JPH045284Y2 - - Google Patents

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JPH045284Y2
JPH045284Y2 JP3838986U JP3838986U JPH045284Y2 JP H045284 Y2 JPH045284 Y2 JP H045284Y2 JP 3838986 U JP3838986 U JP 3838986U JP 3838986 U JP3838986 U JP 3838986U JP H045284 Y2 JPH045284 Y2 JP H045284Y2
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JP
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plate
formwork
retention box
mortar
vibration
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JP3838986U
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JPS62150108U (ja
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  • Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野> 本考案はモルタルスラリーを型枠内に注入する
装置に係り、特に振動プレートを有した注入装置
に関するものである。 <従来の技術> 従来のこの種のモルタルスラリーを注入する装
置或いは注入方法としては例えば特開昭60−
11313号公報或いは本件考案者が開発した特開昭
60−89305号公報に示す如き技術が公知である。 即ち前者の技術は注入口出口付近又はミキサー
から注入出口に至る注入管に振動を付与して巻き
込み空気を脱泡する技術であり、かつ後者は注入
器自体を振動させて注入管の中のモルタル及び注
入口付近のモルタルを脱泡する技術である。 <考案が解決しようとする問題点> しかるに従来の前述の技術のものは装置自体が
極めて大きくなる欠点や或いは注入器自体が振動
をするために注入器自体の共振による耐久性の低
下、或いは注入器と型枠又は注入器と鉄筋とが接
すると、夫々両者間に共振が発生し、鉄筋の位置
ずれ等が発生する欠点があつた。 本考案に係る装置には従来のこれ等の欠点に鑑
み開発された全く新規な技術であり、特に全体が
コンパクトであり、狭い場所でも使用出来、かつ
モルタルスラリー内に生じた気泡を完全に脱泡す
ることが出来、更にモルタルの流れを加速するこ
とが出来る全く新規な注入装置を提供しようとす
るものである。 <問題点を解決するための手段> 本考案はモルタル滞留箱の下部に設けた注入口
又は注入口付近に緩衝材を介して振動プレートを
滞留箱本体等より独立して取り付け、更にこの振
動プレートに振動モーターを設けて構成したこと
を特徴とした振動プレート付注入装置である。 <作用> 本考案に係る装置は上述の如く、モルタル滞留
箱の下部に設けた注入口又は注入口付近に緩衝材
を介して振動プレートを滞留箱本体等より独立し
て取り付け、更にこの振動プレートに振動モータ
ーを設けて構成したので、滞留箱より流出したモ
ルタルスラリーは振動モーターによつて振動され
る振動プレートに沿つて振動されながら流下し、
これによつて完全に脱泡されてALC板用型枠内
に流出される。又型枠内に滞留したスラリーの脱
泡も行なうことが出来る。 <実施例> 図により本考案に係る装置の一実施例を具体的
に説明すると、第1図乃至第4図に於いて、モル
タル滞留箱1の下部には注入口2が設けられ、か
つこの注入口2は注入口ガイド部3とこれに対峙
して設けられた2個の振動プレート4とスラリー
のもれを防止するパツキン部5より構成されてい
る。これ等の振動プレート4には振動モーター6
が夫々取り付けられ、プレート4は振動を付与し
得る如く構成されている。又この振動プレート4
の取り付けに当たつては特に第3図及び第4図に
明らかな如く、固定ボルト7を滞留箱1及びガイ
ド3に溶接し、次にリング防振ゴム8を該ボルト
7に被覆し、更にこの防振ゴム8の周りに被覆し
た振動プレート用カツプ9を前記プレート4に溶
接し、かつ別の防振ゴム10をカツプ9の上に重
ね、次にリング状押さえ板11、ワツシヤー1
2、固定ナツト13を夫々順に前記ボルト7に取
り付けることによつて振動プレート4が周りの滞
留箱1及びガイド部3等より遮断されて独立し得
る如く構成されている。14は前記注入口2に設
けられたスリツト調整用プレートであつて、滞留
箱1に沿つて昇降し得る如く取り付けられ、注入
口2のスリツトを調整し得る如く構成されてい
る。15はこのプレート14に沿つて設けられた
フレキシブルシートである。 更に滞留箱1内には支持アーム16を介して網
17が挿入支持されている。又18は型枠に固定
する際の案内ガイドである。 図中19はALC板用の型枠側板、20はその
底板、21はこの型枠底板20に載置された鉄筋
カゴである。 本考案に係る装置の使用に当たつてはALC板
用の型枠の側板19に案内ガイド18を利用して
滞留箱1等の本願装置を固定し、図示せざるミキ
サーから流出したモルタルスラリーを滞留箱1の
網17内に流入し、かつモーター6の作動によつ
て振動されているプレート4と注入口ガイド部3
とより構成される注入口2を通過したスラリーは
振動を与えながら脱泡されて型枠内に流下され、
型枠内で第5図に示す如きALC板22を形成す
ることが出来る。 本考案の装置を使用して製造したALC板22
の一部を、即ち図に示す如きスラリーを注入した
場所Aとそれより2m程離れた場所Bの500×500
mm面積の気泡の数を振動があつた場合となかつた
場合について調査した処、次の第1表に示す如き
結果が得られた。
【表】 ケース 中粘度、注入遅
ケース 高粘度、注入早
<考案の効果> 本考案に係る装置は上述の如き構造と作用とを
有するので、全体がコンパクトにして型枠に簡単
に取り付けて使用出来、注入口がスリツト状に形
成されているので狭い場所にも注入することが出
来、注入口の一部に振動プレートが設けられてい
るので、流下するスラリーを振動によつて確実に
脱泡することが出来、又振動プレートは独立して
振動することが出来、型枠等を共振されて鉄筋カ
ゴを振動せしめることがなく、かつ注入口の一部
が振動プレートで形成されているのでモルタルス
ラリーの流れを加速せしめることが出来、更に型
枠の高さが低い平打型枠内でも使用することが出
来、しかも耐久性に優れた振動プレートによる脱
泡装置を簡単な構造によつて得ることが出来る等
の多大な効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願装置の斜視図、第2図は使用説明
図、第3図及び第4図は要部の断面説明図、第5
図はALC板の斜視図である。 1は滞留箱、2は注入口、4は振動プレート、
6はモーター、14はスリツト調整プレート、1
7は網、18は案内ガイド、20は型枠底板、2
2はALC板である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モルタル滞留箱の下部に設けた注入口又は注入
    口付近に緩衝材を介して振動プレートを滞留箱本
    体等より独立して取り付け、更にこの振動プレー
    トに振動モーターを設けて構成したことを特徴と
    した振動プレート付注入装置。
JP3838986U 1986-03-18 1986-03-18 Expired JPH045284Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3838986U JPH045284Y2 (ja) 1986-03-18 1986-03-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3838986U JPH045284Y2 (ja) 1986-03-18 1986-03-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62150108U JPS62150108U (ja) 1987-09-22
JPH045284Y2 true JPH045284Y2 (ja) 1992-02-14

Family

ID=30850585

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JP3838986U Expired JPH045284Y2 (ja) 1986-03-18 1986-03-18

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JPS62150108U (ja) 1987-09-22

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