JPH0453582Y2 - - Google Patents

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JPH0453582Y2
JPH0453582Y2 JP18450586U JP18450586U JPH0453582Y2 JP H0453582 Y2 JPH0453582 Y2 JP H0453582Y2 JP 18450586 U JP18450586 U JP 18450586U JP 18450586 U JP18450586 U JP 18450586U JP H0453582 Y2 JPH0453582 Y2 JP H0453582Y2
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antenna
attenuator
field strength
electric field
frequency
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JP18450586U
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  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、デイジタル電子機器や自動車から発
生される妨害電波、都市雑音及び電波の測定の際
に使用される電界強度測定装置の改良に関する。
(従来の技術) 電子機器や自動車などの増加に伴い、それらの
デイジタル回路やイグニツシヨン等から妨害波が
放出され、電磁環境は年々悪化の傾向にある。特
に、LSIの製造技術の進歩によりデイジタル化さ
れた電子機器が著しく普及され、さらに電子機器
に高速化された素子やマイクロプロセツサが容易
に組込めるようになり、それに伴つて妨害波は、
量的にも周波数的にも増加の一途を辿つている。
一方、各国では電磁環境保護の観点から予め電子
機器や自動車など規制の対象物により妨害波の許
容限度値を定め、当該対象物からの妨害波がその
許容限度値内であるか否かについて監視を強めて
いる。
従つて、以上のような要請から空中の電界強度
を測定することは非常に重要なことであり、かか
る観点から種々の電界強度測定装置が開発されて
いる。
ところで、電界強度E(dBμv/m)は一般的に
は次式により表わされる。
E=V(dBμv)+K(dB) 但し、Vはアンテナを用いて測定した測定値、
Kはアンテナ係数であつてこれはアンテナの種類
例えばダイポールアンテナ、ループアンテナ等に
より、またアンテナの受信周波数等によつて異な
る既知の値である。従つて、この種の測定装置
は、測定値Vを測定した後、アンテナ係数Kをア
ンテナの種類及び周波数毎に適宜演算して電界強
度Eを求めるようにしている。ところで、この種
の電界強度測定装置は、アンテナ、高周波用アツ
テネータのほか、ミキサー、局部発信器、中間周
波用アツテネータ、アンプおよび検波器等の受信
部および指示計等によつて構成され、その測定値
Vは高周波用アツテネータの減衰量と中間周波用
すうテネータの減衰量と指示計の指示値との和で
表わされ、この測定値Vにアンテナの受信周波数
に応じたアンテナ係数Kを加えて周波数毎に電界
強度Eを測定することになる。
そこで、従来、以上のような装置を用いて電界
強度Eを測定する場合、アンテナ係数をデイジタ
ル的に加算して電界強度を測定する測定方法とア
ンテナ係数表を用いて行う測定方法とがある。前
者の測定方法は、上記高周波アツテネータと中間
周波数アツテネータの両減衰量と指示計の指示値
をデイジタルデータに変換し、このデイジタルデ
ータと予め定められたアンテナ係数を含めてすべ
てデイジタル的に演算処理すれば、容易に電界強
度を求めることが可能であり、かつ、その電界強
度をデイジタル表示することができる。一方、後
者の測定方法は、予め各周波数(MHz)とアン
テナ係数(dB)とを対応させたアンテナ係数表
を用意し、受信周波数に応じてその係数表の中か
らアンテナ係数を探し出し、当該アンテナ係数と
測定値とから電界強度Eを測定するものである。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、前者の測定方法においては、実際上、
アツテネータの減衰量を含む実質的な測定値Vが
どの程度の値であるか知る必要があり、このため
には受信出力をデイジタル表示することが行われ
ている。しかし、受信出力をデイジタル表示する
ものは、測定対象それ自身の性質から非常に激し
く変化する不連続波の測定が多く、このためデイ
ジタル的に表示された指示値は激しく変化して人
間の視覚で直読することは難しく、仮にその指示
値を読取つたとしても正確性に欠ける。
次に、後者のアンテナ係数表を用いる方法は、
通常アンテナ係数表をカードケースに入れて適宜
な箇所に設置したり、あるいは予め取扱説明書に
アンテナ係数表を印刷したりしているが、これら
は保管等の煩雑さおよび紛失等の問題があり、ま
た周波数に対する読み取り精度を上げようとして
細かく多数の周波数を掲げると検索内容が膨大な
ものとなり、特定の周波数を見つけ出すのに長時
間を要することと、読み取り間違いを起し易い問
題がある。
本考案は上記実情に鑑みてなされたもので、簡
単な回路構成により受信部出力をアナログ的に表
示し、かつ、減衰量およびアンテナ係数を演算し
てデイジタル的に表示することにより、容易、か
つ、正確に電界強度を求め得る電界強度測定装置
を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案による電界強度測定装置は、アンテナの
種類及びアンテナの周波数特性に応じて定まるア
ンテナ係数値について予め定められた複数のアン
テナの係数値をそれぞれ記憶する記憶部と、任意
の減衰量を設定し、その値を出力するアツテネー
タと、ある周波数帯域の1つのアンテナを介して
取り出した信号を受信する受信部と、この受信部
の受信出力をアナログ表示する指示計と、前記ア
ツテネータから取込まれた減衰量と前記アンテナ
の種類に応じて前記記憶部から選択的に読み出さ
れたアンテナ係数値とを加算する演算処理部と、
この演算処理部で演算処理して得られたデータを
表示するデイジタル表示部とを備え、前記デイジ
タル表示部及び前記アナログ指示計に電界強度を
求めるに必要な表示値及び指示値とを同時に表示
するようにしたものである。
(作用) 従つて、以上のような構成によれば、アンテナ
の種類及びアンテナの周波数特性に応じて複数の
アンテナ係数値を予め記憶部に記憶するととも
に、電界強度の測定時にアンテナからアツテネー
タを通して得られる受信部の受信出力がアナログ
指示計に指示され、これと同時に演算処理部で前
記アツテネータから取込まれる減衰量とアンテナ
の種類に応じて前記記憶部より選択的に読み出さ
れたアンテナ係数値とを加算してデイジタル表示
部に表示されるので、これらのデイジタル表示部
で表示されたデイジタルデータと前記アナログ指
示計の指示値とを用いて正確に電界強度を求める
ことができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例について図面を参照し
て説明する。同図において11は特定の周波数帯
域内において少なくとも1つ以上のアンテナ係数
を持つアンテナであつて、このアンテナ11はス
イツチ等をもつたアンテナ接続部12に接続され
ている。この接続部12には種々の周波数帯域を
持つアンテナ11あるいは異なつた種類のアンテ
ナ11等が接続されるものとする。13は任意に
減衰量を設定できる高周波用アツテネータ、14
は周波数変換回路、増幅回路及び検波回路等を有
する受信部、15は受信部14の受信出力をアナ
ログ表示するアナログ指示計、16は受信周波数
とアンテナの種類をパラメータとしてアンテナ係
数k01〜k0o,k11〜k1o,…をマトリツクス状に記
憶する記憶部である。例えば番地0のアンテナに
対する固有の受信周波数12,…oに対応して
アンテナ係数k01,k02′,…,k0oが記憶され、同
様に番地1のアンテナに対する固有の受信周波数
12,…oに対応してアンテナ係数k11,k12
…,k1oが記憶される。17は演算処理部であつ
て、前記アツテネータ13により設定された減衰
量のデイジタルデータと記憶部16に記憶された
特定周波数のアンテナ係数とを加算演算処理する
機能を持つている。18は演算処理結果のデイジ
タルデータを表示するデイジタル表示部である。
次に、以上のように構成された装置の作用を説
明する。例えば番地1のアンテナ11を接続部1
2に接続したとき、アンテナの種類の情報として
番地1が演算処理部17に送られる。この番地1
に相当するアンテナ11で受信された信号はアツ
テネータ13を介して受信部14で例えば受信周
波数1として受信され、その受信出力Vはアナロ
グ指示計15に表示される。この測定中にアツテ
ネータ13は最適な減衰量に設定され、この減衰
量の値例えばLはデイジタルデータとして演算処
理17に入力される。一方、受信部14は受信し
た受信周波数情報1を演算処理部17に送出す
る。この演算処理部17では前記受信周波数情報
1と前記アンテナの種類情報とを受けてアドレス
情報を記憶部16に送出し、この記憶部16をコ
ントロールして予め記憶されている周波数1に相
当する番地1のアンテナ係数k11を読み出す。こ
のアンテナ係数k11と前記アツテネータ13から
の減衰量データLとを加算演算し、この演算結果
(k=k11+L)をデイジタル表示部18に表示す
る。従つて、前述したアナログ指示計15受信レ
ベルが表示された値Vとデイジタル表示部18に
デイジタルデータとして表示された値kと読取つ
て前述する式(V+k)に基づいて人為的に計算
を行えば、電界強度Eを正確に求めることができ
る。アンテナ11の種類を変えた場合でも前述同
様な処理により、アナログ指示計15に表示され
る指示値とデイジタル表示部18に表示される表
示値を読みとつて電界強度Eを求めることができ
る。
従つて、以上のような実施例の構成によれば、
予め記憶部16に多数のアンテナ係数が記憶さ
れ、アンテナ11の種別と受信周波数に応じて読
出したアンテナ係数とアツテネータ13の減衰量
とを演算処理部17で処理して表示するようにし
たので、従来の如くアンテナ係数表を管理する煩
雑さがなくなり、かつ、アンテナ係数表を紛失、
読み取りミスといつた問題がなくなり、しかも特
別に複雑な機器例えば関数発生器のようなものを
使用することなく所望のデイジタルデータを表示
できる。また、従来のデイジタル処理表示方式の
ものは激しく変化する不連続波等のような場合に
は測定値の視認が難しかつたが、本願のようにア
ナログ指示計を用いて指示するものは受信出力を
確実に視認できる。
なお、上記実施例はアツテネータ13を高周波
アツテネータとして受信部14の入力側に設けた
が、例えばアツテネータ13が無く受信部14内
に例えば中間周波数アツテネータを設ける場合、
あるいはアツテネータ13と前記受信部14内の
アツテネータを有する場合においても各アツテネ
ータの減衰量情報を演算処理部17に入れること
ができるので、上記実施例と同様に適用できるも
のである。その他、本考案はその要旨を逸脱しな
い範囲で種々変形して実施できる。
(考案の効果) 以上詳記したように本考案によれば、アナログ
指示計を用いて受信出力をアナログ指示するので
不連続波でも正確に視認でき、かつ、予め複数種
類のアンテナ係数値が記憶されている記憶部から
アンテナの種類に応じて読み出されたアンテナ係
数値とアツテネータの減衰量とを加算処理してデ
イジタル表示するようにしたので、従来のような
管理の煩雑さ、アンテナ係数表の紛失および読み
取りミス等の問題がなくなり、全体として簡単な
構成で電界強度を正確に測定し得る電界強度測定
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係わる電界強度測定装置の一実施
例を示す構成図である。 11……アンテナ、12……接続部、13……
アツテネータ、14……受信部、15……アナロ
グ指示計、16……記憶部、17……演算処理
部、18……デイジタル表示部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 アンテナ11の種類及びアンテナの周波数特性
    に応じて定まるアンテナ係数値について予め定め
    られた複数のアンテナの係数値をそれぞれ記憶す
    る記憶部16と、 任意の減衰量を判定し、その値を出力するアツ
    テネータ13と、 ある周波数帯域の1つのアンテナ及び前記アツ
    テネータを介して取り出した信号を受信する受信
    部14と、 この受信部の受信出力をアナログ表示する指示
    計15と、 前記アツテネータに設定された減衰量と前記ア
    ンテナの種類及び前記受信部の受信周波数に応じ
    て前記記憶部から選択的に読み出されたアンテナ
    係数値とを加算する演算処理部17と、 この演算処理部で演算処理して得られたデータ
    を表示するデイジタル表示部18とを備え、 前記デイジタル表示部及び前記アナログ指示計
    に電界強度を求めるに必要な表示値及び指示値を
    同時に表示するようにしたことを特徴とする電界
    強度測定装置。
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