JPH0453925Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0453925Y2 JPH0453925Y2 JP1987076555U JP7655587U JPH0453925Y2 JP H0453925 Y2 JPH0453925 Y2 JP H0453925Y2 JP 1987076555 U JP1987076555 U JP 1987076555U JP 7655587 U JP7655587 U JP 7655587U JP H0453925 Y2 JPH0453925 Y2 JP H0453925Y2
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- Japan
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- formwork
- concrete
- paper
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- inward
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、簡易フエンスの支柱用コンクリー
ト基礎、ガードフエンスの支柱用コンクリート基
礎、簡易標識の支柱用コンクリート基礎、物干し
竿をかける支柱用コンクリート基礎等を製造する
のに使用される型枠に関する。
ト基礎、ガードフエンスの支柱用コンクリート基
礎、簡易標識の支柱用コンクリート基礎、物干し
竿をかける支柱用コンクリート基礎等を製造する
のに使用される型枠に関する。
従来技術とその問題点
従来、この種型枠としては、金属製または木製
のものが使用されていた。ところが従来の型枠
は、コストが高い、重量が大きく輸送が不便であ
るというような問題があつた。
のものが使用されていた。ところが従来の型枠
は、コストが高い、重量が大きく輸送が不便であ
るというような問題があつた。
この考案の目的は、上記問題を解決した型枠を
提供することにある。
提供することにある。
問題点を解決するための手段
この考案による型枠は、全体が、上下両端の開
口した紙製筒状体からなり、筒状体の下端開口の
周縁に、コンクリート注入時の型枠浮上がり防止
用内方折返し部が全周にわたつて設けられている
ものである。
口した紙製筒状体からなり、筒状体の下端開口の
周縁に、コンクリート注入時の型枠浮上がり防止
用内方折返し部が全周にわたつて設けられている
ものである。
上記において、紙としては、植物繊維、鉱物繊
維、動物繊維、合成繊維等のいずれからなるもの
でもよい。また、紙にプラスチツクフイルムをラ
ミネートしたり、合成樹脂をコーテイングしたも
のを素材とし、フイルム層やコーテイング層がコ
ンクリート打込み用中空部内を向くようにして型
枠をつくり、中空部の内周面に防水性や離型性を
付与しておくことが好ましい。なお、合成紙の場
合には、元々防水性および離型性を有するので、
上記のような処理を施す必要はない。
維、動物繊維、合成繊維等のいずれからなるもの
でもよい。また、紙にプラスチツクフイルムをラ
ミネートしたり、合成樹脂をコーテイングしたも
のを素材とし、フイルム層やコーテイング層がコ
ンクリート打込み用中空部内を向くようにして型
枠をつくり、中空部の内周面に防水性や離型性を
付与しておくことが好ましい。なお、合成紙の場
合には、元々防水性および離型性を有するので、
上記のような処理を施す必要はない。
実施例
以下、この考案の実施例を、図面を参照しなが
ら説明する。
ら説明する。
この実施例は、第1図から第4図に示すもので
ある。
ある。
第1図から第4図において、型枠1は、全体
が、上下両端が開口した円すい台状の紙筒(紙製
筒状体)で形成されている。紙筒の内周面に防水
性および、離型性が付与されている。そしてこの
紙筒の内部がコンクリート打込み用中空部2とな
されているとともに、その上端開口がコンクリー
ト注入口3となされている。型枠1の下端開口の
周縁には、コンクリート注入時の型枠浮上り防水
用内方折返し部4が全周にわたつて設けられてい
る。
が、上下両端が開口した円すい台状の紙筒(紙製
筒状体)で形成されている。紙筒の内周面に防水
性および、離型性が付与されている。そしてこの
紙筒の内部がコンクリート打込み用中空部2とな
されているとともに、その上端開口がコンクリー
ト注入口3となされている。型枠1の下端開口の
周縁には、コンクリート注入時の型枠浮上り防水
用内方折返し部4が全周にわたつて設けられてい
る。
型枠1は、第4図に示すような扇形の紙製ブラ
ンク5を平巻きし、その端部を重ね合せ状態で接
合することにより形成されたものである。ブラン
ク5は、一面にプラスチツクフイルム10がラミ
ネートされた紙からなり、その一端に外方突出状
に摘み部6を設けられている。そしてまず、ブラ
ンク5の他端に、フイルム10が存在する側と反
対側への折返し部7を設けておき、折返し部7の
設けられた側の端部から、フイルム10が内方を
向くようにブランク5を平巻きにし、折返し部7
にブランク5の他端部を重ねてフイルム10どう
しを重ね合わせる。ついで、この状態で重ね合わ
せ部をヒートシールする。このとき、摘み部6は
ヒートシールされないようにしておく。その後、
内方折返し部4を形成する。こうして型枠1が形
成される。上記ヒートシールは、コンクリート基
礎を製作すべき現場で行なえばよい。
ンク5を平巻きし、その端部を重ね合せ状態で接
合することにより形成されたものである。ブラン
ク5は、一面にプラスチツクフイルム10がラミ
ネートされた紙からなり、その一端に外方突出状
に摘み部6を設けられている。そしてまず、ブラ
ンク5の他端に、フイルム10が存在する側と反
対側への折返し部7を設けておき、折返し部7の
設けられた側の端部から、フイルム10が内方を
向くようにブランク5を平巻きにし、折返し部7
にブランク5の他端部を重ねてフイルム10どう
しを重ね合わせる。ついで、この状態で重ね合わ
せ部をヒートシールする。このとき、摘み部6は
ヒートシールされないようにしておく。その後、
内方折返し部4を形成する。こうして型枠1が形
成される。上記ヒートシールは、コンクリート基
礎を製作すべき現場で行なえばよい。
上記において、ブランク5の両端はヒートシー
ルにより接合されているが、これに代えて接着剤
で接合してもよい。この場合、第5図に示すよう
に、ブランク5の一端部に、全幅にわたつて接着
剤層8を設けておき、これを離型紙9で覆つてお
く。そして、ブランク5のままで、コンクリート
基礎を制作すべき現場において、離型紙9を剥が
し、これを平巻きにして端部を接着することによ
り型枠1をつくる。
ルにより接合されているが、これに代えて接着剤
で接合してもよい。この場合、第5図に示すよう
に、ブランク5の一端部に、全幅にわたつて接着
剤層8を設けておき、これを離型紙9で覆つてお
く。そして、ブランク5のままで、コンクリート
基礎を制作すべき現場において、離型紙9を剥が
し、これを平巻きにして端部を接着することによ
り型枠1をつくる。
このような構成において、支柱のコンクリート
基礎を製造するには、第1図に鎖線で示すよう
に、まず型枠1の中心線を通るように支柱Pを配
置し、コンクリート注入口3からコンクリート打
込み用中空部2内にコンクリートを打込む。この
とき、内方折返し部4の働きにより型枠1の浮上
がりが防止され、その結果コンクリートの外部へ
の漏れが防止される。ついで、コンクリートを固
化させる。そして、固化後摘み部6を持つて型枠
1をはぎ取る。
基礎を製造するには、第1図に鎖線で示すよう
に、まず型枠1の中心線を通るように支柱Pを配
置し、コンクリート注入口3からコンクリート打
込み用中空部2内にコンクリートを打込む。この
とき、内方折返し部4の働きにより型枠1の浮上
がりが防止され、その結果コンクリートの外部へ
の漏れが防止される。ついで、コンクリートを固
化させる。そして、固化後摘み部6を持つて型枠
1をはぎ取る。
型枠1の製造法は、上述した方法に限られず、
たとえば帯状紙をテーパ状マンドレルのまわりに
スパイラル状に巻き、その両端切断するととも
に、大端部の開口周縁に内方折返し部を形成する
ことによつても製造することができる。
たとえば帯状紙をテーパ状マンドレルのまわりに
スパイラル状に巻き、その両端切断するととも
に、大端部の開口周縁に内方折返し部を形成する
ことによつても製造することができる。
上記実施例においては、型枠1は円すい台状で
あるが、その形状はこれに限るものではない。
あるが、その形状はこれに限るものではない。
考案の効果
この考案による型枠は、全体が、上下両端の開
口した紙製筒状体からなるので、その製造が簡単
であるとともに、コストも安くなる。また、筒状
体の下端開口の周縁に、コンクリート注入時の型
枠浮上がり防止用内方折返し部が全周にわたつて
設けられているので、コンクリート注入時に型枠
が浮上がり、その結果コンクリートが外部に漏れ
るのを防止できる。また、重量が小さく、輸送に
便利である。
口した紙製筒状体からなるので、その製造が簡単
であるとともに、コストも安くなる。また、筒状
体の下端開口の周縁に、コンクリート注入時の型
枠浮上がり防止用内方折返し部が全周にわたつて
設けられているので、コンクリート注入時に型枠
が浮上がり、その結果コンクリートが外部に漏れ
るのを防止できる。また、重量が小さく、輸送に
便利である。
第1図はこの考案の実施例を示す斜視図、第2
図は同一部切欠き正面図、第3図は第2図の−
線に沿う拡大断面図、第4図は実施例1の型枠
をつくるためのブランクの平面図、第5図はブラ
ンクの変形例を示す図である。 1,11……型枠、2……コンクリート打込み
用中空部、3……コンクリート注入口、4……型
枠浮上がり防止用内方折返し部。
図は同一部切欠き正面図、第3図は第2図の−
線に沿う拡大断面図、第4図は実施例1の型枠
をつくるためのブランクの平面図、第5図はブラ
ンクの変形例を示す図である。 1,11……型枠、2……コンクリート打込み
用中空部、3……コンクリート注入口、4……型
枠浮上がり防止用内方折返し部。
Claims (1)
- 全体が、上下両端の開口した紙製筒状体からな
り、筒状体の下端開口の周縁に、コンクリート注
入時の型枠浮上がり防止用内方折返し部が全周に
わたつて設けられている型枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987076555U JPH0453925Y2 (ja) | 1987-05-21 | 1987-05-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987076555U JPH0453925Y2 (ja) | 1987-05-21 | 1987-05-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63184705U JPS63184705U (ja) | 1988-11-28 |
JPH0453925Y2 true JPH0453925Y2 (ja) | 1992-12-18 |
Family
ID=30923746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987076555U Expired JPH0453925Y2 (ja) | 1987-05-21 | 1987-05-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0453925Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-05-21 JP JP1987076555U patent/JPH0453925Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63184705U (ja) | 1988-11-28 |
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