JPH0454448Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0454448Y2 JPH0454448Y2 JP7035886U JP7035886U JPH0454448Y2 JP H0454448 Y2 JPH0454448 Y2 JP H0454448Y2 JP 7035886 U JP7035886 U JP 7035886U JP 7035886 U JP7035886 U JP 7035886U JP H0454448 Y2 JPH0454448 Y2 JP H0454448Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flaw
- signal
- flaw detector
- recording element
- time difference
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 35
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims description 22
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Recording Measured Values (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は探傷子を走査することにより物体の傷
を検出しXY記録計に記録する探傷記録装置に関
する。
を検出しXY記録計に記録する探傷記録装置に関
する。
探傷記録装置は金属板等の表面などの傷の状態
を測定記録するものであるが、その一般的構成と
して以下に示すようなものがある。
を測定記録するものであるが、その一般的構成と
して以下に示すようなものがある。
すなわち、被探傷物を載置するXYテーブル
と、このXYテーブル上を走査して被探傷物の傷
の状態を検出する探傷子(例えば超音波センサ)
と、この探傷子の出力信号を記録するXY記録計
を有している。
と、このXYテーブル上を走査して被探傷物の傷
の状態を検出する探傷子(例えば超音波センサ)
と、この探傷子の出力信号を記録するXY記録計
を有している。
この場合、上記XYテーブル上を走査する探傷
子と上記XY記録計に上記探傷子出力を記録する
記録素子との移動を同期させる必要がある。
子と上記XY記録計に上記探傷子出力を記録する
記録素子との移動を同期させる必要がある。
そのため、この種の従来装置においては、XY
テーブル上を移動する探傷子の実際の移動信号を
検出する例えばエンコーダ等の位置変換器出力信
号をXY記録計の記録素子の移動信号としてい
る。
テーブル上を移動する探傷子の実際の移動信号を
検出する例えばエンコーダ等の位置変換器出力信
号をXY記録計の記録素子の移動信号としてい
る。
しかしながら、このような構成を有した従来装
置は上記探傷子と上記記録素子との移動の真の同
期が得られない欠点があつた。すなわち、 第2図の波形図を参照して説明すると、探傷子
走査信号による探傷子の実際の移動すなわち記録
素子移動信号は探傷子走査信号に対してt1なる遅
れ時間を有している。さらに同様に記録素子の実
際の移動は遅れ時間t2を有する。これは探傷子お
よび記録素子それぞれが機械的移動(特有の機械
抵抗)を含んでいるためであるが、一方被探傷物
の傷を検知した探傷子検出信号は機械的動作を含
まずXY記録計の記録素子に伝達されるのでこの
ような遅れ時間は無視できるほど小さい。
置は上記探傷子と上記記録素子との移動の真の同
期が得られない欠点があつた。すなわち、 第2図の波形図を参照して説明すると、探傷子
走査信号による探傷子の実際の移動すなわち記録
素子移動信号は探傷子走査信号に対してt1なる遅
れ時間を有している。さらに同様に記録素子の実
際の移動は遅れ時間t2を有する。これは探傷子お
よび記録素子それぞれが機械的移動(特有の機械
抵抗)を含んでいるためであるが、一方被探傷物
の傷を検知した探傷子検出信号は機械的動作を含
まずXY記録計の記録素子に伝達されるのでこの
ような遅れ時間は無視できるほど小さい。
そのため、XY記録計の探傷記録は実際の傷の
状態と違つてずれが生じてしまう。
状態と違つてずれが生じてしまう。
本考案はこの欠点を改善することを目的とする
ものである。
ものである。
このため、本考案においては上記探傷子の実際
の移動信号とXY記録計の実際の移動信号との加
速度をそれぞれ検出する加速度検出手段と、該加
速度検出手段の両出力信号の一致する時点または
領域を検出する一致検出手段と、両出力信号の加
速度が一致する時点または領域で上記2つの移動
信号の時間差を検出する時間差検出手段と、該時
間差検出手段出力に応じて上記探傷子出力信号の
遅延を行う信号遅延手段を有している。
の移動信号とXY記録計の実際の移動信号との加
速度をそれぞれ検出する加速度検出手段と、該加
速度検出手段の両出力信号の一致する時点または
領域を検出する一致検出手段と、両出力信号の加
速度が一致する時点または領域で上記2つの移動
信号の時間差を検出する時間差検出手段と、該時
間差検出手段出力に応じて上記探傷子出力信号の
遅延を行う信号遅延手段を有している。
探傷子の実際の移動と、これに基づく記録素子
の実際の移動とは探傷子走査信号に対してそれぞ
れ遅れ時間を有している。
の実際の移動とは探傷子走査信号に対してそれぞ
れ遅れ時間を有している。
なお、この探傷子走査信号は単に探傷子および
記録素子の移動に関係するだけで探傷およびその
記録には無関係である。探傷子の探傷検出信号は
この探傷子の実際の移動に基づいて出力されるの
で、この探傷検出信号を正規な位置に記録するた
めには上述の時間差だけ遅延させればよい。
記録素子の移動に関係するだけで探傷およびその
記録には無関係である。探傷子の探傷検出信号は
この探傷子の実際の移動に基づいて出力されるの
で、この探傷検出信号を正規な位置に記録するた
めには上述の時間差だけ遅延させればよい。
なお、上述の時間差を決定する両信号の遅れ時
間はその加減速領域では機械的条件が異なるので
遅延時間は等加速度領域で決定することが望まし
い。
間はその加減速領域では機械的条件が異なるので
遅延時間は等加速度領域で決定することが望まし
い。
第1図は本考案の一実施例を示す構成説明図で
ある。
ある。
第1図において、10は探傷装置のXYテーブ
ル、11は例えば超音波センサから成る探傷子、
12は位置変換器、20はXY記録計、21は記
録素子、22は位置変換器、31は第1の等加速
度検出手段、32は第2の等加速度検出手段、3
3は第1、第2の等加速度検出手段出力の一致検
出手段、34は時間差検出手段、35は信号遅延
手段、36は記録素子駆動回路である。探傷子走
査信号により探傷子11はXYテーブル10上を
矩形状に走査される。XYテーブル10上には被
探傷物が載置されており、探傷子11が被探傷物
の傷上を通過する際、出力を生じる構成となつて
いる。
ル、11は例えば超音波センサから成る探傷子、
12は位置変換器、20はXY記録計、21は記
録素子、22は位置変換器、31は第1の等加速
度検出手段、32は第2の等加速度検出手段、3
3は第1、第2の等加速度検出手段出力の一致検
出手段、34は時間差検出手段、35は信号遅延
手段、36は記録素子駆動回路である。探傷子走
査信号により探傷子11はXYテーブル10上を
矩形状に走査される。XYテーブル10上には被
探傷物が載置されており、探傷子11が被探傷物
の傷上を通過する際、出力を生じる構成となつて
いる。
探傷子11の移動状態は常時位置変換器12に
より捕捉されており、この出力信号がXY記録計
20に入力される。従つてXY記録計20の記録
素子21は探傷子11の動きにほぼ追従する。第
2図の波形図を参照すれば、この探傷子11の実
際の移動と記録素子21の実際の移動との間に
は、探傷子11および記録素子21の移動にそれ
ぞれ機械的動作が含まれているので、t2−t1なる
時間差が含まれている。なお、この記録素子21
に移動はポテンシヨメータ等の位置変換器22に
より実際に検出されている。
より捕捉されており、この出力信号がXY記録計
20に入力される。従つてXY記録計20の記録
素子21は探傷子11の動きにほぼ追従する。第
2図の波形図を参照すれば、この探傷子11の実
際の移動と記録素子21の実際の移動との間に
は、探傷子11および記録素子21の移動にそれ
ぞれ機械的動作が含まれているので、t2−t1なる
時間差が含まれている。なお、この記録素子21
に移動はポテンシヨメータ等の位置変換器22に
より実際に検出されている。
記録素子21の移動信号すなわち、探傷子11
の実際の移動のY軸方向成分は第1の等加速度検
出手段に入力され等加速度状態になつた時点が検
出される。一方、ポテンシヨメータ22による記
録素子21のY軸方向の移動信号は第2の等加速
度検出手段32に入力される。第1の等加速度検
出手段31および第2の等加速度検出手段32の
両出力は一致検出手段33に入力され、両信号の
等加速度状態になつた時点または領域が検出され
る。第2図の波形図で見れば、等加速度状態にな
つた時点は時点Aであり、その領域は時点A〜B
間である。
の実際の移動のY軸方向成分は第1の等加速度検
出手段に入力され等加速度状態になつた時点が検
出される。一方、ポテンシヨメータ22による記
録素子21のY軸方向の移動信号は第2の等加速
度検出手段32に入力される。第1の等加速度検
出手段31および第2の等加速度検出手段32の
両出力は一致検出手段33に入力され、両信号の
等加速度状態になつた時点または領域が検出され
る。第2図の波形図で見れば、等加速度状態にな
つた時点は時点Aであり、その領域は時点A〜B
間である。
この等加速度時点または領域においては探傷子
11と記録素子21とがある時間差(この場合は
t2−t1である)を持つて完全に追従している状態
である。従つて、この時点または領域において、
両信号の時間差を計測し、その時間だけ探傷子1
1による探傷検出信号を遅延させることによりず
れのない探傷記録を行なうことができる。時間差
検出手段34はこの時間差を測定する。本実施例
におけるこの測定は探傷子11の実際の移動信号
のy成分と記録素子21の実際の移動信号のy成
分とを直接比較して測定している。この測定時間
は信号遅延手段3に入力される。
11と記録素子21とがある時間差(この場合は
t2−t1である)を持つて完全に追従している状態
である。従つて、この時点または領域において、
両信号の時間差を計測し、その時間だけ探傷子1
1による探傷検出信号を遅延させることによりず
れのない探傷記録を行なうことができる。時間差
検出手段34はこの時間差を測定する。本実施例
におけるこの測定は探傷子11の実際の移動信号
のy成分と記録素子21の実際の移動信号のy成
分とを直接比較して測定している。この測定時間
は信号遅延手段3に入力される。
従つて、探傷子11の検出出力は記録素子21
の遅れ時間だけ遅延されて記録素子駆動回路36
に入力され記録素子21により、適切な位置に記
録が行われる。
の遅れ時間だけ遅延されて記録素子駆動回路36
に入力され記録素子21により、適切な位置に記
録が行われる。
なお、この実施例においては記録素子21とし
て動作遅れのない放電記録方式を利用している。
て動作遅れのない放電記録方式を利用している。
また、この実施例においてはy成分のみについ
てその時間差を測定している。これは探傷子11
および記録素子21の移動径路が矩形状でかつ一
往復動作におけるx成分の移動距離が極めて小さ
いためである。
てその時間差を測定している。これは探傷子11
および記録素子21の移動径路が矩形状でかつ一
往復動作におけるx成分の移動距離が極めて小さ
いためである。
〔考案の効果〕
以上、説明したように本考案によれば遅れ時間
のない探傷記録装置を実現できる。
のない探傷記録装置を実現できる。
第1図は本考案の一実施例を示す構成説明図、
第2図は探傷記録装置の動作タイミング図であ
る。 31,32……第1、第2の等加速度検出手
段、34……時間差検出手段、35……信号遅延
手段。
第2図は探傷記録装置の動作タイミング図であ
る。 31,32……第1、第2の等加速度検出手
段、34……時間差検出手段、35……信号遅延
手段。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 XYテーブル上に載置された物体の傷を、探傷
子を走査することにより検出し、この出力を上記
探傷子の実際の移動信号に追従して移動するXY
記録計の記録素子により記録する探傷記録装置に
おいて、 上記探傷子の実際の移動信号と、この移動信号
に応じて移動する上記XY記録計の記録素子の実
際の移動信号との両信号のそれぞれの等加速度時
点または領域を検出する等加速度検出手段と、 等加速度時点または領域にある上記両信号の時
間差を検出する時間差検出手段と、 該時間差検出手段出力に応じて遅延量が制御さ
れる信号遅延手段とを有し、 上記探傷子による探傷信号を上記信号遅延手段
を介して上記XY記録計の記録素子駆動回路に供
給することを特徴とする探傷記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7035886U JPH0454448Y2 (ja) | 1986-05-10 | 1986-05-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7035886U JPH0454448Y2 (ja) | 1986-05-10 | 1986-05-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62182457U JPS62182457U (ja) | 1987-11-19 |
JPH0454448Y2 true JPH0454448Y2 (ja) | 1992-12-21 |
Family
ID=30911921
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7035886U Expired JPH0454448Y2 (ja) | 1986-05-10 | 1986-05-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0454448Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-05-10 JP JP7035886U patent/JPH0454448Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62182457U (ja) | 1987-11-19 |
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