JPH0452665Y2 - - Google Patents

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JPH0452665Y2
JPH0452665Y2 JP5217784U JP5217784U JPH0452665Y2 JP H0452665 Y2 JPH0452665 Y2 JP H0452665Y2 JP 5217784 U JP5217784 U JP 5217784U JP 5217784 U JP5217784 U JP 5217784U JP H0452665 Y2 JPH0452665 Y2 JP H0452665Y2
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JP
Japan
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wire
swinging
swinging arm
spring
tension
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JP5217784U
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JPS60163336U (ja
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  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、鉄塔の建設現場等において、鉄塔の
支線であるワイヤの張力を所定値に設置する際に
用いる張力計装置に関するものである。
従来のこの種の張力計装置として、支線ワイヤ
の延線途上に取付けられ、電気的方法によりワイ
ヤの張力を感知するものが知られている。しかし
ながら、このような装置は、比較的高価で、建設
現場に張設される多数の支線ワイヤに取付ける場
合には導線が多数垂れ下がり作業の障害となる
し、電源の確保も容易でない等の問題点があつ
た。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、支線ワイヤに対して着脱自在と
し、それの張力を機械的に感知する構成とするこ
とにより、上記問題点を解決することを目的とし
ている。
以下図について本考案の実施例を説明する。機
枠1はローラホルダ2と対向1対の支持板3と同
じく対向1対のカバー板4とから成る。
ローラホルダ2は板材の上部をコ字状に屈折さ
せて成り、このコ字状の屈折部2aの両側に1対
の押えローラ5,5が軸6,6により軸支されて
いる。軸6の一端には、ピン7により、係止片8
が回動自由に枢着されており、係止片8は回動位
置により軸6の外径よりも外へ張り出し、あるい
は外径内に納まるものとする。
1対の支持板3a,3bの一方3bは、ローラ
ホルダ2の側板2bの下縁に固着されている。他
方の支持板3aは、前記一方の支持板3bとの間
に架設された2つの軸9,10により一方の支持
板3bと並行に間隔を保つて支持されている。
1対のカバー板4,4は、夫々1対の支持板3
の各々に固着され、両カバー板4,4の端部間に
は軸11が架設されている。
並行1対のへの字型揺動アーム12は、一端が
軸10に枢支され、他端相互間には係合軸13が
架設されている。揺動アームの屈折部には、揺動
ローラ14が取付けられている。この揺動ローラ
14は、2つの押えローラ5,5の中間部に位置
し、押えローラ5,5との間にワイヤWを通過さ
せるものとする。
常時は揺動アーム12の他端は係合部材30に
係合している。係合部材30は、フツク15とリ
ンク16とから成る。フツク15とリンク16の
一端は軸9に枢支されている。フツク15は、く
字状に屈折し、中間屈折部において軸9に枢支さ
れ、その一端側は、ばね17により常時はリンク
16に押圧一体化されるよう、第1図時計回りに
回動付勢されている。フツク15は他端側に係合
爪15aを有し、回動位置により、係合爪15a
が揺動アーム12の先端の係合軸13に係合、離
脱自在である。リンク16の他端はロツド18の
一端に枢着されている。
ロツド18の他端部にはねじ18aが形成さ
れ、ばね筒19内の押ばね20内に挿通されてい
る。ロツド18のねじ部18aには、鍔21が螺
合され、これによつてばね20を圧縮可能とされ
ている。ロツド18の他端はばね筒19のふた1
9aを貫通し、その突出端部に調整ナツト22が
螺合されている。
ばね筒19の端部は連結板31を介して軸11
に枢着されている。即ち、係合部材30は、機枠
1に枢着され、ばね20の力で揺動アーム12の
反時計方向への揺動を阻止すべく、揺動アーム1
2の先端に弾性的に係合することができ、揺動ア
ーム12がばね20の力に抗して所定角度揺動し
たときに回動して揺動アーム12を解放する。
1対の連結杆24,24は、一端に夫々対応す
る各軸6,6の突出端部に被挿可能なリング2
3,23を備え、他端において支持板3bに設け
られたブラケツト25,25に枢着されている。
即ち、連結杆24は、リング23を各軸6に被挿
することによつてローラ5と支持板3aとの間を
閉鎖し、またリング23を外して反対側へ回動さ
せることによりローラ5と支持板3aとの間を開
放することができる。そして、開放状態でローラ
5,14間へ側方からワイヤWを挿入することが
できる。また、リング23は、軸6へ被挿された
状態で、係止片8を調整してこれを軸6の外径外
方へ張り出させれば抜け止めされることになる。
次に作用を説明する。リング23を軸6から抜
いて連結杆24を垂下させてローラホルダ2と支
持板3aとの間を開き、揺動アーム12をフツク
15から外した状態で、既設のワイヤWの側方か
ら本装置を当てがい、ワイヤWをローラ5,14
間へ挿入し、再び連結杆24を起こしてそれのリ
ング23を軸6に被挿して係止片8で抜け止めす
る。そして、揺動アーム12を第1図時計回りに
回動させて揺動ローラ14でワイヤWを押圧して
これを屈折させる。揺動アーム12を押し上げる
と、その先端の軸13がフツク15の係合爪15
aに当接し、フツク15をばね17に抗して反時
計回動させながら回動する。揺動アーム12が一
定位置まで回動すると、軸13はフツクの係合爪
15aから外れ、フツク15はばね17によつて
復元し、リンク16と一体化する。そして、揺動
アーム12はフツク15の係合爪15aと係合
し、保持される。この時ワイヤWの張力が所定値
に達していなければ揺動アーム12は揺動しな
い。そこでワイヤWを引き締め、その張力が所定
値に達すると、ワイヤWは真直ぐに張り、このた
め揺動ローラ14が押されて揺動アーム12が反
時計方向へ回動し、フツク15と共にリンク16
を時計方向へ回動させ、ロツド18を押してばね
20を圧縮する。フツク15が所定回動位置に達
すると揺動アーム12の軸13が係合爪15aか
ら外れ、カバー板3a,3bの外へ突出する。こ
れでワイヤWの所定張力が得られたことがわか
る。こうして次々に他のワイヤWの張力を測定し
ていく。即ち、この場合ばね20のばね力が設定
張力を決定することとなる。このばね力は、鍔2
1の位置の位置を変化させることにより変えるこ
とができる。
第4図の他の実施例では、係合部材30が、ば
ね筒26と転球27とから成る。揺動アーム12
の回動を阻止する方向に付勢するばね28は、ば
ね筒26内に納められ、転球27を揺動アーム1
2端の球受け凹所12aへ押込んでいる。ばね筒
26は支持板3aへ固着され、それの端ふた26
aにはばね力調整用のボルト29が螺挿されてい
る。この場合、係合部材30は、機枠1に取付け
られ、ばね28の力で揺動アーム12の反時計方
向への揺動を阻止すべく、揺動アーム12の先端
に弾性的に係合することができ、揺動アーム12
がばね28の力に抗して所定角度揺動したときに
揺動アーム12を解放するものである。
即ち、この実施例の場合には、ばね28による
球27の押圧力に揺動アーム12の回動力が勝つ
たときに、揺動アーム12が転球27を介してば
ね28を圧縮し、転球27と球受け凹所12aと
の係合が外れて揺動アーム12が回動し、これに
より張力を確認することができるものである。こ
の場合、先の実施例の場合よりも小型で力の小さ
いばね28を用いることができる。
以上のように、本考案においては、相互に間隔
をおき、ワイヤの一側面へ当接できるように機枠
1上に設けられた一対の押えローラ5,5と、一
端が機枠1に枢着され、中間には揺動ローラ14
を備え、この揺動ローラ14を一対の押えローラ
5,5の中間に配置させてワイヤWの他側面へ圧
接させることにより、ワイヤWを屈折させ、ワイ
ヤWの緊張により一方向へ揺動することができる
揺動アーム12と、機枠1に取付けられ、ばね2
0,28の力により揺動アーム12の一方向への
揺動を阻止すべく揺動アーム12の他端に係合
し、揺動アーム12がばね20,28の力に抗し
て所定角度揺動したときに揺動アーム12を解放
する係合部材30とを具備させ、揺動アーム12
の解放により、ワイヤWが所定の緊張状態に達し
たことを表示するようにしてワイヤの張力計装置
を構成したため、既設のワイヤWに着脱して次々
に多数のワイヤWの張力の測定ができ、また機械
的に測定するので電源の必要がなく建設現場での
使用に適し、測定が容易である等の効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部を切欠いた正面図、第2図は平面
図、第3図は側面図、第4図は他の実施例の一部
の正面図である。 1……機枠、5……押えローラ、12……揺動
アーム、12a……球受け凹所、14……揺動ロ
ーラ、15……フツク、16……リンク部材、2
0……押ばね、26……ばね筒、27……転球、
28……ばね、30……係合部材、W……ワイ
ヤ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 相互に間隔をおき、ワイヤの一側面へ当接でき
    るように機枠上に設けられた一対の押えローラ
    と、 一端が前記機枠に枢着され、中間には揺動ロー
    ラを備え、この揺動ローラを前記一対の押えロー
    ラの中間に配置させて前記ワイヤの他側面へ圧接
    させることによりワイヤを屈折させ、ワイヤの緊
    張により一方向へ揺動することができる揺動アー
    ムと、 前記機枠に取付けられ、ばね力により前記揺動
    アームの一方向への揺動を阻止すべく揺動アーム
    の他端に係合し、揺動アームがばね力に抗して所
    定角度揺動したときに揺動アームを解放する係合
    部材とを具備し、 前記揺動アームの解放により、前記ワイヤが所
    定の緊張状態に達したことを表示することを特徴
    とするワイヤの張力計装置。
JP5217784U 1984-04-10 1984-04-10 ワイヤの張力計装置 Granted JPS60163336U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5217784U JPS60163336U (ja) 1984-04-10 1984-04-10 ワイヤの張力計装置

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JP5217784U JPS60163336U (ja) 1984-04-10 1984-04-10 ワイヤの張力計装置

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JPS60163336U JPS60163336U (ja) 1985-10-30
JPH0452665Y2 true JPH0452665Y2 (ja) 1992-12-10

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JP5217784U Granted JPS60163336U (ja) 1984-04-10 1984-04-10 ワイヤの張力計装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5158591B2 (ja) * 2008-01-04 2013-03-06 東芝エレベータ株式会社 エレベータのロープ張力測定装置

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JPS60163336U (ja) 1985-10-30

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