JPH0452557Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0452557Y2 JPH0452557Y2 JP3524087U JP3524087U JPH0452557Y2 JP H0452557 Y2 JPH0452557 Y2 JP H0452557Y2 JP 3524087 U JP3524087 U JP 3524087U JP 3524087 U JP3524087 U JP 3524087U JP H0452557 Y2 JPH0452557 Y2 JP H0452557Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulverized coal
- transport pipe
- orifice
- pipe
- flow rate
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000003245 coal Substances 0.000 claims description 37
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 6
- 239000003610 charcoal Substances 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000008187 granular material Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
- Pipe Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、途中部分に曲り部分を有する微粉炭
輸送管に関し、殊にこの曲り部分の摩耗を防止す
る技術に関する。本考案は、しかし、微粉炭に限
らず、他の各種粉粒体を輸送する管にも適用でき
るものである。
輸送管に関し、殊にこの曲り部分の摩耗を防止す
る技術に関する。本考案は、しかし、微粉炭に限
らず、他の各種粉粒体を輸送する管にも適用でき
るものである。
従来の技術
第4図は、従来技術の一例として、微粉炭焚き
ボイラに使用されている微粉炭輸送管を示す。
ボイラに使用されている微粉炭輸送管を示す。
この図において、1が微粉炭輸送管であり、微
粉炭機2の出口ポート3とボイラ4の微粉炭バー
ナ5との間に配設され、微粉炭機2で粉砕された
石炭がこの微粉炭輸送管1を通して空気に乗せら
れて微粉炭バーナ5へ供給されるようになつてい
る。
粉炭機2の出口ポート3とボイラ4の微粉炭バー
ナ5との間に配設され、微粉炭機2で粉砕された
石炭がこの微粉炭輸送管1を通して空気に乗せら
れて微粉炭バーナ5へ供給されるようになつてい
る。
この微粉炭輸送管1は、一般に、微粉炭機2が
床6の下に設置されていることから、微粉炭機2
の出口ポート3に接続されている短い垂直部分1
aとボイラ4の微粉炭バーナ5に接続されている
長い水平部分1bとの間に曲り部分1cを有して
いる。また、微粉炭輸送管1は通常ボイラ4に配
設されている微粉炭バーナ5の本数に応じて複数
本配設されるが、その各管の長さが異なるため、
その途中部分にオリフイス7を設けて各管内の流
量が均等となるように調整している。
床6の下に設置されていることから、微粉炭機2
の出口ポート3に接続されている短い垂直部分1
aとボイラ4の微粉炭バーナ5に接続されている
長い水平部分1bとの間に曲り部分1cを有して
いる。また、微粉炭輸送管1は通常ボイラ4に配
設されている微粉炭バーナ5の本数に応じて複数
本配設されるが、その各管の長さが異なるため、
その途中部分にオリフイス7を設けて各管内の流
量が均等となるように調整している。
しかして、従来技術によれば、この流量調整用
オリフイス7は、第5図に詳細に示すように、微
粉炭輸送管1の曲り部分1cとその上流側である
垂直部分1aとの間に設けられている。換言すれ
ば、オリフイス7の出口に近接して微粉炭輸送管
1の曲り部分1cが設けられている。
オリフイス7は、第5図に詳細に示すように、微
粉炭輸送管1の曲り部分1cとその上流側である
垂直部分1aとの間に設けられている。換言すれ
ば、オリフイス7の出口に近接して微粉炭輸送管
1の曲り部分1cが設けられている。
なお、微粉炭輸送管1の垂直部分1a、水平部
分1b及び曲り部分1cは通常それぞれ独立する
管で構成され、また垂直部分1a内には締切りダ
ンパが設けられているものである。
分1b及び曲り部分1cは通常それぞれ独立する
管で構成され、また垂直部分1a内には締切りダ
ンパが設けられているものである。
考案が解決しようとする問題点
以上述べたように、従来技術によれば、流量調
整用オリフイス7の出口に近接して微粉炭輸送管
1の曲り部分1cが設けられているため、オリフ
イス7からこの曲り部分1cの中心Aまでの距離
Lが短く、曲り部分1cの管内径をDとすると、
L/Dが1.5〜2.0しかない場合が多く、したがつ
てオリフイス7で加速された微粉炭混合気8がほ
とんど減速されることなく微粉炭輸送管1の曲り
部分1cの中心A近傍に直撃し、この中心近傍が
著しく摩耗してしまう欠点があつた。
整用オリフイス7の出口に近接して微粉炭輸送管
1の曲り部分1cが設けられているため、オリフ
イス7からこの曲り部分1cの中心Aまでの距離
Lが短く、曲り部分1cの管内径をDとすると、
L/Dが1.5〜2.0しかない場合が多く、したがつ
てオリフイス7で加速された微粉炭混合気8がほ
とんど減速されることなく微粉炭輸送管1の曲り
部分1cの中心A近傍に直撃し、この中心近傍が
著しく摩耗してしまう欠点があつた。
問題点を解決するための手段
本考案は、このような従来の問題点を解決する
ために、途中部分に曲り部分を有する微粉炭輸送
管において、流量調整用オリフイスを前記曲り部
分の中心から上流側に少なくとも前記曲り部分の
管内径の3倍以上離れた位置に設けたものであ
る。
ために、途中部分に曲り部分を有する微粉炭輸送
管において、流量調整用オリフイスを前記曲り部
分の中心から上流側に少なくとも前記曲り部分の
管内径の3倍以上離れた位置に設けたものであ
る。
作 用
このような手段によれば、したがつて、流量調
整用オリフイスから微粉炭輸送管の曲り部分の中
心まで距離が長くなるので、曲り部分の摩耗を低
減することができる。
整用オリフイスから微粉炭輸送管の曲り部分の中
心まで距離が長くなるので、曲り部分の摩耗を低
減することができる。
実施例
以下第1〜3図を参照して本考案の一実施例に
ついて詳述する。なお、第1〜2図において、第
4〜5図に示したものと同一の部分には同一の符
号を付して、その詳細な説明は省略する。
ついて詳述する。なお、第1〜2図において、第
4〜5図に示したものと同一の部分には同一の符
号を付して、その詳細な説明は省略する。
しかして、本実施例によれば、第4〜5図に示
した従来例における微粉炭輸送管1の垂直部分1
aと流量調整用オリフイス7との取付け位置を逆
にすることにより、このオリフイス7を微粉炭輸
送管1の曲り部分1cの中心Aから上流側に少な
くとも曲り部分1cの管内径Dの3倍以上離れた
距離Lの位置に設けている。
した従来例における微粉炭輸送管1の垂直部分1
aと流量調整用オリフイス7との取付け位置を逆
にすることにより、このオリフイス7を微粉炭輸
送管1の曲り部分1cの中心Aから上流側に少な
くとも曲り部分1cの管内径Dの3倍以上離れた
距離Lの位置に設けている。
このようにLを3D以上と限定した理由は、次
の理由による。すなわち、本考案者はLとDとの
比(L/D)を変化させて微粉炭輸送管1の曲り
部分1cにおける摩耗量を計測して鋭意検討した
結果、第3図に示すように、少なくともL/D=
3とすることにより、例えば従来例におけるL/
D=1.5の場合に比べて摩耗量を1/5以下に低減す
ることができることを確認できたことによる。
の理由による。すなわち、本考案者はLとDとの
比(L/D)を変化させて微粉炭輸送管1の曲り
部分1cにおける摩耗量を計測して鋭意検討した
結果、第3図に示すように、少なくともL/D=
3とすることにより、例えば従来例におけるL/
D=1.5の場合に比べて摩耗量を1/5以下に低減す
ることができることを確認できたことによる。
考案の効果
以上詳述したように、本考案によれば、微粉炭
輸送管がたとえその途中部分に曲り部分を有して
いるとともに、その上流側に流量調整用オリフイ
スを設けていたとしても、このオリフイスと曲り
部分の中心との間の距離を適切に長くしているの
で、オリフイスを通過する際に加速された微粉炭
混合気が微粉炭輸送管の曲り部分の中心に達する
までには十分に減速され、よつてこの曲り部分の
摩耗を有効に低減することができる。
輸送管がたとえその途中部分に曲り部分を有して
いるとともに、その上流側に流量調整用オリフイ
スを設けていたとしても、このオリフイスと曲り
部分の中心との間の距離を適切に長くしているの
で、オリフイスを通過する際に加速された微粉炭
混合気が微粉炭輸送管の曲り部分の中心に達する
までには十分に減速され、よつてこの曲り部分の
摩耗を有効に低減することができる。
第1図は本考案による微粉炭輸送管を備えてい
る微粉炭焚きボイラの一例を示す図、第2図は第
1図の一部分を拡大して断面で示す図、第3図は
微粉炭輸送管の曲り部分の中心とその上流側に設
けられる流量調整用オリフイスとの間の距離Lと
前記曲り部分の管内径Dとの比(L/D)とかか
る曲り部分が微粉炭混合気により摩耗される量と
の関係を示す図、第4図は及び第5図はそれぞれ
第1図及び第2図に対応して従来例を示す図であ
る。 1……微粉炭輸送管、1a……垂直部分、1b
……水平部分、1c……曲り部分、2……微粉炭
機、3……微粉炭出口ポート、4……ボイラ、5
……微粉炭バーナ、6……床、7……流量調整用
オリフイス、8……微粉炭混合気。
る微粉炭焚きボイラの一例を示す図、第2図は第
1図の一部分を拡大して断面で示す図、第3図は
微粉炭輸送管の曲り部分の中心とその上流側に設
けられる流量調整用オリフイスとの間の距離Lと
前記曲り部分の管内径Dとの比(L/D)とかか
る曲り部分が微粉炭混合気により摩耗される量と
の関係を示す図、第4図は及び第5図はそれぞれ
第1図及び第2図に対応して従来例を示す図であ
る。 1……微粉炭輸送管、1a……垂直部分、1b
……水平部分、1c……曲り部分、2……微粉炭
機、3……微粉炭出口ポート、4……ボイラ、5
……微粉炭バーナ、6……床、7……流量調整用
オリフイス、8……微粉炭混合気。
Claims (1)
- 途中部分に曲り部分を有する微粉炭輸送管にお
いて、流量調整用オリフイスを前記曲り部分の中
心から上流側に少なくとも前記曲り部分の管内径
の3倍以上離れた位置に設けたことを特徴とする
微粉炭輸送管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3524087U JPH0452557Y2 (ja) | 1987-03-12 | 1987-03-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3524087U JPH0452557Y2 (ja) | 1987-03-12 | 1987-03-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63142498U JPS63142498U (ja) | 1988-09-20 |
JPH0452557Y2 true JPH0452557Y2 (ja) | 1992-12-10 |
Family
ID=30844548
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3524087U Expired JPH0452557Y2 (ja) | 1987-03-12 | 1987-03-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0452557Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008196511A (ja) * | 2007-02-08 | 2008-08-28 | Takuma Co Ltd | 集塵管構造 |
-
1987
- 1987-03-12 JP JP3524087U patent/JPH0452557Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63142498U (ja) | 1988-09-20 |
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