JPH0453791Y2 - - Google Patents

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JPH0453791Y2
JPH0453791Y2 JP1990063793U JP6379390U JPH0453791Y2 JP H0453791 Y2 JPH0453791 Y2 JP H0453791Y2 JP 1990063793 U JP1990063793 U JP 1990063793U JP 6379390 U JP6379390 U JP 6379390U JP H0453791 Y2 JPH0453791 Y2 JP H0453791Y2
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JP
Japan
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coffin
urethane foam
paper
sides
slopes
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JP1990063793U
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JPH0422934U (ja
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本案は、新規な構成を有する柩に関するもので
ある。
[従来の技術] 従来の柩にあつては、下記のようなものになつ
ている。
全体が木材で構成され、各部パネルを釘、糊な
どを利用して組立てている。
[考案が解決しようとする課題] 従来の技術で述べたものにあつては、下記のよ
うな問題点を有していた。
組み上げるのに手間がかかり、重量があり、か
つ、夏の熱い時は内部に入れたドライアイスなど
で結露がつく。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案のものは下
記のようになるものである。
すなわち本願のものは、硬質発泡ウレタンフオ
ーム4Aの表裏面に表裏の紙あるいは木の薄板4
B,4Cを張設した部材4で構成された柩本体2
と蓋3において、蓋3は硬質発泡ウレタンフオー
ムを素材として公知のモールド式で形成され、柩
本体2は平面前後に長い方形の底部2Aと、この
底部2Aの前後辺に起伏自在に連設された前後面
部2B,2Cと、この底部2Aの左右辺に起伏自
在に連設された左右面部2D,2Eとから構成さ
れ、この底部2Aを中心に前後面部2B,2Cと
左右面部2D,2Eを内方へ起立連設して柩本体
を形成する場合、底部と前後面部との屈曲連結
部、底部と左右面部との屈曲連結部、前後面部と
左右面部との屈曲連結部は、45°に切除した斜面
で、かつ、平留接になるよう構成され、さらに、
これら斜面には接着剤2Fが塗布されていると共
に、この接着剤の表面には剥離紙2F1が積層さ
れている柩である。
この場合、硬質発泡ウレタンフオーム4Aは、
ポリエーテル型ウレタンフオーム(ポリイソシア
ヌレートフオーム)を使用することができる。
また、表裏の紙については必要に応じて木目の
印刷処理を施すことができる。
[作用] 本考案のものは下記のように作用する。
1 展開した状態で運搬や格納をする。
2 柩を必要とする場合には、剥離紙をはがし
て、底部2Aを中心に前後面部2B,2Cと左
右面部2D,2Eとを起立させる。
3 各平留接用斜面に、あらかじめ塗布されてい
る接着剤によつて、底部2Aと前後面部2B,
2Cと、左右面部2D,2Eとを固定すること
で柩本体2を得る。
[考案の実施例] 実施例について図面を参照して説明する。
1は本案の柩で、柩本体2と蓋3とから構成さ
れている。
先ず、これら柩本体2と蓋3に使用される部材
4について説明する。
部材4は硬質発泡ウレタンフオーム4Aの表裏
面に表裏の紙あるいは木の薄板4B,4Cを張設
したものとなつている。
硬質発泡ウレタンフオーム4Aについてはポリ
エーテル型ウレタンフオーム(ポリイソシアヌレ
ートフオーム)が使用されている。
また、表裏の紙あるいは木の薄板のうち、紙に
ついては必要に応じて木目の印刷処理が施されて
いる。
蓋3は硬質発泡ウレタンフオームを素材として
公知のモールド式で形成されている。
柩本体2は平面前後に長い方形の底部2Aと、
この底部2Aの前後辺に起伏自在に連設された前
後面部2B,2Cと、この底部2Aの左右辺に起
伏自在に連設された左右面部2D,2Eとから構
成されている。
この底部2Aを中心に前後面部2B,2Cと左
右面部2D,2Eを内方へ起立連設すると柩本体
が形成されるが、底部と前後面部との屈曲連結
部、底部と左右面部との屈曲連結部、前後面部と
左右面部との屈曲連結部は、所謂平留接になるよ
う構成されている。
このような底部2Aを中心とした前後面部2
B,2Cと、左右面部2D,2Eの関係について
は下記のような2通りに構成されている。
第1の構成の場合は次の通りである。
所定寸法に構成された平板状の部材4は、底部
2Aを中心として前後面部2B,2Cと、左右面
部2D,2Eを展開した状態に裁断されたものに
おける底部2A、前後面部2B,2C、左右面部
2D,2Eを、柩本体として組立てた場合、上述
のように各屈曲連結部が平留接になるよう45°に
切除した斜面に構成されている。
底部2Aにおける裏面側の周辺部には45°に切
除した平留接用斜面2A1が、前後面部2B,2
Cにおける裏面側の内方辺には45°に切除した平
留接用斜面2B1,2C1が、左右面部2D,2E
における裏面側の内方辺には45°に切除した平留
接用斜面2D1,2E1が、前後面部2B,2Cに
おける裏面側の両側方辺には45°に切除した平留
接用斜面2B2,2C2が、左右面部2D,2Eに
おける裏面側の両側方辺には45°に切除した平留
接用斜面2D2,2E2がそれぞれ形成されている。
この45°に切除した斜面を形成する際、平板状
の部材4における表の紙あるいは木の薄板4Bを
つないだ状態にしておくことで、全体が連結した
状態に構成されることになる。
そして、これら各斜面にはあらかじめ接着剤2
Fが塗布され、かつ、この接着剤の表面には剥離
紙2F1が積層されている。
前後面部2B,2Cにおける裏面側の外方部の
補強材2B3,2C3と、左右面部2D,2Eにお
ける裏面側の外方部の補強材2D3,2E3とは、
型にウレタンを吸入する前に、あらかじめ前後面
部2B,2Cと左右面部2D,2Eに糊で貼つて
おく。
第2の構成の場合は次の通りである。
柩本体2は公知のモールド式で形成されてい
る。
所定寸法に構成された平板状の部材4は、底部
2Aを中心として前後面部2B,2Cと、左右面
部2D,2Eを展開した状態に構成されたものに
おいて、底部2Aと前後面部2B,2Cとの境界
線部分における裏面側には平留接用斜面となるV
字状溝2Gが形成され、底部2Aと左右面部2
D,2Eとの境界線部分における裏面側には平留
接用斜面となるV字状溝2Hが形成されている。
そこで、V字状溝2Gにより、底部2Aには
45°に切除した平留接用斜面2A1が、また、前後
面部2B,2Cにおける裏面側の両側方辺には
45°に切除した平留接用斜面2B2,2C2が、ま
た、V字状溝2Hにより、左右面部2D,2Eに
おける裏面側の両側方辺には45°に切除した平留
接用斜面2D2,2E2がそれぞれ形成されている。
図中、2B3,2C3,2D3,2E3は平留接用斜
面である。
そして、これら各平留接用斜面には接着剤(図
示略)が塗布され、かつ、この接着剤の表面には
剥離紙(図示略)が添着されている。
前後面部2B,2Cにおける裏面側の外方部の
補強材2B4,2C4と、左右面部2D,2Eにお
ける裏面側の外方部の補強材2D4,2E4とは、
型にウレタンを吸入する前に、あらかじめ前後面
部2B,2Cと左右面部2D,2Eに糊で貼つて
おく。
第9図、第10図は、柩本体2の底部外周に縁
を形成し、蓋3が柩本体2の上面開口部を上方か
ら嵌合するように構成した場合を示している。
[考案の効果] 本考案は、上述の通り構成されているので次に
記載する効果を奏する。
1 型を作り、この型にウレタンを吸入し発泡力
を利用して成型するから、製作に手間がかから
ない。
2 焼却時に、CO2で高温で焼却のため跡形なく
なる。
3 発泡ウレタンを使用したから断熱効果を上げ
ることができるので、冒頭で指摘した結露の問
題を解決できる。
4 断面V字状に構成された各平留接用斜面に、
あらかじめ塗布されている接着剤によつて、底
部2Aと前後面部2B,2Cと左右面部2D,
2Eとを接着固定するよう構成したので、組立
て作業が簡単で、かつ、緊密性を確保できる。
5 軽く持ち運びが簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体の斜視図、第2図は同上の1部を
切欠いた斜視図、第3図は柩本体の展開した状態
の斜視図、第4図はA−A線拡大断面図、第5図
は部材を説明する斜視図、第6図はB−B線にお
ける要部拡大断面図、第7図は柩本体の他の実施
例を説明する展開した状態の斜視図、第8図はC
−C線拡大断面図、第9図は他の実施例の斜視
図、第10図は同上の1部を切欠いた斜視図であ
る。 1……柩、2……柩本体、3……蓋。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 硬質発泡ウレタンフオーム4Aの表裏面に表
    裏の紙あるいは木の薄板4B,4Cを張設した
    部材4で構成された柩本体2と蓋3において、
    蓋3は硬質発泡ウレタンフオームを素材として
    公知のモールド式で形成され、柩本体2は平面
    前後に長い方形の底部2Aと、この底部2Aの
    前後辺に起伏自在に連設された前後面部2B,
    2Cと、この底部2Aの左右辺に起伏自在に連
    設された左右面部2D,2Eとから構成され、
    この底部2Aを中心に前後面部2B,2Cと左
    右面部2D,2Eを内方へ起立連設して柩本体
    を形成する場合、底部と前後面部との屈曲連結
    部、底部と左右面部との屈曲連結部、前後面部
    と左右面部との屈曲連結部は、45°に切除した
    斜面で、かつ、平留接になるよう構成され、さ
    らに、これら斜面には接着剤2Fが塗布されて
    いると共に、この接着剤の表面には剥離紙2
    F1が積層されていることを特徴とする柩。 2 硬質発泡ウレタンフオーム4Aは、ポリエー
    テル型ウレタンフオーム(ポリイソシアヌレー
    トフオーム)が使用されている請求項1記載の
    柩。 3 表裏の紙については必要に応じて木目の印刷
    処理が施されている請求項1あるいは請求項2
    記載の柩。
JP1990063793U 1990-06-15 1990-06-15 Expired JPH0453791Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6435390B1 (ja) * 2017-10-17 2018-12-05 山下 健治 金具類及び金釘無し棺、およびその製造方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5011511U (ja) * 1973-05-26 1975-02-06
JPS5729793U (ja) * 1980-07-29 1982-02-16

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