JPH045466Y2 - - Google Patents

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JPH045466Y2
JPH045466Y2 JP7471985U JP7471985U JPH045466Y2 JP H045466 Y2 JPH045466 Y2 JP H045466Y2 JP 7471985 U JP7471985 U JP 7471985U JP 7471985 U JP7471985 U JP 7471985U JP H045466 Y2 JPH045466 Y2 JP H045466Y2
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  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)
  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
  • Feeding Of Workpieces (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、成形製品を成形機械から搬出ライ
ン上へなどのように搬送方向を変更させる必要が
あると共に、各搬出ラインに段差がある場合に使
用される段差移載装置に関するものである。
〔従来技術〕
従来この種の段差移載装置としては、搬送方向
変更装置および昇降装置などの単独装置を組合せ
て、搬送材料の挟持・持上げ・方向変更・降下・
挟持解放などの作業を行つていた。
例えば第6図に示すように成形機械1から排出
された材料2をシユート3により、旋回装置4に
設けられている受け台5へ降下させる。そして旋
回装置4により旋回して受け台5を搬出コンベヤ
6側位置とし、引き込み装置7で搬送材料2を搬
出コンベヤ6へ送つて搬出するものが知られてい
る。なおここで符号Lは、段差距離を示す。
〔この考案が解決すべき問題点〕
しかし各装置を設置するスペースが必要とな
り、搬送材料を段差移載させるだけのために大き
なスペースを使用してしまう。
また各装置の作動は、各装置が確実に停止して
からでなくては行えないので、段差移載を行う時
間が長くなることとなる。このことは、作業工程
全体が時間のかかるものとなつてしまう。
さらに第6図に示した従来例では、搬送材料2
をシユート3から受け台5へ降下させる時に受け
台5へ滑り落ちるため、受け台5と搬送材料2と
の衝撃音が発生したり、搬送材料に損傷を与えて
しまう等の問題点がある。
この考案は前述した事情に鑑みて創案されたも
ので、その目的は簡単な構造であり設置スペース
を大きく取る必要がなく、また短時間で搬送材料
2に損傷を与えることなく確実に段差移載が行え
る段差移載装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案によれば搬送材料2を段差移載させる
のに必要な各装置を一体化して段差移載装置とす
る。
即ちこの段差移載装置は、搬送材料用の挟持部
を有する旋回部が上部に設けられており、内部に
挿入されているガイドポストを昇降駆動用シリン
ダ部により上下方向へ摺動自在な昇降部と、挟持
部による上下方向での挟持位置を昇降駆動用シリ
ンダ部のストローク内で調節可能な位置調節用の
シリンダ部とから構成する。
そしてガイドポストの内部に、ロツド先端が昇
降部内に当接しているバランスシリンダ部と、こ
のバランスシリンダ部に連通しているバランスサ
タンク部とを設ける。
これにより昇降部の自重を支えることで、昇降
駆動用シリンダ部の駆動力が小さなものでも昇降
部をスムーズに上下動させると共に、位置調節用
のシリンダ部により挟持部の挟持位置を調節する
ことで、搬送材料に損傷を与えることなく確実に
段差移載作業を行えるようにしたものでる。
〔実施例〕
以下この考案を図示する実施例によつて説明す
る。
段差移載装置8は、搬送材料9を挟持する挟持
部10が装備された旋回部11と、この旋回部1
1が上部に設けられており内部に挿入されている
ガイドポスト12を上下方向へ摺動自在な昇降部
13と、この昇降部13にロツド14aの先端が
固着されている昇降駆動用シリンダ部14と、挟
持部10による上下方向での挟持位置を昇降駆動
用シリンダ部14のストロークL1内で調整可能
な位置調節用のシリンダ部15とからなつてい
る。(第1図〜第3図参照) 旋回部11は、昇降部13の上端面に突設され
ている回転軸16へベアリング17を介して回転
自在に取付けられており、上端に歯車18aが設
けられている基部18と、回転軸16の軸方向と
垂直方向へ延びて基部18に設けられており、先
端部に挟持部10を有する回転アーム19と、歯
車18aに噛み合つているピニオン20aを駆動
軸に有しており、昇降部13に固定されている油
圧モータ部20とからなつている。
なお挟持部10は、ロツド21aの先端に押付
け部22を有しており、回転アーム19の一側面
に設けられているシリンダ部21と、回転アーム
19の他側面に設けられている受け部23とから
なり、押付け部22の先端と受け部23とで搬送
材料9を挟持可能に構成されている。
昇降部13は、内部にガイドポスト12が挿入
可能な一方が塞がれている管体に形成されてお
り、下端部および中央部の内周面にはガイドポス
ト12へ当面するガイドブシユ24が設けられて
いる。
昇降駆動用シリンダ部14は、昇降部13の外
面中央部に突設されている駆動用突片13aへロ
ツド14aの先端が固着されており、ベース25
に取付けられている。
位置調節用のシリンダ部15は、そのロツド1
5aが駆動用突片13bを貫通していると共に、
ロツド15aの先端に掛止部26が設けられてお
り、ベース25に取付けられた昇降駆動用シリン
ダ部14よりも大出力のものである。
ガイドポスト12の内部には昇降部13内に設
けられている受け部材13cへロツド27aの先
端が当接しているバランスシリンダ部27と、こ
のバランスシリンダ部27に連通しているバラン
サタンク部28とがそれぞれ上下に設けられてお
り、ベース25に取付けられている。
そしてバランスシリンダ部27およびバランサ
タンク部28には圧力空気が封入されており、こ
の圧力によつて、昇降部13および旋回部11の
自重が支えられ、バランスがとられている。
このような構成からなる段差移載装置8による
搬送材料9の段差移載搬送を行うに際しては、ま
ず第3図に示すように成形機械29からの搬送材
料9を段差移載装置8側へ送るシフター30上
に、回転アーム19をセツトする。(第1図、第
3図参照) 次にシフター30で搬送材料9を挟持部10に
よる挟持位置へ送る。そして位置調節用シリンダ
部15の縮小作動により掛止部26が駆動用突片
13bを掛止して下げると、昇降部13および回
転アーム19を小距離降下させ、挟持部10の押
付け部22と受け部23とを搬送材料9の両側に
位置させる。この時、位置調節用シリンダ部15
がシリンダ部14より大出力であるために、昇降
駆動用シリンダ部14が伸長作動状態のままで行
える。(第1図参照) その後、シリンダ部21の伸長作動により、押
付け部22と受け部23とで搬送材料9を挟持す
る。(第2図参照) 次に位置調節用シリンダ部15を開放させて掛
止部26の駆動用突片13bへの引き下げ力を解
除する。これにより昇降駆動用シリンダ部14が
伸長作動状態であるため、昇降部13が再び上昇
して回転アーム19も上昇位置となる。(第1図
参照) 次に旋回部11に油圧モータ部20を作動さ
せ、ピニオン20aと歯車18aとにより基部1
8を回転させることで、搬送コンベヤ31上へ回
転アーム19をセツトする。
そして昇降駆動用シリンダ部14を縮小作動に
より昇降部13を降下させることで回転アーム1
9を降下させ、挟持部10で挟持している搬送材
料9を搬送コンベヤ31上に移載する。
その後挟持部10のシリンダ部21の縮小作動
により、搬送材料9の挟持を解除して、搬送材料
9を搬送コンベヤ31上に載置する。(以上第3
図、第4図参照) なお旋回部11による回転アーム19の回転角
度は、この実施例の場合に90°であるが、これに
限らず角度を自由に調節できる。
また旋回部11による回転アーム19の回転作
動と、昇降部13の降下作動とは、同時に行うこ
ともできる。
次に昇降駆動用シリンダ部14の伸長作動によ
り、昇降部13を上昇させることで、回転アーム
19を上昇させる。そして旋回部11により回転
アーム19を回転させて復元待機させる。
なお昇降部13の上昇作動と、旋回部11によ
る回転アーム19の回転作動とは、降下時と同様
で同時に行うことができる。
このような工程を1サイクルとして、これを順
次繰り返すことで、成形機械29からの搬送材料
9が、搬送方向が別であり段差L(第3図参照)
を有して設けられている搬出コンベヤ31に次々
と送ることができる。
なお旋回部11は、この実施例のように油圧モ
ータ20・ピニオン20aおよび歯車18aとか
らなるものとは限らずに旋回できるものならば、
どのようなものでもよい。
例えば第5図に示すように基部18の側面へ駆
動用突片32を突設させ、この駆動用突片32に
回転駆動用シリンダ部33のロツド先端を軸着し
たものも考えられる。
このようにすると回転駆動用シリンダ部33を
伸縮作動させるだけで、回転アーム19を所定の
角度だけ回転させることができる。
また昇降部、昇降駆動用シリンダ部、位置調節
用シリンダ部の構成・形状は、旋回部が上部に設
けられており内部に挿入されるガイドポストを上
下方向へ摺動自在な昇降部と、昇降部にロツド先
端が固着されている昇降駆動用シリンダ部と、挟
持部による上下方向での挟持位置を昇降駆動用シ
リンダ部のストローク内で調整可能な昇降駆動用
シリンダ部よりも大出力の位置調節用シリンダ部
とであれば、この実施例のものに限らずどのよう
なものでもよい。
さらにガイドポストの構成・形状も、外周面を
昇降部が上下方向へ摺動可能であり、内部にロツ
ド先端が昇降部内に当接しているバランスシリン
ダ部と、これに連通しているバランサタンク部と
を有するものであれば、この実施例のものに限ら
ずどのようなものでもよい。
〔考案の効果〕
この考案は、以上のような構成からなり、次に
述べる降下を有する。
搬送材料用の挟持部が設けられていてる旋回
部を昇降部の上部に取付けたことにより、昇降
部を設置するスペースだけで段差移載搬送を行
える。
そのため従来のように段差移載搬送に必要な
各装置を個別に設置する必要がないので、工場
などの限られたスペースを有効に使用すること
ができる。
また昇降部の上部に旋回部を設けたことは、
反転作動を行いながら昇降作動を行えることと
なり、段差移載搬送を短時間に行うことができ
る。
昇降部は、内部に挿入されているガイドポス
トを上下方向へ摺動自在であると共に、ガイド
ポストの内部に設けられているロツド先端が昇
降部内に当接しているバランスシリンダ部およ
びこれに連通しているバランサタンク部で支え
られてバランスがとられていることにより、昇
降部を小さな駆動力で昇降させることができ
る。
そのため一般的な安価なシリンダ部で昇降さ
せることができる。また昇降駆動用シリンダ部
より大きな出力の位置調節用シリンダ部を備え
ているので、昇降駆動用シリンダ部を伸長作動
状態のままで、これに抗して昇降部を降下させ
ることができる。
このことは、昇降駆動用シリンダ部のみで位
置調節しようとすると複雑で高価な制御装置を
必要とするが、シリンダ部をストロークエンド
までの作動だけで確実に位置調節が行えること
となる さらに昇降部を小さな駆動力で昇降させられ
ることは、静かでスムーズな昇降作動が行え
て、衝撃音を発生させたり搬送材料の損傷を与
えたりすることがなくなる。このことは昇降部
が、内部に挿入されているガイドポストを摺動
するように構成されているので、グラ付くこと
なく安定した上下動を行えることからも言え
る。
このように昇降部の設置スペースだけの簡単
な装置で、静かでスムーズに安定した段差移載
搬送を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の段差移載装置の上昇状態を
示す断面図、第2図は第1図のA−A線矢視図、
第3図は概略斜視図、第4図は降下状態を示す断
面図、第5図は旋回部の別態様を示す平面図、第
6図は従来の段差移載装置を示す概略斜視図であ
る。 1……成形機械、2……搬送材料、3……シユ
ート、4……旋回装置、5……受け台、6……搬
出コンベヤ、7……引き込み装置、8……段差反
転装置、9……搬送材料、10……挟持部、11
……旋回部、12……ガイドポスト、13……昇
降部、13a……駆動用突片、13b……駆動用
突片、13c……受け部材、14……昇降駆動用
シリンダ部、14a……ロツド、15……位置調
節用シリンダ部、15a……ロツド、16……回
転軸、17……ベアリング、18……基部、18
a……歯車、19……回転アーム、20……油圧
モータ、20a……ピニオン、21……シリンダ
部、21a……ロツド、22……押付け部、23
……受け部、24……ガイドブシユ、25……ベ
ース、26……掛止部、27……バランスシリン
ダ部、27a……ロツド、28……バランサタン
ク部、29……成形機械、30……シフター、3
1……搬出コンベヤ、32……駆動用突片、33
……回転駆動用シリンダ部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 搬送材料が挟持される挟持部を備えた旋回部
    と、この旋回部が上部に設けられており内部に挿
    入されているガイドポストに沿つて上下方向へ摺
    動自在な昇降部と、この昇降部にロツド先端が固
    着されている昇降駆動用シリンダ部と、前記昇降
    部を前記昇降駆動用シリンダ部の伸長作動力に抗
    して上昇ストローク端位置より所定量だけ下げる
    シリンダ部とからなり、 前記ガイドポストの内部には、ロツド先端が昇
    降部内に当接しているバランスシリンダ部と、こ
    のバランスシリンダ部に連通しているバランサタ
    ンク部とが設けられていることを特徴とする搬送
    材料の段差移載装置。
JP7471985U 1985-05-20 1985-05-20 Expired JPH045466Y2 (ja)

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JP7471985U JPH045466Y2 (ja) 1985-05-20 1985-05-20

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JP7471985U JPH045466Y2 (ja) 1985-05-20 1985-05-20

Publications (2)

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JPS61191324U JPS61191324U (ja) 1986-11-28
JPH045466Y2 true JPH045466Y2 (ja) 1992-02-17

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ID=30615270

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JPS61191324U (ja) 1986-11-28

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