はダブルナツト11aによる上
動規制が解除されて上動し、これによつてシール
枠16に設けたシール材16a,16bがそれぞ
れまぐさ部20あるいは中柱10に密接し、中柱
10の上方部は完全に気密的に仕切られることに
なる。
このように本考案においては、作動杆11を上
動せしめることに連動してロツド14が上動し、
中柱確認スイツチ22が切換えられてシヤツター
カーテン1の開閉作動が可能になると共に、前記
作動杆11の上動に連動してシール枠16も上動
し、中柱10とまぐさ部20との間を密封するこ
とになるが、この場合に、シール枠16は作動杆
11に一体取付けられているものではなく、作動
杆11によつて上動規制される状態で上方に向け
付勢されているため、作動杆11が上動した場合
に、作動杆11の上動ストロークとは無関係に、
これよりは小さいストロークの範囲で上動して気
密性を確保することとなり、従つてシール枠16
の取付け位置を殊更正確にしないでも、中柱確認
スイツチ22の切換えと気密性確保とが確実にで
きることになり、優れた遮音的仕切効果を期待す
ることができる。
[作用効果] 以上要するに、本考案は叙述の如く構成したも
のであるから、作動杆を上動せしめることに連繋
してロツドを上動させ、中柱確認スイツチを切換
えてシヤツターの下降作動を行うことができるよ
うにすると共に、作動杆の上動に伴つてシール枠
も上動するようにしたものでありながら、シール
枠は作動杆と一体化されたものではなく、作動杆
によつて上動規制される状態で上方に向けて付勢
されているものであるため、作動杆を中柱確認ス
イツチ切換えのため大きなストロークで上動させ
た場合に、シール枠は上動規制が解除されて上記
ストローク内で上動して天井部側に密接して気密
性確保が成されることとなり、従つてシール枠の
取付け位置を従来の如く正確にする必要はなく、
かつシール枠は、作動杆の上動操作力ではなくそ
の上方付勢力による押圧力で天井部側に密接する
ので、作動杆の作動力に無理がなく、かつ均一な
気密性確保を行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る移動中柱の遮音装置の一実
施例を示したものであつて、第1図はシヤツター
ドアの斜視図、第2図は中柱の要部断面図、第3
図イ,ロはそれぞれ固定時、移動時の中柱側断面
図である。 図中、1はシヤツターカーテン、3は案内レー
ル、10は移動中柱、11は作動杆、12はハン
ドル、13はロツドブラケツト、14はロツド、
15は吊車、15aは吊車支持杆、15cは弾
機、16はシール枠、18は中柱用レール、19
はガイド下り、20はまぐさ部、22は中柱確認
スイツチである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開口部上方に敷設された中柱用レールに吊持さ
    れる移動中柱において、上記移動中柱には、上動
    操作可能な作動杆と、該作動杆の上動によつて一
    体移動して中柱用レール側に配した中柱確認スイ
    ツチを切換えるロツドと、作動杆によつて上動規
    制される状態で上方に向けて付勢せしめられたシ
    ール枠とを設けて、ロツドによるスイツチの切換
    え作動を行うべく作動杆を上動せしめることでシ
    ール枠の上動規制を解除し、シール枠をまぐさに
    密接せしめて気密するように構成したことを特徴
    とする移動中柱の遮音装置。
JP11005986U 1986-07-18 1986-07-18 Expired JPH0455196Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11005986U JPH0455196Y2 (ja) 1986-07-18 1986-07-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11005986U JPH0455196Y2 (ja) 1986-07-18 1986-07-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6317296U JPS6317296U (ja) 1988-02-04
JPH0455196Y2 true JPH0455196Y2 (ja) 1992-12-24

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ID=30988729

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11005986U Expired JPH0455196Y2 (ja) 1986-07-18 1986-07-18

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JPS6317296U (ja) 1988-02-04

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