JPH0454710Y2 - - Google Patents

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JPH0454710Y2
JPH0454710Y2 JP1986012684U JP1268486U JPH0454710Y2 JP H0454710 Y2 JPH0454710 Y2 JP H0454710Y2 JP 1986012684 U JP1986012684 U JP 1986012684U JP 1268486 U JP1268486 U JP 1268486U JP H0454710 Y2 JPH0454710 Y2 JP H0454710Y2
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printed wiring
wiring board
coaxial connector
case body
insulating plate
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JP1986012684U
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、アンテナ回路の混合器や分波器のよ
うに、内部にプリント配線板を設けた蓋体の一面
であつて、プリント配線板の板面に対向する面に
同軸コネクタを設けてなるものにおける蓋体への
同軸コネクタ固定構造に関するものである。
[従来の技術] 従来、例えば混合器の筐体への同軸コネクタ固
定構造は、第3図に示すように組立、構成されて
いた。すなわち、まず、底面を開口したケース本
体1の天板2に特性インピーダンスが300Ωのリ
ボシフイーダを接続するための入力用の外部端子
3,3、4,4を加締めて固定する。ついで、外
部端子3,3、4,4の脚部3a,3a、4a,
4aをプリント配線板5の貫通孔に貫通させ、こ
のプリント配線板5の縁部をケース本体1の開口
部の段部6に係合する。プリント配線板5には、
予め上面側にインピーダンス整合器、コイル、コ
ンデンサ、抵抗などの素子7,8,9…が設けら
れ、下面側にこれらの素子7,8,9…を半田1
2で接続固定することによつて所定の電気回路を
形成する回路パターン10aと、TV受像機のア
ンテナ入力端子に接続するための出力用の外部端
子としての同軸コネクタ11とが設けられてい
る。同軸コネクタ11の中心導体11aと外部導
体11bとはプリント配線板5の回路パターン1
0a,10bに半田12で固定接続されている。
13は同軸コネクタ11の中心導体11aを回路
パターン10bに接続するためのスルーホールで
ある。ついで、外部端子3,3、4,4の脚部3
a,3a、4a,4aをプリント配線板5の回路
パターン10aに半田12で接続固定し、カバー
板14でケース本体1の開口部を閉塞する。
[考案が解決しようとする問題点] 上述のように、第3図に示す従来例では、同軸
コネクタ11の中心導体11aと外部導体11b
とをプリント配線板5の回路パターン10a,1
0bに半田12で接続固定することによつて同軸
コネクタ11を筐体1に設けるようにしていたの
で、組立作業が煩雑になるとともにプリント配線
板5にスルーホール13や別金具を設けなければ
ならないという問題点があつた。
また、同軸コネクタ11をTV受像機のアンテ
ナ入力端子に挿抜するときの挿抜力がプリント配
線板5に直接加わるため、回路パターン10a,
10bが剥離したり、接続不良となつて電気的接
続の信頼性が悪くなるという問題点があつた。
一方、同軸コネクタを筐体のケース本体に加締
めて固定し、プリント配線板に挿抜力が加わらな
いようにした従来例もあるが、同軸コネクタをケ
ース本体に加締めなければならないので、組立作
業が煩雑になるという問題点があつた。
さらに、同軸コネクタの脚部に回路素子を接続
したり同軸コネクタの脚部をプリント配線板の回
路パターンに接続するための組立作業が煩雑にな
るという問題点があつた。
本考案は上述の問題点に鑑みなされたもので、
同軸コネクタの絶縁部を筐体への固定用にも利用
することによつて組立作業を簡単にした筐体への
同軸コネクタ固定構造を提供せんとするものであ
る。
[問題点を解決するための手段] 本考案による筐体への同軸コネクタ固定構造
は、筐体の内部にプリント配線板を設け、前記筐
体の前記プリント配線板の板面に平行な面に同軸
コネクタを設けてなるものにおいて、内部に前記
プリント配線板を収容して一面を開口した容器形
状であつて、この開口面が前記プリント配線板の
板面に平行なケース本体と、板面が前記プリント
配線板の板面とほぼ同一平面上に位置するよう
に、外縁部が前記ケース本体の開口部の側壁内側
に摺動嵌合する絶縁板と、前記ケース本体の開口
部のうち前記絶縁板で閉塞された部分以外を閉塞
するカバー板とで前記筐体を形成し、前記同軸コ
ネクタの中心導体と外部導体とを絶縁する絶縁体
を前記絶縁板と一体に形成し、前記プリント配線
板と前記カバー板の少なくとも一方で前記絶縁板
の摺動を係止してなることを特徴とするものであ
る。
[作用] 同軸コネクタの絶縁体と一体に形成された絶縁
板をケース本体の開口部に摺動して嵌合し、プリ
ント配線板とカバー板の少なくともいずれか一方
によつて絶縁板の摺動を係止することによつて、
同軸コネクタは筐体に固定される。このため、同
軸コネクタを筐体へ固定するための組立作業が極
めて簡単になる。しかも、同軸コネクタの絶縁板
がプリント配線板の板面とほぼ同一平面上に位置
するように形成されているので、筐体のプリント
配線板に垂直な方向の寸法を小さく抑えることが
できる。
[実施例] 第1図および第2図は本考案の実施例を示すも
ので、これらの図において、15はプラスチツク
で一体成型されたケース本体である。前記ケース
本体15は、第2図に示すように、一面が開口さ
れ、この開口部16の側壁内側には嵌合凹部1
7、係合段部18,18,19および係止凹部2
0,20が形成されている。前記ケース本体15
の開口部16に対向した天板21には、特性イン
ピーダンスが300Ωのフイーダ線を接続するため
の入力用の外部端子22,22、23,23が加
締めによつて固定されている。前記外部端子2
2,22、23,23は、脚部24,24、2
5,25と、加締め部26,26、27,27と
接続用のねじ28,28、29,29とからなつ
ている。30はTV受像機のアンテナ入力端子に
接続するための出力用の外部端子としての同軸コ
ネクタで、この同軸コネクタ30は中心導体32
と外部導体33と絶縁部34とからなり、前記絶
縁部34は、前記中心導体32と外部導体33と
を絶縁する絶縁体35と、この絶縁体35と一体
に形成された絶縁板31とからなつている。前記
絶縁板31の外縁部には、前記ケース本体15の
嵌合凹部17に摺動して嵌合する嵌合凸部36お
よび37,37と、2つの係合段部38,39と
が形成され、これらの係合段部38,39にはリ
ード線引出用の切欠40,40,40が形成され
ている。41はプリント配線板で、このプリント
配線板41には、貫通孔42,42、43,43
が穿設されるとともに、一面側にインピーダンス
整合器やコイルやコンデンサなどの回路素子4
4,44…が設けられ、他面側に前記回路素子4
4,44…を半田46接続を介して電気的に接続
するための回路パターン45が形成されている。
前記プリント配線板41は、前記ケース本体15
に摺動して嵌合された絶縁板31の係合段部38
と、前記ケース本体15の係合段部18,18,
19に係合され、これによつて前記絶縁板31の
摺動を係止している。このとき、前記入力用の外
部端子22,22、23,23の脚部24,2
4、25,25の先端部は前記プリント配線板4
1の貫通孔42,42、43,43を貫通してお
り、これを半田46で回路パターン45に接続す
ることによつてプリント配線板41がケース本体
15に固定される。前記同軸コネクタ30の中心
導体32と外部導体33の脚部47と48,49
には、コンデンサ50と51,52の一側のリー
ド線53と54,55が半田46で接続され、他
側のリード線56と57,58は前記係合段部3
8,39の切欠40,40,40を貫通した後、
前記プリント配線板41の回路パターン45の端
子部59,60,61に半田46で接続固定され
ている。62は前記ケース本体15の開口部16
のうち、前記絶縁板31で閉塞された部分以外を
閉塞するためのカバー板である。前記カバー板6
2は、前記絶縁板31の係合段部39と前記ケー
ス本体15の係合段部19の両端の段部19a,
19aとに係合されるとともに、一体に突設され
た係合突起63,63を前記係止凹部20,20
に係止することによつて前記ケース本体15に固
定され、これによつて前記絶縁板31の摺動を係
止している。前記ケース本体15、絶縁板31お
よびカバー板62によつて筐体65が構成され
る。
つぎに、前記実施例の組立順序について説明す
る。まず、同軸コネクタ30の中心導体32と外
部導体33の脚部47と48,49には回路素子
としてコンデンサ50と51,52の一側のリー
ド線53と54,55を接続しておき、他側のリ
ード線56と57,58は係合段部38,39の
切欠き40,40,40を貫通して絶縁板31の
上部に突出せしめ、第2図の左上に示すようにユ
ニツト化しておく。また、ケース本体15の天板
21には、第2図の下に示すように入力用の外部
端子22,22、23,23を加締めによつて固
定しておく。
ついで、ユニツト化された同軸コネクタ30の
絶縁板31の嵌合凸部36,37をケース本体1
5の嵌合凹部17に摺動して嵌合する。
つぎに、第2図に示すように下面側に回路素子
44,44…が半田付け接続されたプリント配線
板41を、ケース本体15の係合段部18,1
8,19と絶縁板31の係合段部38とに係合
し、絶縁板31の摺動を係止する。このとき、入
力用の外部端子22,22、23,23の脚部2
4,24、25,25の先端部はプリント配線板
41の貫通孔42,42、43,43を貫通す
る。
ついで、入力用の外部端子22,22、23,
23の脚部24,24、25,25の先端部と、
コンデンサ50,51,52の他方のリード線5
6,57,58の先端部とをそれぞれプリント配
線板41の回路パターン45に半田付け接続す
る。
ついで、絶縁板31の係合段部39とケース本
体15の係合段部19a,19bとにカバー板6
2を係合するとともに、カバー板62の係止突起
63,63をケース本体15の係止凹部20,2
0に係止する。これによつてカバー板62はケー
ス本体15に固定され、絶縁板31の摺動を係止
する。
前記実施例では、ケース本体に嵌合凹部を形成
し、絶縁板に嵌合凸部を形成することによつて同
軸コネクタの絶縁板をケース本体に摺動して嵌合
するようにしたが、これとは逆に、ケース本体に
嵌合凸部を形成し、絶縁板に嵌合凹部を形成する
ことによつて絶縁板をケース本体に摺動して嵌合
するようにしてもよい。
前記実施例では、プリント配線板およびカバー
板とよつて絶縁板の摺動を係止し、同軸コネクタ
の左右方向の移動を阻止するようにしたが、本考
案はこれに限るものでなく、プリント配線板とカ
バー板の少なくともいずれか一方によつて絶縁板
の摺動を係止し、絶縁板の移動を阻止するもので
あればよい。
[考案の効果] 本考案による筐体への同軸コネクタ固定構造
は、地のように、内部にプリント配線板を収容し
て一面を開口した容器形状であつて、この開口面
がプリント配線板の板面に対向するケース本体
と、板面がプリント配線板の板面とほぼ同一平面
上に位置するように、外縁部がケース本体の開口
部の側壁内側に摺動嵌合する絶縁板と、ケース本
体の開口部のうち絶縁板で閉塞された部分以外を
閉塞するカバー板とで筐体を形成し、同軸コネク
タの中心導体と外部導体とを絶縁する絶縁体を前
記絶縁板と一体に形成し、プリント配線板とカバ
ー板の少なくとも一方で絶縁板の摺動を係止する
ようにした。このため、プリント配線板に直接半
田接続で固定したり、ケース本体に加締めて固定
していた従来例と比べて、同軸コネクタを筐体へ
固定する組立作業が極めて簡単になる。しかも、
同軸コネクタの絶縁板がプリント配線板の板面と
ほぼ同一平面上に位置するように形成されている
ので、筐体のプリント配線板の板面に垂直な方向
の寸法を小さく抑えることができる。
また、同軸コネクタの中心導体や外部導体の脚
部に予めコンデンサや抵抗などの回路素子を接続
して一体のユニツトとし、このユニツト化された
同軸コネクタを筐体に摺動して嵌合固定すること
が可能になるので、アンテナ回路の混合器や分波
器のような内部にプリント配線板を有する筐体に
同軸コネクタを設けるようにした機器の組立作業
を従来より簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案による筐体への同
軸コネクタ固定構造の一実施例を示すもので、第
1図は断面図、第2図は分解斜視図、第3図は従
来例を示す断面図である。 15……ケース本体、16……開口部、22,
23……入力用の外部端子、30……同軸コネク
タ、31……絶縁板、32……中心導体、33…
…外部導体、34……絶縁部、35……絶縁体、
41……プリント配線板、45……回路パター
ン、65……筐体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筐体の内部にプリント配線板を設け、前記筐体
    の前記プリント配線板の板面に平行な面に同軸コ
    ネクタを設けてなるものにおいて、内部に前記プ
    リント配線板を収容して一面を開口した容器形状
    であつて、この開口面が前記プリント配線板の板
    面に平行なケース本体と、板面が前記プリント配
    線板の板面とほぼ同一平面上に位置するように、
    外縁部が前記ケース本体の開口部の側壁内側に摺
    動嵌合する絶縁板と、前記ケース本体の開口部の
    うち前記絶縁板で閉塞された部分以外を閉塞する
    カバー板とで前記筐体を形成し、前記同軸コネク
    タの中心導体と外部導体とを絶縁する絶縁体を前
    記絶縁板と一体に形成し、前記プリント配線板と
    前記カバー板の少なくとも一方で前記絶縁板の摺
    動を係止してなることを特徴とする筐体への同軸
    コネクタ固定構造。
JP1986012684U 1986-01-31 1986-01-31 Expired JPH0454710Y2 (ja)

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JPS62126086U JPS62126086U (ja) 1987-08-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60105087U (ja) * 1983-12-22 1985-07-17 パイオニア株式会社 ソケツトアウトレツト

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